世界報道写真展2012 に行く。


昨年も行ったし、その前も行っている。


写真によって世界の今を写し出す。


2011年に起こった、
東日本大震災・リビア・エジプトなど
世界中の出来事が展示されている。


映像も訴えかけるけど、
写真によって伝わるメッセージはまた違う感覚になる。


写真の場合、
人によっていろんなイマジネーションが膨らみ、
思い思いの想像をかき立てる。


日本だけで生活し、
日本だけの情報も大事だけど、
世界中に何が起こっているのか知ることも
たまには必要なことかもしれない。


また来年も行く。


オッペケペー-houdou2012



劇団☆新感線シレンとラギ を観てきた。


昨年の髑髏城の七人 に引き続き青山劇場。


藤原竜也さんと永作博美さんのダブル主演。


おもろかったというか、
心に刺さる物語だった。


特に息子を持つ母親が観ると、
何とも言えない気持ちになると思う。


まだ心の中でシレンとラギのことを引きずっている。

それだけこの作品は傑作だと思う。


新感線の作品の中でもかなり好きな作品だ。


また来年も観たいし、
これからも、
この日本一の豪華演出劇団の作品は観続ける。


オッペケペー-shiren_to_ragi001


上野で開催中のインカ帝国展 に行ってみた。



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マチュピチュ発見から100年。

というよりもまだ100年しか経っていないのかと、

びっくりした。


マチュピチュの3Dはとても気持ちよかった。


アンデス文明しかりアステカ文明しかり、

中米から南米にかけての言葉は、

日本語の韻に照らし合わせてみると、

間抜けというか癒し系の擬音みたいでなんとも言えない気持ちになる。


ひらがなにすると、

なんか恋人同士で甘えた口調でじゃれ合っているのかと

思ってしまうほどの響きである。


まちゅぴちゅ。


ちちかか。


かぱっくにゃん。


ちゃちゃぽや。  など


・・・実に間抜けである。


しかしながら、

外科手術や測量、石工技術など、

世界的にも高度な文明である。


文字を持たなかったので、

記録がほとんど残っていないため、

未知の領域が圧倒的に多い文明。


マチュピチュは死ぬまでに1度は見ておきたい。


まあ、非常に興味深い、

行ってよかった展示会だったことは間違いない。



最近ノマドワーカー(ワーキング)という生き方が、
注目されている。


いつでもどこでも、組織に属さず、
オフィスももたず、働きたい時に働くという生き方。


書店に行ってもいくつかの指南本のような
本が並べられている。


今最新の流行りだ。


いや、流行らせようと
誰かが躍起になっているだけだ。


僕はこの生き方はあまり好きではない。


PC片手にカタカタ、

カフェなんかでカッコよく仕事している姿がメディアに映し出される。


この人たちは多分集団生活の出来ない、
すなわち集団生活からドロップアウトした人たちに違いないと
往々に想像できる。


要は、

自分の都合のみで日々過ごしたい。


人に干渉されるのがイヤだ。


好きなことだけをして人生を全うしたい。


こんな願望をもっているワガママ人間の
究極のナレの果てなのではないだろうか。


人間は常に集団で生活している。


組織に属しているがゆえの、
理不尽・不条理・絶対的指令・人間関係が
媒介となったストレスをかかえ、
それをバネにして仕事をするというのが、
僕の考えである。


同じ組織に属した者同士でしか分かち合えない、
喜び、悲しみ、苦しみすべての感情を共有することで、
成長・切磋琢磨していくという面もあると思う。


隣で上司に同僚がおもいっきし怒られていたり、

結婚報告をした社員に部の全員が拍手で祝福したり、

目標達成のインセンティブで社員旅行に行ったり、

社内恋愛がバレない様に立ち居ふるまうスリル感を味わったり。
etc


ノマドワーカーは、これらを一切嫌う。

あくまで好きな人と会いたい時だけ会う。


感情の共有や目的達成時の喜びなどは、
ほぼ体感できないだろう。


組織で動くってめんどくさいけど、
僕は嫌いじゃない。


PC、携帯がなければ200%成立しないノマドワーカー(ワーキング)。


僕は自分さえよければいいという無責任な性格にはなれないので、
やっぱこの手の人たちのような生き方はできない。


僕は日本が好きだし、
日本人に生まれたことに誇りを持っているからこそ、
ノマド=遊牧民のような生活は死ぬまでできないだろう。




タイタニック3D を観てきた。


僕はこの映画が好きだ。


こんなにストレートな愛の映画は心に刺さって、

涙無しでは観ることができない。


14年前のロードショーで観た時は大学生で、

劇中のジャックとローズと同年代だった。


僕はもう30歳を超えている。


でも今回はまたあの頃感じたこととはまた違う、

感動があった。


また号泣である。


僕の最も好きな、

ジャックとローズが3等船室で、

楽しそうに踊るシーン。


世界中でカップルが真似した、

ジャックとローズが船首で抱き合うあの有名なシーン。


14年前と今では予想も付かない生活をしているけど、

僕はタイタニックが好きだということには変わらない。


最後に。


この映画で世界の頂点を極めた、

レオナルド・ディカプリオの美しさは色あせていない。


映像という永久に生き続ける作品の中で、

当時のレオ様フィーバーをはっきりと確認することができる。