タイキが、めざましく成長しています。
ついこの間つかまり立ちしたと思っていたら、
昨日はもう、つたい歩きです。
机につかまりながら私の肩に手をのばして、
こちらに来ます。
まだ腰もちゃんと据わってないくせに、
すごい手足の力!
子供ってパワフルですね。
私はタイキに、親として何をすべきなんだろうと
最近よく考えています。
そもそも、女の子がいいと思ってたら男の子で。
赤ちゃんってもっと泣いたり寝なかったりするのかと
思ったら全くそんなことなくて。
(いまだに夜泣き、人見知りゼロ。
お風呂に入れると湯船で寝ます→そのまま、
朝までぐっすり。)
「ハイハイはたくさんさせたほうが良い」と聞いていて
そうさせたかったのに、ハイハイしたと思ったら
もう立って。
・・・子供は自分の生きたいように生きるんだ、
と実感したこの7ヶ月。
でも、そんな中でも、私たち夫婦は彼に大きな影響を
与える存在であるわけで。
できるだけ、その影響が「良いもの」でありたいなあと
考えています。
振り返ってみれば、私が親に与えてもらった影響で
最も良かったことは、異文化とのふれあいでした。
私が10歳の頃から、頻繁に我が家に訪れた
外国の方たち。(私の両親は、短期のホームスティを
積極的に受け入れていたため。)
外国人、それも、日本の一般家庭に泊まろうだなんて
いう人たちは非常に社交的で、様々な世界・考え方を
私に教えてくれました。
たとえば・・・
知的障害者の教育・就労支援を学ぶドイツ人の大学生。
日本の施設でひと夏、ボランティアをしながら、
日本の現状の良さ悪さを学んでいました。
あんなふうに熱く福祉を語る若者はまわりの友人には
いなかったから、新鮮だったなあ。
(ドイツ人は延べ10名位いらっしゃいましたけれど、
皆さん堅実で規律的で、自分の人生の「仕事」を
見出していて・・・こちらも知らず知らず
背筋がしゃんとする雰囲気をもっています。)
高校を卒業したら、「自分の趣味をみつける学校へ」と言った
デンマーク人。
デンマークには、「自分が一生楽しめる趣味を見つけることが、
人生を豊かにする。」という考えの下、演劇・楽器・絵画・運動など
様々な「趣味」を一通り体験する、学校があるのだそうです。
彼の息子はそこに一年間通い、大好きな楽器と出会ったの
だそう。「人生をより良く生きるためには、良い趣味がなければ
ならない。」といった彼の言葉には、真の豊かさを感じました。
(デンマークには、その後私もホームステイで訪ねました。
草原の広さと街中がバリアフリーなこと、車椅子の方の多さに
びっくり。泊まったお宅で、食器を洗った後で水で流さないのに
さらにびっくり。洗剤につけてそのまま乾かすんです・・・水の
節約なんだとか・・・)
「家族は、お父さんが一人、お母さんが5人、兄弟が22人」と
言ったのはパプアニューギニアの女の子。
いきなり聞いたらなんのことやら(*_*) ・・・一夫多妻なんです。
「お父さんはたまにしか来ないから嫌い」という、めっちゃ
共感する言葉がその後に続いたのですが。
世界は広いな~と実感した瞬間でした。
(ちなみに彼女のお父さんはコーヒーのプランテーションと
スーパーをチェーン展開されている大富豪・・・
家の敷地内にサッカー場があるって・・・来る前に思い描いてた
パプア人と全然違う、彼女のゴージャス振りにさらにびっくり。)
「給料は全部お父さんに渡す」と言ったのは、20代後半の
韓国の銀行マン。
韓国では今もお父さんが絶対で、子供たちは収入を全て
お父さんに納めるのだそうです。
そんなの信じられない!どうやって生活するの!?と
驚きましたが、毎月の生活の面倒は全てお父さんがみてくれて、
結婚などの費用も全て親掛かりと聞いて納得。
(私は韓国に述べ9回行ってる韓国好きです。
毎回、なぜか街中で大喧嘩する夫婦を見るんですよね。
奥さんがお皿なげて、大泣きして、道路にゴロゴロ転がって、
それを野次馬が囲んで。笑。
いいな~と思うんです。自分がそうしたいわけじゃないんだ
けど、人間、あれくらいさらけだしちゃってもOKなんだって。笑。)
韓国と正反対なのは、やはりアメリカでしょうか。
小学生くらいの子でも、親に甘えず、独立心があります。
我が家は米軍基地の子供を毎夏受け入れていたのですが、
どの子も個性的!化粧ばっちりなおすましさんから、
ジャンクフードしか食べない子、飛行機好きetc
みんな、これは好き・これは嫌いと自己主張がしっかり
していて、同い年くらいの日本人の幼さを実感しました。
(まあ、アメリカは広いので、都会人と田舎人では
だいぶ違いがあるのですが・・・全般的に、ドライですよね。)
こんなふうに異文化にふれながら私は、
この感じは好きだな。とか、
この感じは違和感があるなあ。とか、
自分の好き嫌いを見極め、
人生をデザインしていくことができました。
タイキは、何が好きになるだろうか。
将来、何になるんだろうか。
親として私は、できるだけ「出逢いの場」を作ってあげたい。
彼が、目標、居心地の良い場所、気の合う仲間を見出し、
人生をデザインできるように。
それから、私の両親がそうだったのですけれど、
親自身が毎日を楽しんで、「人生って楽しい!」ということを
背中で教えたい。
うちの父はとにかく新しいモノ好きで多趣味で、子供から見て
あきれるくらいに次々といろんなことをする人でした。
母は、誰とでも盛り上がれちゃう性格で家の中は
いつも明るかった。
私は良い家庭に育った実感があり、タイキにもそう思って
もらえる家庭が作りたいなあ。
歩き出した我が子を前に、そんなことを考えています。
片手だけでも余裕~♪のタイキ。

