2月24日
サントリーさん主催のワイン会にご招待頂きました。
この日頂いたワインはサントリーさんの登美の丘ワイナリー産葡萄100%で造られる「登美の丘」シリーズ3種。六本木瀬里奈さんのお料理と共に振舞って頂きました。
今回は昨年まで登美の丘ワイナリーでチーフ・ワインメイカーを担当されていた高谷さんからワイナリーの歴史と各ワインの説明をひとしきり受けたのですが、日頃から不勉強な私にはお話がとても参考になった。
昨年4月にリリースされた2013年のシャルドネ(シュール・リー製法で樽熟成45%、タンク熟成55%)。樽が効くも低めの温度設定でスッキリと飲ませる。口中で温度が上がると共にふくよかさが広がる。失礼な言い方ですが、思っていたより美味しい。
リリースは昨年10月。樽熟成58%にタンク熟成が42%で、もちろんシュール・リー。また遅摘みがサントリーさんの流儀&矜持らしい。かなり冷え気味で供されて香りも飲み口もかなりスッキリ、きりりとした風味。
うーーーむ、、、かれこれ10日も経ってから振り返っているので怪しいのだけれど、たしかこの甲州の方がかなり樽香がして気になった記憶がある。↑の感想も控えた内容が逆のような気がしてならない・・・
リリースが2014年9月。M40%、CF33%、CS20%、プティ・ベルド7%の樽熟成。ピーマン、青っぽさ、塩分、柔和な表情でほんのりショコラ。昨年末
に家で飲んだ時よりも美味しい。この美味しさの差はワインの供し方の差に他ならないと思うのだけれど、決してスケール感はないものの好印象を持たざるを得ない可愛げを湛えていました。日本の土壌で育った欧州葡萄からはなめし皮やけもの香が出ないという高谷さんの話が興味深かった。
樽発酵原酒とタンク発酵原酒とのアッサンブラージュ、更には早摘みと遅摘みも別々に醸造しアッサンブラージュしているとの事で、登美の丘のワイン造りの秘訣の一つを教わった気がした。
この日頂いた資料によると、日本ワインの市場は2011年あたりから右肩上がりに拡大している。それと共にワイナリーの数も増加傾向にある。そんな状況下において、「百年品質」を標榜するサントリーさんのワインは今も試行錯誤の真っ只中にあるようです。色々と興味深いお話も伺えたし、とても楽しかったです。
本日ご馳走になった瀬里奈さんの四季彩コース。
美味しかったです♪
どうもご馳走様でした。
サントリーワインインターナショナルの皆様、瀬里奈さん、どうもありがとうございました。
サントリーさんの日本ワインに関するサイトは → こちら
サントリーさんからのご案内で、この日頂いた登美の丘シリーズを買えるお店のご紹介
登美の丘 シャルドネ 2013 → こちら
登美の丘 甲州 2014 → こちら
登美の丘 赤 2012 → こちら