2007-09-18 00:30:15

翼竜ケツァルコアトルスの離陸

テーマ:古代~爬虫類

前回の「世界最大の翼竜展」の記事のコメントで


「ケツァルコアトルスは地上からの離陸は

どのようにこなしていたか」


について


ケツァルコアトルス  学名(Quetzalcoatlus northropi
ケツァルコアトルス

翼竜といえば、海岸の断崖という高台から離陸して滑空した

イメージがあるが、

ケツァルコアトルスは内陸にも棲んでいた。


「世界最大の翼竜展」のガイドブックより。


この本によると

後ろ足で助走して離陸したとなっている。

翼開長10mのケツァルコアトルスが、

風のない時で平らな地上から飛び立つには

時速40kmの速さで地上を走る必要があるとのこと。

ケツァルコアトルスの離陸

しかしながら、翼竜の翼の前方にある

「翼支骨」が上下に動かすことができ

それを下に動かすことによって

翼支骨が支えている「前飛膜」が下向きになり

翼の断面は円弧を描く「円弧翼」になるという。



円弧翼

円弧翼は飛行機や鳥にも見られる翼だが、

これによって揚力を増すわけだ。


なので、時速40kmよりも遅い速度で助走しても、

ケツァルコアトルスは十分に空を飛び立つことが

できたということになる。


離陸する白鳥

ハクチョウ。

体重は10kg。飛ぶ鳥では最も重い鳥。

そのため、離陸する時は助走する必要があるのだという。


ハクチョウとケツァルコアトルスは体形的に似ているが、

両者とも首が長いおかげで前に体の重心が傾き

速く走るのに役立てているのかも。


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コメント

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24 ■ソロンドールさん

はじめまして!
地面効果もありましたね。
ケツァルコアトルスは内陸の湖とかにも生息しており、
湖は波の高低さもさほどではないとおもうので
離陸にはさらに条件がそろっていたかも。

23 ■無題

はじめまして。
地面効果を利用していたと考えると離陸だけ
ならさらに走行速度や距離を小さく見積もれる
かもしれません。

現代でもオオミズナギドリやアホウドリは
走行中に翼を広げることにより地面効果を
利用して離陸しています。

22 ■まーぶるさん

翼支骨はもともと、どの骨のあたりかはわかりません。
翼竜特有の骨かと思います。
なにせ、翼竜の祖形動物らしき化石が、まだ発見されていませんからね。

21 ■無題

有難うございます。手首がけっこう長いのですね。
ところでその骨は翼竜の先祖には別用途に存在していたものなのですか?それとも翼竜になってから新しく出来たものなのですか?

翼竜は恐竜以上にこんな形でどうやって生きていたのだろう?と疑問に思う部分があり見ていて楽しいです。

20 ■まーぶるさん

翼支骨は手首から生えている骨なので
親指に当たらないようです。
ちなみに翼から生える爪のある3本の指が
親指、人差指、中指。
そして薬指に当たる指が伸びて翼になっているようです。

19 ■無題

はじめまして。
翼支骨は人間で言う親指に当たるんですかね?
ファンタジーのドラゴンにはあの部分にツメがついていることが多いですが^^
人間との比較画像から飛ぶのは下手だったとしても襲える動物は少なかっただろうなぁと思ったり。

18 ■コメントありがとうございます!!

もけさん>
尾の長いタイプのランフォリンクス類の翼竜は
地上での歩行は苦手で地上を這い回ったと
いわれています。
地上より、木や崖から離陸したタイプだそうで、
そういった翼竜もいるのは確かなようです。

にじのへびさん>
確かに想像しにくいですね。
地上を歩くときは体のバランスから2足歩行は
無理といわれていますが、
ここから走ると2足歩行も短い時間で可能なんでしょう。

mmryokiさん>
2足歩行の足跡化石も見つかっているんですか。
詳細を知りたいところです。

17 ■駆ける翼竜

どこのサイトに書いてあったのか忘れましたが、
「(種類が確定できないが)翼竜の後足だけの足跡の化石」
というものが見つかっているそうです

16 ■想像力不足・・・・・

皮膜の翼を広げて時速20キロ以上で走る姿が想像できない自分がいる・・・・・
弱い向かい風による揚力だけで飛べるとかいう話はないんでしょうかね・・・・・

the糸の切れた凧

15 ■無題

地上からの離陸というのは考えてなかったですね。なにしろ、翼竜は四足歩行で地面を歩いていたという所から、コウモリのように不恰好に地上を這い回っていたような印象があったものですから。
鳥人間コンテストの滑空機部門のように、高台からフワリと離陸していたと思っていたんですが・・・。
ケツァルコアトルスは、航空機に例えるとモーターグライダーのような動物だったんではないかと思っています。モーターグライダーは離陸と高度を稼ぐ時だけエンジンを回し、巡航する際はエンジンを切って上昇気流を捕まえて飛びますが、ケツァルコアトルスもきっとそんな感じだったんでしょうね。
個人的には海洋生物説を捨てきれませんが、内陸でも見つかってるんですよねぇ。不思議な生き物ですね。

14 ■コメントありがとうございます!!

バッタモンさん>
ゆっくりと羽ばたけたそうですが、かなり大きな翼なので
それだけでも、それなりの推進力があったかもしれません。

レサレサさん>
食性についてガイドブックには
従来の飛びながら魚を食べると恐竜などの死肉を食べたの2説。
新たに
現在のコウノトリのような生活で、
地面をちょこまか動く、トカゲや小さな哺乳類や
カエルといった小動物をついばんで食べたという
説が加えられたとあります。

長い首を生かして高木の葉を食べたのかなとも
想像しますが、やはりそれを消化する内臓も
大きなサイズになるので、飛行動物には不利かも。

UMEさん>
スローモーな動きでしたでしょうね。
翼竜展で見たときは後ろ足も想像以上に長かったです。
かなりの歩幅もかなり稼げたと思います。

とんびさん>
はじめまして!
ケツァルコアトルスは森林といった場所での生息は無理でしょう。
干潟やサバンナとか開けた土地に限られると
思うのですが、
たまには翼を何かに引っ掛けて骨折などのような
事故はけっこうあったかもしれません。

13 ■ずっと拝見しておりましたが

はじめまして、書き込ませて頂きますとんびと申す者です。
以前「所さんの目がテン」でコンドルは山を登って滑空すると紹介されていましたが、
歩くにしろ走るにしろ、皮膜が何かに引っ掛からないか怖くないものでしょうか?
反射的に翼を引けるよう、感覚毛がびっしり生えていたりして?
あるいはモモンガのように、乾燥へのケアはどうしていたのかも気になります。

12 ■走り方

エリマキトカゲのような走り方をしていたかも知れませんね。
骨格的にはヒトや、恐竜よりトカゲに近いでしょうから。
エリマキトカゲも二足で結構速いし、
バシリスクに関しては水面を走る程。
ケツァルコアトルスの場合はバカでかいので、
スローモーションのような走りでもヒトの全力疾走以上のスピードになるかもしれません。

離陸時、皮膜が風をはらむので自然に、RIBON-Yさんが言うようなナンバ歩き(走り)っぽくなるかも。

11 ■キリンサイズの翼竜

以前、「背丈はキリンとほぼ互角」というのをみて思い出したんですが、「新恐竜」に「ランク」という翼竜が先祖のキリンに収斂進化した生物が載ってましたね。
関係ないけど白鳥は鳥には珍しい草食性(水草などを食う)ですが、ケツァルコアトルスもそういったものを食えたんでしょうか?
(注:植物は消化が悪いので、実や芋以外はある程度図体の大きい生物で無いと栄養にならない。)

10 ■なるほど

パラグライダーで翼を立ち上げて地上で体を浮かせようとする時には、
向かい風に対して体を思いっきり前景姿勢にして体重を前にやり、それと同時に両手でブレークコード(飛行機で言うところのフラップ操作)を引いて
揚力をつけます。そうすれば1メートルぐらい体がふわっと浮く。
ケツァルコアトルスの巨大な頭と長い首はその為に必要だったのですね。
しかし、たとえ地上で少し浮いても上昇気流が発生している高さまで行かないと上空に上がれないわけで、それまでは羽ばたかなくてはいけない。
両翼で10メートルもある翼を羽ばたかす筋肉があの体の何処にあったのでしょうか?

9 ■RIBON-Yさん

なるほど、
走るときに後ろ足を前に出すと翼膜が弛むという問題が起きますね。
さすがにあの体形でナンバ歩きをしろというのはキツいなぁ。
もしかしたら、ケツァルコアトルスは後ろ足にまで
飛膜を張っていなかったかも。

8 ■コメントありがとうございます!!

UMEさん>
台風のときは欠航が相次ぎますね(笑)
風や地形的な条件がそろえば、離陸距離が
わずかでも飛べそうな感じがしました。

権兵衛さん>
前飛膜を飛行機のフラップのように動かして
離着陸時に翼を変形させて、姿勢を安定させたそうです。
でもよくできているなぁ。

羊さん>
次の記事は未定。また翼竜かも。

Ydditさん>
足跡化石から地上にいるときは4足歩行だそうです。
でも空を飛ぶときは必ず翼(前足)を地面から
離す必要があるので、そのときだけ2足歩行したのではないかとおもいます。
4足歩行だが、時に2足歩行も可能というところでしょうか。

ゲジゲジさん>
翼竜は大きさの割りに体重がかなり軽かったので重力の影響というのは
あまり受けなかったのかなと思います。
それより、あの大きな翼では重力より強風の方が
大敵であったとおもいます。

M.A.Fさん>
小型の翼竜だったら羽ばたいたかもしれませんが、
ケツァルコアトルスのような大型では、羽ばたくと
かなりの量の空気を掻くことになるので、
かなりの力と翼の強度も必要になってくるので、
離着陸、飛行とも、ほとんど翼を羽ばたかせることは
なかったでしょう。

7 ■首の使い方と走行方法について。

今、忙しいのですが、ちょっとだけコメント。
議論掲示板にも書いたのですが、やっぱ地上から離陸する鳥類は首が長いキャラクターが多いですからね。
翼竜も長い首も離陸に役立つでしょう。
離陸速度は、後ろ脚の皮膜のハリ方や走行ポーズにより誤差は大きいでしょうね。
翼竜の場合は皮膜が必要以上に弛まない様に、
右翼と右後脚、
左翼と左後脚、
をそれぞれ同時に前に出す「ナンバ歩き」をする必要がありそうです。

疾走離陸は支持しますが、今後は体重問題や重心問題も含めて誤差も計算する必要が出て来そうです。
もう古生物の学問も、技術と物理と数学の世界になりますね。

6 ■無題

翼竜の地上での仕草や離着陸はなかなか難しい問題ですが、キャンバー(丸まり具合)を大きくすることで揚力を増すというわけですね。
離着陸の助けになる程度は羽ばたけると考えるのが自然…とつい思ってしまいますが、これだけ大きな生き物の「自然」を知らない我々がそれを言うには気をつけないといけませんね。

5 ■地球の重力が…という説がありますが

「恐竜が絶滅したのは地球の重力が重くなったから」という説がありますが、その説が根拠として挙げていたのが竜脚類や大型獣脚類が重すぎるという点と、巨大翼竜が離陸できなかったという点です。

http://www.gondo.com/g-files/dino/dino.htm

竜脚類や大型獣脚類については、しっかりと体重を支えられる身体の構造をしていた事で反論できるのですが、翼竜に関してはイマイチ反論の根拠が思い付かずにいました。

この記事を拝見して、やはり巨大翼竜も1Gの重力下で無理なく飛べたのだなと納得しました。

4 ■無題

 翼竜は華奢で、重心が前方にあるように見えるので、そもそも2足歩行するというイメージがなかったんですが、後ろ足で助走とは、驚きです。

 そうなると、後肢の筋肉もある程度発達していたはずなので体重は100kgを越えていたのでしょうか。
それでも飛びたてるだけの速度を出せるようなスペックがあったとなると、地上に適応した翼竜がいてもおかしくないですね。

考えれば考えるほど分からなくなってきます。
あるいは想像の及ばない、とんでもないやり方で離陸していたのかもしれません。

3 ■無題

また翼竜に関する記事ですか。
次は一体どんな記事になるのでしょうね。

2 ■無題

前飛膜の動きと作用は、飛行機に使われているフラップとまったく同じみたいですね。
このような、現代工学的な機能を進化の過程で選択しているのですから、生物と言うのは本当に凄いとあらためて思いました。

1 ■空港みたいな光景?

ケツァルコアトルス、一旦飛んだら半年位飛び続けていそうです。
繁殖期以外飛びっぱなしだったりして。

飛び立つ時はアホウドリのように向かい風に助走するのでしょう。
海岸線(安全な離島ならなお良し)なら風速5m位の風が普通に吹きますから時速18km位は助走の手助けが出来るかも。
当然時速22kmで飛び立てるでしょうし、今回の記事通りならもっと遅くても良いんで、楽ですね。
時速20km位の走りで済んだなら楽勝かも。
50m 9秒、人並み(小学生並み)の速度。

体重70kgの計算でしょうから重さが増すとスピードアップも必要でしょう。
それでも何とか出来そうな数字です。

風速10mを越えると人が傘をさすのも困難。
強すぎず、弱すぎず、適度な風が必要でしょう。
晴れた日の海岸では午前中より午後の方が風が吹きます。
ケツァルコアトルスのコロニーでは決まった時間に決まった滑走路から飛び立ったかも?
羽田空港の離陸順番待ちみたいな光景があったら絵になりますね。

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