2017-03-18 02:02:02

またも、料理人

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー


料理人
ハリー・クレッシング著
一ノ瀬直二訳
ハヤカワNV文庫


本を読む読む一ヶ月に7冊8冊読むと云っておいてなかなか読めておりません。
そんな時は自分の慣れ親しんだ本を読んで読書モードを作らねば。
そんなわけでワタシが世の中で最も偏愛しておりますこの本を読みました。
人生でこれで何度繰り返し読んだことでしょう。
100回や200回ではきかないはずです。
そしてこの本は見つけると買ってしまうのです。
特にこの古い装丁のを見つけると必ず買います。
同じ本を何冊持っているのかわからないくらい持っています。
このブログにも何度もこの本のことを書きました。
今回のこれはネットで見つけた昭和47年2月29日発行の初版文庫本。
この本のどこが良くてどこが気に入っているかなんてもう問題でありません。
自分の経験を追体験しているような気持ちになります。
もうこの本は自分そのものに近い感覚です。
コンラッド、ハロルド、ブロッグ、モンテ・スプリングホーン、マクスフィールド。
エスター、ダフネ、ミセス・ウイグトン、ヒル夫人、ネル。
みんなが生き生きと活躍していました。
またみんなに逢いに行きます。
きっとまだ何度も何度も。
2016-05-21 09:09:09

ニッポンの河童の正体

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー


ニッポンの河童の正体 飯倉義之編 新人物ブックス
河童とはなんぞや。
日夜想いを巡らせております。
世の中は未知なことばかり。
日本各地にこれだけ河童の伝承がある。
河童ちゃんはいるんです。
シリアスでおっかないヤツから。
コミカルで楽しいヤツまで。
黄桜もかっぱ寿司もある。
河童の三平から妖怪ウォッチまで。
テペトもキングカッパーもいる。
その正体は。
それは云えない、あしからず。
アナタとワタシの河童ちゃん。
どうぞよろしく。
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2016-02-09 02:09:09

水木しげるの妖怪事典

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー
今から30年ほど前に出版された『水木しげるの妖怪事典』。
昭和56年9月初版発行。
ワタシはこの本を買って、その後で一緒にバンドをやっていた金森くんにこの本を貸しました。
当時ワタシは買うとすぐ人に貸す習性があったようでして。
Gibson Firebirdも買ってすぐ半年くらい友達に貸していました。
そしてこの妖怪事典、ワタシは貸したのも忘れ、金森くんは故郷の岩手に帰りました。
それから30年。
金森くんが部屋の片付けをしていたところこの本が出て来たとFacebookのメッセージが来ました。
そう、インターネットやFacebookで金森くんとはずっと連絡は取っていたのですが。
この本の事はすっかり忘れていました。



カバーは30年の時を感じさせますが、本体はとてもキレイで新品同様。
金森くん送ってくれてありがとう。
お手数おかけしました。
早速さーっと読んでみたのですが。
内容とはあまり関係なく「あなたはもっとがんばりなさい」と云われた気がしました。
昨年末水木先生が妖怪の国に戻られて、そして30年ぶりにワタシに妖怪事典が戻ってくる。
縁であったり、流れであったり、色々な事を感じます。
もっともっとがんばります。
そう云えば、ネットの記事で「頑張れ」って言葉が放送禁止だか自粛だかになるなんて見ました。
人に過剰なプレッシャーを与えてストレスになるから、なんだそうな。
素浪人花山大吉が「このバカタレが!」と云い。
ゲゲゲの鬼太郎のお父さんが「この愚か者め!」と云うでしょこれ。
ワタシはナマケモノなので頑張るとか努力とか好きじゃないですけど。
あんまりくだらない事云ってると焼津の半二兄さんにもねずみ男にも怒られますよ。
ああちょっとすっきりした。
悪魔メフィストもきんどーちゃんも出したいところですが、この辺で。
おやすみなさい。
やーねぇ。
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2014-04-17 11:04:17

世界の怪獣

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー


写真で見る世界シリーズ
世界の怪獣
中岡俊哉著
秋田書店

 
スゴーク懐かしい本です!
1967年5月初版。
子供の頃にすり切れるくらい読んだ本です。
北海道の戸塚さんのご厚意でこうしてまたこの本を手に取る事が叶いました。
ありがとうございました!
シアワセデス!
さて本の内容ですが。
写真で見る、と書いてありますが写真は一枚もありません。
そして世界各地で目撃されたりした怪獣の話がこれでもかと続きます。
恐竜と動物と妖怪とモンスターと全部入り交じったような怪獣達。
もちろん全部ファンタジーです。
最後には宇宙怪獣まで出てきて宇宙で戦ったりしてますから。
でも、実際の国名や地名などが出てきます。
そう云うのをこの本で学びました。
特に湖の名前はこの本でいっぱい覚えました。
オリ湖、ストルシェン湖、コクナク湖、ラナナ湖、マスリア湖。
特にストルシェン湖は最近でも怪物の画像がYou Tubeに上げられたりしています!
怪獣はいるんです。
ファンタジーとはわかっていても、信じている。
ウルトラシリーズの幾つかが私にとって真実以上の真実であるように。
怪獣はいます。
その想いを新たにした2014年4月。
ビバ世界の怪獣!
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2014-02-27 12:22:22

事件記者コルチャック

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー

 
事件記者コルチャック
ジェフ・ライス著
尾之上浩司・真崎義博訳
ハヤカワ文庫

 
久しぶりに本のご紹介を。
この事件記者コルチャック、70年代のテレビシリーズでした。
アメリカでは74年、日本では76年に日曜日の夜10:30から日テレでやってました。
チャーリーズ・エンジェルとかバイオニック・ジェミーとかの枠です。
20話だけの短いシリーズでしたが、ヒジョーに印象に残っていました。
簡単に云えば怪奇事件を追う新聞記者のお話。
吸血鬼に狼男に亡霊に怪物に宇宙生物。
あのXファイルもこの番組の影響を受けているとか。
そしてこのコルチャック、ジョニー・デップ主演で映画化されるとか。
この本はそのコルチャックのお話の元になった小説。
「ラスヴェガスの吸血鬼」と「シアトルの絞殺魔」の2本立て。
あまりにも面白くて一気読みしました。
吸血鬼、強し。
絞殺魔も、強し。
でもコルチャック、強し。
自分が今ちょうどコルチャックと同い年くらい。
コルチャックほど激しくないし、義憤にも駆られないし、酒も酩酊するまでは飲まない。
けれど、何だかとっても感情移入してしまった。
それにしても今またコルチャックに会えるとは思わなかった。
なんだかとってもウレシイデス。
映画も楽しみ。
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2012-12-10 11:58:58

私はフーイー

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー

小野瀬雅生オフィシャルブログ「世界の涯で天丼を食らうの逆襲」by Ameba

 

私はフーイー

沖縄怪談短編集

恒川光太郎著

メディアファクトリー

 

11月末に初版の新しい本です。

先日本屋さんで手に取って、そのまま一気に読了しました。

以前この著者の『夜市』と云う作品を読んで、心に残っておりました。

この本では短編のどれもが沖縄を舞台にしたお話。

怪談集です。

伝承的なお話もあれば、ラブクラフト仕立てのようなお話もある。

どの話も、何故か私には物凄く情景がはっきりと見えました。

間違っているかも知れませんが、克明に、鮮明に。

そして怖いのと同時に、何か安心出来る懐かしさみたいな感覚もある。

明るい光の中に同時にある暗さと云うか影と云うか。

逆に夜の中にある明るさとか。

自分が知っている昔みたいなものがあるのか。

子供の頃に希望と絶望が同時にやってくる感じとか。

とても色々な事を感じた本でした。

偶然の出逢いに感謝。

そして沖縄にも行ってみよう。

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2012-03-06 05:57:59

そして、料理人

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー

小野瀬雅生オフィシャルブログ「世界の涯で天丼を食らうの逆襲」by Ameba

 

料理人

ハリー・クレッシング著

一ノ瀬直二訳

ハヤカワ文庫

 

そして、料理人、です。

このブログだけでも3度目の登場の本。

1度目の登場

2度目の登場

私の愛読書です。

またコンラッドやハロルドに会いにきました。

栗とソーセージの詰め物をされた鵞鳥。

果実の詰め物をされた赤鳥。

『山の農夫の食生活』

乾いてからからの肉。

驚くべきソース。

やってきて、のさばって、征服。

これだけ読んだらなんのこっちゃでしょう。

でも、すんごく面白い本です。

本屋で見つけると必ず買っちゃいます。

私は、料理人、何冊持っているんだろう。

文庫の初版が1972年2月29日!

ちょうど40年前のニンニクの日か!

ちょっとビックリしたぞよ。

そしてこないだ買ったのが2011年1月15日の23刷。

私だけでなく、誰かが買い続けているはずです。

なんだか、嬉しいです。

料理人、読んでみて下さい。

ハマったら、教えて下さい。

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2012-03-04 17:04:54

幼年期の終り

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー

小野瀬雅生オフィシャルブログ「世界の涯で天丼を食らうの逆襲」by Ameba

 

幼年期の終り

アーサー・C・クラーク著

福島正実訳

早川文庫

 

久しぶりに読んだ本のご紹介。

昨年の後半は全然本を読みませんでした。

今年に入ってもあまりペースは上がらず仕舞い。

手に取って読み始めて、途中でストップ。

そんな本が何冊もあるんです。

そんな私の読書スイッチをオンにするにはどうするか。

読んだ事のある本を、それも愛読書を、立て続けに読む事。

読書自主トレ、そしてキャンプ。

2月後半からようやくエンジンがかかってきました。

そして3月に入ってオープン戦に間に合った感じが致します。

まずはこちらの『幼年期の終り』。

何度も何度も読んだ本です。

クラークと云えば『2001年宇宙の旅』。

映画の2001は私のオールタイム・ベストワン。

小説だとこの幼年期です。

この幼年期が上梓されたのが1953年。

昭和だと28年。

NHKテレビ放送で大相撲中継と紅白歌合戦が始まった年。

それなのにこの壮大な未来観。

そして冷静で的確な人間観。

私達はこの本を読むべき、この世界観に立ち入るべきです。

人類が宇宙開発、核開発競争などに勤しんでいた時、宇宙人オーバーロードがやってくる。

人類のありかたに干渉し、地球は平和な世界になる。

オーバーロードが語る場面があります。

曰く、人類はこの小さな惑星を治めると云うだけにすら驚くほどの無能。

自ら滅亡の一途を辿っていた。

介入がなければ地球は放射能まみれの砂漠になっていた、と。

この部分は以前より気になっていましたが、今は新しいカラーが加わって心に響きます。

無能、ね。

現実の我々はこの本から何かを学び得るのでしょうか。

壮大なエンディングに繋がる哀しみ、美しさ、無常さ。

宇宙人オーバーロードの「でもやるんだよ」的な精神と立ち振る舞い。

「無能」vs「でもやるんだよ」。

最後の人類も「でもやるんだよ」のヤツだ。

そんなわけで私の心にも「でもやるんだよ」の灯が点ったのであります。

めでたしめでたし。

名作中の名作ですので、皆様にも一読を心からお勧めする次第。

ちなみに創元推理文庫の「地球幼年期の終り」、光文社古典新訳文庫「幼年期の終わり」もあります。

私はこの機に乗じて全部読んでみようと思います。

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2011-04-05 15:48:41

料理人、ふたたび

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー


 小野瀬雅生オフィシャルブログ「世界の涯で天丼を食らうの逆襲」by Ameba


料理人

ハリー・クレッシング著

一ノ瀬直二訳

ハヤカワ文庫

(やっぱりこっちの表紙の方がいいなぁ・・・)


再読しました。

生涯で何度目の再読でありましょうか。

私が一番好きな好きな場面。

コンラッドが赤鳥射ちの後の食べ競べに勝ってひとこと。

「まだとても足りないんだから!」

彼の超人性が衆目に晒されたその瞬間。

静まったギャラリーの息を呑む感じがたまらなく好きです。


小野瀬雅生オフィシャルブログ「世界の涯で天丼を食らうの逆襲」by Ameba


現在の表紙はこちら。

今回もエンジョイしました。

私が一生愛するであろう本のうちの一冊です。


前回の「料理人」記事

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2011-04-05 15:14:28

スティーヴ・フィーバー

テーマ:本・SF・ホラー・ファンタジー

小野瀬雅生オフィシャルブログ「世界の涯で天丼を食らうの逆襲」by Ameba


SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー

ポストヒューマンSF傑作選

スティーヴ・フィーバー

山岸真編

ハヤカワ文庫


収録作品

「死がふたりをわかつまで」ジェフリー・A.ランディス

「技術の結晶」ロバート・チャールズ・ウィルスン

「グリーンのクリーム」マイクル・G.コーニィ

「キャサリン・ホイール(タルシスの聖女)」イアン・マクドナルド

「ローグ・ファーム」チャールズ・ストロス

「引き潮」メアリ・スーン・リー

「脱ぎ捨てられた男」ロバート・J.ソウヤー

「ひまわり」キャスリン・アン・グーナン

「スティーヴ・フィーヴァー」グレッグ・イーガン

「ウェディング・アルバム」デイヴィッド・マルセク

「有意水準の石」デイヴィッド・ブリン

「見せかけの命」ブライアン・W.オールディス


テクノロジーによって変容した人類の姿を描いた作品が収められています。

面白かった作品もそうでなかったのもありました。

ほんのワンフレーズでも気になった部分があれば儲けモノだと思っています。

「グリーンのクリーム」「ローグ・ファーム」「見せかけの命」が私のベスト3。

あとは「死がふたりを・・・」「引き潮」「ひまわり」「スティーヴ・フィーバー」。

このシリーズで他のアンソロジーも出ているので読んでみようかな。

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