遊川作品なので、
不安に身を震わせ「ムンクの叫び」のような
顔になるかと思っていたのだが、
なんだ・・・面白い♪
カホコ（高畑充希）の一生懸命さを応援したくなる。
空気を読まなくてもママ（黒木瞳）が先回りし、
何でもやってくれていたので、
人の二面性などというものを知らずに育ったカホコが、
はじめて人間の二面性に触れた日。
困惑するカホコを受け止めてくれる人がいてよかったね。
「過保護のカホコ」２話感想を♪
「人を幸せにするための仕事」がしたいと語るカホコ。
人を幸せにする仕事探しだーーー！
だが、簡単には見つからない。
どうして、みんなは今の仕事や夢を選んだのか？
小学生の社会科見学を今頃実践するカホコだった
麦野くん（竹内涼真）は、
ある人から世界一の画家になれるから。と言われたことが
キッカケのようだ。
今後、麦野くんの過去も明らかにされるのかな？
そしてイトコで、チェロリストのプロを目指すイトちゃん。
彼女は、子供頃にチェロに演奏を聞き魅せられたことから。
チェロのない人生なんて考えられないと語る。
今話は、そんな幼き日から目標を持ち、
夢に向かって頑張っている糸ちゃんとカホコの温度差の話。
絵といえば、ピカソしか知らなかったカホコだが、
麦野くんから、「ムンクの叫び」を教えてもらう。
「ムンクの叫び」は叫んでいる絵ではなく、
恐れおののいて耳を塞いでいる絵だった
ことを知るカホコ。
「ムンクの叫び」が、今話のカギとなりますよ♪
イトコのイトちゃん、チェロコンクールが近づき、
親戚一同で応援。
だけど、手の具合が悪そうだ。
その現場を目撃してしまうカホコ。
イトちゃんから口止めされる。
自分のために節約して応援してくれている両親に心配を
かけたくない。
カホコにとっては考えたこともない思いだね。
コンクール日。
出来レースだと知ってしまった。
そして舞台へ！
イトちゃん、手が動かなくなり倒れる。
神経障害と診断される。
精神的なプレッシャーかな・・・
イトちゃんが入院して、一番張り切って親戚を仕切る黒木瞳ママ。
人の不幸が無意識に嬉しいママなのか？
ちょっとリアルーーー！
遊川作品らしいわ～
イトコって自分たちより親同士が、水面下で争っていたことを
子供心にヒシヒシと感じていた自分を思い出した。
あたしゃ、自分からそのレースを降りさせてもらったけど～
親戚の前では無理して大丈夫といい子を演じるイトちゃん。
向こうがこっちを必要としてくれるまでそっとしておくのがいいと
麦野くんにアドバイスされるカホコだが、
イトちゃんに何かできないかと考え、自分でも出来ること。
千羽鶴をつくるーーーー！
なんだかんだと難癖をつけていたけど、
麦野くんも手伝ってくれた。
人を貶すのは得意だけど、慰めるのは苦手だと
語る麦野くんだけど、ほっとけないだね。
優しいね。
千羽鶴を持って糸ちゃんのお見舞いにやってきたカホコ。
チェロをやめたら自分には何ができると呟くイトちゃんに、
マジ答えしてイトちゃんを怒らせてしまうカホコ。
イトちゃん！大暴れーーー！
親戚もウザい！一番ウザいのはカホコだと。
本音炸裂なイトちゃんに、
カホコ、ムンクの叫び顔になる
イトちゃんの叫びにおののいて
耳をふさぐカホコ
だけど、ママに本当のことは言えない。
そんなカホコの前にロミオさま？
窓に小石を投げてカホコを誘い出してくれた麦野王子さま！？
ムンクの叫び顔のカホコに、
能天気な庶民に慰められたら腹が立つ気持わかると麦野くん。
人には二面性があるものだ。
いい子と悪い子。
心配かけたくないと表はいい子で、
その反動で裏では悪態を心に溜め込んでいたんだね。
カホコの場合二面性がないんだよね。
素直に人の言葉を受け止める。
それがすべてと信じる力を持っているんだよね。
そこがカホコの優しさだと言ってくれて麦野くん。
泣いて吐き出しな。
慰めるのは苦手だと言っていたのに、
カホコに胸を貸して思いっきり泣かせて
あげているよ。
カホコには思いっきり泣ける相手がいるけど、
イトちゃんはひとりで泣いている
だけど、泣けたからちょっとは落ちついたかな。
麦野くんの胸で泣くカホコが可愛かった。
人を貶す表の顔と、意外と優しいのも表の顔だね、麦野くん。
一日で二面性を見せてくれた竹内涼真くん。
フェミニストというか女心をくすぐる可愛い朝の顔。
不器用だけど優しい一面もある夜の顔。
あなたはどっちの顔が好き？
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