私の保有株にパラカ（4809）というコインパーキング会社があります。
社名を聞いただけで力が抜ける感じといい
コインパーキングという退屈な業種といい
株価は割安で、しかし業績は着実に成長しているところといい、
とてもピーターリンチ的な株だと思ってずっと保有しています。
以下、パラカＨＰ財務ハイライトから
一貫して業績を伸ばしていますね・・・。
この成長分＋割安さの解消を狙って長期保有しているわけです。
ところが、成長分程度は株価も上昇しましたが
割安さの方はなかなか解消されませんでした。
が、どうやらここへきて、
ようやくその割安さを解消する動きに入ったようです。
以下ヤフーファイナンスから、パラカ6カ月チャート
というのも、実は日成ビルド工業という会社がこの会社の株を買い集めてるんですね。
以下、大量保有報告書ＤＢサイト
この会社は立体駐車場メーカーということもあり、
「どうもシナジーを狙った買収目的ではないか？」
という憶測も手伝って人気化しているわけです。
ずいぶん前にこんな記事を書いたことがありました。
旧）エナフンさんの梨の木 「Ｂ級ホラー」2012.2.3記事参照
http://enafun.blog21.fc2.com/blog-entry-814.html
割安かつ成長を満たしている株を忍耐強く持ち続ければ、
いずれ大きく上昇しあなたをハッピーにするだろう根拠の一つは、
「買収される可能性が高まるから」
ということです。
カネは持っているけど本業だけではこれ以上の成長が難しい日本企業の中には、
買収によって成長エンジンを確保しようと考えている企業も多いと思われます。
そんな中、そこに割安かつ成長な株があるわけですから
当然、「誰かが買い向かってくる」だろう
ということを改めて確認することができました・・・。
個人的にはコインパーキング事業に出遅れた、
どこかの不動産会社が買いに来る可能性はあるかなと思っていたのですが、
ちょっと違う角度の企業から買いが入ってきたようです・・・。
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