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2010-11-15 17:08:53

ネーミングにこだわる

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先日某TV番組の中で、伊藤園の「お~いお茶」のネーミングが、発売当初、「缶煎茶(かんせんちゃ)」という名前で売られていたというエピソードが紹介されていた。

ほとんどの人が感じることだと思うが、「缶煎茶」と書かれたパッケージを見て、すぐに「(せんちゃ)」と読める人は少ないだろう。やはり「煎茶」という言葉になじみが薄かったため、商品もなかなか浸透しないという結果になったそうである。

発売後、伊藤園がアンケート調査をおこない、「お~いお茶」というネーミングに変更したところ、商品がヒットしたのである。

追加調査で「日本人は緑茶に家庭的なぬくもりと日常性を感じる」ということがわかり、それに合うフレーズを探したところ70年代の緑茶茶葉商品のCMで島田正吾さんという俳優が「お~い、お茶」と呼びかけるシーンがあり、それがイメージにピッタリということでそのまま商品名にしたというエピソードがあります。

お~いお茶 公式ブログ「茶畑日記」より

自販機やコンビニなどの販売店で商品を選ぶ際、お客さんはホンの数秒で、どの商品を選ぶかを判断する。このとき、「お~いお茶」と「缶煎茶」2つのネームの商品を見比べたとき、消費者が大きく印象づけられるのがどちらかというのは、聞くまでもないだろう。

Webの制作過程でも、「ネーム決め」の優先順位が下がってしまうクライアントがいるが、こちらの事例のように「ネーミング」は商品やサービスのブランド構築に重要な役割を担うとても大事な要素である。

安易な発想で「ネーム決め」をしないということはもちろんだが、「徹底的に消費者の立場にたって考える」ということがネーミングを決める際に最も必要なことである。

商品の存在価値を高め、売上を大きく伸ばすという目的を達成するには、ネーミングに知恵を絞ることが最も近い道なのかもしれない。

2010-10-18 00:00:00

画像から画像を検索!『類似画像検索』

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私の知っている限りでは、ありそうでなかった『類似画像検索』

探したい“モノ”を、『テキスト』から検索するのではなく、画像から検索する次世代型のエンジンのことである。



9月29日より通販カタログのポータルサイト『パラリー』
から公開された“似たものアイテム検索”
というサービスは、この『類似画像検索』を利用している。商品登録された画像や、ユーザがアップロードした画像から、類似した商品を呼び出すことができる。



今のところ商品検索できるのは千趣会の商品のみだが、すでに5万点近くの商品が掲載されており、検索エンジンの精度も高いので、検索結果に出てくる商品を見るだけで楽しめるサービスだ。



街中でふと気に入った洋服や雑貨を見つけ、後日、インターネットでその商品を購入するケースがある。この場合、商品購入に至った大きな要因の一つは『見た目』ではないだろうか。『見た目』が、その人の行動を決定的にさせたにも関わらず、(インターネットで)商品を探すには『テキスト』でおこなわなければいけない。昔から、このズレは何とかならないかと思っていたのだが、今回のサービスはその問題を解消する画期的なものである。



まだベータ版のサービスということだが、今後の展開に期待するばかりだ。
2010-09-21 00:10:34

ソーシャルメディアの利用実態

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“インターネットの世界は驚くべきスピードで人々の興味を変えていく”日経BPコンサルティングから発表された「ソーシャルメディア利用実態調査」から、私がはじめに思った感想だ。


ソーシャルメディア利用実態調査 | 日経BPコンサルティング

http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/release/smm100729.html


私の業務はクライアントにウェブ活用の提案をおこなうことである。少しまえまで、ソーシャルメディアを使った提案は、サイトの運用体制の兼ね合いもあり、顧客とちょっとしたコミュニケーションを取りましょうというレベルで十分だった。


しかし多くのソーシャルメディアサービスが展開された今、ターゲットの顧客属性を細かく見極め、どのソーシャルメディアを使うかということが、プロジェクト成否のカギをにぎるという時代になった。


ウェブサイト制作の工程を簡単に言うと、クライアントへのヒアリングからはじまり、サイトの目的やターゲットの確認、続いて、サイト構造やインターフェイスの設計をおこない、ようやくデザインに入ることができる。ソーシャルメディアのコンテンツを入れるということは、この工程から更にプラスアルファの工程が発生するのである。


一瞬、私は億劫だと感じた。


しかし、すぐになんて情けないことを考えてしまったのだ…と自己嫌悪に陥ってしまった。この仕事を一生の仕事にするのであれば、ウェブサービスの推移を追っておくのは、当たり前のことであり、“億劫だ”と思ったのは、努力することが面倒だと思っただけである。


人々の興味が驚くべきスピードで変化していると感じたのであれば、自分もその変化についていかなくていけない。そうしないと社会で生き残ることは出来ない。努力を怠った時点であっという間に競争に負けてしまうのである。このデータは、そんな単純なことを私に問いかけてきたのである。さぁ、明日もガンバロウ。


(MAX)

2010-09-06 00:00:50

デジタルサイネージ搭載の自販機

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ある日、品川駅に到着すると見慣れない自販機があった。
それはデジタルサイネージ搭載の自販機 で全国に先駆けてJR東日本が導入したそうだ。こういうモノを見ると近未来マンガにあった世界が現実になってきたと感じる。

この自販機の主な特徴は、属性判定センサーという装置が自販機の前に立った人の年齢と性別を判別し、その属性に応じた商品をレコメンドする機能を搭載している点だ。レコメンドする商品には「おすすめ」マークが付く。

国内の自販機需要は飽和状態にあり、単に"飲料水を売る"だけでは、今後の成長は見込めないらしい。日本社会が成熟したという見方が出来るが、広く社会に使われているサービスは、+アルファのサービスが求められる時代とも言える。

ここからは個人的な推測だが、この自販機の本当の目的は、それぞれの商品が、どのエリアで、どんな人(性別と年齢)に飲まれているかというマーケティングデータを取ることが狙いであると思っている。もし同じようなマーケティングデータを人の力を使って取ろうと思うと多くの出費が必要になるだろう。

このデジタルサイネージ搭載の自販機で私の推測しているようなデータ収集がおこなわれているのであれば、より確実な統計データをコストをかけずに取ることができるので、私はその結果に大変興味を持っている。

しかしデータを取られる側になって考えてみると、自分の知らないところで自分の行動属性がチェックされていると思うと、少し怖いなとも思ってしまう。

1つ気がかりなのがこの自販機、「75%の精度で年齢層と性別を判定する」らしく、正確に私の歳を判定してくれるのか?という小さなことが心配になってしまった。

(MAX)
2010-08-05 00:10:26

ひらかたパーク 『ひらパー選挙』

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現在営業している日本の遊園地の中では最も古い歴史を持つ「ひらかたパーク」(通称:「ひらパー」)が、4月から『ひらパー兄さん選挙』 を開始した。

昨年、ひらかたパークのイメージキャラクターをブラックマヨネーズの小杉さんが担当していた。恐らく関西エリア限定のローカルなCMだったと思うが小杉さんの人気もあって、大変関心を集めたCMであった。

しかしあるバラエティー番組で、小杉さんが「ひらパー兄さん」としてCM出演しているにも関わらず、同じ大阪にあるテーマパーク「USJ」の大ファンであるという秘密を、相方の吉田さんにバラされたのである。

吉田さんは、子どもの頃から50回以上も「ひらかたパーク」に訪れるほど「ひらかたパーク」を愛しており、自分こそが"真のひらパーファン"だ!ということで、イメージキャラクターを賭けた"選挙"になったのである。

この番組、私もリアルタイムで見ていたが、ひらかたパークの広報担当者が番組に出演し、前代未聞の小杉さんの思いを知って『驚きを隠せなかった様子』が更なる笑いを誘っていた。

ここまでくると、このストーリーはどこまで計算して作ったのか?が気になった。

個人的には"なにか面白いこと"を考えてたら、自然の成り行きで「ひらパー」選挙という広告コンテンツが作られたのだろうと思っているが、これを「つっこませ」たり「いじらせ」たりしながら、大阪の会話の中に入ってくる展開に、ただ"驚き"の一言である。

お客さんを巻き込む展開でこれほど面白いプロモーションはないと思うくらい、良く練られたアイデアである。また一歩間違えば、企業イメージを悪くするかもしれない展開にも関わらず、この案を許可したクライアントも素晴らしいと思った。

「ひとりバンクーバー」も面白かったが、「ひらパー」のプロモーションは今後も要チェックである。

(MAX)

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