ネットコミュニケーションの矛盾って？

つくづく思うんです。

ネットでのコミュニケーションは、相手の姿が見えない。

だからこそ、相手の姿を想像して、発言しなくてはならない、と。

世の中には、ネットを通して、一方的に人を攻撃する人がいる。

その人は見えてないんだと思う。

相手がその言葉の暴力を受けて、

心から血を流している姿を。

面と向かって、暴力を振るえば、

相手は痛がるし、怪我もする。

その暴力がいかにひどいことだということを

暴力を振るった人だって分かるはず。

でも、相手が見えない状態で暴力を振う、

それがネットにおける言葉の暴力だと思うのです。

つまり、言っている本人は、

自分が言いたいことを言っているだけ。

相手がそれでどれだけ傷つくなんて分かっていない。

想像力の欠如。

ネットで発言するからこそ、

相手をきちんと見なくてはいけないものなのに！

本人は気づいてないかもしれないけど、

それって、影に隠れて、相手に石を投げつけているようなものだから。

ただ、逆を言ってしまうと、痛がる相手を見たいから、

攻撃しているわけでもない、とも言えます。

本当に痛がる相手を見たければ、

リアルに攻撃するでしょうし。

もっと言えば、自分を批判した相手が

自分の言葉にショックを受け、仮に自殺でもしてしまったら、

そのときに、やっと初めて、自分がしてしまったことに

気付くのではないでしょうか？

だから、そこにあるのは、

ただ、ただ、自分の意見を世の中に伝えたい！という感情。

つまり、「独り言に近い攻撃」とも言えるかも。

もしネットなどで言葉の暴力を受けた人は、

自分に攻撃をしているようで、していないのだ、ということも

理解することが大切。

相手は言われた人がどれだけ傷つくかなんて分からないで

言っているのだから。

そもそも、ネットって、コミュニケーションを便利にするために

できたんじゃないの？

相手を見ないで攻撃するために、

ただ、ただ人を傷つけるような独り言を言うために、

できたわけではないんじゃないの？

コミュニケーションは、

相手との言葉と思いのキャッチボール。

相手をきちんと見られていないで投げた言葉は、

コミュニケーションではないから！

ネットだからこそ、相手をよく見てから発言しましょ！

知らない間に人を傷つけているなんてことがないように。

そんなことを、思うのです。

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