増田丞美のオプション塾ブログ -5ページ目

Bobby Fischer Teaches Chess

Bobby Fischerをご存じだろうか。「完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯」(原書は“End Game”)を読んだ方もいらっしゃるかもしれない。私の手元に“Bobby Fischer Teaches Chess”というタイトルの本がある。275のケースとそれぞれのケースにおける駒の動かし方を紹介したものだ。Bobby Fischerはそれぞれのケースを”frame”(枠)と呼んでいる。そして、それぞれの“frame”について読者に考えて自分の答えを出すように求めている。

one more word about charts

チャートについてもう一言。昨日に引き続き、チャートについて述べる。私がオプショントレーダーではなく、株式トレーダーや通貨トレーダー、あるいは、原油先物トレーダーだったら、私はチャートを大いに活用するだろう。私のオプション戦略や手法にチャートは全くといっていいほど役に立たないのだ。オプション価格やボラティリティは株価や商品価格のように需給関係によって決まるわけではなく、数学的な原理が働いている。したがって、オプション価格やボラティリティの変動の性質は株価や商品価格は決定的に異なる。

Before GW

「前回は(S&P500)ボラティリティが15ptを切ったところから20ptまで台まで戻り、 その間株式マーケットが急落した。 同じ展開が繰り返されるかどうかはわからないが、 注意してマーケットの動きをモニターする必要がある。 S&P500オプションのマーケット構造はマーケットがなお強いことを示唆しているが、 今後の展開を注意して観察する必要がある。」


これは昨年(2012年)4月27日に私が書いた「GW前のマーケットの雲行き」と題する日記の一部である。 
今年(2013年)のGW前の状況はどうか。


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