野菊を訪ねて武蔵丘陵森林公園へ | 紅い野ばらの里山便り

野菊を訪ねて武蔵丘陵森林公園へ


今回も天候に恵まれてお出かけ日和

新幹線の車窓から見える那須連山と日光連山

毎年京都へ行く時期なのでこのまま京都に行きたいけれど今回は・・・ 我慢♪







今日は娘と 国営武蔵丘陵森林公園へ


今回の目的の花に近い北口から入りました

林の道を歩きます 自然のままの気持ちのよい雑木林です


動物看護士の娘はこのゴールデン・レトリバーの歩き方が気になるようで観ています

腰の振り方が大きく股関節が悪いように見えるようです 歩いて筋力をつけるのも大切とか・・・


足元の落ち葉いろいろ カサコソ かさこそ



真っ赤な紅葉は高名なナンキンハゼ

今年 ここで 初見の感激



可愛いオブジェもありました  夜はきっとファンタスティック?!♪



タイワンフウ 台湾楓 

見事なたくさんの果実が付いていました

陽射しを受けて金色に染まる黄葉がとっても素晴らしい




ハナノキ 花の木

憧れの木 京都真如堂に訪ねた時は花もなく葉もなく冬の木姿でした

ここで思いがけなく出会えたハナノキ 数本植栽されていました

長く紅い葉柄 葉の形もいろいろ 葉の色も紅葉から黄葉 緑の葉もいろいろ観られました


葉を並べたり・・・・


いろいろな形 いろいろな色の葉を集めたり・・・


落ちたままの そのままの葉を楽しんだり・・・




落ち葉をカサカサ踏むのもこの季節の楽しみですが・・・

もったいなくて・・・  踏むことも躊躇う・・・ のでした♪





今回の武蔵丘陵森林公園に来た目的は・・・ 野菊を観ること

去年12月初めに四国に行くことができてシマカンギク ノジギク キクタニギク アシズリノジギク 

イソギク タイキンギク などは観られましたがリュウノウギクは観られませんでした

それでこちら森林公園情報でリュウノウギク アシズリノジギク ノジギク が 咲いているということで新幹線とJR高崎線で初めての地を訪ねました

熊谷駅からはタクシーを使い タクシーで来る人はめったにいないと ドライバーさんと公園受付案内の方に苦笑されてしまいました(笑)





リュウノウギク

竜脳の香りがするそうですが 竜脳がどのような香りかも知らず

葉を一枚いただいて香りを嗅いでみましたが香りは確認できませんでした

関東の野山にも自生していて観られるそうですがどこへ行けばいいのかわからないので

やはり植物園に観に行くのが確かですね
10月ごろから咲くそうで もう花は終わりですが何輪か観られてラッキー♪


ノジギク 

四国のノジギクは白花でしたがここはピンク 

気温が低く寒さのせいでしょうか 地質のせいでしょうか 肥料のせでしょうか 

姫赤タテハもこの花がお気に入りのようでずっとここで遊びまわっていました


アシズリノジギク  

四国足摺岬近辺に自生するのでアシズリという名がついている野菊

葉の後ろにある毛が葉の縁まで白く縁どりして見えます

実際に自然の中に咲いているこの菊の風景を観てみたいです


小春日和の素晴らしいお天気に恵まれて陽射しの明るい気持ちの良い林の中を歩きました

距離の長いボーダー花壇やハーブ園もカエデゾーンも心行くまでゆっくり観て歩き

娘たちからプレゼントされたエレッセの靴は足にフィットして履き心地満点で疲れ知らずでした

武蔵野の丘陵散策は最高の一日になりました





帰りは路線バスを教えていただきました

バス停の向こうには葦の群生 葦の穂がふわふわ 綿のように膨らんで揺れて輝いている

こんな美しさも素晴らしいと想う



新幹線から見えた夕景 



家に帰ると真上の空に宵月が・・・