2016-09-11 20:28:58

アノマロカリスは容疑者なのか。

テーマ:動物、古生物うんちく

三葉虫エルラシア

おおまかに5億年前の古生代・カンブリア紀に生息した三葉虫だ。

カンブリア紀は大いに三葉虫が栄え、そのなかでもエルラシアの化石は

多く産出される三葉虫のなかでもメジャーな種である。

 

数多く産出されるエルラシアの化石の中でも

体が大きく損傷したものも知られており、

何者かに捕食された痕跡ともいわれている。

 

この容疑者とされるものは、

当時の10cm以下の動物がほとんどのなか、

メートル級の巨体を有する圧倒的強食者、

 

 

アノマロカリスだ!!

 

三葉虫の硬い殻を噛み砕くほどの捕食者は

アノマロカリス以外に候補がいないというわけだ。

 

しかし、答えはそう単純でもない。

 

実はエルラシアなどの三葉虫の殻は炭酸カルシウムで、

できている。

エビやカニのような甲殻類のように見える三葉虫だが、

その殻はエビやカニなどのキチン質の殻でなく、

アサリやシジミなどの貝殻と同じ成分なのである。

 

つまり、三葉虫の殻は二枚貝の貝殻のように、

カッチカチなのである!!

 

アノマロカリスが、これを噛み砕こうものなら、

その噛み砕く歯も無傷のままではいられないだろう。

 

数あるアノマロカリスの標本のなかで、

アノマロカリスの口にそのような傷は確認されておらず、

また、アノマロカリスの標本の胃の付近にも硬質なものを

食べたという事実も確認されていない。

そもそも三葉虫のような硬い殻を噛み砕くほどの能力がないという

研究も出されている。

 

果たして、エルラシアの化石に残る大きな傷跡は

何者かの捕食によるものなのか?

それともアノマロカリスをも凌ぐほどの捕食者

プレデターXの存在がいたのか!?

 

真相はまだまだ闇のベールに包まれているようだ。

 

 

 

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コメント

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18 ■Re:ロマニアカリス

>炉マニアカリスさん
返事おくれました。トリケラトプスの全長ですが、だいたい9mという表記が多いようですね。
12mも確かあったとは思うのですが、いくらなんでも、ちょっと大きいかも。修正したいと思います。

17 ■ロマニアカリス

三葉虫の殻がそんなに固いとは。
脱皮直後をねらったのかもしれませんね。
少し話は変わりますが、氏がイラスト更新されたトリケラトプスの全長が12mとティラノサウルスと張り合えるほどに巨大化していました。
これは最新の研究でそう判明したのですか?

16 ■Re:脱皮直後を狙った可能性は?

>Yuukiさん
脱皮直後の殻が柔らかいときに捕食したという可能性もあるとは言われていますね。

15 ■Re:歩くアノマロカリスの復元画が好きです

>神田ユウさん
アノマロカリスに足がある化石は、まだ発見されていないと思います。ただ、中国で発見されたアノマロカリスの仲間「パラペイトイア」には足があることが確認されているそうです。

14 ■歩くアノマロカリスの復元画が好きです

アノマロカリスの復元画はヒレで泳いでいるのがメインですがそれだと海底を歩いている生き物を補食しにくい気がします。前に川崎さんが描かれた足のあるアノマロカリスの方が海底生物を補食しやすいと思いますが足のある化石はまだ発見されてないのですか?

13 ■脱皮直後を狙った可能性は?

誰かのコメントにもありましたが、やはり脱皮直後の柔らかいころを襲ったと考えられないでしょうか?
アノマロカリスがどれだけ頭がよかったのかはわかりませんが、脱皮してすぐは、三葉虫も砂の中に隠れていて(それを示す化石もあるらしい)、ある程度体が固まってから這い出してきていたらしいので、出てきて間もない、まだ完全に固まってないころを狙ったと考えると、一口だけで三葉虫に逃げられたことも理解できます。

12 ■Re:かぎむし?

>Domburakoさん
アノマロカリスの口の形を見るとベルベットワームにも思えますよね。

11 ■かぎむし?

22年前に某国営放送が作ったCGにより、遊泳生物とされた感がありますが、、、
アノマロカリスは現生のベルベットワームのような生物だったのでは?とも思います。
現生のそれが粘液で獲物を狩るように、アノマロカリスも何らかの特殊な摂食手段をもっていたのかも。

10 ■もしかして、アノマロカリスを超える肉食動物が?

こんにちは、exblade01です。
三葉虫の殻が炭酸カルシウムで出来ていたとは知りませんでした。昔見たNHKスペシャル「生命~46億年遥かなる旅~」では、アノマロカリスのロボットを使って検証していたことを思い出して、少しショックです。
もしかしたら、他の皆さんがコメントしているように脱皮したての三葉虫をメインに襲って捕食していたのか、それともアノマロカリスを超える肉食動物がカンブリア紀には存在していたのか、想像がつきません。さらなる調査に期待ですね。

9 ■アノマロカリスは最強じゃない?

まさか三葉虫を噛み砕く事が出来ないなんてショックです。顎が二重構造だから噛む力が弱いのかな?

8 ■(o^o^o)

大恐竜博で川崎氏を知り、見に来ました♪面白いブログですね。恐竜の写真をいっぱいアップしてほしいです♪ 御多忙のことと思いますが、更新楽しみにしています。

7 ■海老やカニも・・

現生の甲殻類だって炭酸カルシウムとキチン質とタンパク質の組み合わせだし、
けして炭酸カルシウムが少ないわけじゃないのでは?
エビカニも硬いのから柔らかいのまでいろいろいるけれど、
三葉虫の殻の硬さって種類別にある程度わかってるのかな?
カルシウムの豊富な海産とは比較にならないだろうけど、
貝でもカタツムリとか水面に浮くモノアガライみたいなのだとスカスカのもいるし・・・。

6 ■無題

三葉虫の殻がキチン質でなく石灰質で出来てたという事に驚きました

という事はカブトガニとは全く関係ない生物なんですね
というかカブトガニどころか現在生息してる節足動物とは全く別物だと

5 ■無題

大昔にNHKがやってた番組で、わざわざアノマロカリスのロボットまで作って、犯人だと断定してたような…
「見事にWの形に噛み切りました!」って…

4 ■無題

もしかすると脱皮直後の身体の柔らかい三葉虫が食われてしまったのでは?
偶然か狙って食べたかは分かりませんが今の世でも脱皮したてのザリガニ専食のヘビがいるくらいですし、想像すると夢が広がります

3 ■無題

勘で
やはり第三者ではないのですか?
カンブリア紀の生物だってすべてが発見されたわけではなくむしろ少数ぐらいだろうし、まだまだ未知の生物が発見されてもオモシロイのではないでしょうか?

2 ■Re:無題

>宇宙優泳さん
勘で(笑)
微生物やバクテリアの分解だったりするかもです。

1 ■無題

勘で(笑)

寄生虫みたいな感じでしょうか?

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