毎月満月の日に開催されている満月ワインバー。

 

青森市ではAL CENTROで開催されています。

 

今回の企画は、近所のお洒落な焼き鳥店ミドリヤとのコラボです。

 

ワインのアテ

箸でいただきます。サルーミミストに水ダコ、サーモン、ピクルスが加わった一皿。

 

今回のワインは、なんとラディコン主体です。

イタリアのフリウリの作り手です。

2016年9月10日に当主のスタニスラオ ラディコン(スタンコ)が亡くなられ、息子のサシャが跡を継いでいます

 

最初はラディコン Oslavje 2006 IGT

ブドウはシャルドネ、ピノ・グリージョ、ソーヴィニヨン

 

偉大な醸造家に献杯。

フリウリのスロヴェニアに近いオスラヴィエで醸造されています。白ワインですが、色はヴィアンコではありませんね。独特の世界が広がります。

 

ミドリヤはお店はガス火ですが、今回は炭焼きです

 

皮、レバ、ぼんじりを塩で。絶妙な焼き加減です。

 

次はラディコン ピノ グリージョ 2013 IGT

色がロザートですが、こちらもビアンコです。

 

サシャが醸したピノ・グリージョ。なかなか飲むことができない一杯。

 

ラディコン リボッラ・ジャッラ 1999 DOC

 

2000年問題が懐かしい、世紀末1999年。

リボッラ・ジャッラは大好きなブドウです。この香りも素敵ですね。

 

ここで、トリンケーロ SOGNO DI BACCO 2014

ピエモンテの作り手です。ブドウはマルヴァジア。洗練された美しさがあり、旨みもあります。

 

ミドリヤ 牛筋煮込み

とろっとろで、ワインにもよく合います。

 

ラディコン Jakot 2006 IGT

 

赤身を帯びていますが、こちらもビアンコです。JAKOTは逆から読むとTOKAJ(トカイ)。

もともとフリウリではトカイ と呼ばれていた品種ですが、ハンガリーの貴腐ワインのトカイとの争いの結果、今は、フリウラーノ(フリウリ州の)と呼ばれています。

 

最後のラディコン Oslavje Riserva 1998 IGT

 

こちらもシャルドネ、ソーヴィニヨン、ピノ・グリージョの3種で醸されています。これは旨いです。

 

パスタ

自家製ボッタルガ、鮪、アスパラ菜のスパゲッティ

具沢山で贅沢な一皿。

 

マッサヴェッキア ロザート 2011 IGT

トスカーナの作り手です。

 

メルロー主体のロザート。色はほとんどロッソです。

 

バルバカルロ  オルトレポ パヴェーゼ ロッソ ヴィーニャ ロンケット DOC

 

ロンバルディアの作り手です。 ヴィンテージを確認し忘れました。

クロアティーナというブドウが主体です。香りも味も好みです。

 

トリンケーロ NOBIUS 2010 IGT

 

こちらはネッビオーロ。飲みやすく味わい深いです。

 

人気が高いマッサヴェッキア La Querciola 2005

オオカミの絵が無い2005年もの。サンジョヴェーゼ主体です。久々に飲みました。

 

最後は

フリッツァンテ デュエ ネイキッド グレープ リパブリック 2016。前回来店した時にUNOをいただきましたが、今回はDUEを。さわやかな一杯。ごちそうさまでした。

 

ラディコンのワインを一度にいろいろ飲んだことが無かったので、非常にうれしかったです。とても良い新年会になりました。

 

AL CENTRO