2016-02-14 08:23:09

北見宗幸 茶道教室

テーマ:ブログ
北見宗倖さんが茶道の本を出されました。
最初に稽古の意味に関して

稽古とは「古(いにしえ)を考える」という意味です。
昔のことを調べ、今なすべきことは何かを正しく知るということです。

と書かれています。

もし皆さんの子供が
「お琴のプロ演奏家になりたい」
「茶道のプロになりたい」
「剣道で生きていきたい」

と言ったら反対し
「弁護士になりたい」
「医者になりたい」
といったらほとんどのご両親が賛成されるでしょう。

岡倉天心が茶の本で
「いつになったら西洋は東洋を諒解するであろう、いな了解するように努めるであろう。」
と書かれているように、

私達は、終わることのない紛争、侵略、テロ行為、
に文化なんて何の役にも立たないと決めつけていますが、
数百年による欧米流の人類社会に日本のソフトパワー(日本の心)が
必ず必要になると信じています。
複雑に入り組んだ「うらみ、悔恨の連鎖」は
欧米流思想では解決できないところまできてしまっています。

世界の模範に日本がなるには日本文化を世界に発信し
それらが基軸となることが必要です。
なぜなら日本文化は「勝つこと」が目的でなく
己を知る、他者を生かして自分に生かす
己はまだ知らないことを知る という思想が根底に流れているからです。

「お琴のプロ演奏家になりたい」
「茶道のプロになりたい」
「剣道で生きていきたい」
と夢を持った子供たちが大人になるときには
世界中に稽古場を持てる、そんな時代は夢物語ではないはずです。

北見先生の流派である裏千家、千玄室氏は
戦争直後、5年後にハワイに船で旅立ちました。
日本人に殺された人々がいるハワイで
まだ戦争の傷が生々しい感情で残るハワイで。

ハワイの方々は一人の日本人から初めて緑の苦い飲み物を渡され、飲み干したわけです。
一椀のお茶が怨念を溶かし、憎しみの感情を無常の感情に転化させる。
それは理屈でなく、感情であり、無常なる営みを知ることではなかったかと思います。
もちろん一度きりでない、65年を迎えた
玄室様とハワイの方々の継続した活動の中の出来事です。

素晴らしいこの北見先生の本からも学ばせていただきます。



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