『住まいの防災2015』講演行いました | SMART GARAGE HOUSE

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車を楽しむためのガレージハウスにECOが加わったスマートガレージハウス。
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3月15日、モリコロパーク(愛・地球博記念公園 地球市民交流センター)にて『防災@カーライフフェスタ2015』が開催されました。

これは3.11以降、車と防災をテーマにしたイベントで、私は住まいと防災の部分をプロの目から考えるといいう立場で講演をさせていただきました。







地震大国である我が日本は、昨年には2045回もの体に揺れを感じる地震が起こっています。
そして今後30年間で起こるであろうと言われている巨大地震の発生確率は60~70%と言われています。











では住宅の耐震対策はどうすれば良いのか。
建築側で出来ることを3種類に分類し、その特徴とかかるコストについて解説しました。







ちょうどそんなタイミングの時に飛び込んできたのが、今騒がれている免震装置偽装のニュ-スでした。
建築物と地盤を切り離すので、地震対策には一番効果のある方法だったのですが、今回の問題はその信頼を根底から覆すショッキングなものでした。





上記新聞記事には赤丸印をつけた「免震」と「耐震」が書かれていますが、私が注目しているのはここには書かれていない第3の方法「制震」です。
車のショックアブソーバーの技術を使っています。
会場では実験装置を使って、揺れの軽減を実際に体感してもらいました。







今回の講演をするにあたって、私もメーカーへ出向いて取材しました。
その時の動画です。





最初に書きましたが日本は地震大国です。
巨大地震だけでなく、体に感じる地震は年に2000回も起きています。
繰り返しの揺れに対する耐震は、実は現在法律で決められている耐震構造では考えられていません。

これからは耐震プラスアルファーの対策が必要とされるでしょう。




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