2009-05-19 00:08:18

出会い・回想編⑥―2度目の告白―

テーマ:ギリギリ平和-恋人編-

―前回の話し『出会い・回想編⑤-2』 の続き)―


5月15日――

ヒジョンと出会って17日目の夜。

僕は2度目の告白をした(//・_・//)


ヒジョンに初めて告白したときのヒジョンの返事――

「わたしはまだあなたのことを知りません。まさき君もわたしを知らない。でもどうしてわたしを好きというの? わたしには理解が出来ない。だから恋人になることは出来ない。ごめんなさい」


僕としては、出会ってからの時間など関係なかった。

仕事をしていても、家にいるときも、そして眠りに落ちる直前までヒジョンのことばかりを考えていて、今後この気持ちが今よりも下回ることなどないと思っていたから。

初恋に良く似ていた。

相手を思う気持ちが自分の中でどんどん膨れていって、気付くと自分ではその気持ちを制御することが難しくなっている。

何をしていても、彼女への思いが自分の動力となる。


ヒジョンからその返事が返ってきたとき、僕は、もちろんその返事をもらってただうなだれていたというわけではない。

どうしてヒジョンが好きなのか、どこに惹かれたのか、僕なりにヒジョンに伝えた。


「ヒジョンさん。僕は君が外国人だから、興味で君にそう言っているのではないよ。僕も人間で、ヒジョンさんも同じでしょ。人間と人間としてヒジョンさんを好きになったよ。そして明日になれば今よりももっとヒジョンさんを好きになっているよ。明後日にはもっともっと。これは僕の中での自分だけの理由だけど、でも嘘はつかないよ」


………。

黙り込むヒジョン。


そして重い口をようやく開き、そこからこぼれた言葉は…

「ありがとう。まさき君の気持ち嬉しいです。でもわたしはまだ不安です。わたしは外国人です。わたしの国は韓国です。あなたは日本人です。あなたの国はここにあります。わたしはまだ日本のことも日本人のこともイメージしかないです。あなたの気持ち届きますけど、まだわたしの気持ちが動きないです。ごめんなさい。まさき君の気持ちに返事すること出来ない」

だった。


これがヒジョンへの1度目の告白――


この告白の後も、僕らは今までのように会い、そして色々な話をした。

僕の考えていたとおり、ヒジョンへの思いは加速を続けた。


そして2008年5月15日―


いつもの場所でいつものように会う―

(今僕らが住んでいる街。時刻は午後8時)


「まさき君。わたし達二人だけで会うこと今日で10回だよ」


僕とヒジョンが出会ったのは、4月29日。

ということは、僕らは週に4回は会っていたことになる。

ヒジョン仕事ヒジョンヒジョン休息ヒジョン


「数えているの?」


「ダイアリーに書いているからわかるよ」


二人で会うことも今日で10回目―

この10という数字の中で僕はヒジョンという人間について多くのことを学んでいった。


高校、大学と演劇(戯曲)について学んでいた。

3人兄姉の末っ子。

ハンバーガーなどのジャンクフードが大好き。

日本に来る前はOLとして働いた経験がある。

日本に来た理由は『嵐に会うため』。

アウトドアが大好き。スポーツならなんでもOK。

将来については今はまだ未定。

・3年前には彼氏がいた。そして結婚間近というところで破局。


etc etc etc etc etc.


そしてヒジョンも(たぶん…)僕について色々と学んでいったのだと思う。


カフェでコーヒーを飲みながら、閉店までねばり、それから僕らは駅周辺をあてもなくブラブラとする。


その散歩中、日韓話が原因でケンカになる。(x_x;)

(この原因についてはPC内の日記に保存されていないので不明)


まだ終電の時間ではないのに、「帰る」と言って、一人歩き去るヒジョン。

(この頃僕らは、終電間際まで一緒に居て話をしていた)


待って!

と言っても、ヒジョンの足は止まらないヽ(;´ω`)ノ。


追いついては横に並び、話しかけるが… 無視される。


そして再びヒジョンは僕を後に―


はああぁぁぁ。(*´Д`)=з


重い溜息がこぼれる。

そして「互いに外国人」という言葉が頭をよぎる。

僕は日本人で、ヒジョンは韓国人―

考えも価値観も違う…。


ヒジョンはすでに遙か前方へ。


どうしよう…(;´Д`)ノ このまま追いかけないほうが互いのために…


でも…


そう、でもやっぱりヒジョンのことが好き。

「今日の君よりも明日の君が好き」

僕はヒジョンにそう言った。


もうどうにでもなれ、そんな気持ちが心を支配する。


そして…


ダッシュ!! ヒジョンに向かって一直線!!


「ヒジョンさん!」

後ろから呼びかけてみる。


が…、やっぱり無視される。゚(T^T)゚。。


どうにでもなれ~~~~っ!


後ろからヒジョンの腕をつかみ、強引に振り向かせる。


「アパ~…」 ※アパ=痛い

そう言って力なく振り返るヒジョン。


「ヒジョンさん、俺は前に言ったでしょ? 今日の君よりも明日の君が好きって。正直言うと今少しイライラしている。でも、それでもまだヒジョンさんのことが好きなんです」


俯くヒジョン。


ここまできたらもう一度言うしかない。

どうにでもなれ精神が加速する。


「ヒジョンさん、俺はずっと変わらないから。約束するよ。だから付き合ってください。ずっと一緒にいたいから」


俯いたままのヒジョン。


…ダメか。

喧嘩もしたし、そのあげくに暴走した男が2度目の告白を。

見込みの薄い暴走的告白


………???


???


???


??????


今、少し頷いた… ような。


なので、もう一度言ってみる。

「ヒジョンさん、ツキアッテクレマスカ?」


改めて冷静になってみると、なんだか恥ずかしい…。


!!!


!!!∑ヾ( ̄0 ̄;ノ


ヒジョンは縦に一度頷いた。


!!!!!!!!!!!!!!!!!


OK????


そして、ヒジョンは一言だけ恥ずかしそうに言った。

「ナドニガチョア」 ※わたしも君が好き


このヒジョンの言葉は今でもはっきりと耳に残っている。

もの凄く恥ずかしそうにしていたヒジョン。

そして消え入りそうだったOKの言葉


2008年5月15日―

こうして僕らは恋人となった。


PS

喧嘩から告白そして恋人へ。

僕ららしい始まりだった。

そして、この翌日―

カップルとしての初めの1日――

僕らはやはり喧嘩をしていた。

交際スタートして1日で破局寸前というところまで。


そう考えると、1年前のあの日から今日まで、僕らは同じ場所を回り続けているような気がする。


※コメントへのお返事は後日いたします。箱根にいる僕らが今喧嘩していないことを望む5/12現在の僕です(^_^;)



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