2011-03-14 18:12:04

声  明 ( 大間原発訴訟の会)

テーマ:ブログ
原発は巨大地震に耐えられない!

全ての原発の停止と点検を!

大間原発の建設中止を!



 自然災害はある意味やむを得ない場合もありますが、原発事故は人災です。

スリーマイル島原発事故やチェルノブイリ原発事故、そしてJCO事故の教訓を生かしていない国と事

業者に怒りを覚えます。大間原発のことを考えると他人ごとではありません。


 2011年3月11日に起きた三陸沖を含む太平洋を震源とするマグニチュード9.0の巨大地震は、

東北各県、関東地方、そして北海道にも甚大な被害をもたらしています。南北500km東西200kmに

及ぶ境界面の連動で、巨大地震や10mを越す津波が人々や街を襲い壊滅的な被害を生じさせました。

 また、この巨大地震によって、東京電力福島第一原発1号機と3号機が炉心溶融を起こしました。水

素爆発によって原子炉建屋が吹き飛ばされ、セシウムやヨウ素などの放射性物質が大気中に放出されて

います。

国や事業者は、幾重もの壁があるとか、複数のバックアップがある、また、最新の耐震設計指針でも安

全だとしてきました。根拠の定かでない「安全」を宣伝しても、国民に対する放射性物質や放射線への

対応を周知してこなかったのです。「原発震災」を懸念していた多くの市民の不安が現実となったこと

に、怒りを禁じえません。

 巨大地震発生直後から、福島原発では電源を喪失、更に非常用電源の不作動によりECCS(緊急炉心

冷却装置)が稼働せず、炉心の冷却能力は失われました。この初期の異常事態により、国や事業者は大事

故の予想ができたはずです。しかし、国や事業者は、意図的に事故を小さく伝えようとし、無責任な発

言を繰り返したために、周辺住民に混乱を与えることとなりました。結果的にであれ「原発震災」を引

き起こし、被曝者や負傷者を増やした責任は追及されなければなりません。

 国や事業者は全ての情報を公開し、最悪を想定して、周辺住民の安全を確保すべきです。


 2008年5月に建設が開始された大間原発は、マグニチュード9.0の巨大地震に耐えられるのか、

また、津軽海峡に存在する「活断層」が今回の巨大地震の影響でどうなっているのか、不安はつきませ

ん。あらためて調査し、検討する必要があります。福島第一原発3号機に入っていたMOX燃料がどの

ような状態にあるのか、一旦落ち着いた後の解析も必要であり、大間原発の建設は中止すべきです。

また、今後起こると予想されている東海地震等による浜岡原発の事故を考えると、現在稼働中の国内全

ての原発を順次停止し点検すべきです。まさに未曾有の巨大地震に遭遇した今、「原発震災」を繰り返

えしてはなのません。原発に依存しない市民生活のあり方を考える時です。

2011年3月14日               大間原発訴訟の会(連絡先 ☎ 0138-51-9718)


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