特別障害給付金

市役所の年金相談員の仕事(主に障害年金の相談)、26日が本年最終日。

4時の退勤時間近くに相談に来た方、特別障害給付金の請求でした。

この制度は、平成17年にそれまで障害年金の対象外とされていた、初診日が昭和61年3月までの厚生年金等の被保険者の被扶養配偶者(現在の国民年金3号被保険者)、平成3年3月までの学生等(現在の国民年金1号被保険者)で障害等級(2級以上)の方(国民年金の加入対象外)に支給されることにしたのも。平成17年は、私の社労士試験の真っただ中だったため記憶にあったもので、当時は厚生労働省、自治体の広報などでアナウンスされたが、今は知る人の少ない制度。

昨日、親しい社労士に話したが初めて聞いたという。

 

8月に親族が障害年金の相談に来庁され、初診日当時学生で未加入であったためこの制度の説明をしました。40年近く前の初診日の証明、当時の在学(在籍期間)の証明が取れると連絡があった後、連絡もなくずっと気にしていたところ、本年最後の日の退勤時間間際に初診日の証明、2級相当の診断書を持ち来庁されました。

当時から2級相当であったようで家族の支えで過ごしましたが、いよいよそれも難しくなり変わって8月に親族が相談に来られました。

相談員の仕事は、本業(クライアントの労務管理等)ではないのですが、1年の仕事が終わったとホッとしました。(まだ冬季休業ではありませんが)

 

 

 

 

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障害年金の初診日前の国民年金の保険料の納付の要件に

初診日の前日にその前々月から1年間に未納の無いこと。

があります。

ここで誤解が多いのが『未納が無い」ではなく、1年間に納付又は免除期間でなければいけないと思い違いをしているケースがあります。

実際、一か所の年金事務所そうのような間違いを回答されたため、たまたま用事のあった他の2ヶ所でも同様の誤った回答をし、確認を求めたところ、後日誤りであったとの回答があったことがありました。

例えば海外留学などで国民年金1号のの資格を喪失し、帰国直後に交通事故にあい障害、前々月から1年間の海外留学期間(国外在住し国民年金資格喪失し未加入)があれば、一度も納付が無くても所謂納付要件を満たすことになります。また外国人で入国直後に事故にあい障害となった場合も同様です。

ただし海外での未加入期間に初診がある場合は、対象外となります。ですが、それが20歳前の期間であれば、国籍を問わず20歳前傷病による障害年金が請求できることのなります。

ややこしい話ですが。

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30年以上前の学生時代に精神疾患を発症。

安定し卒業後、会社勤め。

再発しその後は通院しての自宅で両親の保護のもとに生活。

30年以上経過し両親も高齢となり親族が障害年金の相談へ。

すでに過去の記憶ははっきりしませんでしたが、10年後に転院した2番目(10年前に初診)の病院の手帳申請(昨年申請)のための診断書の記載から初診の病院名、初診日が判明。

初診の病院に確認すると、記録(カルテ)があるとのこと。

ただし、年金記録上は、21歳の未加入期間。

当時は、学生が任意加入であったため卒業し入社時に厚生年金加入。その後は、未納なし。

学生の在籍期間の証明をとり、未加入(任意加入)が適正であることを確認し、特別障害給付金を請求することに。

現在の病院によると、だいぶ以前に障害年金用の診断書を成したことがあるとのこと。当時は特別障害給付金制度の制定前だったか、他の事情で請求しなかったかはわかりませんでしたが、6~7年前の初診の証明が取れず苦労することがある一方、10年以上前に転院しても記録が保管されていることも少なくありません。(最後の診察からの保管義務は5年)

 

 

 

 

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30年以上前の初診日

同時期に二人の相談、

また、遙か以前に請求していれば対象となったはずでしたが、

ご家族が支えてきていよいよ高齢になり相談に行こうとなったことも同様。

病院などを転院してしまうと、最後の診断から5年を超えてしまうとかカルテが廃棄されてしまい請求断念あるいは請求まで苦労することになります。

続く

 

 

相談日 記憶

この春から月に数日、市役所の相談員をしています。

主に障害年金の請求のサポートです。

先日、年金機構から届いた個人番号関係の書類の記入についての相談。

先週から毎日10人以上来庁しています。

私の名札を見て

大庭さん・・・以前お世話になりました。

だいぶ前のようなので過去の相談記録を見ると、お子さんらしき方の名前。以前相談員だったころです。

手元を見ると、なぜか障害年金の診断書。

見させていただくと、ある病院の名前。使われなかった診断書。

あ・・っと記憶が戻ってきました。

結局、この病院の診断書は使わず、前医の診断書2枚(認定日、」現在)で請求されたのを思い出しました。

さすがに事の経緯は、記憶から蘇らなかったのですが、奥様と二人でお子さんの相談に来庁され、遡及請求が認められたことを思い出しました。