10春旅まとめ 2日目(その3)
北海道全線制覇を目指す旅、5日間のうち2日目の夕方です。
いよいよある意味最果ての地、
石勝線・夕張支線に入っていきますよ。
<清水沢駅>
駅前に広ーーいヤードがあり、石炭輸送で華やかなりし頃は、
沢山の貨車が集まって相当賑わっていたんだろうな、と想像をふくらまします。
車窓を見ると、清水沢中学校閉校式のお知らせなんかが張ってあり、
少し物悲しい気持ちになったりしていると・・
思ってたより全然明るくて素敵な駅前でした(・∀・)
スキー場が併設されており、ピカピカでございました。
これが駅舎。
かなりおしゃれ。
でも奥の近代的なホテルに比べると
ちっこさが目立ちますね。。
ここではワンマン運転の車掌さんが改札を行います。
駅は駅員さんはいず、観光案内をされるおじさんが一人。
夕方でもう帰りたそうにそわそわしているところを呼びとめ、
町の趨勢や見どころなんかを伺う。
夕張の映画祭があって、山田洋次監督が見え、
黄色いハンカチを飾ったんですよ、とのこと。
確かそういえば沿線に見えた見えた。
九州にもありましたね・・日田彦山線の大行司駅!
駅は町の中心部からは少し離れており、
ここから少し山へ入ったところに、このように人家が集まっていたそうです。
せっかく夕張まで来て、すぐ折り返すのもあれなので、
ちょっと街歩きをしてみることにしました。
(歩きで!?やめとけー(笑))って顔の案内員のおじさんを尻目に。。
駅から山方面に町の中心部があるそうですが、
夕張めろん城は閉園時間間近、
石炭博物館は4月OPENってことで、残念。
駅を出て、隣駅まで歩くことにしました。
おおお、北海道っぽい。
雪と戦う戦士に見えます。
バリバリです。
身を刺すようになってくる。
全部「つめた~い」 ∑(゚Д゚)
どれだけストイックなんだよ!と一瞬思いましたが
あ、部屋とか車がなーまら暖かいから逆にニーズあるのか。
と、この寒い中、
人っこ一人歩いていない夕張を歩きながら気づく35歳。
こういうのが、たまらなくキュンとくる。
てか、手が凍って携帯で文字が打てない!!
(リアルに)
夕張メロン屋、Close。。
<鹿ノ谷駅>
鹿ノ谷駅に到着!
さっそく暖房の効いた待合室に・・
凍えながら待合室を見回すと・・
おびただしい掲示板の枚数。
手短に来訪記念を残しまして
駅構内。
ここも石炭輸送時には華やかだったであろう広いヤードがありますね。
ほぼ自然に還っておりますが・・あの跨線橋、登ってみたい!!
おお、駅を一望!!素敵!
夢中でシャッターを切る
寒いし、
指凍りそうなんだけど、
どうにかして残したい、この一瞬の時間だったのでした。
しっかし、寒い!!!
どうすればいいんだー!!!
と
セイコーマート!!
命の恩人!!
いやーほんと助かりました。。
さぁ、名残惜しいけどそろそろ戻りますか。
5人くらいの地元スキー帰りの中学生?が、
悪そうなことを企んでて、それが丸聞こえで、
かわいいなぁ、とか思いつつ・・
濃厚で美味かった!夕張メロン熟しぼり。
フォントが80年代で止まってる感がカワイイですね。
あの左奥のちいさいのに乗ってきたわけです。
あんな小さい箱に乗ってれば、
全国いろんなところにすごい気楽に、すごい居眠りとか酒飲んだりとかしながら
安ーい料金で連れてってもらえるわけで・・やっぱり鉄道ってすごい。
駅前には飲み屋しかなく、
しかたなく郊外型ファミレスの集まる通りへ(徒歩で)向かう俺。
北海道っぽいものが食べたい・・
酷寒の中、俺には光明に見えたんです
(3日目につづく)