2010-02-06 02:48:27

ついに恐竜の色が判明パート2~アンキオルニス

テーマ:恐竜

前回の記事

「ついに恐竜の色が判明!」

http://ameblo.jp/oldworld/entry-10446768665.html


今回の記事はそのパート2だ!



川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アンキオルニスの化石図
2009年はじめに発掘され、その年の9月に古生物学者に

よって報告された4枚の翼をもつ羽毛恐竜。

「アンキオルニス」

始祖鳥よりも古い羽毛恐竜として注目されている標本だ!


このアンキオルニスの化石になった羽毛29箇所を

電子顕微鏡で詳細に観測した結果、

メラニン色素を含む細胞「メラノソーム」が確認されたという!



川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-髪の色
メラニン色素には大別して

濃ければ黒になるユーメラニンと

暖色系の色を出すフェオメラニンとある。


前回の記事 ではシノサウロプテリクス はフェオメラニンのみが

発見されており、赤褐色や栗色といった暖色系の体色をしていたことがわかった。


今回のアンキオルニスの羽毛には

ユーメラニンとフェオメラニンの両方見つかっており、

その羽毛の箇所によってメラノソームの大きさ、形、密集度など異なる。

つまり

それはそれぞれの部位の体色が異なることと同じで

体全体の体色のパターンが推定できるというわけだ。


発見されたメラノソームにもとづいたアンキオルニスの体全体の体色が

これだ!
川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アンキオルニスの全身の色

体全体は黒または濃い灰色(ユーメラニンが濃い)

頭部は灰色(ユーメラニンが薄い)

トサカの羽毛、頭部の斑紋は赤褐色(フェオメラニンが濃い)

羽根は白い(メラニン色素なし)

羽先は黒い(ユーメラニンが濃い)


と全身の9割方が推定できたという!

恐竜の全身の体色が推定できたのは世界ではじめてのことだ!



というわけで

アンキオルニスのイラストの色の塗りなおしをしました。


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-アンキオルニスの前のイラストです。

前に描いたアンキオルニスの適当に配色したもの。

科学的に推定されたものとは、まったく逆の配色ですね。

でもトサカの羽毛の色だけ正解だった。



コメント

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1 ■只のコメント

アンキオルニスいい感じですね。カラスっぽいのがまたいい(悪っぽい)同じ化石からでも、気づかないだけで、まだまだ情報がありそうですね。そこに、多く人が目にする意義があるのかな。伝え手は偉大…。絵描きの仕事って尊敬します。(ナニイッテンダカ)

2 ■今年も絶滅動物が熱い!

こん○○は!

今回は、アンキオルニスの全身配色の特定ですか。
本来は、結構と精悍な感じの配色だったのですね。
でも川崎様の配色も若々しくてエエ感じですよ。
これから栄えて行く種族という感じです。

これ以降は羽毛や体毛痕跡が残っている化石は
色を含めての発表になって行くのでしょうか?
時代が変わったという印象が有ります。

もう一度アンキオルニスの配色を見てみると…、
黒&白&赤の配色って、現生鳥類では余り見ない
取り合わせの様な気がしますね。
やっぱり絶滅動物って面白いと思います!

3 ■配色の意味

動物の体色の理由を考えると
身を守る手段だとかがあるはずでしょうね
生活環境だとか、生態が体色からも
想像が膨らんで、とても面白いですね

4 ■無題

さすがに反映が早いですね
とさかが正解だったってのが面白いですね
原生の鳥で考えるとジャングルで歩行生活してる鳥の配色を思い起こしますね。

5 ■いろいろ

勉強になります~。
環境からとか長年時間をかけてかわるんですね~。

6 ■深いですね

新発見された原色。

ザウルスですね。

夜中に忍び寄ってこられたら気絶しそうです(笑)

7 ■無題

アンキオルニスは黒かったんですか!
カラスみたいに森の掃除屋だったんでしょうか?
トサカは目立つ色が多いですよね。

8 ■おぉっ!!

恐竜の情報も、次々に新しい物が判明してきますね。

やはり、体色に対し派手なトサカという事はアピールや威嚇用でしょうか。
それにしてもツバメみたい(笑

9 ■無題

またまた恐竜関係のニュースについての記事を見せて頂きました。☆-( ^-゚)v今度はどんな古生物に関する面白いニュースが出るのか楽しみです。o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪
アンキオルニスのイラストは鶏を思わせますね。何時か恐竜博で日本デビューすれば嬉しいなと密かに思います。

10 ■無題

トサカのある、カササギみたいですね。
カササギは穀類や昆虫、木の実を食べる雑食ですけど、この子は何を食べてたんでしょうね。

11 ■ワオッ!!

アンキオルニスは黒い体色でしたか!?

体は黒く、鶏冠が赤いですね。

ウコッケイみたいですね。

12 ■またまた発見!

全身の色が推定出来た恐竜ですか!
すばらしいですね!

やはり、調査技術が進歩したというのもおおきいんでしょうねぇ
もしかしたら、調べ直せば今までの羽毛の残っている恐竜化石からも色素見つけられるかもしれませんね!

13 ■コメントありがとうございます!

>karukitiさん
色が変わるだけで雰囲気がガラリと変わりますね。
けっこう渋くなったかな。
イラストでわかりやすく伝えるのがモットーです。

>メカ大好き!さん
色を含めた古生物復元がこれから増えていくような予感がしますね。
でもメラニン色素からの情報では
配色は黒、灰色、赤、黄、と限定的に
なってしまいますが。

>じじさまさん
羽根に白黒の模様から飛翔のためよりも
ディスプレイの役目という意見があるようですね。

>manziさん
やはりディスプレイ要素の強いトサカは
目立つ赤色で塗ってしまいます。
本来と予想通りって感じですね。

>小山の時間さん
古生物の分野はいろいろと発見があり
近い将来、またまたいろんな説が飛び交うと
思いますよ。

>みっきー☆さん
意外と羽毛恐竜はカワイイ奴ばかりだと
おもいますよ。
ハトや野鳥とさほど変わりないとおもいます。
牙はもってますが。

>海洋芽鷹さん
トサカが目立つ色というのは「やはり!」という
感じです。
体全体が黒っぽいとは思いませんでしたが。

14 ■コメントありがとうございます2!

>サイさん
トサカはやはり目立たせたんですね。
体全体が黒ということで引き立ちます。
アピールに加え、首あたりの赤い斑紋は
個体によって違い、
個体識別に役立てたなんて考えたりします。

>羊さん
アンキオルニスは恐竜博で日本デビューも
近いうちにありそう。
ミクロラプトルとペドペンナのセットで展示してほしいです。

>赤熊さん
たぶん、カササギと同じく、昆虫食、木の実あたりは
食べてたじゃないかな。

>牛王さん
以外にも黒い体色でした。
復元がを見ると、現生鳥類とそれほど差異が
ないイメージですね。

>海豚河豚さん
全身の色が推定できたというのは、ほんとすばらしいです。
これから、どんどん羽毛の詳細を調べて
色が推定されていくと思いますよ。

15 ■無題

新しい説が出てきたり新発見がある度に旧来の「トカゲ」から、どんどん「鳥」になって行きますね(^^)

そのうち、大型の獣脚類の復元図が酋長怪獣ジェロニモンみたいになったりして。

16 ■アンキオルニスくんのからだのいろ゚。*゚

遅くなってしまいました(>_<)

全身の推定はすごいですね!

アンキオルニスくんの色は
体が黒色でトサカは赤色!!!

トサカが赤色ですから
ニワトリさんみたいですね~

素早く変更された
川崎さんのイラストにも
感心いたします(≧∀≦)。゚*

17 ■現在の鳥

メラニンでは黒と灰色のグラデーションと茶色のグラデーションしかわかりませんね、
 以前のイラストに使った鶯色はどんな色素で発生するのでしょう?
 青や緑はかつていなくて、新しく進化して生まれてきたのでしょうか?

18 ■コメントありがとうございます!

>yasu♪さん
もう、完全に鳥ですね。
大型獣脚類がジェロニモンみたいになる。
マジでありえなくもない話です。

>Ayumi☆さん
太古の昔から、トサカは赤というのが定番だったのかもしれませんね。
イラストのほうは色の変更だけだったので
すばやく変更できました。

>karonさん
やはり、青や緑は推測できないだけで
その色をした奴もいたと思いますね。
この色を出すのはどんな物質なのか
発見が可能ならいいんですけど。
あと色素由来でなく、構造色というのもあるし。
ちなみに孔雀のあの綺麗な色は
構造色もからんでいるらしいですよ。

19 ■すばらしいです!

リアルだという確信もありますが、
何よりイラストが生き生きと可愛らしくて
胸の奥がじんわりといたしました。
生きた恐竜が見れたという感じです!

配色は僕はクマゲラを思い出しました。
現存する生物と、配色の面から生態を
比較検証できる未来もくるといいですね。

20 ■Re:すばらしいです!

>とんびさん
配色は生態を知る上で、良い手がかりになると
思いますね。
アンキオルニスは全体的に黒色で、やはり
薄暗い森林の中に生息していたのかなぁっと
考えたりしています。

21 ■恐竜が鳥に近いなら…

話は飛びますが、西洋のドラゴンとペガサスは、進化的には翼が正反対だったのですね。芸術や漫画では長い間、善は鳥の翼、悪はコウモリの翼で表現されていたので、フィクションと生物学は実は正反対だったのですね。

22 ■無題

初めまして
詳しく載っていてとても参考になりました!
レポートの参考にさせてもらってもいいですか?

23 ■Re:無題

>葉耶さん
はい!どうぞ。

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