2010-01-24 07:03:55

マダガスカルへの島流し

テーマ:地球環境

固有種が多く、独特の生態系がひろがる
マダガスカル島。


もっとも原始的な霊長類、キツネザル
マダガスカルの百獣の王と呼ばれるフォッサ
そしてテンレック など
マダガスカル島には固有の哺乳動物が多く生息する。

川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-マダガスカル島の動物

どの動物もアフリカ大陸から渡り、マダガスカル島という
新天地で淘汰されることなく原始的な姿を
とどめた哺乳類だと思われる。


これらの哺乳類たちは海に隔てられたマダガスカル島に
どうやって渡ったのか・・・


★大陸とマダガスカル島が陸続きになった時期に渡った
★漂流物に乗りマダガスカル島に漂着した

という2つの説があるという。


しかし、
今回、漂流物に乗ってマダガスカル島にたどり着いたという説が
最新のコンピュータモデルで示されたという!

ナショナルジオグラフィックニュース(2010年1月21日)
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20100121002&expand


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-流されるキツネザル

陸続きになって渡ったという説では
ゾウやライオンといった大型動物が渡ることができるが
マダガスカル島の哺乳類はもっぱら小柄な動物ばかりだ。

そして

遺伝学的証拠では
5000万年前にキツネザルが渡り、続いてテンレック、
フォッサなどのマングースが渡ったという。
5000万年前からアフリカ大陸とマダガスカル島は
陸続きになったことはない。


しかしながら、漂流説にも弱点はあった。


海流だ!


現在、アフリカ大陸とマダガスカル島の間の海流は
東から西へと流れている。
つまり、マダガスカル島からアフリカ大陸へと流れているのだ。
これではマダガスカル島に漂着できない。


しかし
5000万年前のアフリカ大陸とマダガスカル島は
大陸移動により現在の場所より1600km南に位置していたという!


川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba-マダガスカルの過去の海流

このあたりには西から東へ流れる海流があり、
その海流がアフリカ大陸にぶつかれば、
アフリカ大陸とマダガスカル島の間に流れる海流の向きも
変わるというわけだ。


これで生物学的証拠に加え、大陸移動による海流の流れの変化
が漂流説の弱点を補完する格好となった。


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コメント

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22 ■絶滅動物の色彩について

川崎様へ

新スレ、お疲れ様でした。
これはあくまでも私個人の考え方ですが…
イラストの色彩は、余り神経質にならなくても良いのでは?
現生鳥類の羽根模様の色を考えた場合に(数字は勘ですが)
茶褐色系が6割、灰色&黒系が2割、その他の色が2割
くらいの比率になるのじゃないかと思います。つまり、
茶褐色系と灰色&黒系を足すと8割くらいになる事に…。

でも厳然として、『鮮やかな色の鳥』というものも居ます。
例えば現生のキジの仲間には茶褐色系の地味な色合いの種類が
多いですが、孔雀やギンケイなどの派手な色彩の仲間も居ます。
きっと昔だって『鮮やかな色の生物』は居たと思うのです。
ある生物の色が特定されたからといって、それに近い種類まで
全て同系列の色使いだったかどうかまでは判らないと思います。
一例ですが現生のライオンとか豹などは、骨格だけではどれが
どれだか専門家でもないと判断を付けるのは難しいとか。
でも両者が生きている時の模様は、かなりの違いが有ります。
化石資料から、生物の色彩を判断するのは、難しい。
つまり、川崎様が『この生物にはこの色が合うと思う』なら、
その色でイラストを描くのも有りだと思うのです。

ただ、ここは非常に重要だと思うのですが…
現生の鳥類を見ると、地味な色合いであっても、羽毛の
外縁が別の色で縁取られているなど、細かい模様が入って
いて、それなりに手の込んだ感じに見える種類も多い様に
思います。反対に南国系の鮮やかな色彩の鳥類には、細かい
羽根模様は余り無い様に見えます。(ここら辺は不思議です)
羽毛恐竜が茶系統の色彩だったなら、細かい模様が入りまくり
の外観だったかも知れません。

以前、私が街中を歩いていて、普通に鳩の群れが居たのですが、
その日は曇りの日だったにも関わらず、鳩の首の周りがキラキラ
と輝いて見えて感動した事が有ります。あんな灰色系の地味な
色彩に見える生物なのに、まるで首の周りが
『エメラルドグリーンの首輪でも掛けた様』な感じに見えたのです。
私は『とってもお洒落だ』『普通ではないな』と思いました。
昔の羽毛恐竜だって色彩は地味でも、お洒落だったかも知れません。

21 ■コメントありがとうございます!

>naさん
マダガスカルに絶滅したカバやツチブタのような
ビビマラガシという存在は知りませんでした。
とにかくカバは渡れないでしょうし、泳ぐのも無理が
ありそうな感じ。わからなくなってしまいました。
あと
「絶滅した奇妙な動物」の感想とご指摘ありがとうございます。
この本はわかりやすく作りたい気持ちというか、
古生物にも興味がない人たちにも伝わせたいという
気持ちで取り掛かりました。
無脊椎動物の系統図は小学館の図鑑NEO「大昔のいきもの」を参照しました。
第四紀が「180万年前~」が「260万年前~」に
改定されていましたね。本の校正が終わる間際の
微妙なところで知ったので無理でした。

>メカ大好き!さん
ご報告ありがとうございます。
早速にブログ記事書きました。
茶褐色系ということですが、案外、これは地味な
色で哺乳類系だなぁと思いました。
爬虫類や鳥類のように羽毛恐竜は黄緑とか真っ青とかビビットが強い
色合いかなと私は思ってましたが。

20 ■羽毛恐竜の羽毛の色についての研究

スレの話題と直接は関係ありませんが、ご連絡です。

もうご存知かも知れませんが…。今日のサイエンスニュースで、
シノサウロプテリクスやシノルニトサウルス、孔子鳥などの
羽毛恐竜の化石を仔細に調べた結果、羽毛の一部は栗色から
茶褐色系の色が付いていた…という研究成果が発表されていました。
川崎さん、こういうの好きだろうなと思って、ご報告です。

羽毛恐竜の羽、栗色だった 英中チーム、化石を解析
http://www.asahi.com/science/update/0128/TKY201001270475.html

19 ■漂流

小型哺乳類が漂流してマダガスカルにたどり着いたというのは納得できます。
オーストラリアの囓歯類も同じように漂流してたどりついたのでしょう。
キツネザル類なども初期のものは小さくて渡れたのであろうと思います。だた、コウモリは飛んで渡ったと思いますが。
マダガスカルにいた大型哺乳類はすでに絶滅したカバくらいですが、これは泳いで渡ったんでしょうかね。
よく分からないのがビビマラガシですが、日本語で解説されたものを見たことがありません。
日本語wikiではビビマラガシ目は真獣類の4上目から外されていますが、アフリカ獣上目に含まれていると思います。
マダガスカルで発見された骨(化石ではない)をもとに記載された1種(2種めも発見されたかも?)でビビマラガシ目を構成する。1000年くらい前に絶滅したらしい。
復元図はツチブタそっくりである。
詳しいことをご存じの方がおられましたらお教え下さい。

「絶滅した奇妙な動物」読んでみましたが、子供にもわかるような文章で感心しました。
無脊椎動物の系統樹が最近の分子系統樹と大幅に異なっていて変に思ったのですが、子供むきの図鑑に合わせたのですね。教科書か何かで古い図がそのままになっている影響でしょうか。

第四紀の定義が2009年に国際地質科学連合で変更になったそうです。
いままで鮮新世であったゲラシアン期を更新世に移し、第四紀の始りをゲラシアン期の始り(258万8千年前)に変更するそうです。

18 ■コメントありがとうございます!

>manziさん
南米のサルはやはりアフリカからですか。
これは今まで、どのように南米に渡ったのか
謎でしたよ。
たしかに今よりはアフリカと南米は近い距離にあったのは本当でしょう。

>メカ大好きさん
マダガスカル島といえば、原猿類キツネザルです。
そして昔は長い間、南米大陸も孤立しており、
今では広鼻猿類という独特の猿がいます。
猿の仲間は海渡りが上手なのかも。
もうひとつの孤立大陸オーストラリアには
いませんが。
これらが、それぞれ独自の文明をもったら
こりゃぁ、面白い世界が広がりそうです。

>もけさん
逆になりますが
マダガスカル島の化石種ではベルゼブフォがいますが、
その仲間であるベルツノガエルは南米生息ですね。
これはゴンドワナ大陸で広く分布していたと思います。
あとマダガスカル島といえばカメレオンが特に多い。
これはアフリカ大陸にもいますので
海を渡ったのか、それともゴンドワナ大陸のときから
いたのかはわかりませんが。

17 ■無題

manziさん

ちなみに新世界サルだけではなく、カピバラやチンチラ、フォベロミスのような南米産のげっ歯類(テンジクネズミの仲間)も、アフリカから南米に流れ着いたヤマアラシの仲間なんだそうです(遺伝的に北アメリカのヤマアラシよりアフリカ産に近い)。
北アメリカのヤマアラシはもっと後になって地続きになったベーリング海峡を渡ってユーラシアからやってきた種なので、同じヤマアラシの仲間でもカピバラやテンジクネズミとは遠縁らしいです。
実にややこしいですね。

16 ■なるほど!

スレンダーロリスという島に住む猿も居たのですね。教えていただき有難うございます!

本当に、世界には数えきれない程の生物がいて、全くもって興味が尽きることがないですね。

15 ■ロリスについて、判ったこと追加です。

スレンダーロリスと、スローロリスは、また少し違う種類みたいですね。
海豚河豚さんのご指摘のとおり、私が最初に見たのはスローロリスで
正解かも知れません。

スローロリスは、インド、ベトナム、スマトラなどに生息。
スレンダーロリスは、セイロン島に生息。
情報を総合すると、私はスマトラ島の紹介で見たのかも知れません。

14 ■無題

海豚河豚さん、レスありがとうございます。

私も『ダーウィンが来た』の過去放送紹介分をチェックしていて、見つけた所です。

スリランカにすむ原始的なサル、スレンダーロリス
http://www.nhk.or.jp/darwin/program/program071.html

確かにスレンダーロリスです。スリランカというと昔のセイロンか。
というわけで、お騒がせしました。&ありがとうございます。

13 ■そうすると、別の疑問が

マダガスカルの生物が漂着種だとすると
それ以前生息していた(ゴンドワナ以来の?)生物はどうなったのでしょうか。
ニュージーランドやガラパゴスとは異なり、大陸と地続きだった歴史も持つ島なだけに、「大陸と地続きだった時代に」渡って来た動物たちがその後どうなったのか、という疑問は残りますね。

12 ■ナマケモノ以外なら、

メカ大好き!様、その猿はもしやスローロリスという猿ではないでしょうか?

捕らえる動き自体は素早いけれど、じっくり何十分もバッタの仲間を目つめる映像を以前テレビで見たような、

別の猿のことでしたら申し訳ありません。

11 ■マダガスカル島…

こんにちは。
今回は、マダガスカル島…

離島って、他の大陸とは違った生態系があるから
楽しいですよね。
マダガスカル島というと、私のイメージはアイアイかな?
ベローシファカの、ピョンピョン歩きも印象的です。
もし、ベローシファカ辺りの生き物が進化して
文明を持ったら、どういう社会を作るか?
なんて考えると、時間が経つのが早いです。
個人的にはベローシファカは、高度な文明を持っても
あのピョンピョン歩きを、やって欲しいものです。

おサルさんの仲間というと…
スローリー・エルスとかいう種類が印象的なのですが、
ググッても見付けられないでいます。あれどこの
生き物でしたっけ?特徴は…
動きが凄くゆっくりに見えるのですが、
昆虫を捕まえるのが上手なおサルさんでした。
やっぱり離島の生き物だった気がするのですが…

10 ■無題

南アメリカのサルもアフリカからわたったらしいですね。
最初はさすがに遠いでしょと思ったけどこれも
時期が約5000万年前。大陸が上の図のような位置だったとすると、結構近いからありえるような気がしますね。

9 ■コメントありがとうございます!

>ポケット保持さん
代謝の低い小さな哺乳類が流れ着いたのでは
ないかと思います。それでもたどり着いたのは
よほど運のよい個体だったんでしょうね。
それから、
「絶滅した奇妙な動物」、ご購入ありがとうございます!

>海豚河豚さん
マダガスカルはキツネザルなど原始の姿を残した哺乳類たちの
生息地なので、これはずっと守っていきたいものです。

>牛王さん
マダガスカルは実はインド亜大陸とつながっていたらしいです。それより昔にアフリカ大陸と陸続きで
ゴンドワナ大陸のひと地域になってたらしい。

>karukitiさん
流木がたくさん集まってできた浮かぶ島みたいな
規模なら、なんとか長時間の漂流にも耐えられるかも。
海流に乗ってしまえば、意外と早くマダガスカルに
着くかも。

>冷凍怪獣ペギラさん
セーシェル諸島は大昔、インドの一部だったと思います。
島に取り残されたタイプかな。

>RIBON-Yさん
群生したマングローブ林みたいなのが、丸ごと
流される「海を走る森」みたいなのも想像してます。
これなら楽にいけるんじゃないかな。
河の氾濫で大量の木々が海に流れ、ついでに
そこにいた動物たちもっていうのは
一番可能性高いですね。

>海洋芽鷹さん
そうですね。変温動物は低代謝ですから、
何ヶ月も飲まず食わずで乗り越えられそうです。

>☆ロン★彡さん
ほぼ植物でできた島とは。
恐竜時代にあった赤道大海流にのって
世界一周する不思議な島。
なんかファンタジーでいいですね。

8 ■ひょっこりひょうたん島

妄想ですが 島までとは言わないけど
ラッコの住みかなどの様な
海草や藻の塊に飛んできた植物の
種が根付いた浮遊島の様なものがあったら
沢山のつがいが 移動する事が出来るかな
なんて考えちゃいました。
南米と北米が分かれていた頃なら
世界を1周してる島があったら
面白いなぁなんて 漂着した時に
降りた生き物だけが天変地異に生き残って
あとは 
海の藻屑と消えたら痕跡も残らないし

7 ■無題

漂流物に乗って離れ小島にたどり着きやすいのは変温動物が有利らしいです。
ガラパゴスのイグアナの先祖はグリーンイグアナの仲間って言われてるそうです。

6 ■海流は大事です。

こんばんは。大陸の配置から海流の流れも推測できるワケですね。
確か以前に議論掲示板で孤島の熱帯魚とかどーやってたどり着いたのか?と言う話題を書いた覚えがあります。
確かに流木では頼りなげですが、太平洋の孤島にも生物がたどり着くのですからアフリカとマダガスカルではナントカなるかも?
また、流木と言っても、ジャングルで川が氾濫したら大量の木々が海に流れ込むはずなので、生物が群れごと流された事があったかも?

新生代になったら氷河期が繰り返されるので、大陸棚が陸地になったら海流も変わりますし、氷河期が終了したら大量の氷河が溶け出して河川の氾濫があったと思われます。
新生代でも生物群の大漂流があったかも?o(^▽^)o

5 ■無題

島に漂流して独自の生態系を育むというのはセーシャル諸島のゾウガメやトカゲもそうでしたっけ。

4 ■太古の航海術

流木に掴まって渡る…少し前に見たテレビとかでもよくそう言った説を紹介してました。正直俺は、そんなリスクのある方法でよく繁殖できたなぁ…と思ってしまいます。まぁコレが、"意図せず進む"力なのでしょうか。それか、俺が思う以上にモット安易な方法だった…のかな。

3 ■マダガスカル

マダガスカルはアフリカ大陸から離れ、島になってそこに取り残された動物が進化したというのを聞いたことがあります。

でもガラパゴスの動物たちが漂流してきたように、マダガスカルの動物たちも漂流してきたと思います。

2 ■なるほど!

確かにそれなら渡れますね!

流木での渡りならば、もしかすると最初にマダガスカル島で繁栄出来たのは、以前紹介なさっていたコモドドラゴンのような、単為生殖の出来る生物や自由に渡れる鳥達だったのかもしれませんね。


いままで折角固有種が残ってくれているのですから、モアやドードー達にしたことを繰り返さないように、気をつけなければなりませんね。

環境を破壊するのも人間ですが、守れるのも人間ですからね!

1 ■マダガスカルはまだ?

固着するには最低一つがいは行かなきゃならないわけですから、かなりな犠牲があったかも。
それでもたくさんいったんですな。

P.S.
「絶滅した奇妙な動物」やっと購入できて読みました、続編を期待してます。

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