2007-05-13 05:19:16

建築土木家ビーバー

テーマ:動物、古生物うんちく

ビーバー  学名(Castor canadensis


アメリカビーバー

ビーバーといえば、小川に

木の枝などでダムや自分の住まいである

巣を造ることでよく知られている。


巣やダムは

積み上げた木の枝を骨組みとし、

小石混じりの泥で固めたという

頑丈にできたものだ!

ビーバーの巣

この巣は実によくできており、

巣の出入り口は水中にある!

これによってオオカミやクマなどの天敵に

巣に入り込む余地はまったくない!!

セキュリティー万全の安心物件というわけだ!

しかも

巣の天井には

泥は固めておらず木の枝のみなので

換気口の役割を果たす。

出入り口が水中にあるだけに

換気口があるおかげで

部屋は酸欠状態になることはないという


ダムの役割

季節によって川の水位が変化するため

水位が上がる季節には

部屋の中が水没してしまうため

ダムを一部壊して、水位を下げ、


水位が下がったときは

出入り口が川の水面から出てしまうので

それを水没させるため

ダムを手入れして水位を上げる。


このような年中を通しての

水位の調整に役立つというわけだ。



ビーバーは毎年、1頭~5頭の子供を産む。


前年に産まれた子供は「ヘルパー」と呼ばれ、

母親とともに今年産まれたばかりの弟や妹の子育てをし、

そしてダムや巣の作り方や手入れを学ぶという。

そして親もとで2年過ごすと

親から離れ、自分のダムや巣を作るという。


ビーバーの親父と息子


しかしながら、

こんなよくできたダムや巣。

なかなか簡単にできないということで、

親もとに戻り、

また1年、巣やダムの作り方を

再び学ぶビーバーもいるという。



*********************************************************************************


太古のビーバーの仲間にはこんなのがいた!!


カストロイデス  学名(Castoroides ohioensis
カストロイデス

1万年前までにいたという巨大なビーバー。

そのデカさは

体長2m50cm。体重では220kgという

ツキノワグマに匹敵する巨大さだ!!

半水棲の動物だが、現在のビーバーのように

ダムを造ることはなかったとされている。



パレオカスター  属名(Palaeocastor
パレオカスター

ビーバーといえば、水辺に住む動物だが、

コイツはビーバーの仲間でありながら、

荒地に住むビーバーだ。

地面に穴を掘って巣をつくる。


悪魔のコルク栓抜き

これがパレオカスターの巣穴化石だ。

化石発見当初はなんだかわからず、

「悪魔のコルク栓抜き」なんて呼ばれた。


パレオカスターの巣穴

その巣穴は地中奥深くまで

らせん状に続くという奇妙な格好だ!


なぜ、このような形なのか真相は謎だ!!

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コメント

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17 ■コメントありがとうございます2

ミネコさん>
らせん状に掘る癖があったかもしれませんね。
個体によって右利きとか左利きとかいて、
右回りのらせん状の巣穴、左回りのらせん状の
巣穴とかあったりして。

くりピーさん>
確かに出戻り教育があるくらいですから、
本能とは言い難いかもしれません。
生まれたころから人間に育てられたビーバーが
果たしてダムや巣をつくることができるのだろうか。

グランティアさん>
浪人生というより留年かな。
いつまで経っても自立できない子ビーバーとか
ニートな子ビーバーとかいるのかな。

ヒロキさん>
出戻り教育なんてあるくらい親から教わるものが
多いくらいですから
後天的なものかもしれません。
つまりこれは産まれた時から人間に育てられた
ビーバーがダムや巣を作ることができるのか
検証してみるとわかるかもしれません。
すでにやってあるのかな。

奥さま聞いてよ筆者さん>
確認しました。ありがとうございます!!

16 ■コメントありがとうございます!!

遠飛さん>
私もビーバーがダムを作る理由ってしらなかったので調べたんですが、
調べていくうちにそれが水位調整、出戻り教育なんて
のも知り、なかなか面白かったので
記事にしました。

iromonoさん>
生物っていうのは周りの環境に順応していく
受身的なものですが、
自ら住みやすいように環境を整えるのは
人間とビーバーくらいなものなんですよ。
だからビーバーってすごいっす!

佐藤直曉さん>
なかなかビーバーの親子愛って熱いですね。
私もこういう話を聞くと心温かくなりますね。

羊さん>
カストロイデスの英語ウィキペディアのページ
見ましたが、英語なのでよくわかりませんでした。
翻訳サイトで英文を直訳すると
カストロイデスの巣は知られていないとありますが・・・。

あるぺ☆さん>
パレオカスターとパレオカストルと両方で検索し
ヒット件数の多さと
私の手持ちの図鑑でパレオカスターと書かれたので、パレオカスターにしました。
まぁ、この辺は生の読み方を聞いて、どう聞こえるかですね。

KAZUKIさん>
腹巻親父の飲んでいるのはホッピーそのものです。
焼酎で割ったやつですね。

UMEさん>
穴掘り恐竜がいたなんて初耳でした。
恐竜の体形からまったく想像もしなかったですね。

15 ■このブログをご紹介しました!

http://ameblo.jp/okusamakiiteyo/entry-10033577104.html

以前ご相談したブログ紹介を上記URLでいたしました。ご確認くださいませ。

14 ■ビーバーの知能

巣作りを親の元に戻って再び学ぶということは巣作り自体はビーバーの本能ではなく彼らが後天的に獲得する技術ということですよね?ということは学習能力は人間以外の動物の中ではかなり高いほうなんでしょうか?

13 ■またやっちまった・・・

↑またタイトルと名前間違えてました。すいません・・・。

12 ■無題

・・・したのはビーバー親子です。やっぱ浪人生は出てしまうんですね・・・。
そういえば昔の漫画(確か「僕には毛もあるへそもある」でした)にはパレオカストルと書いてました。

11 ■いろいろスゴイ・・・

ほんとビーバーっていろいろスゴイですよね。
あのダムや巣は鳥の巣作りと違って本能じゃないんですね。一度独り立ちしてからまた戻ってくるって、親子の絆が深いんですね。齧歯類にしては珍しいですよね。
齧歯類にしては珍しいと言えば、体重220kgなんて・・・まさにケタ外れですね。

10 ■真相は謎!

ならば私も妄想(笑)
螺旋状掘ってっていった方が
楽だったのでは?
直角や斜めだとだと逆立ち状態だし…
休み休みだるいナーみたいに掘っていた??(笑)

巣作り下手で帰ってきた子ビーバーのイラスト
ツボで笑いました
頑張れ!(涙)

9 ■書き忘れ

ラテン語のカタカナ読みは検索ヒット数の多さで決めるのも一つの手ですね。
大抵、最初にそう読んだ日本人研究者の訳した文とか、
ニュースの記事で決まるのでしょう。

8 ■連続投稿スミマセン

あるぺ☆さんのレスからの感想。
確かに「パレオカストル」の方がラテン語読みに近いのかもしれませんが、直すほどの事でもないと思います。
例えば、慣れ親しんだ「ティラノサウルス」を今更「テュランノサウルス」と言うのも変な気がしますし。
私は学名のカタカナ読みは適当で良いと思っております。

ラテン語をカタカナに変換してくれる個人のページを見つけました。
なかなかスゴイ。
Pom Juice(ポンジュース)がポム・ユイケになる、笑えます。
野鳥系の専門の人のページのようです。
↓私の名前の所にリンク

7 ■巣穴化石といえば

「ビーバーのダムでヨーロッパの平野が作られた」という話を聞いた事が有ります。
人類以外の脊椎動物で地形を変えてしまうのはビーバーくらいかも知れないですね。

穴堀ビーバーはプレイリードッグのようです。
プレイリードッグの巣穴とは全く違うので生態の想像がつきません。

穴堀恐竜の記事を丁度最近見たのでタイムリーに感じました。
↓私の名前の所に穴堀恐竜の記事をリンク。

6 ■無題

親子の会話 良い味出てます。腹巻おやじが飲んでいるのは、ホッピーでしょうか。
2m50cmのビーバーがもしダムを作っていたら、でっかいビーバ湖が出来そうです。

5 ■名称の読み方について

>パレオカスター  Palaeocastor

Velociraptorをヴェロキラプトルと呼称している場合、上記の名称はパレオカストルにした方が良いと思われます。

4 ■この記事について

暫くこのブログから遠ざかっていましたが、久し振りにコメントを書きます。

この記事のイラストも実に味がありますね。特にパレオカスターの親子のイラストは可愛いくていいですね。これからも楽しいイラストを楽しみにしてます。

>iromonoさん
このページによると、カストロイデスが作ったとも考えられる巣が見つかっているそうです。↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Giant_beaver

3 ■こういうのスキ

>親もとに戻り、また1年、巣やダムの作り方を再び学ぶビーバーもいるという。
アフターケアがよくって、こういうの私好きだなあ、私は。薄情でないところがいい。

>悪魔のコルク栓…でしたか、なかなかたいした想像力ですね、人間も。でもビーバーのほうが一枚上ですが。

2 ■ビーバーのこといろいろ

 ビーバーのダム作りって結構工夫が凝らされているんですね。ここまでくると人間並みでしょうか。確かダムの大きさは100mぐらいにもなることがあるということですが、このようなものをビーバーは立った数頭やそこらで作ってしまうのでしょうか。不思議です。

 他にもしカストロイデスがダムを作っていたとしたらどの様な規模になっていたでしょうか・・。さもなくばどのような生態だったのでしょうか。気になるところです。

1 ■すごい…

異なった材料を使ってダムを作ったうえ、さらに巣の構造にまで工夫が凝らされてますね(汗
にしても、水位の調整までするとは、おどろきです。
ビーバーがダムと巣を造るというのは知っていましたが、水位調整や出戻り教育なんかがあるのは初耳でした。
にしても、親父と息子は笑えますw

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