今日、父が好きなお鍋と、金沢から届いたかぶら寿しを
すごく喜んで「大事に食べる」と言うのを見てると
「ああ、よかったなあ
」としみじみ思います![]()
父と母は、見合い結婚で、両親は長野の松本出身なのですが
父の転勤が決まったのをきっかけに見合いして結婚したとの
ことなので、
考えたら母は、お見合いでよく知らない人と全く知り合いのいない
金沢の地にいきなり越してきて、
かなり勇気ある選択だったのではないかしらんと思えます![]()
そして、知らない土地で、私と弟の二人を産んで育てて、
とてもお友達の多い沢山の人に慕われる人だったけど、
きっと見せない苦労も色々あったのでしょう
この歳になって、初めて父から
母とのそんな出会いの頃の話を聴いたりして
懐かしいかぶら寿しは、どんよりと湿度の高い
グレイの冬空の金沢と母の思い出を一緒に運んで来ました![]()
松本の乾燥した冬とは全く正反対の湿度の高い曇り空の金沢の冬を
母はどんな気持ちで過ごしたのだろう・・・
心細く、寂しくはなかったのかしら
帰りたいと思わなかったのかな。
そういえば、病院でも「お葉漬け」と言われる
野沢菜をすごく喜んだっけ。
食べ育った「お漬物」って記憶に残るんだと思う。
今、父も老いてきて、いつまで昔のことが記憶にあって
こうして話せるのだろうと思うと
今、この時間がとても貴重に思えます![]()
仕事も好きだけど、夢中に仕事した時期もあったけど
父の娘として、「父が失った時間」を埋めるのも
今の私にとって、大切な役割
今しておかないと、今しておくべき時間の過ごし方
ここを丁寧に過ごすことで
自分の中の色んなものが修復されていくような
この頃、そんなひたひたと温まる思いでいます![]()



