日本一周の旅315日目:日奈久温泉~山江温泉
テーマ:日本一周の旅:311~320日目本日の温泉入浴数:9湯(トータル2460湯)
本日の走行距離:90キロ(トータル30718キロ)
本日のルート:日奈久温泉~山江温泉(熊本県)
朝8時から温泉めぐりをスタート。
いつもなら目が覚める時間だが、
昨夜、日奈久温泉に到着した時間が夜遅くて
温泉街を散策できていなかったことと、
共同浴場が午前10時から清掃タイムに入ってしまうことからだ。
日奈久温泉街は国道沿いにある温泉街なのだが、
狭い路地が入り組んでおり、旅館や商店が密集している。
明治、昭和時代にさかのぼってしまったかのような
古びた街並みが温泉情緒をかき立ててくれる。
名物のちくわの店が並んでいるのも温泉街の特徴だ。
なんでも、開湯は室町時代にさかのぼり、
熊本県でもっとも長い歴史をもつ温泉地なのだとか。
もっと注目されてもよさそうな温泉地なのだが、
入浴客は年々伸び悩んでいるようそうだ。
温泉街の中心にあった共同浴場「日奈久温泉センター」は
リニューアルオープンに向けて、現在工事の真っ最中。
新しく生まれ変わる温泉街のシンボルが人気回復の起爆剤になればいいのだが。
温泉街の路地裏にある鄙びた外観の共同浴場。
朝は6時から10時までの営業である。
建物のある券売機で200円のチケットを購入して、
番台のおばあさんに渡す。
内湯は10人ほどのタイル張りで、
透明の単純温泉がオーバーフロー。
ライオンの湯口から、ちょいスベのしっとり湯が100%かけ流しだ。
茶色や白色の湯の花も少々見受けられる。
常連さんと思われるおじいさんたちが、黙々と体を洗っている。
毎日浸かるにはもってこいのサッパリとする湯だ。
東湯とは反対方向の路地裏にある共同浴場。
温泉街の視点からいえば、東湯より西に位置するのだが、
方角的にみれば南になる。
東湯よりも鄙びた外観&浴室がいい雰囲気。
8人くらいのタイル張りの湯船に透明の単純温泉が100%かけ流し。
やはり、ライオンの湯口からクセのない湯がドボドボと投入されている。
源泉は東湯と同一のものであるが、
少しとろっとしていて、湯の花の量が多いような気がする。
温泉分析書によると、源泉には微硫黄臭があるそうだが、
東湯、西湯ともに湯口付近かも匂いは確認できなかった。
西湯の裏手に位置する旅館に併設された共同浴場。
東湯、西湯以上に鄙びている外観がいい味を出している。
番台のおじさんに150円を払って中へ。
浴室は脱衣所一体型で、階段3段分低くなったところに、
浴室が位置する理想的なスタイル。
さらに、水色のペンキやカラフルなタイルの使い方など、
意匠的にも優れており、鄙びを通り越して美しい。
ただ古いだけでなく、丁寧に使い込まれた感じがよいのだ。
湯船は熱湯とぬる湯に分かれており、6人くらいのサイズ。
熱湯からぬる湯のほうに透明の塩化物泉がオーバーフロー。
湯口付近では、硫黄がほんのりと香り、甘味も確認でき、
とても塩化物泉とは思えない印象を与えてくれる。
温泉って奥深い・・・。
温泉の個性、鮮度ともに東湯、西湯をしのいでおり、
全国レベルで見てもトップクラスのお気に入りとなった。
【第4湯】は、坂本温泉・さかもと温泉センタークレオン (地図)
八代市ののどかな風景が広がる里山にある日帰り施設。
内湯は20人ほどのサイズで、ジェット付き。
透明の炭酸水素塩泉はオーバーフローは見られず、完全循環式だ。
とろみのある湯で、ヌルヌル感が強烈なのはよいが、
塩素の匂いが少々気になるのが残念だ。
露天は山の斜面にある木立に囲まれた石づくりの湯船。
2段に分かれており、上段の5人ほどの湯船から、
下段の15人ほどの湯船にオーバーフローしていく仕組み。
内湯と同じく、とろみのあるヌルヌル湯だが、塩素が気になる。
なお、家族湯は源泉かけ流しだというから、
複数人で訪れる人には、家族湯をお勧めしたい。
日本三大急流のひとつである球磨川沿いにある
旅館2軒と共同湯1軒だけの小さな温泉地。
湧泉閣はいちばん奥にあり、意外と立派な和風の佇まいの宿。
混浴の露天風呂があるらしいが、今日は内湯のみ利用可とのこと。
浴室に入ると、硫黄の甘い香りが充満していて心躍る。
8人ほどの水色のタイル張りの湯船に、
透明の単純温泉が100%かけ流し。
ちょっととろみがあって、甘味のある湯は、
スベスベ感が強く、肌に優しい柔らかい印象だ。
前日に入った「元湯温泉かりまた」に似ている。
硫黄の香りとあいまって、浴感は抜群である。
【第6湯】は、吉尾温泉・吉尾温泉共同浴場 (地図)
温泉街を流れる球磨川の小さな支流に、
せり出すように建つ共同浴場。
パッと見は普通の民家のようであり、
しかも看板や案内は一切出ていないので、
知る人ぞ知る温泉という感じだ。
2階が入口になっており、料金の170円を入れる箱がある。
共同湯としてはユニークな構造になっており、
らせん状の階段をカツカツと下へおりていく。
川に近い1階部分が浴室になっていて、
窓がないので薄暗い空間である。
こじんまりとした浴室には3人ほどの石造りの湯船がひとつ。
底が少し深めになっているのが特徴で、
湯船の中からぬるめの透明湯がじわじわと注がれ、オーバーフロー。
湧泉閣ほどではないが、硫黄の香りがわずかに漂い、
スベスベ感のある優しい湯だ。
湯もよいが、浴室や脱衣所がキレイに掃除&整頓されていて、
とても清潔感と規律のある空間で、居心地がよい。
【第7湯】は、吉尾温泉・高野屋旅館 (地図)
吉尾温泉の湯がすっかり気に入ったので、
残りの1軒にも立ち寄り入浴。
民宿風の小さな宿で、部屋も浴室も2階にあり、下は駐車場という構造。
おしゃべり中のおばあちゃんに入浴を乞うと、
「どうぞ、どうぞ、お金は後でいいわよ」とのこと。
男女別の浴室は、3人ほどのタイル張りの湯船がひとつで、
透明の単純温泉がもったいないくらいに大量にオーバーフロー。
床は大洪水状態になっており、温泉好きにはたまらない光景だ。
見た目だけでなく、浴感もすばらしい。
わずかに硫黄が香る湯で、スベスベ感がとても強い。
じっとしていると、泡付きが大量に見られ、
付着した気泡で体が白く見えるほどにびっしりだ。
湯の中に炭酸ガスが浮いているのがわかるほどで、
これは新鮮な湯の証拠である。
ちょっとぬるめの適温湯なので、じっくりと長湯できるのもいい。
湯上りでに料金を払おうとすると、200円とのこと。
安い、安すぎる。
【第8湯】は、一勝地温泉・かわせみ (地図)
球磨川沿いの小さな集落にある日帰り&宿泊施設。
宿泊棟が大きく、けっこう立派な建物がデーンと構えている。
内湯は20人ほどの湯船で、透明のアルカリ性単純温泉が、
大量にオーバーフローしていて、気分爽快。
スベスベ感の強いしっとりとした湯なのだが、
循環していて、塩素の匂いが気になるのが惜しい。
10人ほどの露天岩風呂も同じ状況なのだが、
露天風呂の隣にある、1人用の岩風呂と2つの桶風呂は
38℃の源泉がそのまま掛け流しにされている。
ちょいスベで、わずかに甘味のある湯。
内湯よりオーバーフローは少ないが、
やはり掛け流しの気持ちよさは循環湯とは違う。
人吉温泉の北のはずれにある宿泊施設も備えた温泉施設。
内湯は20人ほどの岩づくりで、下段にある電気風呂などに
オーバーフローしていくしくみ。
透明湯はスベスベ感の強い湯で、しっとりした浴感であるが、
循環はしている。
ただ、湯口からは38℃の源泉がちょろちょろと注がれており、
浴感はまずまず。
露天は10人くらいの岩づくりで、2つに分かれている。
オーバーフローはあるが、塩素の匂いが気になるのが残だ。
湯口付近や湯船の岩の一部が赤茶色に変色しているので、
本来は鉄分も含んでいるのだろうか。
だが、口に含んでみると、甘味を感じる湯だ。
このあと、休憩室→ジョイフル→道の駅と移動し、
3日ぶりの車中泊。
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本日は、人吉温泉周辺の温泉をめぐる予定。


















