五月のvery-vegeyマルシェの開催日は、野菜ソムリエの一次試験の日でもありました。
マルシェを一緒に頑張るコミュニティ群馬のメンバーも、東京まで受験に行かれたそうです。
検討を祈ります。
野菜ソムリエのステップは、本当に良く考えられている、と思います。
野菜と果物を楽しむ・・・ジュニア野菜ソムリエ
野菜と果物の魅力を伝える・・・野菜ソムリエ
野菜と果物で社会貢献をする・・・シニア野菜ソムリエ
very-vegeyマルシェも、そんな段階を上がれる存在でありたいと思っています。
「伝え手」である私たちが楽しんで、それぞれのカタチで伝えて。
ゆくゆくは、社会貢献ができるような場になって欲しい。
そんなことを思いながら、今月のマルシェに参加した私です。
それぞれの「伝え方」
野菜ソムリエの先輩であり、コミュニティの役員をされている方の伝え方。
毎月、群馬の野菜や果物の情報をメルマガで発信して下さっています。
「伝える」場であるブログを書いたり、講師をしたりする際に、ヒントになる情報が沢山のメルマガ。
私も参考にさせてもらっています。
今回は、これから旬の夏野菜の魅力について、こんなチラシ↑を作ってくれました。
野菜の魅力を伝える時・・・
聞きなれない言葉や噛みそうな成分名。
高校の化学の授業を想い出して嫌になっちゃう化学記号etc・・・
理屈っぽくなったり、とっつきにくかったり・・・
「伝える」ことに難しさに、「伝える」側が悩むことも多く。
身近なこと、最近、旬な話題など。
そんなことを絡めての、野菜の楽しさ、美味しさ、魅力の「伝え方」
今年の夏は、カラダを冷やす効果のある夏野菜を食べて節電に協力しよう!
賛成
いつもながら、上手いなぁ・・・と思います。
生産者の野菜ソムリエさんは・・・育て方を伝えながら、野菜の魅力を伝えています。
椎茸生産者のマッスル佐藤さん 。
「菌床椎茸は、こんなふうに育てているんですよ!」と、お客さんに熱く語っています。
オレンジのタイをしたベジフルビューティな女性は、フリーアナウンサーの竹下裕理♪さん 。
素敵な野菜ソムリエのみなさんと一緒にマルシェができて、とっても嬉しいです。
佐藤さんの横で、椎茸を持って、
「美味しいよ!」とPRしているのが、フルーツトマト生産者、樋口さんのお嬢さん。
マルシェを始めた頃は、椎茸が苦手だったのですが、食べられるようになったのよね
マッスル椎茸のおかげね。
ちなみに、本日の佐藤さんのシイタケ
こんな肉厚なのが、8個入って、250円。驚きのお買い得。
そして、毎回、椎茸の菌床を持ってきてくれます。
マルシェの可愛らしいキャラクター果菜(かな)ちゃんに負けないくらいの人気者の菌床。
マルシェに来てくれるお子さんに、この菌床に触ってもらったり。
椎茸を採ってもらったり。
案外、苦手な人が多い椎茸のPRに張り切っています。
子どもたち、みんな興味津々。
私の子ども時代とは比べものにならないくらいのモノが溢れている世の中。
それでも、子どもの興味って、意外と変らないものなのかもしれませんね。
そんなことに気づくと、ちょっとホッとします。
今回は天気に恵まれて恵まれすぎたのか(^^ゞ・・・みなさん遠出されたのか・・・
ちょっと人通りが淋しかったマルシェ。
それでも、道行く親子連れに、果敢に攻めていました。
私は、学生時代と、社会人になってからの何年間か、教員採用試験の勉強をしていました。
最後まで正式採用はしてもらえませんでしたが、そんな私に、恩師が掛けてくれた言葉があります。
「学校で教えてもらったことは忘れてしまっても、その後ろに残っているものが、本当の教育」
果てしなく?昔に言われたことなので、一言一句は定かではありませんが、
この日の佐藤さんの姿を見ながら、ふと、この言葉が浮かんできました。
この椎茸を手にした女の子が、
いつか、どこかで、何となくの風景のなかに、今日の日のことを、朧げながらにでも、想い出してくれたら、
きっと、それが食育なんだと思います。
マルシェを手伝っているみんなが野菜ソムリエ
普段は、野菜以外の仕事をしている人が多く、また、多才な趣味や特技を持っていたり。
それぞれに、それぞれの伝え方で、野菜の魅力をお伝えしています。
私は、どんな伝え方ができるのだろう。
マルシェが始まって半年。ちょうど1年の折り返し地点。
次からは、「伝える」を、もっと意識して、私らしい「伝え方」を探しながら、マルシェに立とう。
食育活動に大活躍だった菌床。
今、どこにあるかというと・・・ふふふっ
ココです。ここ。
私の職場の窓際で、気持ち良さそうに、風に吹かれています。
でも、日当たりが良すぎるのか、水分不足なのか、元気がないの
どうしよう・・・ すでに、干し椎茸になっています。
「しいたけセンセー、どうしたらこの菌床元気になりますか?」