2008-05-22 14:11:11

ケンイチの暴走

テーマ:遠距離タカビー女編


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ドンッ  

    

 

 

奥さま聞いて下さい・・・。

愚かな私を笑って下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。  

 

 

 




深夜になって寮の自室に帰った私。、翌日は昼頃まで爆睡して

しまいました。不慣れなナンパと、予想外のトラブルなど肉体的

にも精神的にも疲れ果てていたのです。目覚まし時計をかけな

いままだったので、まだ若かった肉体はひたすら惰眠をむさぼり

ます。よほどのことがない限り目は覚めません。


やっとのことで私が目を覚ましたのは隣室から聞こえる物音の

せいでした。勢いよく扉を開け閉めして、ガサガサ壁際で何かを

動かす音が、私を深い眠りから現実世界へと呼び戻したのです。

目を開けると窓の外は快晴。明るい春の日差しが差し込んでいま

す。夜中はそのままカーテンを閉めないまま眠りに就いてしまった

ので、日光は広い窓全体から差し込み、かなり室温は高くなって

います。半身を起こした私は、かなり自分が寝汗をかいていること

に気づきました。


 

 

 

 

あせる

「うわー気持ちわりぃ・・・シャワー浴びてぇなぁ・・・」

 






私は起き上がりながら汗でびしょびしょに濡れたタンクトップを脱ぎ

捨てて、上半身裸になってカーテンと窓を開けました。外から新鮮な

空気が流れ込み私の体を通り過ぎていきます。汗ばんでいたせいか

心地良い涼しさを堪能できました。

 

 

 

 

  

音譜

「生きかえるな、これは♪」

   

  

   

  

   

   

私は爽快な涼しさに浸りきってしばらく目をつぶりたたずんでいました。

 


  

 

  

音譜 

「汗が乾けば夕方の入浴時間まで・・・我慢できるかもな」 

 

  


  

 

 

目をつぶったまま半身を外に乗り出して、自堕落なことを考えていた私。

突然自分の名前を呼ぶ声で我に返りました。

 

 






「おい!○○!裸でなーにうっとり陶酔してんだよ!?」

 

 

 

  

 


つぶっていた目を開けると、左隣の部屋から同じように半身を乗り出し、

こちらを向きながら笑っている顔が見えました。ケンイチです。

 

 


 

 

目 

「ケンイチっ!?」

 

 

「へへへ・・・1人でニヤニヤして気持ち悪いぜ♪」

 

むかっ 

「お前・・・ゆうべあれからどこ行ったんだよ!!」

 

 

「へっへへ・・・内緒内緒(笑)

 

むかっ 

「それはないだろー!どこ行ったかくらいは教えてくれたっていいだろ?」

 

 

「とりあえずこっちの部屋に来いよ、ここじゃ誰が聞いてるかわかんねーし」

 

 

  

 

 



私はそう言われて、ふと周囲の棟を見渡してみました。確かにいくつかの

窓が開いていて、こちらの様子を窺っているのがわかります。大声を出し

ている私たちも悪いのですが、いかにも盗み聞きしている様子はあまり

気持ちのいいものではありません。

 

 

 

  

 



「かぎ開いてるからこっち来いよ、○○」

 

 

「おう!わかった!!」

 

 

 

 

 

 

 

私は裸だった上半身に、寝間着代わりのよれよれのTシャツを着てから

ケンイチの部屋に向かいます。何といっても隣ですからあっという間です。

そもそも私が眠りから覚めたのは隣の部屋でケンイチがごそごそする音

がうるさかったからです。そんな薄い壁で仕切られた部屋同士ですから

移動に時間がかかるはずがありません。

 

隣の部屋をのドアを開けると、ケンイチは例のごとく床に敷いたラグマット

の上にあぐらをかいて座っていました。

 

 

 


 



「よぉ!○○くん!おはよう!」

(すました感じで) 

むかっ 

「おはようって・・・お前・・・もう、昼過ぎだぞ」

 

 

「だってお前は今起きたばっかなんだろ?(ニヤリ)

 

汗 

「・・・なんでそんなこと知ってんだよ!?(汗)

 

 

「その寝ぐせと顔つき見れば誰でもわかるだろ(笑)

 

あせる 

「そ、そっか・・・(汗)

 

 

「結局俺は忙しくてゆうべから一睡もしないままだったよ」

 

DASH! 

「・・・どこで何やってたんだ?」

 

 

「うーん・・・どうしようかな」

 

むかっ 

「んだよ・・・言わねぇ気かよ。ここまで呼んどいて」

 

 

「いやいや・・・お前には言うよ。隠すつもりはない」

 

 

「じゃあ早く言え」

 

 

「他のやつらには言うなよ!?」

 

 

「他のやつらって・・・ハヤトとかのことか?」

 

 

「そう。やつらは口が軽そうでそのへんは信用ならん」 

  


「俺は信用できるって言うのかよ・・・(苦笑)

 

 

「口は堅そうだからな・・・女にも妙に堅いけどよ(ニヤリ)

 

汗 

「女に・・・堅いのかな・・・俺って」

 

 

「堅いだろ、どう見ても」

  

 

  

 


奥さま・・・当時の私は、徐々に自分自身が惚れっぽい“恋愛体質”である

ことに薄々気が付き始めていました。ですから「堅い」というケンイチの

言い分には少し違和感を覚えました。それほど硬派なつもりもなかった

からです。


 

 



 

「それなりに・・・女とも遊んできたつもりなんだけどなぁ」

 

 

「でも簡単に相手は選ばないんだろ?きっと○○は」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「惚れるにしても、なにかと理屈をつけるタイプだよな、○○は」

 

あせる 

「そ、そうかなぁ・・・」

 

 

  

 

 

 

確かに今から考えてみればケンイチの言うことはもっともなのです。私は

恋愛体質・・・つまり惚れっぽいのは確かなのですが、その気持ちをすぐに

行動に移すことは滅多にありません。色々理屈をこねくり回して、自分が

相手に惹かれていく理由を自分自身で納得しないと気持ちを口外しない

面がありました。逆に言えば筋さえ通ってしまえばすぐに恋愛感情を抱き

行動に移してしまう危ういところがあることも否定できません。 

   

 


  

 


「ゆうべはな・・・2つの目的があって単独行動をとらせてもらったんだ」

 

 

「2つの目的・・・!?」

 

 

「1つは○○の復讐のため・・・2つめは俺自身の本能のため・・・」

 

DASH! 

「俺の復讐!?なんだよ、それ!??」

 

 

「俺さ・・・まだ会ったばっかだけどさ・・・お前のこと気に入ってんだよな」

 

 

「・・・そりゃどうも(苦笑)・・・大変光栄なことで」 

 

 

「って言っても俺は男には興味ないからな、O田みたいに」

 

 

「・・・そんなことはわかってるよ(苦笑)

 

 

「○○・・・お前、かなりいいやつだよな」

 

 

「・・・お褒めいただき光栄です(苦笑)ちょっと気持ち悪いけどさ」

 

 

「だから俺としてはお前の味方でいたいわけよ」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「お前を攻撃するやつは放置できないってワケだな」

 

DASH! 

「・・・ケンイチ、お前まさか!?」

 

 

「おやおや!?○○、おぬし・・・勘がなかなか鋭いな

 

 

「お前・・・まさかやつらを・・・!?」

 

 

「やつらって誰のことだ!?(口笛)

 

むかっ 

「とぼけるんじゃねーよ!!」

 

 

「だって、俺まだ何も言ってねーもん」

  

DASH!  

「ケンイチ・・・まさか手を出したのか?やつらに・・・」

 

 

「さぁーねぇ??どうだったかなぁ??(口笛)

 

汗 

「お前・・・余計なことを・・・」

 

 

「余計なことなんて言うなよ・・・せっかく・・・」

(やっぱり手を出してたんだ・・・:汗) 

 

「どれくらい痛めつけたんだよ!!」

 

 

「何そんなに怒ってんだ!?」

 

むかっ 

「いいからっ!!どの程度とっちめたのか言えって!!」

 

汗 

「うーん・・・なんだかなぁ(困惑)


  

 

 

 


予想外に私が怒り出したので、ケンイチは本当のことを言い出しにくく

なってしまったようです。少し口ごもって言葉が続かなくなりました。 

 

  

 

 

  


「あいつらはな・・・確かに下っ端の弱いやつだけどな・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「俺のいた黒孔雀の敵チームの・・・関係者かもしれないんだぞ!?」 

 

 

「・・・・・・」

 

 

「もう黒孔雀には迷惑かけられないんだよ!!俺は!!」

  

 

「・・・・・・」

    

  

「俺がこの寮に入ってることだって内緒にしてんだっ!!」

  

 

「・・・・・・」

     

  

「もしもケンイチのやったことのせいで揉め事に発展したらどうすんだ!?」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「ケンイチの気持ちはありがたいけどな・・・」


  

「・・・・・・」

 

 

「お前はこの土地の・・・地元の微妙な力関係なんて全然知らないだろ??」

 

汗 

「まぁ・・・それはそうだな(渋々)

 

 

「だったら・・・もっと慎重に動けよっ!!」

 

 

「・・・・・・」

 

  

「・・・どれくらい痛めつけたのか正直に全部言ってくれ」

(少し声のトーンを落として) 

 

「わかったよ・・・言うよ」

 

 

  

 

 


ケンイチはまるで叱られた幼稚園児のように口を尖らせながら少しずつ

語り始めました。  


 

 

 

 

 


「あれから、お前たちと別れてから・・・街の中心部まで走って行ったんだ」

 

 

「・・・うん」

 

 

「最初の目的は・・・K子だけを改めて誘い出すつもりだったんだよな」

 

 

「・・・そんなことだろうと思ったよ(苦笑)

 

 

「しばらく走ったらK子たち3人組がゆっくり歩いてるのに追いついた」

  

 

「うん・・・」

 

 

「つまり、彼女たちはあれから家に帰らないで街をうろついてたわけだな」

    

  

「・・・それで?」


 

「まっすぐ家に帰ると思ってたからさ、ちょっとムカついたんだよな、俺」

 

 

「・・・あっちにはあっちの都合があんだろーが(呆)

 

 

「でもよ・・・案の定、お前に絡んでたやつらもいたんだよ、そこに」

 

 

「やつらが・・・!?」

 

 

「そう。お前がいなくなったのをいいことに、まーたチョッカイだしてやがった」

 

汗 

「マジか・・・(汗)

 

 

「もちろん彼女たちはまともに相手してなかったんだけどな」

 

 

「・・・ならいいじゃん(安堵)

 

 

「でも・・・お前に捨てぜりふ残して逃げた男が・・・ちょっと許せねーだろ?」
 

 

「まぁ・・・確かに男らしくはないよな」

 

 

「K子たちも見たところかなり迷惑そうだったしさ」

  

 

「それで・・・?」

 

汗 

「それでさ・・・(汗)」  

 

汗  

「・・・やっちゃったのか(汗)

 

汗 

「・・・やっちゃいました・・・すまん、早まったかもしれない」

 

 

「どんな感じで・・・!?」

  

 

「男2人の耳を掴んでビルの隙間に連れ込んだ・・・」

 

 

「・・・で??」

 

 

「あとは急所以外をひたすら殴ったかな・・・あんまり覚えてないけど」

 

 

「急所を避ける冷静さはあったんだな・・・(苦笑)

 

 

「それは・・・軽いケンカの常識だろ。もうクセになってるからな」

 

 

「どれくらい痛めつけたんだよ」

 

 

「逃げて帰れる程度の体力は残しておいてやった」

 

 

「K子ちゃんたちは一部始終を見てたのか?」

 

 

「いや・・・男同士の話し合いだから見るなってきつく言っといた」

 

 

「でも盗み見くらいはするだろ・・・普通なら」

 

 

「少し離れたとこにあるカフェに・・・先に行っててもらった」

 

 

「なるほど・・・そこは抜かりないわけだな」

  


「やつらは・・・許してやったらさっさと走って逃げてったよ」


  

「なんか・・・言ってなかったか?」

 

汗 

「それなんだよ・・・○○・・・(汗)

 

 

「やっぱりなんか言ってたのか?」

 

 

「お前がさっき対立チームうんぬんとか言ってただろ?」

 

 

「うん・・・」

 

あせる 

「それ聞いて・・・正直“やばい”って俺自身さっき思ったんだよな」

 

 

「・・・なんで!?」

 

 

「どうやら俺も黒孔雀の仲間だと思われたっぽいんだよな」

  

叫び 

「・・・・・・(絶句)

(最悪のパターンだ) 

 

「“極走会をなめんなよ、黒孔雀の犬が!”とか言われたんだよ」

 

汗 

「・・・おいおい・・・それってかなりやばいだろ(汗)

 

 

「しかも・・・あいつら、元々Y美の顔とか知ってたっぽいんだよな」

  


「・・・どういうことだ?」

 

 

「Y美の今の彼氏って極走会の下っ端なんだろ?」

 

 

「確かにそう言ってたな」

 

 

「俺が殴った連中って・・・どうもさらにその下っ端っぽいんだよな」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「先輩筋の彼女だって知ってて口説いてたみたいなんだよな」

 

 

「そんなことまで・・・なんでわかったんだ?」

 

 

「俺がやつらに近づいてくときに聞こえた言葉が・・・そんな感じだった」

  

  

「間違いないのか?」

 

 

「たぶん、間違いないと思う

  

   

「・・・やってることもあり得ないけどやつらだけど・・・人間関係めちゃくちゃだな」

  

  

「極走会って上下関係・・・厳しくないのか?仮にもゾクだろ??」

 

 

「俺との揉め事以来、ちょっとした混乱状態だとは・・・噂で聞いてる」

 

あせる 

「・・・だから下克上もありなのか」

 

 

「そうかもしれない・・・」

 

 

「覚えてろよ・・・とか叫んでたからな・・・」

 

DASH! 

「ケンイチ・・・まさか俺らがこの寮に住んでることはバレてないだろうな?」

 

 

「大丈夫・・・だけどY美の彼氏と知り合いなら、そっち方面から漏れないかな?」

 

 

「彼女は大丈夫だろ・・・さすがに」

 

 

 

  


そう言いながら、私は得体の知れない嫌な予感を禁じえないでいました。



 

 

今回はここで締めさせて頂きます。

またのご来訪を心よりお待ちしております。

 

 

だって・・・悔やむことばかりですから・・・。

 

  

 

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コメント

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1 ■続きが待ち遠しいですね

いつも楽しく読ませていただいています。
面白くなってきましたね~続きが待ち遠しいです。
無理せず自分のペースで書き上げてください。
途中リタイヤが一番読者にとって酷ですから。
がんばってくださいね。

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