ジオターゲティング
2015年03月30日(月) 17時14分48秒

世界を旅するには

テーマ:政治
外国を旅行するために必要な、皆様おなじみのパスポート。パスポートの歴史は古く、ローマ帝国時代にさかのぼるそうですが、ローマ帝国のパスポートには旅行者の人身保護規定文として「この旅行者に危害を加える者は、ローマ皇帝に宣戦したものと看做す」との一文が記されていたそうです。

さて、では現在の日本のパスポートになんて書いてあるか知っていますか?

パスポート


『日本国民である本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう、関係の諸官に要請する。 日本国外務大臣(公印)』

「関係の諸官」とは誰かと言えば、そのパスポートを持っている人がその時にいる国の「官憲」です。警察官や軍人、その他諸々の公務員に対して、「本旅券の所持人を通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与えられるよう」要請している訳ですね。

つまりです。その国と日本が相互に信頼関係を結んでいることが前提となります。信頼関係を結んでいる国同士なんだから、お互いの国民と見なして「通路故障なく旅行させ、かつ、同人に必要な保護扶助を与え」ましょうとそう言う呼び掛け文でもあります。逆に言えば、この要請が通用しない地域や国に対しては、持っていることによって単なる紙切れどころか、本人にとって酷い結末を招くことがある場合も想定していなければならないということです。

逆に言えば、2000年前のローマ帝国であれば「(世界一の強国であり大国であるローマが)国としてケンカを買う」というのが有効な脅しにはなったかもしれません。でも、大国も小国もお互いに主権を認め合う現代にあって、自国民の保護を理由に軍隊が乗り込んで行って救出するというのは国際通念として認められません。

もし仮に、日本で起きた誘拐事件にアメリカ人が巻き込まれたとして、それを奪還するためにアメリカ軍が乗り込んではこないでしょう。日本の警察が処理すべき事案だからです。これを主権を認めると言います。その国の中で起きたことはその国に任せると言うのが、パスポートの意味するところで、そこには「必要な保護扶助を与えてください」とお願いすることしかできないのです。

自衛隊の活動、安全保障問題全般を伝える安保・防衛問題の専門紙である『朝雲』に、こんな記事が載っていたそうです。

「朝雲寸言」ではこのように結んでいます。

「国会質問を聞いていると、陸上自衛隊の能力を強化し、現行法を改正すれば、人質救出作戦は可能であるかのような内容だ。国民に誤解を与える無責任な質問と言っていい。
 これまで国会で審議してきた「邦人救出」は、海外で発生した災害や紛争の際に、現地政府の合意を得たうえで、在外邦人を自衛隊が駆け付けて避難させるという内容だ。今回のような人質事件での救出とは全く異なる。
 政府は、二つの救出の違いを説明し、海外における邦人保護には自ずと限界があることを伝えなければならない。私たちは、日本旅券の表紙の裏に記され、外務大臣の印が押された言葉の意味を、いま一度考えてみる必要がある。」

無責任なやり取りに国民が誤魔化されることで、国民はどれほど辛い現実に巻き込まれてきたか一度振り返ってみましょう。

トマス・ジェファーソン
「信頼は、どこでも専制の親である。自由な政府は信頼ではなく猜疑にもとづいて建設される。われわれが権力を託さなければならない人々を制約的な憲法によって拘束するのは、信頼ではなく、猜疑に由来する」(「ケンタッキー州議会決議」1798年)

植木枝盛
「…専制の政府には先ず第一に国憲を立定するがその自由を保つ道なれども、すでに国憲を立てたる者の如きは、またこれを保持確守する事なくんばあるべからざるなり。…人民にして政府を信ずれば、政府はこれに乗じ、これを信ずること厚ければ、益々これに付け込み、もしいかなる政府にても、良政府などいいてこれを信任し、これを疑うことなくこれを監督することなければ、必ず大いに付け込んでいかがのことをなすかも斗り難きなり。故に曰く、世に良政府なしと」(「世に良政府なる者なきの説」1877年11月)


「無責任」な言動に無批判であるのが「国民の罪」だとは、厳しく言い過ぎでしょうか?
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2015年03月28日(土) 15時09分55秒

「認定こども園木造保育所」が誕生します。

テーマ:保育所
もう年度末です。来週水曜日からは新年度が始まります。

この2014年度の終了をもって、今までの木造保育所は終わりを迎え、2015年度より「認定こども園」としての歩みをスタートします。

認定こども園には、「幼保連携型」、「幼稚園型」、「保育所型」の大きく三類型(他に地方裁量型)がありますが、木造り保育所では、そのうちの「保育所型」という形態の「認定こども園」になります。

違いは一体何か、と問えば、「幼稚園機能と保育所機能を併せ持っている」のが幼保連携型、「幼稚園機能に保育所機能を付加した」のが幼稚園型。「逆に保育所に幼稚園機能を付加した」のが保育所型と呼ばれます。これは、幼稚園と保育所の監督省庁の違いに由来するものであると考えてもいいと思います。

認定こども園は「幼稚園と保育所の良いところを一体化したもの」という説明を耳にされたことがある人も多いと思います。「幼稚園で行う教育と保育所で行う保育を一体的に提供できる」とも言われています。そのために、教頭、担任教諭などの新しい役職がうまれることになりました。また、「幼稚園時間」という時間を設定し、幼稚園部分だけの利用も可能となります。

保育所側ではすでに「保育とは擁護と教育を一体的に行う事」という定義に基づいていますので、木造保育所から見れば、あまり保育プログラムなどにおいては変化がないと受け止めています。逆に、幼稚園が認定こども園化するにあたっては、3歳未満児の受け入れなど、未知の分野に脚を踏み入れることにもなりますから、プレッシャーは大きいかもしれません。

しかし、それよりも「子ども・子育て支援新制度」では、幼児教育と幼児保育を受ける権利が明記されているわけで、それを一体的に担う施設として位置づけられたのが、認定こども園であるということができます。さらに言えば、「「子ども・子育て支援」の子育て支援の項目が、拡充されています。

つまり、認定こども園とは、「子ども・子育て支援新制度」に則った形の「子ども・子育て支援」のセンター的な機能を担う所というように私どもは理解しています。

しかし、その一方で、その進度には都道府県や市町村の間で相当大きな差があります。これから出生者数が激減していく過疎地域にあって、子ども・子育て支援の衰退を食い止めることが私たちに求められてくるのだと自覚しています。そして、それを受け入れて、その差を埋めていくために施設としてやるべきことはこれからたくさんあると思っています。
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2015年03月24日(火) 11時21分21秒

卒園記念品が届いた!!

テーマ:保育所
ただ今、卒園児の卒園記念品が到着!!例年、卒園児も遊べるようにとなるべく早く購入しています。

今年は木製のキッチンセットです。


段ボール箱の梱包をみて、興味津々寄ってくる子供達。

キッチン


梱包を解くと、「わー」「きゃー」と狂喜乱舞。で、それに群れるかと思いきや、ある園児が「園長先生、このプチプチ欲しい」と言い出した。梱包材のプチプチ。


とにかく大きなシートだったのも魅力だったようで、今度はそれをみんなでホールに引っ張ってって、みんなで黙々とプチプチ潰し。

プチプチ


プチプチ潰しって、人間の根源的な欲求の一つかも知れない。
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2015年03月16日(月) 17時38分20秒

訪問看護ってどんな事業?(申請)

テーマ:訪問看護ステーション事業
訪問看護事業は、県が設置主体になるそうで、申請先は、青森県の場合は、高齢福祉保健課に申請書を提出することになります。訪問看護事業は、ケアマネージャーの指揮下に入る「介護保険法」と主治医の指揮下に入る「医療保険法」の二つの分野で事業を行うことができます。この申請の仕組みがちょっと面白いのですが、介護保険法に基づいて申請をすると、医療の方は自動的に「みなし認定」されるという仕組みになっています。

まず、申請に際しては、設置場所の市町村の介護保険の担当課に相談をします。ここで、ニーズ調査や市の意向などを聞き、その相談内容を記載した報告書(様式がありますのでそれを使います。)を作成して、県に向かいます。書類は、県のホームページなどでも公開されています。大体の県では、1日受付翌月1日承認という風な流れになっているようですから、それを見越してスケジュールを立てます。

申請に際して必要なのは、管理責任者の経歴(正看護師でなければなりません)、開設時のスタッフの名簿と資格証の写し、施設の図面、運営規則(モデルがホームページなどで公開されています)、重要事項説明書(モデルがホームページなどで公開されています)、誓約書、法人規則(もしくは定款)、法人の登記簿全部謄本、法人の財産目録などです。他にもいろいろな書類があります。それら一式を持って、予約をした上で県の担当課に提出します。担当の方が、目を通した上で、質問や訂正箇所を指摘してくれますので、それを手直しして送付します。

私たちの場合、厄介だったのは、教会規則の変更と事業の開始がなかなかうまくかみ合わなかったことでした。法人の担当課は学事課になるのですが、学事課の方では実施することが確実である(ぶっちゃけて言えば、実施してから変更してくれれば)ことが大切だといい、高齢福祉保健課の方では、規則変更がなってからでないと困るといいます。どちらの言い分もごもっとも。まさに鶏が先か卵が先かという問題。事情を話し、同時並行で物事をこなしていくことにしました。

こちら側にすれば、実施が確定しないうちは、スタッフを雇うわけにも行かずという状態で難儀しました。これは、私たちの教会の場合、日本基督教団という包括法人が存在することもあり、ややこしかったわけですが、よくよく考えてみれば、認可を受けたから即訪問看護開始とはならないわけで、開設準備期間として、挨拶回りなどをしていく…つまり、最初の一ヶ月を捨てる覚悟というのは必要だったのだなあというのが実感でした。

設備の面では、今のところ、中古車を2台で100万円ほど、それから業務に必要な道具などを40万円ほど。施設はつがる市から無償でお借りしている病後児保育施設「保育支援センターにじの樹」の一角を当てることにしましたので、家賃や敷金などは発生しないのはありがたいところです。傷んでいる所などを整備・補修しそれに100万円ほどかけました。

多くの場合、看護師の確保が一番苦労するところかもしれません。うちの場合は、開設時間を常勤設定時間(週32時間以上)ギリギリに設定し、9時から16時30分の解説としました。すると結婚している看護師の方々にはこの勤務時間帯は好評なようで、また、訪問看護事業自体に魅力を感じている人も多くいるという手応えでした。無論、経営が安定するまでは、最低人数でやるしかないわけですが、それでも近い将来やりたと言ってくれる人もいます。

当初は「訪問看護ステーションなんだし携帯電話で受付ればいいや」と思っていましたが、市の担当課から「固定電話の方がいい」と助言をいただき、慌てて設置しました。

つがる市では市の介護福祉計画に織り込んでくださるそうで、これからしっかりと連携をとっていかなければならないとそのように思っています。
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2015年03月14日(土) 17時15分20秒

2月は逃げる、3月は去る

テーマ:ブログ
「二月は逃げる、三月は去る」と言われているのだそうですが、今年の二月、三月は本当にあっという間に過ぎていきます。

それというのも、子ども・子育て新制度の施行がもう、半月後に迫っているからです。私達の木造保育所は認定こども園化することにしまして、12月から作業を着手し、一月いっぱいかかって申請しました。それが終われば、来年度へ向けての準備です。なにせ、先行事例がありませんから、いろいろと手探り状態でのスタートです。職員の配置なども何とか決定し、目処が立ちました。来週の卒園式を終えれば、新年度への準備に突入です。


事務の方も、会計の方式が変わります。新社会福祉法人会計基準を適用していかなければなりませんが、宗教法人が経営しているのもあって、ちょっと変則の適用になりましたが、これも無事終了。

それにしても、子ども・子育て新制度の詳細が今もなお検討中なのが辛いところ。本当に4月からどうなるのかは、なって見なければわからないってんですから…。

それから、訪問看護ステーションの設置準備も同時並行で進めています。幸いにも、看護師さんを3名確保することができ、無事申請書類を提出することができました。

今後は、訪問看護ステーションや保育所の就業規則などの作成、見直し、人材育成計画の策定、さらには小学校との連携計画の策定、来年度の保育支援事業の計画立案などなど、いくらやっても仕事が増えていきます。

でも、ここ数年の中で、児童福祉が大きく変わっていることは実感しますし、私たちが役立つことができる部分も増えてきていると思います。

希望を持って、新しい年度を迎えようと思っています。
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