☆スペイン遠征後記 | .

☆スペイン遠征後記

特に大きな怪我人や病人も出ず、無事に全日程を終え帰国してきました。

一日2000hitもアクセスがあり、多くの方が遠征のblogを読んでいただいて、遠征の様子を知っていただけたと思いますが、今回の遠征は、今までの遠征で一番良いものでした。
語弊の無いように言っておきますが、今までの遠征も非常にいいものですよあせる
今回のMIC参加以外では今までの遠征はベストです。スペイン遠征に行く色々なチームに話を聞くとバルサとはなかなか試合が組めないと嘆いていますあせるあせる

話は今回に戻りますが…何と言っても海外のチームと『本気』の試合が出来るビックリマークこれに尽きます。
今回日程的にどのカテゴリーも春休みにはまっていてU11も連れて来れば良かったと何度も後悔しました。
またスペインのチームの強さやサッカーの上手さ、リーグ戦の戦い方などの上手さを体感しました。
トップチームはスペイン5部のチームのJr.、Jr.ユース、ユースチームなのに、バルサ、ブラジル代表、メキシコ代表と対等の試合をするチームはいくつもあったし、メキシコ代表は無敗で決勝一次リーグ敗退しましたが、メキシコ代表を退けたのは、町クラブですし、U13の決勝に残ったのも町クラブ。
セネガル登録のASPIREは、アフリカ全土から優秀な選手を集め育成してる3年目のチームですが、U15では準決勝でPKで敗れるも無失点敗退。しかも現地で知ったのですが、実はカタールが国をあげてのプロジェクトで、そのまま帰化させてカタール代表としてプレーさせるためのチームだとかショック!

そんなチーム達と、一年下ながら精一杯戦ったPBJ U14選手達は、かけがえのない経験を積めたと思いますし、コーチ達的にも世界トップレベルの試合を見て、経験出来たことは非常に大きいです。

色々な手を駆使し、撮った試合はDVD20枚分近くチョキ

今後のビデオ学習やコーチ研修に活用します。

では、実際に何が違うのか??
それは…企業秘密ですガーン
なんて言うつもりはありません。もっともっと高いレベルで競争しあわないと日本サッカーのレベルアップに繋がらないので。
それも向こうで感じた事の一つですしね。

日本はまだまだ目先の技術にしか目が向いていない気がします。
やれ、ゴールデンエイジだ、クラムジーだetc…
私が感じた事はもっと基本的なこと。
サッカーって何?ってところです。

一つ目は、サッカーは戦術があってはじめてサッカーと言える。

二つ目は、メキシコ代表でもブラジル代表でもドリブルを得意とするチームでもパスが大半を占める。つまりサッカーはパスサッカーが基本である事の再確認。
三つ目は、止める、蹴るのレベル。
半端なパススピードでは簡単にカットされるし、トラップも1m離れるとすぐボールを奪われる…

四つ目は、常に敵から遠い足でキープ、コントロールをしている。

ドリブル・フェイント、ターンなどの技術は持っていても、サッカーの大半を占める上記の四つのポイントのレベルを上げていかなければ、いつまでもこの間の日本vs.セルビア戦の様な結果しか残らないと強く感じました。

PBJは比較的そういう部分をこだわって指導していたつもりでしたが、まだまだ及ばなかったので、より一層力を入れ指導していきたいと思います。

選手達にはU11/12/15は公式戦が近いのでゲーム中心でトレーニングし違いを肌で感じてもらい、また伝達をしていくつもりです。

また、ビデオ学習でも今回撮ったビデオを見ながら勉強しますし、もし父兄の皆さんでも興味がある方は、ビデオ学習に参加してください。

U15の父兄の方は、クラブユースが終わってから時間を設け、報告会をしたいと思ってます。