偏差値の違いってナンやろ?

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世に言う「偏差値」。

 

おおかたは「偏差値=学力」と
思われています。

 

確かに、偏差値が高いほど
学力も高いというのが
世間の相場ですが、

 

では、偏差値55の子と
偏差値70の子では
ナニが違うねんとなると

 

意外に正しく
理解されていないのでは?

 

そない思わされることに
出くわしたのです。

 

一言で済ませるなら、

丁寧さの違い。


偏差値55と言えば
中堅レベルの私立中学校です。
こちらはリアル(通い)の子です。

 

片や偏差値70の私立中学校。
ZOOM授業をおこなっている子です。

 

奇しくも
同じ「体系問題集数学」を
使っています。

 

どちらも使われている
付随の問題集は、ほぼ同格です。

 

確かに細かいところを
つぶさに観てゆくと、
最終的に到達させる深さが
偏差値70の学校のテキストの方が
やや深いですが、

 

私の塾で使っている
教育開発出版社の
「新中学問題集・発展編」に比べると

 

切り口がちょっと異なっていることも
あるのですけれど、
突きつめ方からすれば、
「新中問・発展編」の方が
その分量と深さに関しては
軍配が上がります。

 

もっとも、
「体系問題集」の場合は
3年間を「1」と「2」の
2冊でまとめられているのに対して

 

「新中問・発展編」は
1学年ごとに編纂されています。

 

なので、
比べるのもどうかと思われますが、

 

もし中1と中2を
一挙にするのであれば、
「体系問題集」の方が
取り回しをするには使いやすいです。

 

クルマで言えば、
「体系問題集」の方が
小回りが利く高級車。

ボディーはやや軽めですが
安全性はバッチリ。

 

「新中問・発展編」は
ベンツのSクラス。
いわゆる
ドクトル・ヴァーゲンでしょうか。

 

例え方がふさわしくなければ
ご容赦ください。

 

 

本題に戻ります。

 

偏差値55の子と
偏差値70の子とで
正負の数の計算を
してもらうとします。

 

何が違うのかというと、
まず、これなんです。

 

計算の仕方が丁寧なこと。

 

途中式をすっ飛ばさないで
丁寧に書いているのは
偏差値の高い子の方です。

 

ではどちらが速いかというと
丁寧に計算式を書く方です。

 

確かに、
その子の性格的なこともあるので
一概には言えないと思いますよ。

 

科学的分析を
したわけではありませんので。

 

こういうことを述べるには
まず科学的分析を示せと
おっしゃる考えの方には
所詮は戯言でしょうから、
一笑に付してください。

 

ただ、
丁寧に途中の計算式を書く習慣が
きっちりと身についている子は
計算も速くて正確であることは、
目の当たりにした事実なのです。

 

で、本音のところを尋ねてみると、
偏差値70の子も
書くのは面倒だと思っているのです。

 

リアルの子もZOOMの子も
同じ中学1年生です。

 

同じ年齢の子が抱く想いとしては
それが普通だと思うのです。

 

ただし、その面倒なことを
そう思いながらも丁寧に進めるか、

その感情のままに自分勝手な解釈で
大切な部分なのに
気づかずにすっ飛ばしているか、
この違いなのです。

 

つまり、学問に対して
どの角度から見ているのかの違い。

 

私は計算がキライです。
小中高と丁寧にしつけてくれる大人が
当時の周囲にいなかったから。

 

それは個人的な甘えだと言われれば
それまでなのかも知れないけれど、
今のように塾が方々に
当たり前のように存在する
時代ではなかったし、

 

むしろ塾にっている子は
ある種特別な存在だった頃です。

 

第2ベビーブームの世代が
オフクロ様の世代。
その子が私です。

 

中学校はひとクラス50人で
1学年6クラス。

 

これはまだ比較的
規模の小さい公立中学校でした。

 

大所帯の公立中学校だと
50人ひとクラスで
1学年に12クラスとかが
当たり前だった時代です。

 

ひとりひとりの細かいところまで
面倒なんか見てもらえませんでした。

 

でもそれが当たり前だった時代。
だからたくましかったですね。

 

その代わり、
自分で気づいて出来ない子は
ずっと「荒削り」のまんまです。

 

現代の子は、
そういう意味では幸せですね。
「荒削り」の状態を
「ヤスリがけ」まで
してもらえるのですから

 

尤(もっと)も、それが過ぎるという
リスクも抱えているのだけれど・・・

 

学校の教師時代、
年配の先輩先生に
なぜか大事にしてもらった私。

 

その大先輩が退職されるとき
私に贈ってくださった言葉が、
これです。

 

まじめが一番。
まじめが宝。

 

学問に対する接し方の違い。
学問に対して
どれだけまじめに接しているのか。

 

それが偏差値の差に
直結しているような気がします。

 

 

 

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