2009-08-19
今までで一番たくさん見た映画は?
テーマ:movie
ブログネタ:今までで一番たくさん見た映画は? 参加中本文はここから
以前、「オネアミスの翼」の山賀監督が映画の勉強をするために「がんばれベアーズ 特訓編」を10回観たという話を聞いたことがある。たしか淀川長治が「どんな映画でも10回観れば映画監督になることができる」(その位に映画の構成について理解できるようになるということだと思う)
当時は僕も映画監督になりたくて、とにかく何か映画を10回観ようと思う気負いがあって、いくつかの映画はその位観た。塚本監督の「鉄男」だったり、フェリーニの「甘い生活」「8 1/2」はそのくらい観ているはずだ。
とはいっても過去の話、昔はビデオテープだったこともあって最初から最後まで丁寧に観ていましたが、今はDVDや動画データになっていて、観たいシーンをピックアップして観られるようになりました。 こういった状況になって僕が一番観ている映画はマリオ・バーヴァの「血みどろの入り江」だったりします。 残酷なシーンと奇麗な音楽による強引な緩急のつけかたがいいし、ラストのかわいらしい感じも気に入っています。 ついうっとりと観てしまうのです。ほぼ同点でフルチの「マッキラー」 「ビヨンド」です。フルチの映画はストーリー的には破綻していて、そこが日本では評価されず、豪腕ともいえるほどの映像の強烈さが取り上げられないように思います。ヴァーバもフルチもストーリーのために映画があるのではなく、映像の瞬発力のためにある映画なのだと思います。 野球でいうとゲーム展開を考えずにフルスイングしかしない選手という感じだと思います。 映画通ぶってしまうと穿った見方をしてしまいますが、観客側がピッチャーとするなら、ゆっくりとストレートな意識を投げかけてやれば、ホームランのようなぶっ飛び感を楽しめるというのが、僕のヴァーバ&フルチの楽しみ方なのです。
ちょっと変則かもしれませんが、僕はイタリア語を学びたいと志したことがあり、「とにかくイタリア語を聞き慣れよう」と考えてフェリーニの「カビリアの夜」をカセットテープに録音して何度も聞いていました。これが受験生の時で受験勉強の片手間にひと月程度は続けたはず、後に楽器のサンプラーを購入した時にもこのテープからネタ探しをしていたので、映画の「音」だけに限るとこれが最もつきあった映画になるでしょう。





