ジオターゲティング
2007年10月25日(木) 00時29分22秒

中越地震から3年

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 2004年10月23日、水害の傷が未だ癒えない中越地方に、直下型の激しい地震が襲いました。中越地震です。私は、教会バザーを終えて、ホッとしていた時でした。激しい揺れが、この太田でも感じられました。一時、全ての踏切が閉鎖状態になり、渡れなくなったのを記憶しています。その後、飛び込んで来るニュースは恐ろしいものでした。翌24日、十日町教会や小出教会、見附教会など5つの教会が被災した事が判明しました。

 群馬地区では、ボランティアの派遣を決定し、私を含め、4名が先遣隊として新潟に派遣されました。それからその後の二年の大雪と、そして7月16日の中越沖地震まで、新潟の被災地域にボランティアに何度か参加する事になった訳ですが、自然の猛威の中では人間の行いなんて小さなものだと実感させられました。

 地震で散乱した本等を片付け終わり、教会の方々とお茶を飲みながら話していると、地震の激しい揺れの恐怖、不安、被害等の話を伺いました。「余震が怖くて風呂に入る事が出来ない」と言う女性も居ました。その間も、ちょっとした余震で皆さんの顔色が青ざめました。あの様な激しい災害の後では、一人で居るのも怖いでしょう。共に居る人の存在が必要なのだと思わされました。

 大雪の折り、十日町教会で雪掘りのボランティアをした時には、3メートルを超える雪から生活道路を掘り起こしました。この道路を使う地域の方々から「ありがたい」と声を掛けられ、嬉しく思いましたが、終わり頃から激しく雪が降り出しました。「まあ、この雪の勢いだと一晩でまた埋まっちゃうな」と十日町教会の新井牧師に言われてがっかりしましたが、「ムスッとした顔で一人黙々とスコップを振るいスノーダンプで雪を運ぶのと違い、ワイワイガヤガヤ話しをしながらの作業は、それだけで孤独から解放されたような楽しいひとときでした。」という新井先生の言葉を聞いた時、ボランティアとは災害に見舞われた人達を孤立させない行為の事なのだと思いました。

この3年、様々な事を通して結び付きが強められた事を実感します。中越沖地震の時にも、そして、この結び付きだけは、どんな災害にあっても壊れる事のない大切な宝である事を思わされます。「役に立つ、立たない」は、人間の存在意義ではありません。人間の存在意義は、共に居るということ、その一点です。「喜ぶ者と共に喜び、悲しむ者と共に悲しむ」ことこそが、私達に求められる事なのです。この3年間の間に、多くの意識変革が私達にももたらされました。覚えて祈る事の恵みを、感じ取っていきたいと思います。
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2007年10月20日(土) 23時45分23秒

民営化

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「JR」(元国鉄)だの、「JT」(元専売公社)だの、「JH」(元高速道路公団)「JP」(元郵便局)だの…(ーー;最近民営化したのは全部、Jなんとか…。全くいい加減にしてほしいもんだと思う。今度は社会保険庁だそうだから、「JS」とでもなるのでしょうかね。

ところで、郵政民営化ですが、早速あちこちから悲鳴が聞こえてきています。当時、「民営化する事によってサービスが向上する」と断言していましたし、「公務員だと効率が悪い」とか言っていましたが、民営化に伴って現実には、「窓口は三分割」、「手数料などは銀行並みの値段に」、そしてとどめは統廃合。ポストや郵便局の数はだいぶ減るものと覚悟した方が良さそうです。この郵政民営化は、完全に都市部の論理が地方に押し付けられる形で実行されたということに問題があります。

もともと、公共サービスとは、競争原理や採算重視でやられたら適わないものであったり、多くの人々の生活に直結するモノであるからこそ、国が運営していた訳です。大きな枠組みで見れば、効率が悪いのかも知れませんが、だからこそ国が運営するのが公共サービスというものです。つまりは、民営化の推進力は地方の過疎地域等を不要視する都市部の理屈であるのです。

民営化とは、公共サービスに競争原理を導入するという事でありますが、それは都市部と地方の間にも競争原理を導入するということ。しかし、公共サービスというのは、基本的人権の保証でもあり、国が国民に対して最低限保証しなければいけないサービスなのです。そして、そのために私達は税金を払っている筈なのです。最近、国のサービスがどんどん撤退する一方、残っているサービスさえ有料化の波に飲まれているように思います。

今、郵便振替の手数料が上がり、多くのボランティア団体や任意団体が苦しんでいます。今までは、寄付などは郵便振替が一般的でした。しかし、銀行と同様の送金手数料が取られてしまうようになっては、数百円単位の寄付等は下手をすると赤字になってしまい、受け付けられなくなってしまいます。町内会等の任意団体が持っている口座など公共性の高いモノでさえ、そういう束縛を受けてしまう訳です。

どうして、こんな事になったのか…。それは、生き方の基本が理念ではなく、お金になったから…。友人に郵便配達員が居るのですが、その人が言うには民営会に伴い、年賀状やエクスパックなどのノルマがどんどん課せられ、増やされるようになったとのことでした。

「ひとりを愛せる日本へ」というキャッチフレーズを打ち出した日本郵政グループですが、今のところ、このキャッチフレーズが本物になるかどうかは、社員一人ひとりに頼らざるを得ないのが実情のようです。

会社として「ひとりを愛せる」かどうか…。郵政民営化はこれから難しい課題をこなしていかなければなりません。
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2007年10月11日(木) 08時30分11秒

カプセルホテル

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いろいろな野暮用が溜っていましたので、「そうだ、京都に行かねば」と夕方の新幹線に飛び乗り、夕べはキャンプの卒業生等と会いサウナに一泊。現在、朝マック中。

私は学生時代、伝道師時代は京都で過ごしました。都合10年間です。18歳から28歳までの10年間ですから、仙台よりも沢山の思いでがありますし、ホームタウンはどちらかというと京都という感じです。そんなもので、一年に一度ぐらいは京都に行く事は私にすればちょっとした帰省気分。

結婚する前、教会員さんに「先生は京都では何処にお泊まりになるのですか?」と聞かれましたので、「カプセルホテルです」と答えると、とても心配されました。どうも、変に誤解されたみたい。

私としては、カプセルホテルはとても気に入っているのです。カプセルホテルは、サウナもあるし風呂も広いし、なんと言っても一泊2500円という値段がいいですね。ただ、教会員さんの視点で考えれば、「牧師がカプセルホテルを転々としてる」という案配に考え、「それは貧乏だからだ」ときて「私達が不甲斐ないばっかりに申し訳ない」となったようです。それから、私費旅行では一流ホテルに泊まる事にしました。

他人様の心配は思いもよらないところから出てきます。「余計なお世話だ」と言ってしまえばその通りですが、その心配される構図を考えてみれば、「余計なお世話だ」と斬って捨てる訳にも以下なのではないかと思わされた次第です。

ところが…

結婚して半年ほどたったとき、ディズニーランドのパスポートをあるところから入手し、夫婦でいく事に致しました。妻が、「私が計画を立てる」と張り切っていました。そして、「見て、2名一泊6500円だって。」と嬉しそう。何処に泊まる事にしたのかと調べてみたら、なんとカプセルホテル…。

しかもダブルサイズ(^^;。

…ダブルサイズのカプセルがあるなんてはじめて知りました。

「何で、結婚後最初の旅行でカプセルホテルやねん。(ーー。」

妻にしてみれば、カプセルホテルなんて泊まった事もない訳で、一度は泊まってみたいらしく、それで、決定という事になりました。泊まってみたら満足気、とても嬉しそうでした。小柄な妻はカプセルの中で普通に座れる事を発見。良い思いでにもなりました。

ある人にとっては不愉快な体験でも他の人にとっては愉快な体験…。それでも、人と人が理解し合うには、共に何かをすることがとても大切な事なのだと思いました。
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2007年10月04日(木) 22時24分03秒

悪くない

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我家の黒猫が道路を横断していましたら、それを見かけた女子高生が「ついてない」と一言…。

いつ頃からでしょう。こんなに占いが流行るようになったのは…。特に朝の番組では、「気になる今日の貴方の運勢は?」なんてコーナーが最後に必ず流れます。これはこれで結構楽しみにしていたりします。何てったって、1歳3ヶ月の息子の運勢は傑作。

誕生星座は蟹座なのですが、「気になる異性と急接近」とか「つまらない一言で評価がダウン」、「告白のチャンス」「ラッキープレイスは海」なんて言うのを息子に当て嵌めて考えると笑ってしまいます。未だ、ヨチヨチ歩きの息子に何が起こるったってそれはお笑いぐさです。

しかし、この占いに結構ハマる人が多いのだと聞きました。酷い事になると、ファッションや、自分が右に行くか左に行くか、何をするかまで占いで決めるという人も多いそうで、しかも、納得がいく結果が出るまで様々な占いを渡り歩くのだそうです。そう言えば、私自身も、先日、何をやってもボロボロという日がありました。朝の占いが頭に甦ります。「そうだ、今日は12位だったんだ。しょうがないや。」そう思うと気が楽になりますね。

でも、この占い、一つ大きな問題を抱えています。それは「今日の貴方は悪い事が合っても仕方がないよ」ということを、最初に言ってしまうってことです。これって、実はとても問題のある考え方です。それは、問題の根本から目をそらせてしまう事に繋がるからです。「有人からの評価がダウン」なんていう占いで納得してしまえば、「運が悪かったんだ、良くなればそれでいい」という事になってしまいます。「何が悪かったんだろう」「何が原因なんだろう」と考える手間はなくていいと言う事になります。

最近、イジメで自殺したり、また、イジメの結果、殺してしまったりという事件を良く耳にします。イジメのみならず事故や犯罪の加害者は「運が悪かった」と発言するような例を多く見聞きします。最近は方便かとも思いましたが、そうではなく、本気でそう言っているような場合も少なくありません。交通違反、交通事故なんかは正にその最たる例ですね。

「あなたは悪くない」という言葉は、何か問題が起こった中で用いられればそれは大きな癒しを生みます。しかし占いは、それを事前にやっちゃいます。「もし悪いことが起こったとしても貴方は悪くないよ」と毎朝宣言しているようなもんです。

最近、「主体的な世界の中で自分を客観的に見る」…そういう人が増えています。まず、自分ありきで人と比べる考え方で、全く占いにハマってしまう人達です。でも本当は、「客観的な世界の中で自分を主体的に見る」…まず、世界ありきで、自分を自分として考えるのが真っ当な考え方なのだと思います。そしてそれこそが「謙遜」という姿ではないかと思うのです。

先日、知人と会ったのですが、彼はその直前に車を擦ってしまったとの事でした。「あら~ついてないねえ」と私が言うと、「いや、その後考えてみたら、最近調子に乗って増長していたように思うんだよ。警告だと思ってさ」と彼は答えました。

「ついてない、仕方がない」と自分に対して目を塞ぐ生き方は、一見、自分を守るように見えますがしかし、末は自分をとんでもない状況へ追い込んでしまうのです。
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