. -245ページ目

ジャンボ!

おはようございます。
熊本は今日も晴れの気持ちの良い朝です。

今日も熊本県庁で研修、9時~17時の研修終了後、水戸へ帰ります。

さて昨日の驚きのニュース
男子プロゴルフ・レギュラーツアーで66歳のジャンボ尾崎が初日62で回り単独トップ。
しかもレギュラーツアー初となる「エージシュート」達成!
(・・・エージシュートとは、年齢よりも少ないスコア)

いや~、ビックリしました。
シニアの年齢になってもシニアの試合に出ずに、ずっとレギュラーツアーにこだわっていた
ジャンボ。でもずっと腰を痛めていて、満足に歩けないこともあって成績もパッとしません
でしたが、見せてくれましたね。

80年代から90年代にゴルフを夢中にやっていた人なら、ジャンボ尾崎の凄さはみんな
知っていますし、あこがれでした。

僕もそうですね。特に92年に水戸へ戻ってからの数年間は、ほぼ毎日練習をしていて、
その頃の10年後の目標は県のトップアマになることでした。
当時のジャンボのゴルフのスイングを真似しようとしましたし、何よりゴルフに必要な
「心技体」の中のカラダ作りのトレーニング方法ではジャンボの影響をかなり受けていました。

そして使っていたアイアンは当時ジャンボモデルの「MTNⅢ」、ドライバーも難しくて
そんなに長くは使っていませんでしたが「j's」。

もちろん僕だけでなく、世の中、ジャンボを真似ている人が本当に多かった。
クラブやスイングだけでなく、大きく派手なキャディーバッグ、スリータックのダブダブの
ズボン(しかも紫!)、襟足だけ長い髪型・・・、ゴルフ場や練習場には「ミニジャンボ」が
たくさんいました。思い出すだけで懐かしい(笑)

でも本当に、日本のゴルフブームが生まれたのも、日本でゴルフクラブを製造販売する会社
が増えたのも、ジャンボ尾崎の影響であると言っても、決して過言ではないと思っています。

YouTubeを調べてみたら、昨日の映像はありませんでしたが、昔の映像がたくさんあって
懐かしくて見てしまいました。
その中でも、絶頂だった頃の映像があったので、アップします。



1996年ですから、当時ジャンボは当時49歳。
今の自分よりも若いんですね(苦笑)

う~ん、先日のマスターズゴルフ最終日の熱戦、そしてジャンボの活躍を見ていると
自分の中のゴルフ熱がどんどん高まっていきます。
以前ブログに書いたように、真面目に取り組み始めています。

明日から世間ではGW、大型連休。
僕はGWと言いながらも明日から3日間は、研修やイベントなどがありますが、
その後4月30日から1週間はお休み。

しっかりとゴルフの練習に励みます!(笑)

今日は最初書こうと思っていたことは別のことでしたが、結局ジャンボのことになって
しまいましたね(苦笑)

さぁ、今日もがんばっぺ!

「実現したい未来」と「実現できそうな未来」

おはようございます。
熊本は晴れの朝です。

昨日から3日間、熊本県庁で新任係(班)長研修。
3日間といっても同じ人たちに3日間ではなく、3班に分かれての3回開催。
9時から17時で、「リーダーシップとチームビルディング」について、
いつものように一方的に講義をするのではなく、グループごとに考えて話し合って
もらいながら進めていきました。

リーダーとして、チームビルディングをどう考えて取り組んでいくのか

ひとつは、組織(チーム)で気になる問題に対して、どうすればいいのかを考える

もうひとつは、組織の「ありたい姿」から考える
まず、ありたい姿(理想)を考えてもらい、その理想と現実のギャップから、組織の課題を
見出していく考え方

今回は各グループごとに、組織のありたい姿と現実から課題を出してもらったのですが
あまり細かい指示をせずに取り組んでもらったので、各グループがそれぞれ特徴のある
まとめ方をしてくれました。

それを各グループからただ発表してもらうより、会場に張り出してみんなで他のグループを
見て、自分のグループとの違いを見つけて、感じたことなどを話し合ってもらいました。

$.

僕も各グループのまとめを見ていて感じたことがあったので、そのことについてまた
考えてもらったのですが、それは・・・

今回は、理想(未来)から現実を見て、そのギャップから課題を見出す、としているのですが、
その理想が、現実の困っていることがなくなっている姿になってしまっているのです。

その原因は何かと考えると・・・

「組織のありたい姿」の先にある未来
つまり「自分たちが実現したい未来(地域の姿)」が明確にあるかどうか

「実現したい未来」を実現していくためには、自分たちがどんな組織になっていきたいのか
どんな組織になっていくことで、「実現したい未来」が創っていくことができるのか

なので、各グループごとに「実現したい熊本の未来」を考えてもらうことに。
でもここでも興味深い話が聞こえてきます。

それは、「実現したい未来」と「実現できそうな未来」

はい、最初に書きましたが、現実から考えるのが悪いというのではないと思っています。

現実から積み上げていく考えは大切
そして、できるかできないかではなく、どうなりたいのか、したいのかという考えも大切です。

もちろん自分で考える「実現したい未来」は、それまで自分の知識や経験などから導かれる
ので、突拍子もないことを考えるのはそんなに容易ではないかもしれません。
でもみんなで自由に意見を出し合っていく中で、他の人の考えに触発されて、自分の中に
新たな考えが生まれていくことを体験してもらいたいのです。

普段なかなか使わない頭の使い方(考え)のようで大変そうでしたが、でもみなさん楽しそうに
話し合ってくれました。
さすが自由な発想で、くまモンが活躍している熊本県です。

夕方には、若手職員の自主勉強会である「チャレンジ塾」のメンバー有志が集まっての勉強会。
そしてその後、懇親会。
みんな熱く未来を語ってくれました。

$.

さぁ、今日もがんばっぺ!

今日から熊本

おはようございます。
熊本は雨の朝です。

あれっ、熊本にいるの?とお思いの方もいると思いますが、昨日、埼玉県の川口市役所で
新任課長級研修(終日)を終えてから羽田に向かい、最終便で熊本入りしました。

今日から3日間、熊本県庁で新任係長級研修。
また今夜は若手職員のチャレンジ塾のメンバー向けの研修もあります。

さて今日はちょっとプロ野球のことを書いておきたいので・・・

昨夜の巨人対DeNA戦、羽田から熊本へ移動中だったのでライブでは観れず、夜のニュースで
見たのですが、DeNAの4番バッターのブランコ、すごいですね。
昨日も2本のホームランを打ちました。すごいのはそのどちらとも外角低めの非常に難しい球
でしたが、いとも簡単にライトスタンドとセンターバックスクリーンに打ち込んでいました。
ビックリしました。あの球をスタンドまで届かせるなんて、おそるべきスイングスピード&パワー。
日本人では無理かなぁ。全盛期の清原か落合くらいでしょうか。
最後の打席は最終回2点差で負けている状況、2アウトランナー1塁で打席に入ったのですが
巨人は敬遠していましたが仕方ないですね。
ブランコは昨年は中日にいて、今シーズンからDeNAに移籍。おかげでDeNAも快調で現在3位。
ここ数シーズンずっと最下位だったDeNAが勝つのはシーズンが盛り上がって面白いですし、
最大の関心は、ブランコが今シーズン何本のホームランを打つのか・・・
もう巨人戦では打たないでほしいのですが(笑)、楽しみです。

野球は、ブランコのようなひとりの飛んでもないバッター、またひとりのピッチャーの活躍で
勝つことが可能です。
もちろん組織としての相乗効果も求められますが、それでも試合は攻守がはっきり分かれて
いて、変化に対しての即時対応の守備のプレーの中でのことに限られています。

今の早く激しい変化に対応していくには、野球ではなくサッカー・ラグビー型の組織に
ならなければ対応できません。
野中先生の言われる、「知的体育会組織」。

昨日の川口市役所でもテーマは、どうすればそういった変化に対して即時対応できる組織と
なることができるのか。今日からの熊本県庁も同じです。

研修の限界はもちろんありますが、知識として頭で理解するだけではなく、体験と振り返りを
積み重ねて、今後現場でどれだけ気づきの感性を高めることができるのか。
研修がその一歩を踏み出すきっかけとなってもらえればと思っています。

また熊本と言えば、美味しいもの、ラーメンや馬刺しなどたくさんあるんですよね・・・(笑)

さぁ、今日もがんばっぺ!

水戸はラーメンのまち

おはようございます。
水戸の朝は有れていますが冷え込んでいます。
気温も1℃ちょっとでしたから。

今朝はもう特急に乗り、上野へ向かっています。
今日から3泊4日の出張で、これから埼玉県川口市役所で管理職研修(終日)、
終了後急いで羽田に向かい、最終便で熊本へ
明日から3日間、熊本県庁での研修です。

そのために朝、列車の中でブログを書こうと思ったら、さきほどまでアメブロが
緊急メンテナンス中ということで、アクセスできなかったのにはあせりましたが、
上野に着く前には何とかなるだろうと、今、他のところで書いていて、後で貼り付けます。

さて、先週2回も「美味しんぼ日記 in 津」を書いたら、「何でよそのまちばかり紹介しているの。
もっと水戸をPRしないとダメじゃない」、と友人から言われました。

確かにその通りかもしれません。
水戸には良いところがたくさんあるし、美味しい食べ物も多いんです。
水戸に誇りを持っている自分としては、もっともっと水戸の宣言を全国にして、たくさんの方に
水戸へ来ていただく。
それも大事なまちづくりですね。反省しました。

観光とはまさに「光を観ること」。
それはそのまちの衣食住を楽しんでいる住民から感じられるもの、そして訪れた人たちにも
楽しんでいただくものですからね。

なので、今日は「美味しんぼ日記 in 水戸」でいきます。
ちょうど昨日、水戸で美味しいラーメンを食べましたので、それを紹介すると同時に、
ラーメン激戦地でもある水戸で、僕の独断と偏見で思う「ベスト3」を紹介します。

でもこのベスト3は、結構多くの方もそう思っているようなので、そんなに間違いのない
ものであるようです。

昨日行ったのは・・・

『旭川らあめん ひでまる』

$.

季節限定「春キャベツらあめん」(850円)

久しぶりに行ったのですが美味しい!
ここは「火山らあめん」や「みそらあめん」が人気なんですが、僕のお気に入りは
「うしおだし正油らあめん」。
そして味ももちろん美味しいのですが、常に新たなメニューを研究する姿勢、そして何より
調理の様子がカウンターからよく見えるのですが、その手際の良さと調理場のきれいさ。
そういったものがお店の雰囲気となって、味をさらに良くしているんだと感じています。
ラーメン激戦地の水戸でもう10年近く常にお客さんから高い評価を得ているのは、しっかりと
した実力の証でしょう。


『龍のひげ』

$.

「龍ひげ塩らぁめん(エビ)」(680円)

ここはともかく最近一押しで、よくfacebookに写真をアップしているとたくさんの方が
その美味しさを同じように感じているのがわかります。
あのディズニー博士の加賀屋さん、実はラーメンも大好きなんで何度かお連れしていますが、
全国食べ歩いている加賀屋さんの舌でも、ここは日本一と言っても過言ではないとの
凄い評価をもらっています。

またここは、塩、しょうゆとも出汁のよく出ているスープが特徴で、そんなにこってり系では
ありません。なので、背脂ギトギトが好きな若手には物足りない感じがあるかもしれませんね。
だから客層も僕のようなおじさん世代や女性が多い気がします。


『麺屋 むじゃき』

$.

ここもこの数年、常に行列のできる人気店。
行く回数は、上のふたつに比べると少なくなってしまいますが、たまに食べに行くと
また食べに行きたくなるんです。
上の写真は塩味ですが、しょうゆ味はかなりしっかりとした味で人気のようですね。


その他にも、茨城大学前の『ことぶきや』、昨年11月に県庁近くにできた『喜元門』、
同じく県庁近くの『たつ蔵』、『天天』、水戸市役所近くの『らぱしゃ』、『さとー』、
『浜田屋』など、お勧めできる美味しいお店は数多くあります。
そして忘れてならない、茨城発祥のご当地ラーメン「スタミナラーメン」の『松五郎』も。

本当に20年前に水戸へ帰って来た時には、美味しいラーメン屋があまりなくて
東京に出かける時までガマンしていたのがウソのように、今では全国レベルの美味しい店が
こんなにもあるなんて、美味しんぼとしてはうれしいかぎりです。

以前、各地の友人たちから「水戸ラーメンってあるんですか?」と聞かれたことがあります。
確かにこれが「水戸ラーメン」というものはなく、でも今では美味しいラーメン店がかなり
あるという状況です。

これはいったいどういうことなのかちょっと考えてみましたが、やはりこれは・・・

日本でラーメンを最初に食べたのは誰か?
諸説いろいろあるようですが、それは水戸光圀公、水戸黄門さまです。
新横浜の「ラーメン博物館」にもそう書いてありました。
もちろん黄門さまが最初に食べたラーメンを再現したものもありますよ。

つまり、水戸は日本のラーメンのふるさと
水戸からラーメンが始まったのです!
・・・かなり無理があるかな(苦笑)

だから水戸にはいろんな種類の美味しいラーメン店が集まってくる。
水戸のまち自体が、「ラーメン博物館」となっているのです。

全国のみなさん、水戸へラーメン食べ歩きに来ませんか。
たっぷりと楽しめますよ。
お待ちしています。

「食べログ 水戸ラーメンランキング」
http://tabelog.com/MC010101/ibaraki/A0801/A080101/0/COND-0-0-2-0-0-0-0-0/D-rt/?sk=%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3

「2013伊那経営フォーラム」のご案内

おはようございます。
今朝の水戸は気持ちのいい青空。
やはり1週間の始まりはこんな快晴が良いですね。

昨日は朝から冷たい雨の日曜日でしたが、第3日曜日は定例の「水戸木鶏クラブ」
特集は「知好楽」
参加者の方々と、特に「仕事を好きになる瞬間ってどんな時か」「仕事に夢中になりすぎて
家庭を犠牲にしないようにするにはどうしたら良いのか」など、かなり盛り上がった話し合い
ができました。それぞれの考えを自由に出し合える、こういった場は大事ですよね。

さて、今日は今年で第9回目となる「伊那経営フォーラム」のご案内です。

もう9年目になるんですね。
となると来年は記念すべき第10回か・・・(まだ気が早いですが(笑))

思えば初回開催の数年前の構想段階から関わっているので、もう10年以上、
「伊那を経営品質のメッカにする」という織井さん(信州伊那地域経営研究会会長)の夢
とともにここまで歩んで来ています。

初回から昨年の第8回までは、伊那青年会議所(JC)が主催でしたが、今年から
伊那経営フォーラム実行委員会ができて主催となりました。
これは信州伊那地域経営研究会と伊那JCの有志で作られた組織。
これで伊那経営フォーラムの進化が加速していくことでしょう。

さて、今年の「伊那経営フォーラム」は、今まで以上にすごいですよ!
$.
テーマは、「未来を創るリーダーシップ ~動き出す勇気、やり続けるハート~」

日 時: 6月15日(土) 11:00~17:00(開場10:00)
場 所: 長野県伊那文化会館大ホール(長野県伊那市西町5776) http://inabun.or.jp/
参加費: 無料

第1部: 11:05~12:25 
     講演「いい会社、いいまちを!」
     講師 塚越寛氏(伊那食品工業㈱会長)

昼休み: 12:35~14:00
     何と「信州そば」と「ローメン」の模擬店が出ます!
     実は「信州そば」は伊那が発祥の地、「ローメン」は伊那名物です。

第2部: 14:00~15:25
     講演「あなたの中のリーダーへ」
     講師 西水美恵子氏(元世界銀行副総裁、ソフィアバンク・パートナー)

第3部: 15:40~16:55
     公開対談「リーダーのあるべき姿」 塚越寛氏&西水美恵子氏
     コーディネーター 鬼澤慎人

2年前に西水美恵子さんを伊那食品工業へお連れして、塚越会長との面会が実現したのですが、
その時に、いつか西水さんに「伊那経営フォーラム」でもお話しいただきたいと思っていました。
それがこんなにも早く実現するとは・・・

西水さんは『国をつくるという仕事』という本の中で、国民総幸福量の向上を政治哲学として
国づくりをしているブータンを紹介されていますし、今でもご本人はアドバイザーとして
ブータンに関わっていらっしゃいます。
そして伊那食品工業は、まさにその企業版ともいうべき社員総幸福量の向上を経営の目的と
しています。

そのトップである塚越会長と西水さん、それぞれからお話を伺えることも貴重ですが、
おふたりの対談となるとどんな話に展開していくのか、考えるだけでワクワクします。

今回は、いい職場、いい会社、いいまちをつくっていく草の根のリーダーについて、
一歩を踏み出す勇気とやり続ける本気の覚悟について、おふたりからたっぷりをお話を
伺いたいと思っています。

ブログを読んでくださっているみなさん、こんな素晴らしい機会はそんなにあるものでは
ありません。この機会を逃してはダメですよ。
ぜひ、すぐに手帳に予定を書き込んで、参加申し込みをしてください!

尚、お申込みは、サイト(http://blog.goo.ne.jp/inaforum)にある「申し込みフォーム」から
お願いします。
    
僕もコーディネーターという大役を仰せつかっていて、今から緊張していますが、
それ以上に、おふたりの話を生で間近で伺えることを心から楽しみにしています。

みなさんを6月15日、伊那でお待ちしています!

さぁ、今日もがんばっぺ!

美味しんぼ日記 in 津 パート2

おはようございます。
水戸は冷たい雨の朝です。

昨日は三重県津市役所で部長級研修
部次長級研修と同様に、前半は前葉市長の講和と僕がコーディネート役となっての意見交換。
後半は僕から部次長研修とはちょっと変えて、「行政経営について」
部長のみなさんが、部の経営者として、どう部の経営を行っていくのか
「行政管理と行政経営の違い」
「ビジョンの明確化」
「価値とは何か」
「市民満足度について」
「価値創造できる人と組織づくり」

さて1週間に2回、津に行きましたが、今回も美味しいものをいただいてきました(笑)
先日のブログにも書きましたが、津にある3つ老舗の洋食屋のひとつ、ここが「みそカツ」
発祥と言われているところです。

「カインドコックの家 カトレア」
(食べログ http://tabelog.com/mie/A2401/A240101/24001232/)

$.

$.

この「みそカツ」は僕も大好きで、名古屋へ行くと毎回食べたくなるのが「矢場とん」の
みそカツ。確か「矢場とん」でもみそカツの元祖と言っていたはずだけど、さてどちらが
元祖なんだろうと疑問に思う人も多いのではないかと思います。

なのでちょっと調べてみると、こう↓書かれていました。

*******************************************

『みそカツ』 Wikipediaより抜粋

もともとは、串カツにこの地方の特産である米麹を使用しない味噌、いわゆる八丁味噌を
使ったどて煮に浸して食べたのが始まりで、一部ではこの食べ方を守っている地域や伝統的な
店もある。一説には、とある大衆食堂で、客に出す寸前の豚カツまたは串カツを誤ってどて煮
の鍋に落としてしまったため、客には出さずに賄いとして食したところ、美味であったので
メニューに加えたのが始まりとも言われる。

味噌カツの老舗「矢場とん」によると、昭和20年代初頭の終戦直後の名古屋の雑踏の屋台で、
一人の客が何の気なしにつまみで食べていた串かつを、どて鍋(もつを豆味噌で煮込んだ料理)
のタレに浸して食べ、美味いと絶賛したところを、偶然居合わせた「矢場とん」の初代店主、
鈴木義夫が、これを何とか商品に出来ないものかと試行錯誤し、昭和22年(1947年)、
南大津通四丁目電停前に味噌カツの店「矢場のとんかつ」として創業したのが味噌カツ(当時は
ご飯茶碗に盛った白飯に3本の味噌串かつを出していた)の始まりである。

しかし、その濃厚な味と香りが(一部の通には大事にされているものの)、「食の大衆化」には
向いていなかったため、戦後次第に八丁味噌をなにかで「割る」という方法で、大衆に受ける
味への模索がされていった。現在では、ドミグラスソースなどで割るといった調理方法もある。

また、縁日などの出店で串カツを提供している場合は、決まってどて串(どて煮のホルモンを
串に刺したもの。単純に「どて」と呼ばれている)も一緒に提供されているため、揚げたての
串カツを、その「どて」の味噌ソースに浸して食べるのが一般的である。

一般的な形の味噌カツは、三重県津市の「カインドコックの店カトレア」で1965年に
始まったとされる。カトレアの味噌ダレがカツオなどのきいた甘くゆるめのものなのに対し、
名古屋の味噌ダレは、赤味噌の色を濃く残した、こってりとしたものが多い。

*******************************************

う~ん、「矢場とん」は「味噌串カツ」の元祖で、今のような「みそカツ」は「カトレア」が
元祖なんだということでしょうか。

この元祖の話でもうひとつ津に関連するのが、「いちご大福」
これも津の「とらや本家」が元祖と言われていますが、東京の「大角玉屋」をはじめいくつかの
店が元祖を名乗っていて論争にもなったようですね。

しかし、津はある意味すごいまちです。さすが平安時代の重要な港まち。
「みそカツ」、「いちご大福」、そして「天むす」も津の「千寿」というお店が発祥ですから。
さらに調べてみると、諸説があるようですが「ひつまぶし」や「たいやき」も津発祥らしいと。

面白いのは、そんな元祖が多いのに、意外とそれを知らない人たちが多いということ。
貴重な地域資源なんですから、もっと地域で盛り上げても良いんじゃないかと、外部の人間は
考えてしまいます。

僕も水戸でまちづくりを考える時に、水戸発祥のものや水戸で日本一のものを探して、
それを使って地域を盛り上げようとしていますからね。

それにしても、恐るべし津!です。

人マネ2日目「どうすれば組織は変わるか」

おはようございます。
三重県津市に来ています。
今朝の津は晴れていますが、夜には雨になるようですね。

「あれっ、また津にいるの?」と思っている方もいると思います。
そうなんです、今週は月・火と津市役所で部次長研修でしたが、今日は部長研修。
土曜日の休日に研修をする自治体も珍しいのですが、その方が落ち着いて研修ができますからね。
なので昨夜、東京で研修終了後に津入りしたのです。

その昨日の東京での研修は、早稲田大学マニフェスト研究所・人材マネジメント部会2日目。
午前中は、まず僕が講師となり「組織変革とは」をテーマに約1時間話をしましたが、
前の晩に懇親会もあったからか、朝からみんな笑顔で会場全体の雰囲気も良かったですね。

そして昨夜のメインは、ダイアログ「どうすれば組織は変わるか」

正解がひとつではない、大きなテーマについて、各グループがどう話し合っていくのか。
細かい指示をせずに取り組んでもらいました。
それぞれのグループが言葉の定義づけなどどう考え、どんなアウトプットをするのか、
どう話し合いのプロセスを作っていくのかを考えることが何よりも重要なんです。

$.

各グループ、ポストイットやホワイトボードを使いながらの話し合い。
またそれぞれ話し合いの雰囲気づくりもできていて、終始、みんな前のめりになって参画して
くれていましたね。

$.

何しろ全部で16グループもあるので、時間の関係上すべてに発表してもらうことができない
のは残念でしたが、自発的に手を挙げた3つと幹事団からの推薦3つ、計6グループに
発表してもらいました。
発表しないグループのメンバーは、発表に対して「応援メッセージ」を書いてもらうのですが、
それもこの部会の特徴としての取り組みです。

$.

全発表後、幹事団からのコメント。
最後に僕からは、2つだけ。
あまり多くのことを言っても、聞き手にはなかなか届きませんからね。でも2つと言いながら
その内容は多くて、3分のコメントにしようと思ったのですが、倍の6分もしゃべってしまい
ました(苦笑)

・明日からすぐできることを考えることは大切。でもできることだけをやってしまう危険性に注意。
時間がかかっても、大変でもやらなければならないことは何か。時間がかかることだからこそ
早くやる努力をしてほしい。また大変なことは、やる(やれる)タイミングがいつか来るので
その機会を逃さないような心構え・準備をしておくこと。

・人は感情の生きものである。
特に自治体職員の陥るワナである「過剰防衛(批判されたくない)」のを忘れないこと。
他人から変化を求められた時に、人はそれまでの過去を否定された気持ちになってしまうことが
ある。だから年齢や役職の高い人の中には、若手から変化を求められた時に面白くない人たちが
出てくるのは当然と思った方が良い。
そして最も大事なのは「信頼」。「何を言っているかよりも、誰が言っているか」
自分がどんなに理屈に合ったこと、正しいことを話をしても、相手が聞いてくれるかどうか、
動いてくれるかどうかは、自分が信頼されているかどうかにかかっている。自分の本気の覚悟、
そしてそれは普段の自分の組織内での仕事ぶりや言動の積み重ねの評価。

毎回思うのですが、コメントは相手ではなく自分に飛んできます(苦笑)
地域や組織で自分ができているのか、昨夜も、そして今こうして書いている時も反省です。

最後のまとめとして、出馬部会長から
「今日のようにみんなが良い雰囲気で話し合いができる。自分も前向きに考え意見が言える。
自分の意見を真剣に聞いてくれる相手がいる。ぜひこういった話し合いを自分の職場でも
実践してもらいたい」と。
僕も本当にそう願っています。

とのあれ、今年度大所帯となった人材マネジメント部会も良いスタートが切れました。
今回のダイアログのテーマ「どうすれば組織は変わるか」は、今回だけでなく、今年度を
通しての大きなテーマですので、これからも実践と学びの両輪を僕たち幹事団もしっかりと
サポートしていく覚悟です。

そして参加者ひとりひとりが、変革のリーダーとなり、「北京の蝶」となり、各自治体で
活躍できること、地域の未来を創ってくれることを心から楽しみにしています。

さぁ、今日もがんばっぺ!

自分が変わる、地域から変える

おはようございます。
水戸は肌寒い朝、ちょっといつもより早めの始動です。

昨日は都内とつくば市で用事があったので、まず水戸からクルマでつくば市へ行き、
つくばエキスプレスのつくば駅近くの駐車場にクルマを停めて、そこから都内へ。
夕方、都内からつくば市へ戻り、つくば市での集まりに参加した後、クルマで水戸へ
帰って来ました。

その用事とは・・・
まず都内で今年度第1回目となる早稲田大学マニフェスト研究所・人材マネジメント部会

昨年度は23の自治体の参加でしたが、何と今年度は倍になる45の自治体が参加、
これはすごいことになりました。

全国の地方自治体は、行政改革に取り組んでいますが、どこの自治体もまず取り組んだのが
削るほうの行政改革。
予算削減、事業縮小、人員定数削減
人を減らすのは、新規採用を抑えて団塊の世代の退職を待っての自然減となり、結果どこの
自治体もかなりスリムになりました。

でも人が減っても、その代りに組織内や部門を超えた協力体制づくり、企業やNPO、
住民との協働、連携がうまくできないと、肝心の成果を上げることが難しいのが現実です。

そうなると行革のもうひとつの柱である、職員のやる気、組織のまとまり、組織間のつながりに
早くから取り組んでいるところもあれば、ようやく最近になって取り組み始めたところまで
様々です。

人材マネジメント部会も7年目を向かえ、全国の各自治体にもその活動が知られるように
なったことで、人材育成、組織力向上を考えて部会に参加する自治体が増えたようです。

部会には各自治体から3名の参加ですから、今日もいきなり130名を超える参加者で、
会場が超満員、酸欠になりそうな感じでしたね(苦笑)

そんな大所帯になってしまったので、年間を通してすべての自治体が集まるのは、今日明日の
最初と夏合宿、そして来年1月の最終回のみとして、途中の5月、7月、10月は、自治体の
規模や地区で分けたりしての開催にすることになりました。

初めての試みですが、やはりあまりにも参加者が多いと、話し合いの質も高まりませんし、
幹事団としても個別にじっくり見ることも、アドバイスすることも難しいですからね。

出馬会長の挨拶で、7年目の部会がスタート

$.

今日のメインは、北川さんから熱い話をたっぷりしていただきました。

$.

「改革とは、人を変えることではなく、自分が変わること」
「立ち位置、発想そのものを変える」
「各地方自治体が善政競争をして、地域からこの国を良くしていく」

1年間を通して、参加者ひとりひとりが「北京の蝶」となり、羽ばたいてくれることを
楽しみにしています。

そして初日の夜は130名以上での懇親会でしたが、僕は欠席させてもらい、
再びつくばエキスプレスで、つくば市へ。

今夜は、JC茨城ブロック協議会「未来選択委員会」と「ローカルマニフェスト推進ネットワーク
いばらき」の合同勉強会

以前にも書きましたが、今年は茨城県内でたくさんの首長選挙、そして国政選挙が予定されて
います。そして住民の地方政治への関心を高めようと公開討論会を開催していく予定ですが、
その質をどう上げていくのかについて、先進事例を学びながら考えていこうと企画された
勉強会です。

ローカルマニフェスト埼玉で公開討論会のコーディネーターを数多くやっている原口さんに
お越しいただき、いろんな事例を聞かせてもらい、いい刺激と学びになりました。
原口さん、ありがとうございます。

$.

地域を良くするには、住民ひとりひとりの意識と行動が変わらなければなりません。
我々が動き始めることで、少しづつでも波紋を広げていきたい。

さぁ、これから東京へ向かいます。
人材マネジメント部会2日目、午前中は僕が「組織変革について」話をさせてもらいます。
そして部会終了後は、水戸へ帰らずに三重県津市へ。

今夜と明日の晩、水戸では飲み歩きイベント「水戸バー・バル・バール」が開催されますが
また今回も参加できません・・・(苦笑)

でも、がんばっぺ!

ツバメが帰って来た

おはようございます。
水戸は気持ちの良い朝。
快晴とまではいきませんが、晴れて日中も20℃を超える1日になりそうです。

昨日は終日水戸でした。
免許の更新にでかけたり、打ち合わせをしたり、カラダの調整(治療)に歯の治療と
のんびりするというよりは動き回っていましたね。

そんな中、一昨日から読んでいた本を昨夜読み終えました。

$.

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 村上春樹著 文藝春秋

先日、村上春樹の3年ぶりの新作ということで大騒ぎの発売となっていましたから、
もう読んだ、今読んでいるという人も多いのではないかと思います。

読んだ方々はどんな感想を持ったのでしょうか、気になります。
僕の正直な感想は、「う~ん、これで終わってしまうんだ・・・」

百田尚樹の『海賊とよばれた男』のように、1ページ1ページ、心が震えるほどの感動で
読み終えた後に、心の底から力が湧いてくる感じでもないし、
喜多川泰の『手紙屋』のように、心にじわ~っと温かいものが感じられて、読み終えた後に
気持ちの良い感じでもない、
小説ではないけれど、内田樹の本のように「なるほど、そうだよな」と人生を生きる知恵の
ようなものをストレートには感じることができなかった。

もちろん1ページ1ページ、どうなるのか読み進めるのは楽しかったし、
物語全体を通して感じることも昨夜から今朝にかけて
「こういうことを言いたかった、感じてほしいんだろうなぁ」というものはあります。

なので少し時間を置いてからもう一度読み返してみようと思っているところです。

それと普段どれだけ専門書ばかり読んでいるかを反省しました。
答えが簡単に書かれていない小説から自分の考えを深めていくことをしていかないと
どんどん薄っぺらい思考になりそうですからね。

さて、出張から水戸へ帰って来て、うれしいニュースがありました。
3年前に我が家の玄関先に巣を作り、2年前にも戻って来ていたツバメ。
昨年は戻ってこなかったのでガッカリしていたのですが、今年また戻って来たんです。

$.

$.

このツバメは3年前の親ツバメなのか、それとも子ツバメなのかわかりませんが、
面白いものですね。
元気なヒナが生まれれば、フンなどを大量に落とすので掃除が大変なんですが、
妻もそんなに嫌そうではなく、1日1日見れるヒナの成長が楽しみになります。

「帰る場所がある」
そう、村上春樹の小説にも同じようなことを考えさせられるところがありましたね。

さぁ、今日は今年度最初の早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会です。
がんばっぺ!

美味しんぼ日記 in 津

おはようございます。
水戸は曇り空の朝です。

昨日も津市役所で部次長を対象にした研修
最初の30分は前葉市長の講和「望まれる基礎自治体をめざして」
その後の30分、一昨日は参加者から意見を出してもらうやり方でしたが、なかなか自ら
手を上げて質問する人が多くなかったので、昨日は僕がコーディネーターとなって
参加者同士で話し合ってもらうところを市長に回っていただき、声を聞こうという流れに
しました。

ビジョン「風格ある県都津市の創造」について、
「具体的にはどんな姿を想像するか?」
「評価尺度は?」

いきなりどうなかぁと思ったのですが、みなさんそれぞれグループごとに結構いろんな
ことを話してくれていたのでひと安心。
やっぱり、ひとり市長の前で立って発言をすることを求めてしまうと、変なことを言っては
ならない、間違ってはいけないというブレーキがかかって、なかなか発言してくれませんが
参加者同士でなら言い易いんですね。

後半の僕の担当のところでは、昨日も書きましたが、目指す姿である
「即答・即応し実現する市役所づくり」にどう近づいていくのか。

「現状の良いところ、課題は何か」
「現場の判断力を高めるためにはどうしたらいいか」

特に「判断力」については、時間がない中で判断する力「直感」をどう磨くのか。
リッツカールトンやディズニーランド、この間お話を伺った「キャノン電子」での取り組み事例
を紹介しながら、考えてもらいました。

今週末にはもう一度津市にお邪魔して、今度は部長を対象にした研修があります。
市役所全体の風土改革の進展を楽しみにしています。

さて、今日はもうひとつ、津市での「美味しいもの」を紹介します。

実は一昨日、昨日とお昼は同じお店へ行きました。
津市には老舗の洋食屋があって、これまで何度もブラックカレーで有名な「東洋軒」へは
行きましたが、もうひとつ昔から地元の人たちに愛されているお店があるというので
行ってみました。

「中津軒」(食べログ http://tabelog.com/mie/A2401/A240101/24000093/)

$.

ここはハヤシライスが有名ということで行ったのですが、一昨日は特別料理「メアベア」も
美味しいですよとお店の方に聞いたので、そちらを。

$.

$.

さすが老舗でお店の方が勧めるだけあって、これは美味しいです。
値段はライスは別で850円。ライスが250円ですので1100円。

ただ、ハヤシライスのルーに似たものという説明でしたが、ハヤシライスとはどう違うのか、
値段もハヤシライスは650円なので450円も違うのは何か、そもそもなぜ「メアベア」と
いう名前なのか、ネットで調べてもわからないのでお店の方に聞いてみたい、
そんな理由もあって、昨日もお昼に行ったのです(笑)

$.

ハヤシライス↑も美味しい!
確かにハヤシライスのルーとメアベアは似ているのですが、食べ比べてみるとわかりますね。

お店の方にも確認したら、ハヤシは牛肉と玉ねぎ、メアベアは牛肉、豚肉、鶏肉も入って
玉ねぎで、しかも玉ねぎの切り方も違います。
ハヤシライスも確かに美味しいのですが、メアベアの方がかなりコクがある。
う~ん、でも普段の昼食だったら値段を考えるとハヤシライスを選ぶかなぁ。

そしてメアベアの名前の由来ですが、これはネットで調べたのと同じ、諸説がいろいろあって
理由は明確ではないようです。

津には、その他にもカトレアという味噌カツ発祥のお店と言われている老舗の洋食屋も
紹介されたので、次回はそちらにも行ってみます。

多くの方が知らないと思いますが、「天むす」も「イチゴ大福」も津が発祥とのこと。
今年も津で美味しいものを食べ歩くことが楽しみです。