ジオターゲティング
2016年03月13日(日) 08時03分24秒

独り言

テーマ:ブログ
世の中、どうしてこんなにお金お金と騒ぐようになったのだろう。もはや命の価値さえお金で換算されるような時代になってきた。

福祉を展開するはずの保育業界にあっても「経営戦略」などという言葉が当たり前に飛び交っている。

感動さえ、憎しみさえ、お金を生み出す道具に使われ始めてはいないか。

作り話としか考えられない逸話に感動の拍手を送り、自分たちは関係ないと孤立化の一途をたどる。

人と人の結びつきは国を強くし、国の強さはお金の価値に現れる。

でも、お金は人を結ばず、切り離す。

お金は人を結ばない。愛が人を結ぶのだ。
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2016年03月06日(日) 09時28分18秒

事業じゃなくて事情で動く

テーマ:説教
 目の前にいる子供もの姿を見たとき、私はただただ「健やかに、心豊かに育ってほしい」と願っています。しかし、その一方で、保育所の園長という立場に立つと、その願いは「事業」になってしまいます。「保育所は子育てを事業として行う所」という定義もできるでしょう。

 年度末にかけて作成している書類にも「保育事業」だの「子育て支援事業」だの事業という言葉が並んでいます。なぜなら、国が定めた「子ども・子育て支援制度」を従い、そこに定められている支援を展開するなかで「事業費」を貰うのが保育所のお仕事だからです。

 振り返ってみて、じゃあ、その制度だけで、子育ては完了するかといえば、それはあり得ないわけで、周囲の人々からの有形、無形の様々な様々な支援がなければ、やはり子育ては難しいと思います。事業という言葉には「損・益」という言葉が必ず付いて回るからです。

 最近、児童の貧困問題がクローズアップされています。先日、この件に関し、設立された「子供の未来応援基金」をめぐり「広報のみではなく、国民運動としての広報・啓発活動として(2億円を)使っている」という国の政策が指摘され、賛否で論争が行われていますが、貧困問題も事業ということになれば、必ずその事業所単位で「損・益」というお金の問題にすり替えられてしまうでしょう。

 子どもの貧困問題は、実は社会の分断という構図を強く描き出しています。共働き当たり前の社会では、子供は学校や保育園、学童施設と自宅を往復するしかありませんし、その一つ一つは事業として行われるべき物でしかありません。その中で、例え、一人の子が貧困状態にあったとしても、それは「(全体的な)事業」では「(個人的な・特殊な)事情」として受け止めざるを得ないわけです。これは、事業所と呼ばれる組織の限界を示しています。

 子ども・子育て支援の支援制度は、制度的には洗練されてきたようにも見えます。しかしながら、その一方で、地域のいたる場所から子供のいる場所は限定されてきました。公園や空き地で真っ黒に日焼けして遊んでいた子供たちは、学童保育や保育所に入れられて姿を消しました。私が子供の頃には学校の近所に必ずあった駄菓子屋ももはや前世紀の遺物のように語られます。制度が前進して、しかし、その一方で、子供の生活空間、生活スタイルはどんどん小さくなってきているのです。制度が拡充される一方で、住民それぞれの横の繋がりは分断され続けています。相手の困難を、自分の困難と受け入れることができなくなってきている時代に突入し、最終的に辿り着いたのが、子供の貧困であったというのは、皮肉なことだと思います。

 ご近所さんの家に入り浸っている子を挟んで、「うちの子がご迷惑をおかけして」「いえいえ、もう、うちの子みたいなもんですから、気にしないで。いつでも遊びに来させて」そういうやり取りが忌避される現在を招いた責任は、私たちそれぞれが制度に甘えてしまい、「自分が隣人から愛されること」と、「自分が隣人を愛することを放棄してしまったこと」の結果であると思わざるを得ません。

「事業ではなく事情で動く」…自分の眼の前にいる人の事情を個人として汲むこと、これこそが隣人愛です。そして、これをできるかを国民である私たち一人一人が問われています。
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