カンガルーバッグ

先日の日記で、相川梨絵さんが持ってるバッグはコチラです。


親子のようにガマ口が2つ付いています。
名付けて『カンガルーバッグ』。
この名前をつけてくれたのは、バッグ制作中にちょうど遊びにきてくれたMade in COLKINIKHAの酒井景都さんです。

ショルダーの部分にフリルが付いていて、持つとこんな感じになります。


このショルダーチェーンの部分は取り外すこともでき、
クラッチとしてもお使いいただけます。

生地はフランスの『MALHIA』を使用しています。
MALHIAというのは、シャネルの代名詞ともいえるシャネルツィードを提供し続けたテキスタイルメーカーです。
MALHIAの生地って、ほんとにすごいんですよ！華やか！
5者混、6者混なんて少ないくらい。
MALHIAの生地を使うと下げ札のQualityの欄が、いつものスペースで絶対収まりません。。。
シルバーのビニールテープ（カセットテープみたいなやつ。これは扱いが大変だった。。。）や造花が絡まったようなリボン、金属糸、スパンコール、うずらの羽（！）、鶏の羽を一本一本手染めしたもの（！！！）など、いちいちとんでもない物が織り糸になっていて、現在でもほとんどが手織りの工程で作られています。


ココ・シャネルの伝記本などを読んでいると、意地悪で、わがままで、傲慢なココに
戸惑いながらも惹かれていく創設者のMALHIA　KENTの名前が出てくるのですが、
同じ本物のシャネルツィードを使って、私も何かを作るということは、
個人的にちょっとしたロマンを感じています（笑）。