家庭の風通し

私事であるが、10月20日に男の子が産まれた。

そこで思うのは、親から子への愛情である。


子どもを育てていく上でそれはいつだってあるだろう。

しかし、子どもは親からの愛情を感じられない場合がある。

親からすれば「言わなくてもわかるだろう」の世界。

親にとっては「自明の理」というか、当たり前過ぎること。

しかし、子どもの側はそんなことまったく「当たり前ではない」

ここに意識の差があり、すれ違いが生じる。


私が勤務していたひきこもり青少年の施設でも「自分は親に大切に思われてなんかいない」とか「こんなダメな私なんて・・・」という声を数多く聞いた。

「あなたを大切に思っている」なんて言葉に出しては普通言えないものである。

照れくさい。言うのははばかられる。

ここのあたり日本人は苦手分野だろう。

欧米人は「I love you, Tsuyoshi」なんて歯の浮く言葉を平気で口にしたりする。

時には彼らの直接的な物言いに学ぶべき点もあると思う。


面と向かって言えないそんな時に活躍するのが、他人の存在である。

すなわち自分の親以外の大人。

子どもはよその家の大人と接するなかで「へぇ、おとなってこんな風に思っているんだ~。意外だったな~」とか、「大人って大したことないんだ。自分と同じでダメなとこあんじゃん」とか「いやぁ、おとなってすげえな。勝てねえや」とか「まじこんな大人にはなりたくない」とか、いろいろ感じるものである。


そんな家族以外の大人との交流、ふれあいのなかで気づくことがたくさんある。

昔の日本にあった大家族社会には、父親、母親、姉、兄、祖母、祖父、義姉、義兄などたくさんの大人のモデルがあったし、親の言っていたことの本当の意味を教えてくれる回路があったり、ガス抜きの装置があった。


今の核家族にあるのは、閉塞感や息苦しさである。


他人という風は家庭に予想外のいいことを運んできてくれる。


「家庭を風通しよくしてみませんか?」である。


他人の家で夕食を食べたり、お泊りをしたり。

そんな小さなことが子どもにとっては大切なのである。

いや、大人にとっても大事なのかも知れない。


そんな社会に子どもたちの問題を解決するヒントが隠されていると思う。

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読書会の報告&次回は11月23日(祝)

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今週10月22日(日)は、オンリーワンクルーで
読書会を開きました。


前回に引き続き「生きる意味」の第7章を
みんなで読みました。


参加者が少なめだったので、じっくりと
話し合う感じでした。


今回出てきた内容としては、


親切とおせっかいの違い
仇討ちとしてのワガママ
我がままとワガママの違い
恥の文化の縮小化傾向にある日本人
誰も見ていなくてもご先祖様に恥ずかしい

などなど。


こんな風に書いてもおそらくわからないと
思いますが、興味を持った方は、
上田紀行著「生きる意味」を手にとって
みてください。

図書館にもあると思います。


次回読書会は、11月23日(祝) 午後2時~5時


 課題の本は、特に決めず、参加者が各自、
自分の好きな本を一冊持ってきて、その本の
どこの部分が「好き」だったり、「おもしろい」のか
を話しながら、本のつまみ食いをしながら
意見交換、議論をしてみたいと思います。


他の人がどんな本を持ってくるのか楽しみです。

もちろん、本を持って来なくても参加できます。
いろんな人のオススメの本を見るのも一興では?


今回の読書会と21日に高さん率いる高尾山登山の
報告ページを作りたいのですが、なかなか
時間がなく、もう少しかかりそうです。
みなさん、すいません。


涼子(妻)が出産後しばらく留守で、掃除や洗濯をするのが、
大変な毎日を過ごしています。

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気分に左右されないことの大切さ

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「不安」について書いてみようと思う。


まずは、「不安」とは何かの定義から。
辞書によると「こころが落ち着かないこと」とある。
類語:心配 対語:安心 
例)不安な気持ちで試験の発表を見に行く


不安だから行動できないという人がいる。
かく言う私も人生における大きな決断のとき
には不安が伴う。


私のお世話になっているある会社社長にこんな
質問をしたことがある。


「悩んで身動きがとれなくなることがあると思うの
ですが、社長はそんなときどうやって対処されていますか?」

すると、おおよそこんな答えが返ってきた。


「いいかい、鈴木君。その時その時のあるがままの
気持ちで、今やらなければならないことを気分に
左右されずにする。それが大切なんだ」。

その瞬間、私は「口がポカン」と開いたままだった。
しかし、その後、
その意味を何度も何度も考えるた。すると、いかに
含蓄のある言葉であるかが徐々にわかってきた。


「気分に左右されずに」という部分に特に目から鱗が
落ちた。なぜならそれまでの自分は気分を優先して
いたからだ。


気分を優先するからダメなんだと、キッパリ言われた。
正直落ち込んだ。


人は何かをやりたい、と思う瞬間がある。
次の瞬間、ほとんどの場合、目の前に大きな壁が
立ちはだかり、不安に襲われる。


そこで「不安に左右されずに行動できるかできないか」

やるにあたって湧き上がる「不安」を優先せずに、
やりたいと思った「気持ち」の方を優先する。
少々ややこしいが、そういうことだと思う。


先の例で言えば、「不安」という気持ちを優先せずに
行動するということ。


卑近な例で申し訳ないが、こんな例はどうだろう。


朝、起きる時間に眠くて、まだ寝ていたいとする。
その時、起きたくないという気持ちに左右されずに
「エイヤーッ」って起き上がる。


眠い目をこすりながらも、熱いシャワーを浴びて、歯を磨いて、
たいして食べたくないけど朝ごはんを食べて・・・
とあれこれやっているうちに気分は気分は変化していき、
いつのまにか朝起きたくなかった気持ちなんて忘れてしまって
いる。


しかし、もしも起き上がらずに寝ていたいという気持ちを優先
して寝ていたらどうだろうか。


起きてやらなければならなかったことをやらなかったばっかりに
困った事態になったり、出来ない自分に自己嫌悪したりという
マイナスの循環(スパイラル)に陥ってしまうだろう。


もちろん、ことはそう単純ではないし、これに当てはまらない
場合が数多く存在することもあるだろう。

ただ、こういう考え方もあるということを伝えておきたかった
のである。(少なくとも自分はこの考え方に触れて良かったと
実感している)


今日のテーマは、
「気分に左右されないことの大切さ」


※目から鱗が落ちる・・・あることをきっかけとして急にものごとの
 真相や本質がわかるようになる(広辞苑)


※違うケースでは、「気持ちを優先することの大切さ」もある。
 うーん、世の中はややこしい。
 だから、オモシロイ。


PS 2006年10月20日。ついに我が家にbabyが誕生しました。
  みなさん、ありがとうございます!

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場の空気が読めるとは?

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ニュースの中で興味深い内容なので、転載します。


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場の空気が読める男


(ゲンダイネット - 10月19日 10:00)


 全世代を通して“場の空気が読めない”日本人が増えている。
職場の雑談やパーティーなどでその場の雰囲気が分からないの
に首を突っ込み、雰囲気を乱したり、煙たがられる人々だ。一対
一で話していても相手の真意をくみ取れず、得意先などを困らせる。
昔風に言えば、ボンクラか。「ぼんやりしてる」「まぬけ」などの意味もあ
るが、その場の空気を読めない点では同じである。もちろん、話し相手
の微妙なニュアンスも理解できない。


コミュニケーション作法に詳しい神戸女学院大学の内田樹教授は言う。
「空気が読めない人は“コミュニケーション感度”が悪いんです。会話に
おいて言葉が伝える情報は全体の10%程度で、あとの90%の情報は
非言語的なものを介して伝わります。表情や姿勢や音調が、言葉をどう
解釈すべきかを教えてくれる。でも、その非言語的なシグナルを読めない人が増えています」


 そのためか、上司と部下、夫婦、親子間でさまざまなトラブルが起きている。


「そんなつもりで言ったんじゃ……」というフレーズはコミュニケーション不調の
典型的な兆候だ。逆に相手の心中を察する力があれば、上司のやりたいこと
がパッと分かり、仕事の効率は数段アップする。以心伝心なら、夫婦関係も円満だ。

 どうすれば、その場の空気を読む力をアップさせることができるのか? 


内田教授が勧める効果的な方法は次の3つだ。


●自然をジッと見つめる


 海、雲、動物などの動きをジッと見つめて観察する。


「たとえば、流れる雲を見つめる。雲のかたちが変化して見えるのは、
“もうそこにはないもの”の残像が見え、“まだそこにはないもの”が予見
されるからです。そうでなければ、『雲のかたちが変化した』ということに
気づくはずがない。雲の動きにある種の階調を感知することができるのは、
実は私たちが過去と未来を行き来しているからです。会話でも同じこと。
“もう聞こえない言葉”がまだ残響し、“まだ聞こえない言葉”が先取りさ
れているからこそ私たちは言葉の意味がわかる。適切なコミュニケーション
のためにまず学ぶべきものがあるとすれば、それは自由に時間の中を行き来する能力です」


●集団で動く


 幼児期に集団で遊ぶ訓練をした子供は大人になってもコミュニケーションがうまい。


「大人だって集団で動きが合い、呼吸が合えば身体レベルである種の一体感を
得ることができます。武道の型稽古やダンスなども同じです。他者の身体と細胞
レベルでの流れの一致感が経験されたら、もう言葉なんか要りません」


●育児を体験する


「赤ちゃんは言葉をまだ知りません。だから大人は赤ちゃんの発する意味不明の
ノイズを意味のあるシグナルに変換して、“赤ちゃんが言いたいこと”を聴き取らな
ければならない。わずかな表情の変化や息づかいや、こちらからかける言葉への
反応をたよりにして、コミュニケーションを立ち上げなければならない。これほどす
ぐれたコミュニケーション能力の開発訓練はありません」


 40、50代のオジサンにはこれから子育ては無理。孫の面倒を積極的に見たり、
親戚の幼児と一緒に遊んだりするのがいいかもしれない。コミュニケーション感度
をアップできれば、場の空気も読めるようになる。今日から訓練してみては。

【2006年10月16日掲載】

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会話における言葉の情報は10%程度で、
90%は非言語的なものを介して伝わる、
というのは面白いと思いませんか?


集団で動きを合わせることの大切さが書かれています。
みんなと動きを合わせる練習としてダンスは効果的。


また、私は常々、引越し作業などで大きな机を2人、
もしくは4人程度で運ぶ練習を積み重ねることで、相手との
間の取り方、呼吸の合わせ方(こちらが相手に合わせたり
相手に合わせてもらったり)を学ぶことができると思っています。


相手に合わせてね!という気持ちをどうやって伝えるか。
目線や息遣いなどノンヴァーヴァル(非言語的)な
情報で伝えることが練習により可能になると思います。


コミュニケーションは、練習でかなりの部分を補えると思うのですが、
いかがでしょうか?

教育って何?

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教育とは何か。


辞書によると、
他人に対して、意図的な働きかけを行うことによって、
その人間を望ましい方向へ変化させること。
広義には、人間形成に作用するすべての精神的影響を
いう。その活動が行われる場により、家庭教育・学校教育・
社会教育に大別される。
「子供を―する」「義務―」「―のある人」


それでは、

教育を英語に訳すとエデュケーション(education)。


educationの語源は、
ラテン語のducere。つまり、 「導き出す、引き出す」なのです。

もともと教育とは知識を押し付けるのではなく才能を引き出すこと
だったのです。


教育とは知識をたくさん教え込むことだけではありません。

個人個人にある個性を伸ばすのが教育。
子どもたちが内包する才能をいかに引き出せるか、そこに
心を砕くのが教育ではないか。


先日のブログ(10月18日)にも書きましたが、子どもだけでなく
大人にも様々な教育が必要ではないでしょうか。
それは義務であり、権利でもあります。
http://onlyonecrew.ameblo.jp/


生涯学習社会を推し進め、地域の生涯学習(教育)センターの
講座内容をより充実させていく必要があると感じます。


参考URL
http://www.h6.dion.ne.jp/~gakuhoku/shougai.htm


どんなものがあったらいいと思うかを書きたいのですが、
長くなってしまいそうなので、ひとつだけ例を挙げて、
他は、別の機会に譲ろうと思います。


そのひとつが、アサーティブ・トレーニングです。


 アサーティブって何?という方はこちら
 http://www.assertive.org/01/01_nani.html


 アサーティブな生き方を実践している方々の日記はこちら
 みんなのアサーティブ日記 http://ajdiary.exblog.jp/


アサーティブは、自分の気持ちをうまく相手に伝えられなかったり
つい感情をむき出しにして怒ってしまったりする人にオススメの
対人コミュニケーションの体験型レッスンです。


私も受講した経験がありますが、効果があります。

オンリーワンクルーでも2年位前にアサーティブトレーナー
鈴木ちあき氏を招いて講座を開いたことがありました。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~cheer/index.html


教育や学びは子どもたちだけのものではありません。

そういう意味では、何歳になっても教育を受けることが出来て、
「才能を引き出してもらえる」機会がある生活って素敵だと思いませんか?


昨日と違う新しい自分を発見できたりして。


そんな場が各地域(コミュニティ)にあったら充実した生活が始まると思います。
そういうことから生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)が向上するのだと
思います。


才能を引き出すにはちょっとしたコツも必要。

そこのあたりも、別の機会に書いてみようと思います。

児童虐待

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今日の児童虐待の記事を読みましたか?(以下)


<児童虐待>夫の連れ子に傷害 容疑の36歳逮捕 和歌山

 小学3年の二女(9)を虐待したとして、和歌山県警和歌山北
署は17日、和歌山市北島、新聞販売店手伝い、竹村典子容
疑者(36)を傷害容疑で逮捕した。二女ら3姉妹は、02年10
月に結婚した夫(31)の連れ子で、「ほこりを食べさせられた」
「たばこの火を押し当てられた」と話しており、虐待を繰り返して
いたとみて追及している。
 調べでは、竹村容疑者は9月16日午後5時ごろ、二女に買
い物を頼んだ際、別の商品を買ってきたことに腹を立て、自宅
で二女の顔を平手で数回殴って転倒させ、額に約3週間のけ
がをさせた疑い。「安売りのシングルのトイレットペーパーを買う
ように言ったのにダブルを買ってきた」などと供述しているという。
 通っていた小学校の校長が傷を不審に思い、県子ども・障害
者相談センターに通報。同センターは同25日、二女と小学5年
の姉(11)、小学2年の妹(7)から事情を聴いて3人とも保護した。
 同署などによると、竹村容疑者は傘やスリッパ、ハイヒールの
かかとで殴ったり、たばこの火を体に押し付けたほか、掃除が
不十分と、ほこりを食べさせたこともあったという。【岸川弘明、
清水有香】
(毎日新聞) - 10月17日19時49分更新
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このように悲しい事件が相次いで起こっています。


いじめ自殺の原因が学校の教師だったなんて信じられません。

どういう世の中なのでしょうか。


いったいいつから日本はこんなふうになってしまったのでしょうか。
どうやら大人の側にも問題の根はありそうに思えて仕方ありません。


子どもを育てる「子育て」だけでなく、
大人(親)を育てる「親育て」施策も必要な時代なのかも知れません。


母性は最初から女性に備わっているのではなく、ある程度
育てるものだと聞いたことがあります。


それと同じように親としての自覚も誰かの力を借りて、育てる
必要があるのかもしれません。


参考URL 児童虐待対応の手引き http://www.pref.shizuoka.jp/kenhuku/kf-03/kateifukushi/manual/index1.htm


生きづらさを感じる人

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世の中には、生きづらさを感じる人がいます。


生きづらさを感じる人は、
自分の住むべきところに住んでいないと
いう説があります。


自分は川に生息するフナなのに、海に憧れて
タイの群れと一緒に海に住んだりすると息苦しく
なります。なにしろ海水に囲まれてますから。


スローな人間なのに、スピードを求める人と
一緒に過ごしたり、慌しい場所にずっといると
つらくなってきます。


もちろんある程度、自分の特性を試したり、
努力したりは必要ですが。


人間は他人にはなれません。
人は、その人の個性で生きればいいと思います。


そのような個性尊重教育、個性を伸ばす
教育が必要だと思います。


その子のいいところを見つけることが大切で、
それが自信につながるし、自己肯定感を
育みます。


子どもたちのダメな部分ばかりに注目して
指摘していたら子どもたちは萎縮して
しまい、消極的になってしまう場合が
少なくありません。


減点評価で新しいものは生まれてきません。

「あなたにはこれができる」「あなたのココが素敵」と、
加点評価に変えることによって、子どもたちは
自信と勇気が持てるようになり、自分や相手
を伸ばすこともできると思います。


人と接するときに大事なのは、相手の
いいとこめっけ(いいところ探し)だと思います。
なかなか出来ないことですが、
心がけたいものです。


人はことばで生きる動物。
だから自分の気持ちを自分のことばで語る
体験が大事なのです。


人と話してると、「へえ、自分って
こんなこと考えてたんだ」
と、意外な自分にに気づくことがあります。
他者という鏡なしではなかなか見えないの
が自分なのです。

西東京 紅茶の時間

テーマ:

今日は素敵なところに行ってきました。

西東京 紅茶の時間です。


普段は石川県で開催されているのですが、
年に二回くらい西東京で開催されている会です。


水野スウさんは石川県津幡町で20年以上前から
毎週水曜午後1時から6時まで自宅を開放して、
「紅茶の時間」をオープンしていらっしゃる方です。


その軌跡についてはこちらのHPでおわかりになります。
http://www12.ocn.ne.jp/~mimia/sue.htm
ブログ
http://kimochi-tea.cocolog-nifty.com/blog/


水野さんの新刊もおすすめです。
http://www12.ocn.ne.jp/~mimia/sue3.htm

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「きもちは、言葉をさがしている~20年目の紅茶の時間」
       水野スウ&中西万依 共著
       装丁・装画・本文イラストレーション 太田朋
       編集・ メイフラワー工房
       発行・発売元 紅茶の時間
       発行予定日 2004年8月25日
       368ページ 1500円(税込み)

紅茶の歩みをつづった2冊の本、
「まわれ、かざぐるま」「出逢いのタペストリイ」にくらべたら、
今度の本はきっと静かな本になるだろう、と、書きながら予感していました。
紅茶でしたあんなこと、こんなこと、についてよりも、紅茶に来るひとたちの、
そして私自身の、きもちの内側に耳を澄まして、
聴こえてきた声や音をひとつずつ書き綴っていった本だからです。
私は、自分の育った家族と、今の家族のことを、
娘は、彼女が育った家族のことと自分自身について、それぞれに書きました。

太田朋さんの、静かで透明感のあるイラストとあわせて、
何かをするdoよりも、ただそばにいるbeな本になったように感じています。
紅茶の仲間たちのきもちもいっぱいはいっているので、
お読みいただけたらとてもうれしいです。

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西東京 紅茶の時間


写真は会が終わった後の集合写真です。


今日は、午後1時から5時まで「午後の紅茶」にワンクルメンバーも一緒に参加してきました。

いろんな年代の方々がいらっしゃいました。


女性の方が多かったですが、男性の私も溶け込める雰囲気がありました。

色々なワークショップをしたのですが、その中で居場所について
みんなでブレーンストーミングしました。


「居場所」と聞いて連想するものを単語(ひとこと)でみんなが表現しました。

その内容をいくつか書いてみようと思います。


安心
心地いい
寝っころがれる
ゆったり
否定されない
楽しい
ありのまま
気軽
あったかい
平等
雨風しのげる
焚き火
ぼーっとする
幸せ
なじんでいる
本来の自分
自然にことばが出てくる
しゃべらなくてもいい
強制されない
ずっと行かなくてもおこられない
こころ
ひとがいる
誰かがいる
峠の茶屋


ざっと以上のようなことばがみんなから出ました。

多くのことを感じさせてもらえる会でした。


やっぱり「場の力」というのがあるということ。
そして、「それは随分大きい」と確信させてもらえる半日でした。


「紅茶の時間」に参加されていたみなさん、
そして水野スウさん、素敵な場をありがとうございました。


会の終わりに参加者のおひとり岡田さんが
作曲された「わらべ唄」をみんなで歌ったとき、
私、少し涙ぐんでしまいました。
お恥ずかしい(笑)



ワークショップ的とは?

テーマ:

話し合いを勝ち負けだけでとらえがちな人がいる。


人にはそれぞれ意見がある。
人にはそれぞれ意思がある。


話し合いや、何かを決める場では、誰もが
意見を言いやすくすることを心がけたいものである。
それは場を仕切る人の責務のひとつではないか。


声の大きな人・自己主張の強い人だけの意見が通って
しまい、声を出さなかった人の意見は知られることもない
というのはおかしい。


声の小さな人の意見を聞く姿勢。内気な人の意見も
重要である。


消えてしまいそうな青息吐息の声をどうしたら出してもらえ
るかに心血を注ぐことが大事ではなかろうか。


今の自分にそれが出来ているかどうかは、わからない。
その場にいる人に聞いてみければわからない。
いつも自己点検していたい。


場に参加するすべての人が主役であり、一人ひとりの存在が
欠かせない。


ひとり欠けても場の空気や流れは変わってしまうのだから。


一方的な講座ではなく、ワークショップ型の
講座を私が好む理由はこのあたりにあるのだろう。


参考になりそうな文献をご紹介


『ワークショップ』中野民夫著 岩波新書
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004307104

人と人とのつながり

テーマ:

今日は人と人とのつながりについて書いてみようと
思う。


まず今日あったことから。


先日、仏教ルネッサンスというイベントに行った。


これはワンクルの読書会で取り上げている『生きる意味』
の著者、上田紀行氏の講演会である。


上田氏と言えば、文化人類学者としてはかなり
おもしろい方で、「癒し」という言葉のはじまりにも
関わった人。


その講演会の後に懇親会があって、ワンクルのメンバー
と一緒に参加した。その時、上田氏とお話させていた
だく機会があった。


そこで、「実は自分たちの集まり(読書会)で上田先生の本を
題材にしているんです」という話をした。


そうしたらなんとびっくり。

さっき、私の書いているブログに上田先生ご本人から
コメントがありました。。
http://ameblo.jp/onlyonecrew/entry-10018116750.html#cbox


以下、その内容です。(無断でこちらに転載しちゃって
すいません、上田先生)


コメントをした人 :上田紀行
コメントのタイトル:ありがとうございます!
▼コメントの全文▼
著者・上田紀行です。
日曜日は鈴木君、ようちゃん、○○君(ごめん、名前ちゃんと
聞かなかった・・)、仏教ルネッサンス塾に来てくれてありがとう。
そして、私の『生きる意味』を音読したり、それをもとにみんなで
議論してくれたり、感激です。あの本は、読む人のひとつのきっ
かけになってくれればいいなと思って書いたので、とっても嬉し
いですよ!
ちなみに『生きる意味』は今年の大学入試で、出題校数第一位
なのだそうです。何か複雑な気分でもありますが・・・
エスカレーターですが、関西では右側に立って左側を通行用に
あけるんですよね。同じ国の中でも逆というのも、また人生かくな
るものかと面白いですよね。
ではまたお会いしましょう。19日にもどうぞ来てくださいね。

URL:http://www.valdes.titech.ac.jp/~ueda/


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人と人との出会い、つながりというのは何が起こるかわからない。
だからおもしろいな~と思う次第です。


PS実は数年前、NHKの元旦とかにやっていた番組で上田先生の
 話を聞いて、かなりおもしろい先生だなと思っていたんです。
 今回の読書会で『生きる意味』を読み始めたら、「あれ?
 この本読んだことあるなぁ」と気づきました。
 以前に読んでいたんです。笑


10月19日のイベント行かなきゃですね、これは。


読売新聞都内版に載った記事です。

◆講演会「なあむ☆サンガ」 10月19日19時、東京芸術劇場(豊島区西池袋1)で。「仏教とこれからの日本」をテーマにした、大学助教授らによる講演会。仏教について詳しい東京工業大助教授の上田紀行氏と、住職を務めながら武蔵野大助教授として教べんを執る本多静芳氏が対談する。講演の最後には、シャンソン歌手・小池薫さんの歌が披露される。全席自由2000円(前売りは一般1500円、学生1000円)。


申し込み、問い合わせは03・5340・6882か090・4533・5090へ。


ワンクルに来てくれている方は、受付で言えば(赤川さんの紹介で、と言うと)学生料金1000円で入場が可能だそうです。

詳しくはこちら http://www.valdes.titech.ac.jp/~ueda/