世界新聞社の冒険②

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気ままな一人旅にこうした制限を設けてまで彼が日々の更新を継続していくのは「それを伝えずにはいられない」といういかにもブン屋的なスピリットに立脚している。そして、ブログランキングで一位を取ること(また、それを維持していくこと)を形式的な目標として設定している。

*ブログを書いている旅行者はまあまあ多い。ブログランキングなるものがあって、自分のブログの順位を気にしているブロガーと呼ばれる人たちも少なくない。


「いい歳した大人がランキングがどうのってどうかと思いますが…」と彼は言う。俺もそう思う。「そんなもん放り投げて飲みに行こうぜ」と言いたいが、「自分で決めたことだから」とランキングへの執着は強い。意思は固い。




ただそれだけだったら、頑張ってね、応援してるよ、ポチっと押すね、とそれで終わっていたと思う。きっと、この文章も書かなかった。




もし仮に彼がブログランキングの順位にこだわり続けるのであれば、俺はその一位の先にあったもの、一位を維持し続けた結果、彼の内に残ったもの、それが何であったかを焼き鳥でも食べながら聞いてみたい。彼がこの世界一周の先に見据えているものを俺は知っているし、俺としてはその行方が何よりも、どんな記事よりも気になるところだ。




そして、『世界新聞社の冒険』と題したが、俺が書きたいと思ったのは世界新聞社の冒険ではなく、あくまで松崎敦史の冒険である。言うまでもないことだけど、旅は写真やブログだけで伝えうるものではない。ほんとうに大切なことや、ほんとうに面白い出来事はそうした表現に収まらない。世界新聞にしてもそれは然りで、世界新聞は松崎敦史という男の一面にすぎず、ほんの一部分でしかない。今回この文章を書いた意図は新聞の宣伝でも応援でもなく、松崎敦史という一人の面白い旅人の紹介にある。









世界新聞は今日も世界のどこかで取材に追われているだろう。もし、あなたがこの広い世界で執筆に行き詰まっている彼に出会う機会があったなら、思いきって「そんなもん放り投げて飲みに行こうぜ」と誘ってみるのもいいかもしれない。もし一杯付き合ってくれるようだったら、その時は逆に世界新聞社を取材してみよう。世界新聞の紙面には載せられない、とっておきの記事を彼はこさえているはずだから。


















































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