2008-03-16 23:41:23

フロレス原人~もう1つの小さな人類

テーマ:ニュース関係

「指輪物語」などファンタジーな世界に登場する
ホビット(こびと)


ホビット


2003年、フロレス島のリアンブアの洞窟。
オーストラリアとインドネシアの合同調査チームが
成人でありながら4歳児並の身長100cmという
人類の骨7体分が石器なども合わせて発見した!

フロレス原人発見!

1万8000年前に生存していたと見られる

「ホビット」と名づけられた

矮小なこの人類が「フロレス原人」だ!


フロレス原人  学名(Homo floresiensis

フロレス原人と現生人類の比較

そう、ホビットは確かに実在したのだ!


彼らホビットと呼ばれるフロレス原人は
われわれと同じホモサピエンスなのか、
それとも別の人類なのか・・・。


今も絶え間なく、そして熱く論争が続いているという!


■ジャワ原人から進化した異人類■

発見チームは
ジャワ原人 などのホモ・エレクタス(Homo erectus)から
進化し100万年近く前からフロレス島にたどり着いた
我々ホモ・サピエンスとは別の人類であると主張しているのだという!


フロレス原人と現生人類の頭蓋骨

フロレス原人の脳はチンパンジー並みと小さいが、
大きな脳をもつホモ・サピエンスに引けをとらない知能をもっていたという!
槍や石器などの道具を造り、ステゴドン というゾウの仲間を狩るほどの
チームワーク抜群の狩人だった!


この1万8000年前というごく最近まで生存しており

フロレス原人はわれわれホモ・サピエンスと

共存した時代があったわけだが、

このフロレス原人がわれわれホモ・サピエンスとは

違う異人類であることに

異議を唱えるものも少なくない!


■フローレス原人はピグミー?■
現在でも熱帯雨林の奥地でひっそり
「ピグミー」と呼ばれる小人は住んでいるという!
ピグミーとは
われわれ同じホモ・サピエンスであるが身長150未満と
身長がきわめて低く、赤道付近の熱帯雨林に住む狩猟採集民族
を指す。
ピグミーと呼ばれる種族は

主に中央アフリカに住んでいるが、
東南アジアにも少数ながら存在するという!
フローレス原人は異人類ではなく、このピグミーと呼ばれる人と
同じなんだという意見もある!


■ヨウ素不足で成長が抑制された■

フロレス原人ことホビットは現生人類(ホモ・サピエンス)と別系統ではなく
ヨウ素不足で成長を抑制されたホモ・サピエンスという説が発表された!


2008年3月5日 AFP BBNews
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2359990/2703481


ホビットは甲状腺が機能不全となるクレチン病を患った
ホモ・サピエンスだという。
クレチン病は妊娠中のヨウ素不足などで発症。

魚介類にヨウ素が多く含まれているが
ホビットは魚介類が手に入る沿岸地域から離れた場所に住んでいたと
見られ、ヨウ素不足の食生活が原因だという!


脳の断面

クレチン病患者は身長1m以上に成長しないうえ
ホビットと非常によく似た骨の特徴を持っており、
そのひとつが脳下垂体を収容する

「下垂体窩」が異常に拡大している
ところはクレチン病のひとつの特徴なんだという。


というわけで

われわれと同じホモ・サピエンスなのか

異人類なのかは、白熱した議論がつづくわけだが


そこでフロレス島からはるか海を越えた地から

新たなるホビット伝説が舞い込んできた!


■太平洋のパラオ諸島でまたもホビット発見!■

なんとホビットの存在はフロレス島だけではなかった!


ミクロネシアのパラオ諸島で
フロレス原人に似た化石を発見したという
とんでもないニュースが飛び込んできた!


2008年3月12日 AFP BBNews
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2363003/2726517



インドネシアとその周辺の地図

2006年 南アフリカの古人類学者が
パラオ諸島を旅行中に発見したという!


洞穴で暮らしたとみられるこの化石人類は
身長1m強の小さな体に、
それに見合ったかなりの小顔は
この身長で成人だったことを思わせる。
また、大きな歯に未発達なアゴなどの特徴から
フロレス原人に酷似していたという!
そしてなによりも
2900~900年前という極めて最近に生存していたのだ!


ここでまた

ホビットの今後の新たな調査、

新たな展開に期待したい!


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コメント

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1 ■一瞬

プロレス原人と読み間違えて
意味不明な期待に胸を膨らませてしまいました(爆)
このニュース、私も興味深く読んだ憶えがあります、
そう言えば巨人の骨もやミイラ、化石も発見されて居るんですよね、
人類って意外と収縮可能?

ウチの息子がちいさいのが悩み…
解決の鍵はあるのか?!
なんつって(半分マジな親心)

2 ■この記事について

久し振りに古人類関係の記事を見せて頂きました。☆-( ^-゚)v個人的には、古人類関係の記事では、ピルトダウン事件についての記事と「ラマピテクス」についての記事を密かに楽しみにしてます。また、何時もながら化石人類のイラストの充実も期待してます。

僕は、小型の人類だけでなく、巨大な新種の人類の化石も発見されたらいいなと思います。

3 ■ホビットですか・・・

小人さんですか、しかも極最近まで生きていた奴らと・・・
もしかしてまだいるのか?

ちなみに自分も『プロレス原人』と読みました(笑)

4 ■フロレス原人

驚きました。凄い最近ですね。
これだけ最近までいたことが分かっていると、やはり今もどこかにいるんじゃないかと考えてしまいます。

5 ■追記

このページによると、今回パラオ諸島で発見された小型の人類の化石は現生人類(ホモ・サピエンス)の物であるそうな。↓
http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/news/20080314/index.shtml

これからも古生物に関する面白いニュースについての記事を楽しみにしてます。

6 ■パラオでも!

フロレス原人が発見された時、科博 人類研究部の先生が
「生きている姿を見たかったですねぇ~。」
と悔しがっておられました。パラオでも見つかったのですね。こちらは、つい最近まで生存!?
きっと、また同じ台詞を口走っていることでしょう。^^:

7 ■本筋から離れますが、、

こんばんは。毎度面白い話題が提供されていますね。
ちょいと本筋から離れてしまいますが、西洋ファンタジーのホビットなどの元ネタ。もちろんフローレス原人の生き残りでは無く、炭坑などで強制的に労働させられた子供でしょうね。
過酷な労働で、幼くして老け顔になってしまうワケで、これが「こびと」を想像させたのでしょう。小さな子供は、狭い坑道で労働させるのに最適な人材だったワケでしょう。昔話なんてホントは残酷なモノですな。
(ちなみに「ホビット」と言う呼び方は作家トールキンの創作らしい)
パラオ諸島で発見された平安時代の化石人類も、もしかしたら子供が強制労働させられて、小さいまま成熟してしまったのかも知れません。だとしたら、酷い話です。

8 ■トバ火山問題とか

フロレス原人、新種の小型人類、共にホモ・サピエンスの可能性があるとは驚きです。
ホビットは、
7万3000年前にトバ火山の噴火のあった東南アジア地方ですし、
ホモ・サピエンスの系統と考えた方が自然な発想かも知れません。

トバ火山の噴火で人類が絶滅寸前にまで追いやられた、
という説を最近良く聞きます。
一説には全人類の神港が5000人程まで減ったというものまで、
(ディスカバリーchの番組で見たトンデモ説)
その数字は眉唾ですが、
ホモ・サピエンスは野生の世界でも想像以上に強靭な生物のようですね。

9 ■生存の可能性

はじめまして。記事の内容にひょっとして?と思うことがあり投稿しました。未確認動物(UMA)の中にオランペンデグというのがいるそうです。身体的特徴からして類似している点があるようです。今世紀の大発見になるといいですね。

10 ■コメントありがとうございます!

箱ミネコさん>
プ・・・プロレス原人!
うむむ、やられた~(^▽^;)

巨人の化石は知りませんが、南米パタゴニアには
巨人がいたなんて伝説がありますね。

お子さんは小さいそうですが、
まだまだ幼いので、これから大きくなるかもしれません。
私は高校2年に3ヶ月ほどで10cmも背が伸びた
実績をもっております。

羊さん>
ピルトダウン事件もいつか記事にしたいと
思います。
巨大な人類なんてニュースも飛び込んでほしいものですね。
パラオ諸島のホビットはホモ・サピエンスという
結果になりましたか。

takaさん>
プロレス原人に
それとプロレス島と読んでしまう・・・
その島の住民はみんな覆面をかぶってたりして、
想像が膨らんでしまいます(笑)

鈴なりめだかさん>
どこか、太平洋のマニアックな島にいてそうな
感じもしますね。
生きている姿を見てみたいものです!

Emanonさん>
ホントに最近ですね~
ホントに生存していたらどうしようと
思います。
この世界にはまだ未確認なことも十分に
あると思います。

RIBON-Yさん>
ホビットは過酷労働で老け顔になってしまった
子供がモチーフだったとは。
子供の小さな体を利用して炭鉱で重労働させるとは
酷い話です。環境も悪く短命だったでしょう。
パラオの小人もそうだとしたら、
いろいろ想像してしまいます。

UMEさん>
7万年前の火山噴火で人類絶滅の危機という説は
初めて知りました。
確か、フロレス原人もその島に住むステゴドンも
12000年前の火山噴火でいなくなったと
いわれていますね。

田中さん>
オランペンテグはフロレス原人かもしれないって
話もちらほら聞きますね。
現地では
現地の言葉で「エブ・ゴゴ」と呼ばれる小さな人の
伝説があるそうです。
「この島には、普通の半分くらいの体しかなく、
額が平たい毛むくじゃらの人々がいた」
という言い伝えがあるらしく、300年前と
ごく最近の話だそうです。



11 ■ハハハ

ぼ、僕も「プロレス原人」って読んじゃいました
すいません

12 ■AKIOさん

フロレス原人をプロレス原人と呼んでしまう人
続出ですね。
これは意外です( ̄□ ̄;)

13 ■違う人類ってどんな感じ?

はじめまして。本サイトから併せてもう5年くらい見てますけど初めてコメント書きます。

こういう原人とか旧人の話を見るたびに思うんですが、

「自分たちとは違う人類」が同時期にいるって言うのは、どういう気分なんですかね・・・
フロレス人はホモ・サピエンスとも時期がかぶっていたわけだし(ネアンデルタール人とクロマニョン人とかもですが)当時の人類は彼らをどう見たのか不思議。
と同時になんかうらやましいような気もするんですよね。自分たち以外に他の人類がいるって。

人類ぐらいじゃないでしょうか、この地球にたった一つの科しかないって(と書いていたらなんか他にもっと孤独な種があったような気が・・・)

14 ■小人伝説

表記はたいていフロレスじゃなくてフローレスですね。

それはさておき、2900~900年前といったら弥生時代~平安時代。
小人伝説は太平洋にも広く伝わってますけど、特にグアム・サイパンあたりの話は、本当のことなのかもしれませんね。
日本にもコロポックルの話があるし、ひょっとしたら…。

15 ■コメントありがとうございます!

y-n-sさん>
はじめまして!書き込みありがとうございます。
ネアンデルタール人にフロレス原人が
種レベルで違うこれらの人類がわれわれ人間
と今も共存していたなら、どうなんでしょうね。
やはり、人権や差別とかけっこう問題ある歴史も
あったのかもしれません。
あと交雑など人間とネアンデルタール人の間に
生まれた子供には繁殖能力が欠けることも
あったかもで、問題はいろいろと複雑化しそうな
感じがします。

Ydditさん>
小人伝説ってけっこう各地であるもんなんですね。
日本にもあったなんて知りませんでした。
これらの小人伝説が人骨の発見で現実味が
帯びてきて、なんだかワクワクしますね。

16 ■無題

ホビットが実在したのなら、是非ワーキャット(対比人3:猫7くらいを熱烈希望)も実在して欲しいと思う自分がダメダメでしょうか?
しかし、フローレス原人が小さいのは、やはり離島で栄養が充分に得られなかった為でしょうね。
捏造だったのはピルトダウン人でしたっけ?

17 ■すへさん

さすがにワーキャットは・・・(;^_^A
完全にそれはファンタジーです!

フローレス原人はやはり限られた土地での
生息なので小さいといわれていますね。
逆に小さな動物や
トカゲとかはコモドオオトカゲとか巨大化する
傾向にあるそうです。

18 ■無題

現代でいう小人症の人と、どこがどう違うの?

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