オーガニックスタジオ新潟社長の奮闘記 │ おーがにっくな家ブログ

「オーガニックスタジオ新潟」という小さな工務店を経営する社長のブログ。高性能・エコハウスを当り前にするために日夜奮闘中。住宅はもちろん、ド!ローカルな新潟情報、建築、子育て、アート、暮らしの知恵などごった煮でお送りします。


テーマ:

室内の温度設定によって

暖房エネルギーはどれくらい変わるか?

 

7年前に同じテーマで記事を書いていますが、時代要求も変化して

オガスタ住宅の断熱仕様が高まったことですし、

解析する暖房エネルギー計算スフトも「燃費ナビ」を導入したので、再計算してみました。

 

7年前は 新住協のQPEXでの計算であるが、国の判定基準ソフトに準拠しようとセッティングしてあって、かなり甘々に結果が出てくると、我々の間では言われており、

ドイツのパッシブハウス研究所の開発したソフトの日本語バージョンともいえる、

「建物燃費ナビ」。これが実燃費にかなり近いと定評がある。

 

計算基準となるプランは、「事業主の判断プラン」という、

国が熱計算するときのベースになるプランで、「ザ・平均像」の家です。

 

断熱仕様も無理のない、経済的なベストバランスの仕様にしました。

(私らのモデルハウスより ちょっとだけ劣るレベルで 

だれでも無理なく経済的に施工できる水準)

 

天井: グラスウール、ブローイング300mm

壁 :高性能グラスウール16k 100mm

基礎断熱 : PSFⅢ 50mm  スラブ下30mm

窓 :樹脂窓  アルゴンローイー ペア

換気: 1種80%全熱交換

 

Q値:1.5 UA値0.474

まさに 新潟県に建つなら 

経済的に無理のない、ザ・普通

それなりの高性能住宅です。 

 

 

 

入力すると、暖房エネルギーがどれくらいになるか計算してくれるが、

室温の設定を2度づつ変えて再計算し、 どれほどになるのか確認してみました。

 

 

前回のお話にもあったように、

燃費計算をする際のルールでは、設定温度20度で計算することになっています。

20度設定で、ワンシーズン暖房をし続けた電気代は、約67000円です。

18℃設定で暮らす人と24度設定で、ちょうど倍くらいになるとか、

ざっくり傾向がつかめますね。

 

計算はしてませんが、このグラフからすると、暖房無しの人は、

ざっと10度付近で暮らしているということも推測できますね。

 

 

快適さを追求しだすと、最終的には北海道民のような、22度設定の暮らしを理想にすると思われる。

ならば、84,000円程度になる。 

例えば 医療関係者が 阿部くんち並で 24度を目指すと 10万を超える。

ということが読めます。

このくらい暖房エネルギーにお金をかけたくない人は、 断熱にお金をかけて

省エネ設計のうまいところに頼まないとならない。

 

( 前回の記事 からの連載なので

読んでいない人はちんぷんかんぷんになるはずで、リンク張ります。)

 

暖房シーズンは、新潟においては、11月後半から、

ゴールデンウィークまで暖房器具が稼働しているのが一般的。

しかし、高性能住宅は、前後で無暖房でも快適な時期が増えてくる。

12月後半から4月半ばまでと暖房シーズンは減ります。

1月2月が 一番暖房エネルギーが多く、次に3月が多い。

12月と4月は少ない。 

 

参考までに、オガスタモデルハウスは、設計がよりパッシブに補正されているなどにより、Q値は1.3 Ua値は0.43程度。 20度設定で 電気代は4万円程度です。

仮に24度設定で暮らせば、x1.52を掛けたくらいになると推計できて、

61,000円程度になるのでしょう。

 

今後とも、世界規模の経済成長で エネルギー価格が上昇することも予想できるので、躯体性能は余裕を持たせておきたいものだというお話でした。

 

 

いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

相模 稔 |オーガニックスタジオ新潟 代表取締役さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

SNSアカウント