おはようございます。
おのころ心平です。
右の下腹部に激痛が走る盲腸とは
じつは俗称で、ほんとうは、「虫垂炎」が正しい。
大腸の始まり部分にぶら下がり、
虫が垂れているような形をしているので、虫垂。
ここに炎症が起こると激しい痛みが生じます。
小腸から続いて、
大腸がはじまる部分のことを「盲腸」と呼びます。
小腸の終わりの部分が回腸、
大腸の始まりが盲腸。
小腸と大腸のつなぎ目を
「回盲口」と言います。
回盲口の大腸側には、大腸に入った食べ物が
小腸に戻らないように「弁(バルブ)」があります。
これを回盲弁と言いますが、
小腸と大腸をつなぐフタだとイメージしてみて下さい。
食べ物は、回盲弁を通じて、
別世界への扉を開くのです。
大腸的才能2 新しい世界への扉を開く
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ところで、この回盲弁、
私たちの咀嚼(噛んで食べる)の仕方に
大きく影響を受けます。
しっかり噛めば、回盲弁の開閉もしっかり働く。
胃と小腸をつなぐ部分にも、
幽門弁(ゆうもうべん)という
フタがあるのですが、
僕の考察では、どうやら
左奥歯で噛むのが、幽門弁の開閉、
右奥歯で噛むのが、回盲弁の開閉
と連動しております。
胃の出口⇔小腸の入口=幽門弁
小腸の出口⇔大腸の入口=回盲弁
片噛みの習慣は、小腸の入り口と大腸の入り口で
食べ物の流れにアンバランスをうんでしまうのです。
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