オオクワガタ飼育、ミヤマクワガタ等昆虫採取

オオクワガタ飼育、ミヤマクワガタ等昆虫採取

オオクワガタ飼育歴10年、ミヤマクワガタ採取歴34年になります。6月末からミヤマクワガタ採取開始予定です。

 

 ミヤマクワガタの産卵後に異変が・・・

  

 9月23日に産卵(5個)を確認したミヤマクワガタですが

 今思えば、この時点で異変に気が付かない自分はまだまだ素人ですね・・・

      

 翌日、虫の知らせ?でプリンカップを覗いてみると・ 

  赤い物体が、卵を取り囲んでいます・・・

 よく見ると大量のダニ。

  コナダニ(この赤いダニとは別種)がオオクワの幼虫に取りつくのは、何度か見てますが、ダニが卵を食べる?のは初めて見たのでショックでした。

 1枚目の写真を見ても既に大量のダニがいますね・・・

 これは推測ですが、産卵数は5個ではなく、もっと産んでいたがこのダニにやられたものと思われます。

 今回、使い古しの黒土を使用しましたが、次年度は一手間加える必要がありそうです(黒土の熱処理)。熱処理の方法は、マットをタッパーに入れて密閉し暑い日に天日干しすれば1日でダニやトビムシは居なくなるのは実証済み)。

 

 気を取り直して、ダニに取り囲まれた卵ですが、まだ間に合う可能性はあるので、ダニのいないマットに残り4個を移動し、約1週間。卵は全滅か????

 

  と思ったら。

  左隅に、奇跡的に1匹孵化してました! 

 

 次回は、本職?オオクワガタの報告になります。

 

 本年度、密かにミヤマクワガタをセットしていました。

  

 7月末に採取したミヤマの♀2匹です。

 過去に何度か産卵に試みましたが最後に成功したのは10年以上前になります。今年、産卵セットを通常と違う方法でチャレンジしました。

  この2匹、9月23日現在、まだ生存していたので

産卵セットを確認すると・・・

 

       5個の卵を確認!

  無事孵化するといいのだが。

 「産卵セットを通常と違う方法」と書きましたが

 詳細は以下になります。実質無料の方法です。

①使用したマット

 オオクワガタ飼育で使用した菌糸カスを、ゴミ箱に貯めておき、そこにカブトを投入、産卵させた後に最終的に余った黒土を 

ふるいにかけたものを使用。(微粒子の黒土完成)

②温度管理

 ミヤマは25℃以下でないと産卵は難しいという知識はあったが、エアコン管理が困難で、いままであきらめてました。

 この温度条件をクリアするのに、使用したのが     

        クーラーボックス

 これだけでは、夏場は28℃以上になるので 

 クーらボックスの中に虫かごを入れ、その隙間に凍ったペットボトルを1本入れる。ペットボトルは1日1~2回交換。

 温度は測ってないが多分20~25℃でキープされたものと考えています。

 ちなみに、ミヤマ産卵のポイントの1つを、最初にセットしたとき失念していたので、本日再セットしなおしました。

 

 失念したポイントは、マットの底面を固めることです。

 念入りに固めた後、

 これは効果があるかは意見が分かれるそうだが、試しに朽木を投入。ミヤマは朽木に産卵するわけではありませんが、朽木の下に産卵する傾向があるとの説も・・・

 最後に軽くマットをしいて転倒防止の樹皮をしいて完成。

 本来はエサにプロゼリーがあると良いのだが手元にありませんでした・・・

 結果はこの個体が★になったら確認する予定です(10月中旬かな?)

 

 

 

  畑を耕すと出てくる幼虫。

  昔から気になってましたが、確認したことが

  なかったので育ててみると・・・

  

  羽化したのはシロテンハナムグリ?でしょうか。 

  とりあえずキュウリをあげたら食べてました・・・  

 オオクワガタの羽化状況報告になります。

 

 これまでの自己ギネスは3年前に羽化した

 個体の80.4mmです。

 

 本日、期待度No1、No2の個体を

 確認したところ、無事羽化しており、

 めでたく自己ギネス更新しました。

 

 この2匹です

 

 

 まづは

 ②2-15 32.63g(R5.2.4)

  

  81.8mm

  

 これまでの記録を1.4mm更新です。

 

 こうなると 

 ①1-4  35.37g(R5.2.12) 

 は無事羽化すれば83mm超えるか?

  

  ん???何か微妙。

 

  これまた81.8mm

 

 贅沢は言えませんが、また一歩前進です。

 

 ちなみに写真は撮ってませんが重量は

 前者が14.10g、後者が13.32g

 でした。

 

  オオクワガタの羽化状況報告になります。

 

  80mmUPが期待できるのは以下の

  6匹ですが、本日は

  ⑥2-33 30.81g(R5.1.21)を確認しました。

 

 ①1-4  35.37g(R5.2.12) 

 ②2-15 32.63g(R5.2.4)

 ③1-9  31.71g(R5.2.12)

 ④3-1  31.13g(R5.2.11)

 ⑤2-9  30.95g(R5.1.22)

 ⑥2-33 30.81g(R5.1.21)

 

  結果は79.6mmでした。

 自己ギネス80.4mmには及びませんが

 歴代2位の記録です。

 

  残り5匹は週末に確認予定です。