2007-02-04 00:11:31

イグアノドン~復元の歴史

テーマ:恐竜

イグアノドン  学名(Iguanodon Bernissartensis


イグアノドンといえば、最初に化石が発見された恐竜として有名。


発見者はイギリスの医師「ギデオン・マンテル」(その妻という説もある)

彼は本業の医者をそっちのけで古生物にどっぷりハマり、

妻に愛想尽かされ、余生を孤独に過ごすという


1822年、


彼は巨大な歯ととれる化石を発見。

フランスの動物学者「ジョルジュ・キュヴィエ」に鑑定をしてもらったところ

サイの門歯との答え。


納得いかないマンテルはあらゆる動物の骨格標本を調べ上げ

その歯はイグアナの歯に似ていることを突き止めた。

その歯化石の大きさから

太古には巨大な爬虫類が存在していたことがわかった!!


1825年、


イグアノドン(イグアナの歯)と認められ

世界最初の恐竜として記録された。


そしてはじめて、恐竜の想像図が試みられたのがコレだ!!


■イグアノドン古復元■
イグアノドン古復元

まさに巨大イグアナ。その大きさは70mもなるという。

そして鼻先には鋭い角が生えているのが特徴だ!!


1878年


ベルギーのベルニサール炭鉱

その地下322mにヨーロッパ最高という恐竜化石発見がされた。
そこには31体ものイグアノドンの化石があったのだ!!

これでイグアノドンの全身骨格が手に入り

マンテルの復元図は大幅な修正がされることになる。


■イグアノドン旧復元■
イグアノドン旧復元

イグアノドンの想像図は


トカゲのような4足歩行から2足歩行に変更。

鼻先あったと思われた角は実は親指の爪(スパイク)だった。



イグアノドン骨格復元中



■イグアノドン現復元■


しかしながら、

最近の復元図はまたまた変わった。


イグアノドン現復元

足跡化石の発見からイグアノドンの前肢の跡も残っており、

これは4足歩行をしていた証拠になる。

また

前肢の第2~4指が手の甲側に曲がる特殊な関節をもっており、

これは前肢が地面をついて歩行時に使われたことを物語ってるという。


こうしてイグアノドンの復元は2足歩行から4足歩行に戻ったことになる。



■イグアノドンの前肢は意外に機能的だ■


イグアノドンの前肢の人差指、中指、薬指にあたる

第2~4指は歩行時に役割を果たすことは述べたが、



イグアノドン「ケンシロウ」


親指にあたる第1指は鋭いスパイクがあり、

これを肉食恐竜から身を守るための武器に使用されたとか

選り好みの植物の葉などを寄せるためとか

地面を掘るのに使用したとか様々な説がある。


そして小指にあたる第5指は柔軟な関節をしており、

物をつかむのに適して使い勝手がよかったという。



機能的なイグアノドンの前肢


イグアノドンの前肢の指


第1指→護身用の武器。

第2~4指→歩行用

第5指→物をつかむ用


なんとも多機能なイグアノドンの前肢である。

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コメント

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17 ■イ、イグアナドン⁉︎

イグアナドン、でもいい気がしますけどね~。
エルケツとかマハカラとか名前と意味がさっぱり同じな恐竜はいっぱいいるのにね。どうしてだろう。

16 ■久々

久しぶりにイグアノドンの話題を見かけました。
自分がイグアノドンの存在を知ったのはもう12年も前の話だな。当時幼稚園に行ってたかいかなかったかの時期に親が買ってくれた4巻セットの恐竜のビデオで、当時としてはかなり良くできた動く恐竜の映像がとても好きで司会のウォルター・クロンカイトや古生物学者の台詞(吹き替え)をほぼ暗記してましたね。当時の復元では直立姿勢ではなかったものの常時2足歩行の復元でしたね。
久々に見てみようかな。

自分は、ギデオン・マンテルが書いたヤツかな?あの復元イラストがいまだに脳裏に焼きついています。授業中にノートの隅っこにあれを書いてたりしますね、今でも

15 ■コメントありがとうございます!!

ひろうすさん>
イグアノドンの親指のスパイクも木の枝を引き寄せたという説もありますし、
他の植物食恐竜は地面の植物、
イグアノドンの木の枝の葉を食べるといった
食べ分けがあったかもしれません。

KAZUKIさん>
2足歩行のイグアノドンは今だ印象が強いです。
私はあの立ちポーズのイグアノドンの方が
好きですね。

14 ■イグアノドン懐かしいです

イグアノドン懐かしいです。
子供の頃に発見者の偉人伝を読んだ記憶があります。
多機能な前肢を持っていたと言う事は、知能が高かったかも知れませんね。
この記事を読まずにイグアノドンを作っていたら2足歩行になってました(^_^;)。

13 ■無題

イグアノドンとは類縁はないですが、そういえば
イグアナの足を見たとき小指が親指みたいに
他の指から離れてついていたのを思い出しました
爬虫類にはこっちのほうが元々動かしやすいのかも。
前足で物をつかむ必要があるのだったら、
イグアノドンは地面の草を食べるよりも木の枝などを引き寄せて食べるほうが多かったのかもしれないですね

12 ■コメントありがとうございます!!

stormsさん>
ティラノサウルスの羽毛バージョンの復元図も
見たことありますね。
体が大きい分、体温が逃げにくいので羽毛が
あったかは可能性低いですが、体の小さな
幼体は羽毛があったかもしれないそうです。

ひとやんさん>
イグアノドンの前肢はまさに万能タイプですね。
それからイグアノドンは最も栄えた恐竜のひとつですしね。

羊さん>
私はイグアノドンの旧復元が特に好きですね。
最近、旧復元の恐竜って味があるなぁっと思うこの頃。

ポメ犬さん>
パンダも第6の指(指ではないけど)があって
笹を引っ掛けたりするのに役立つそうですね。
イグアノドンの手と似ているといえば確かにそうですね。

中華的熊猫さん>
恐竜の旧復元となると私は清水勝画伯の復元画が
いつも頭の中にあります。
20年位前は恐竜のイラストといえば、あの人の
イラストがほとんどでしたからね。
懐かしいなぁ。

しるさん>
それはかなり痛いですね。イグアノドンも木の幹などに
小指をぶつけたのでしょうか。

ハカセさん>
今でも、旅行など行くと旧復元の恐竜オブジェは
たくさんありますね。
恐竜をあまり知らない人の恐竜イメージって
ほとんど旧復元の恐竜の姿なんじゃないかな。

iromonoさん>
最新の恐竜復元の体形って、立ちポーズじゃなく、
地面に対して胴体が水平に保つ、吊り橋構造ですが、
今後このような体形が新たな発見で変わったりするんでしょうかね。
今の復元で十分納得してるのですが、
今後の変わる復元が想像できないなぁ。

ジグさん>
そうですね。人間の手とちょうど反対になりますね。
しかし人間の小指はもっとも力強いとは。

11 ■無題

イグアノドンの手の構造は人間とは反対向きですな。物を抓む役目は親指がなければなりませんから、これがそのままイグアノドンの小指の役目と被ってます。歩行用の指が人間の場合の掴む指3本でしょう。
さらに、人間の小指は全ての指の中でも一番強く、掴んだものを支える役目をもっています。例えば剣を掴むときに柄を支えるのは小指です(ヤクザが小指を詰めるというのは、武器を持てなくするという意味がありますからね)。イグアノドンの親指は武器にもなるでしょうから、人間の小指と似たような役目があると言ってもいいのではないでしょうか。意外にも人間の手と似ているように思いますが。

10 ■イグアノドンの奥深さ

 今回もコメントさせていただきます。

 イグアノドンの復元の変遷のことですが、過去のものと現在のものとのはものすごいギャップがありますね。現在の古生物復元も種類によってはいずれこのようなめまぐるしい変遷をたどることになるのでしょうか。気になります。

 あと、イグアノドンの前足はじつに器用な気がします。こんな前足の機能は私の知る限りでは他の種類の動物にはいません。そもそも、イグアノドンを含む草食恐竜の仲間には、鳥類に近い(場合によっては鳥類の一派扱いされる)獣脚類恐竜とは違って似たような、もしくは類縁関係の近い動物が現存していません。

 復元のあまりにもめまぐるしい復元といい、あまりにも独特すぎる特徴といい、イグアノドンも含めて、草食恐竜はなんとも奥深い存在だと思います。

9 ■復元は世につれ・・・

イグアノドンの復元図を見ていると、まさに古生物学の進化の縮図そのものです。

ちなみに名古屋の東山動物園には、イグアノドン、トリケラトプス、ブロントサウルスの像があり
ますが、戦前作られたものなのでその姿は昔の図鑑の恐竜そのものです。

8 ■はじめまして

この小指は、よくぶつけたりしそうですね。

7 ■興味深く読ませて頂きました

旧復元のイグアノドンと言うと、イギリスの公園でR・オーウェン卿の監修で作成された巨大復元像が思い起こされますね。
イグアノドンに限らず、過去の恐竜の復元図はそのまま未来生物のモティーフに使えそうなデザインが多いと思うので、いつも興味深く見ています(微笑)

6 ■無題

どうもお久しぶりでございます。
前々からイグアノドン等の前足は蹄っぽいと感じていたのですが、関節の構造、柔軟さは想像の域を超えるものでした。
多機能の前足は、現在の動物で例えるとパンダの前足に蹄の機能を足した様な感じでしょうか。

ふと、かなり昔の学研漫画『恐竜のひみつ』にて、イグアノドンが最も速く走る恐竜の一つとして紹介されていたことを思い出しました。
紹介に使われた絵は旧復元図で、これだったらオルニトミムス等のグループの方がずっと速そうだと感じましたが、現在の復元図だとなかなか素早そうですね。

親指も不思議な特徴ですが、もしかしたら昔のカモノハシ竜の復元の様に、離れた位置にある第1指と第2指、第4指と第5指の間には水かきなんかがあったりしてと思ってしまいました。
水かきといっても泳ぐためというよりは泥濘で沈まないための役割を果たすもので、現在の水上を走るトカゲの足の様に、柔軟に水かきのある指を開閉しながら泥沼を走って敵から逃げていたのだと想像しました。
確か、魚食性といわれるバリオニクスの胃から消化されかけたイグアノドンの化石が見つかったらしいという話を聞いたことがあるのですが、水辺で小さな子供、又は弱って溺れた個体か流れ着いた死体が食べられたということなのでしょうかね。

5 ■続編希望

実に面白い記事を見せて頂きありがとうございます。過去の復元のイラストもグッドです。
イグアノドンだけでなく、ティラノサウルスやブラキオサウルスなど、いろいろな恐竜の復元史を紹介して欲しいと思います。

余談ですが、この記事のギャグ系イラストは実に味がありますね(笑)。
後、こんなDVDを紹介したいと思います。↓
http://db.geneon-ent.co.jp/search_new/show_detail.php?softid=492496

4 ■そして華麗に4げっと

指が十得ナイフ状態ですね。
大抵は一つの機能に特化されてるものですが、さすが恐竜。
哺乳類の何倍も反映してたのも伊達じゃないですね。

3 ■3げっと

イグアノドン最初の想像からえらく
コロコロ変わっていいかげんだなぁ~なんて思いました。(笑)
恐竜の王様的ティラノザウルスなんかは
実は毛(羽?)でおおわれて鶏のような容姿だという
最近の仮説を読んだ事があります。

2 ■マルひさん

早速のコメントありがとうございます!!
ネットや本を見ても
親指のスパイクは武器としての使用は疑問視されているようですね。
おそらく肉食恐竜にイグアノドンのスパイクが
刺さった跡などあれば、
可能性は出てきますが、そのような証拠は
今のところ知りません。

1 ■初めての1げっと

確か最初の復元で鼻にある角は第一指の爪だったらしいですね。
これについては、よく護身用の武器と説明されてますが証拠はあるのでしょうか?

そうそう、イグアノドン・ベルニサルテンシスはベルニサール炭鉱で発見された事に因るのでしたよね♪

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