お久し振りでございます。Sachiです。
実は、本日(日付が変わってしまいましたが)
昨年の9月に撮影に大野剣友会が参加しました作品
【月曜ゴールデン/釣り刑事4】
http://www.tbs.co.jp/getsugol/20130930/
のオンエア日でした。
この撮影の時に、私は1シーン現場に同行しておりました。
その時の記録が、
http://ameblo.jp/oono-kenyuukai/entry-11363608986.html
です。
もう一年経過してたのか・・・と。
今日は、大野剣友会的に夜間は稽古だったので、
カシラと懐かしい思いで現場の話をしたりしておりました。
稽古から帰宅して、ギリギリ、オンエア後半に間に合ったので見てましたが、
私が撮影に参加したシーンではなく、
カシラと丹野が現場に行ったシーンが見れました★
台本を読んでて、どういう風に立ち回りを付けるんだろ?
と想像してました・・・別件で動いており、私は現場に同行できなかったので。
実際にオンエアで映像としてみると、
とにかくビックリ
手前味噌ではございますが、カシラの仕事と監督さんの画作り、
そして、何よりもカメラクルーさんとスタッフさんの動きの凄さが、
映像から伝わって来て、感動しちゃいました。
鈴木五右衛門(中村梅雀さん)が、
決め台詞の「はい、釣れました」
と言った後の、渓流での犯行現場のシーン。
あのシーンが、カシラと丹野の仕事です。
何が感動するか?っていうと、
あの短いシーンで、あの引き画(犯人が最後押し込むまでの風景を遠くから撮影した部分)。
あの1カットが入ることによって、とても映像としてメリハリが付いていて、
映画や舞台を見ている感覚に陥ります。
景色が美しいこともあったのでしょう。
カシラも監督さんもあの美しい景色の渓流をしっかり活かしたかったのでは?
と、あくまで個人的に想像してしまいました。
あのシーンは聞くとどうやらほぼ【順撮り(流れの通りに撮影する)】。
勿論、メガネを踏み壊してしまうカットは、別に撮るにしろ、
順撮りであの流れを撮っているってことは、
カメラさんなどの機材移動が半端なく行われます。大仕事です。
しかし、丹野曰く、「あっという間にあのシーンの撮影は終わったよ。」
と・・・凄過ぎなんです。
あえてあの足場の悪い場所で、あのように使うところに、とにかく感動しました。
そして、その現場で生で仕事を観る事が出来なったのが、凄く悔やまれました・・・正直。
また、あのシーンは、実はとても細かいカット割りがされています。
それがとても綺麗にスムーズに流れ納まっている。
編集さんの腕も凄い!!とそこで更に感動してしまうわけです。
いつも感じますが、
ドラマの1シーン、1カットとはいえ、
とても時間もかかりますし、多くのスタッフさんや役者さんが同時に動きます。
撮影が終わっても、オンエアに辿り付くまでに、
更にスタッフさん達が多く関わり動きます。
こうして、オンエアされ、やっと仕事が完全に終わった感じがします。
そして、いつも、作品に関わらせて下さった皆様に、
現場でお世話になった皆様に、
感謝の気持ちでいっぱいになるのです。
本当に、いつもありがとうございます!!
人気シリーズとなっている【釣り刑事】ですが、
実は、この作品の脚本家:入江信吾さんは、
毎回、ご自身の手がけた作品で、どこかにチラリと映り込んでらっしゃいます。
入江さんのTwitter で、オンエア時に副音声的に解説ツイートが進行していくことが多々あり、
そちらを一緒に見るのも面白いですよ★
追伸:
因みに、じゃぁ、私はどこのシーンの現場に行ったのかというと、
城下香津美(石川梨華さん)のお約束の魅せ場である「投げ飛ばす」シーンです。
カシラが手を付け、私が丹野を投げ飛ばして、
こんな感じでという段取り作業をさせて頂きました。
現場での役者さんの安全確保の為、
マットを移動させてたり、投げ飛ばされる側の背中や腰の防御仕込みとか、
そういうのもの対応するのが、殺陣師補助の作業の一つだったりもします。はぃ。