最強動物列伝~シルル紀編~
テーマ:動物、古生物うんちくの続き、次の時代は・・・。
■古生代シルル紀■
4億4300万年前~4億1700万年前。
前の時代、オルドビス紀は寒冷な時代であり、
南半球の巨大大陸コンドワナには分厚い氷床があった。
シルル紀に入り、世界は温暖な気候に、そして安定していった・・・。
それにより、分厚い氷床は溶けはじめ、
生物がいない荒涼とした大地に
たくさんの「川」が流れたはじめたという。
そして海の水位が上昇し、
浅海や汽水域が広がった。
シルル紀の生物の舞台は
海から川へ広がっていく
そして、
実にはじめて陸上に進出を果たした
生物もこの時代だ!
川の水辺で
最初に上陸を果たしたという植物。
そして
動物たちも植物に続いて
海域から汽水域、そして淡水域へと
生息の場を広げていったという!
そしてこれらの生息域を網羅し、繁栄したグループがいる!
ウミサソリ(広翼類)だ!!
系統的にはカブトガニに近いとされ、
その生息域によって体の形態も様々で
ユーリプテルス のような遊泳型、
スティロヌルス のような歩行型などがいたようだ!
なんでも
ウミサソリの中には陸上を歩いた種もいたと
いわれ、それを示唆する足跡化石も見つかっているのだとか!
ということは最初の陸生動物はウミサソリになる!!
実にウミサソリの生息域は多義にわたり、
そして
どんなところでも強力な捕食者として存在する
最大勢力だったのだ!
そんなウミサソリのなかでも
もっとも存在感のあるものは・・・
やはりコイツだ!
プテリゴートゥス
属名(Pterygotus )
その大きさは、大きなもので
全長は230cmはあったという!!
そして、他のウミサソリにない
ペンチのような巨大なハサミを
持っているということは
大きな獲物を捕らえることを意味しているのだ!
サソリやクモに近いとされるウミサソリ。
こいつらを「虫」と呼ぶならば、
このプテリゴートゥスは
人間の大きさをはるかに凌ぐ
常識はずれの巨大な虫
まさに「蟲王」である!
次はデボン紀最強動物 へ!
















1 ■僕の予想が・・・
僕の予想が見事に的中しました。(^∇^)
サソリ絡みで、興味深い古生物を二つ紹介します。
この記事の主役であるプテリゴートゥスと同じシルル紀の海に生息していたブロントスコルピオ(Brontoscorpio anglicus)は史上最大のサソリで、体長は約1mにもなったそうです。また、石炭紀のヨーロッパに生息していたプルモノスコルピウス(Pulmonoscorpius kirktonensis)と言う巨大なサソリは、ブロントスコルピオと同程度の大きさだったそうです。両方ともイラストを密かに楽しみにしてます。このページも見て下さい。↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Brontoscorpio
http://en.wikipedia.org/wiki/Pulmonoscorpius
余談ですが、史上最大のクモとされていたメガラクネは、実は淡水性のウミサソリである事が判明しているそうです。このページも見て下さい。↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Megarachne
http://www.cbc.ca/asithappens/STEAM/2005/spieder_20050216.html
http://snailstales.blogspot.com/2006/02/papers-read-this-week_09.html
次は古生代最大の動物であるあの古生物が登場する事は必定であると思います。