2008-03-18 18:11:21

搾り出した言葉

テーマ:遠距離タカビー女編
ブログネタ:ナンパしたこと、されたことある? 参加中
 

異性とのドロドロをもっと&ranking  

    

 

 

奥さま聞いて下さい・・・。

愚かな私を笑って下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。  

 

 

 

 

  

音譜 

「着いたぞ~♪」

 

 

 

 

  


後部座席でぺちゃくちゃしゃべっていたハヤト、O田、私の3人。助手席に

座っているエスコート役のケンイチの声で、窓の外の景色がいつのまにか

ネオンきらめく繁華街になっていることに気づきました。

 

   

 

 

 

 

「うぉっ!いつのまににぎやかな場所になってた!!」

 

 

「S町っちゅーのは・・・ここのことなんか?」

 

 

「そうだよ。ここがいちおう一番栄えてる夜遊びの町だな」

 

 

「ほら、タクシー代!割り勘で1人300円だ!」

 

 

 

 

  

 

ケンイチがにょきっと伸ばしてきた手のひらの上に、全員が100円玉を

3枚ずつ置きました。かかった費用は電車での移動とさほど差はありま

せん。所要時間は確実にタクシーのほうが短く済みました。

 

 

 

 

バタンッ!!

 

 

 

 

タクシーのドアを勢いよく閉めたケンイチは、まるで我が街のような堂々

たる勢いで道を歩き始めます。さすがに通い慣れているだけはあります。 

残る私たちはケンイチの後を付いていきます。私にとってみれば地元の

繁華街ですから、よく知っている街並みです。しかし、ここはケンイチを

立てて、後から付いていくことにしました。

 

地元の知り合いにはあまり顔を合わせたくはありません。そもそも私が

大学浪人している事実さえあまりおおっぴらにはしてないのです。さらに

浪人生専用の学生寮に入っているなんて・・・正直なところ絶対に昔の

仲間には知られたくないことなのです。私は周囲をきょろきょろ見渡して、

知っている顔が歩いていないかを確認します。

 

 

 

  

 

 


「おい、○○!なにオドオドしてんだよ!!(笑)

 

あせる 

「あ・・いや・・・知り合いに会いたくなくてさ」

 

 

「いいじゃん、別に」

 

汗 

「う・・・ん・・・予備校の学生寮にいるの、内緒にしてっからさ」

 

 

「ははは・・・確かに地元民があそこにいるんじゃ、カッコ悪いよな(笑) 

 

 

「そういうこと(苦笑)

 

 


 

 

 

 

ハヤトと私の会話をよそに、ケンイチはどんどん先を歩いていきます。

その後ろを怪しい服装をしたO田が、まるで舞い踊るかのようにウキウキ

しながら付いていきます。その姿は人混みの中でもかなり目立って浮いて

います。ケンイチは思わずこぼしました。

 

 

     

 

 

 

汗 

「おい、O田!その変な動きやめろって!!」 

 

 

「なんでや??」

 

汗 

「俺まで変なやつだと思われっだろ!?」

 

DASH! 

「変とは・・・ずいぶんな物言いやなぁ(苦笑)

 

 

「ちょっとは自覚しろ。浮いてるぞ、おまえ」

 

 

「へいへい・・・わかりました」

  

 

 

 

 

 

ストレートに「変だ」と言われてしまったO田はほんの少しですがしょげ

返っている様子。急におとなしい歩き方になって、とぼとぼケンイチの後に

続きます。そんな様子を見て、ハヤトと私はニヤニヤしながらさらに後に

続きます。Mデパート前から少し歩いたところにハンニバルの派手なネオン

が輝いています。隣は大規模パチンコ店。その脇にある階段から、2階の

ハンニバル店内へと上るようになっています。パチンコ店は既に閉店時刻

を過ぎているのでシャッターが閉められています。

   

 

 

 

 

音譜 

「よし、10時半か。なかなかいい時間だな」

 

 

「懐かしいな・・・昔と全然変わってないや」

 

 

「この時間からでもけっこう客が入っていくんだな」

 

 

「これからの時間がナンパの本番だからな」

 

 


 

 

 

深夜0時の閉店までは残すところ1時間半ですが、高校生らしき男女が

続々と階段を上っていきます。よく観察すると、男たちは店の前の路上で

様子を窺っていて、女性客が入店すると続いて後を追っていくのがわかり

ます。ナンパするターゲットをあらかじめ見つけてから入店するのでしょう。

 

 

 

 

  

 

「これ、割引券。みんな持っとけ♪」

 

音譜  

「おお!さんきゅー!」

 

 

「ケンイチすげぇな・・・」

 

 

「夕方路上で配ってるやつだからな(苦笑)

 

あせる 

「○○!そういうことは知ってても黙ってろよ!(苦笑)

 

 

「悪い悪い・・・(笑)

 

 

 

 

  

 

ハンニバルの従業員は開店直前から数時間後まで、路上で割引券を

めぼしい相手に配っています。さらに一度入店すると退店時に次回の

期限付割引券を渡されるのです。ケンイチはおそらく退店時に従業員

にねだって、少し多めに受け取ったのでしょう。もし割引券が無ければ

正規料金で2500円ですが、割引券があると1800円です。たったの

700円ですが、当時の私たちにとってみれば大きな金額でした。


  

 

 

 

 

「じゃ、行くぞ!!」

 

 

 

 

 

 

ケンイチの掛け声とともに全員が階段を上り始めます。ちょうど高校生

らしき女性客3人組が少し先を上っているところでした。さっそくハヤト

が声をかけます。 

 

 

 

 

 

ラブラブ  

「ねぇ、お姉さんっ!今から入るのぉ?」

 

 

「・・・・・・」

(黙殺) 

  

 

 

 

 

少し後ろを振り返りましたが、彼女たちは私たちを完全に無視したまま

大音響の店内に吸い込まれていきました。

 

 

 

  

 

ドンッ 

「ちぇっ!無視かよっ!(不満)

  

 

「いきなりだから警戒したんじゃねーの?」

 

むかっ 

「あっちだってナンパされにきてんだ。何を気取ってんだか(怒)

 

 

「でも、かなり可愛いグループだったな」

(見るべきところは見ている) 

 

「可愛くても引っかからないなら意味ねーだろ!」

  

  

「まぁそう怒るな。まだ中に入ってもいないんだ。楽しくやろうぜ」

 

 

「そういうこと(苦笑)

  

DASH! 

「・・・・・・」

  

 

 

  

 

 

先に入った女性客から少し遅れて、私たちは照明を控えめにして暗くなって

いるフロントに入っていきました。店内からはその当時流行していたユーロ

ビートの曲が大音量で聞こえてきます。1人ずつフロントの店員に1800円を

支払い、全員支払い終わった段階でまとめて店内に案内されます。店内は

予想以上の大混雑でした。


真ん中にあるダンスフロアからはみ出て踊っている客もたくさんいます。周囲

にあるシートはほぼ満席。通路に立っている客も多く、まっすぐ歩くこともでき

ません。暗さに目が慣れていないため、どんな客がいるのか顔までは判別でき

ていませんが、何となく感覚的には男性客が6割、女性客が4割という感じです。

年齢層は15歳~20歳というところでしょう。現在ならば確実に摘発されてしまう

若い客層です。

 

私たちはさっそくドリンクカウンターで飲み物を確保します。フードカウンター

で食べ物を手分けして集め、スタンド席の隙間に割り込み入りました。まず

は作戦会議です。押しのけられた高校生らしき男性客数人が不服そうな顔

をしましたが、ハヤトとケンイチが一睨みするとすぐに退散してしまいました。 

  

  

  

 

音譜  

「これ・・・飲み放題、食い放題だろ?」

 

 

「おまえの地元みたいなド田舎にはこんな場所ねーだろ?(笑)

 

 

「悪かったな、確かにねーよ。女もいるしここ最高だな♪」

 

 

「飲み食いばっかしてたら時間切れになるぞ」

 

 

「わかってるって」

 

 

「○○、何きょろきょろしてんだよ?」

  

あせる

「い、いや・・・知り合いがいないかどうか安全確認を・・・な」

  


「さっきからずっとだな・・・地元民はつらいな(笑)

 

汗 

「まぁな・・・(苦笑)

 

 

  

 

 


だんだん暗さに目が慣れてきたので、かなり遠くまで客の顔が見渡すことが

できるようになっています。ざっと見た感じではどこにも知った顔はありません。 

 

 

 

 



「○○・・・どうだ?安全確認できたか?」

 

 

「うん。大丈夫っぽい」

 

 

「じゃあさっそく地元民の力を見せてくれよ」

 

叫び 

「ケンイチ・・・最初から俺かよ・・・(当惑)

 

 

「最初だからおまえなんだって(笑)

 

叫び 

「誰かの様子見てからでいいじゃん」

 

 

「それで上手く行って取り残されたら、かえってやりにくいだろ?」

 

汗 

「・・・確かに(汗)

 

 

「なになに?○○がナンパするのか?」

  


「苦手やとか言うてへんかったか?」

 

 

「実はさ・・・ナンパ自体したことないんだよな」 

 

 

「あっはは!初体験かいな!?」

 

 

「そりゃいいや・・・お手並み拝見だな(笑)

 
覗き見クロ
「どうしても・・・俺・・・行かないとだめ??」

 

 

「どうしても行かないとだめだ(きっぱり)

 

汗 

「・・・まいったなぁ(当惑)

 

 

 

 

 


奥さま・・・どうにもこうにも逃げられなくなりました。ここで尻込みしていて

は、場がしらけてしまうことくらいは私にもわかっています。苦手なナンパ

ではありますが、みんなを盛り上げるためにも失敗覚悟で挑戦しなくては

ならない状況に追い込まれています。


 

  

 

 


アップ

「わかったよ・・・やってみる」 

 

 

「そうそう!その意気!」

 

 

「失敗しても絶対に笑うなよ!」

 

 

「それは保証しねーな(笑)

 

 

「くそったれ!!(苦笑)

 

 

 

 

 

 

私は捨てぜりふを残して他の3人から離れました。店内を少し歩いてみて

めぼしいターゲットを見つけようと思ったのでした。そもそもはこうやって

ギラギラした目で女性を値踏みするような行為自体が苦手なのです。

冷や汗の出るような思いですが、ここは踏ん張らなければなりません。


しばらく歩くとダンスフロア脇で立ち話をしている3人組の女性客を見つけ

ました。先ほど入店前に黙殺された彼女たちです。ダンスフロアは明るい

照明で照らされているため、近くにいる彼女たちの顔はよく見えます。

正直言ってかなり可愛い3人組です。もしかするとこの日の店内では

群を抜いて一番可愛い女性客かもしれません。見た感じでは私自身と

同年代です。目立つ容姿の3人組ですが、まだ男性客と馴染んでいる

様子はありません。私は少し彼女たちを観察してみることにしました。

不慣れな作業をしようというのですから、まず敵を知らねばなりません。

 

相手に気づかれないように私はジントニックが入ったグラスを片手に

大きな柱の影からこっそりと様子を窺います。ダンスフロア以外は照明

がかなり暗いため、挙動不審とも言える私の動きもさほど目立つわけ

ではありません。

 

しばらく眺めていると、彼女たちに声をかける男性客が数組いました。

いずれも私が以前高校時代にそうだったように、少し不良っぽい服装

と髪型の男たち。はっきり言えば“少しヤンキーが入ってる”感じの男。

3人いる彼女たちのうち、長い茶髪ストレートで目鼻立ちはさっぱりした

和風美人の女の子が、主に受け答えしています。他の2人はほとんど

男たちを無視しています。和風美人は愛想笑いをしながら適当に相手

をあしらっている様子。彼女たちはなかなかの強敵のようです。不慣れ

な私などますます相手にされるはずもないように思えます。

 

 

 

 

 


「俺なんかが行ってもどうせダメだろうなぁ・・・」

(心の声)

 

 

 

  

 

場慣れしていない私が声をかけて成功する可能性は限りなく低いとは

思いますが、どうせ最初から“だめもと”なのです。一番輝いている女性

たちに声をかけないなんて、この期に及んであり得ない話でしょう。

 

 

  

 

 


「ま・・・だめもとで行ってみるか」

(心の声)

 

 

  

 


私は他の男性客が彼女たちの周囲から一瞬離れた隙を狙って、つかつか

と近づいて行きました。後ろから声をかけて驚かせるのもどうかと思ったの

で、わざと正面に回りこんで、堂々と真正面から接近することにしました。

なるべく背筋を伸ばして堂々と怪しまれないように、グラスを片手に歩く私。

最初の一言をどうするか歩きながら必死に考えます。歩はどんどん進み、

距離はみるみるうちに縮まりますが、なかなか気の聞いたせりふは思い

浮かびません。

 

奥さま・・・何度も申し上げますが、私にとってこれが初めてのナンパ体験

なのです。 

 

例の和風美人を見ながらまっすぐ歩きます。あと少しで彼女の目の前

というところで、和風美人は私の存在に気づいたようです。私は構わず

にそのまま接近します。和風美人は少し頭を横に傾げて、にっこりしな

がら私の顔を見つめ返してきます。私は歩きながら内心思いました。

 

 

 

 

 

キラキラ  

「あれ?こっち見て笑ってる・・・もしやイケるかも!?」

(心の声)

 

 

 

  

 


どうしようもないほど楽観的で自信過剰だったとも言えますが、むしろ

経験がない分、私は怖いもの知らずの部分があったようです。おそらく

は愛想笑いをしているだけなのでしょうが、それを真に受けてしまう愚か

な私がそこにいました。

 

そしてついに私は和風美人の目の前に辿り着きました。左右にいる他の

2人はまったくこちらを見る素振りも見せません。正直、私はまだ最初の

言葉を決めかねていました。そのため和風美人と私は、しばらく無言の

ままお互いの顔を見合っているという不思議な状態に陥ってしまいました。

 

 

 

  

 

汗汗汗 

「しまったぁ~・・・妙なことになったぞ・・・(汗)

(心の声)

 

 

 

 


とにかく何か言葉を発しないと、私は単に変な男だと思われてしまいます。

 

 

 

 

 

あせる 

「あ、あの・・・」

 

 

 

 

 

 

私は必死に言葉を探します。こんなに緊張することは滅多にありません。

 

 

 

 

 

汗 

「・・・・・・

(何も思い浮かばない) 

 

 

  

 


こうなるといくら考えても言葉が出ません。私は、ただ彼女の目を見つめる

だけの妙な男になってしまいました。左右2人も間近で起きている異常事態

に気づいた様子。怪訝な表情で私のほうを窺い始めました。そこへ・・・和風

美人のほうが先に口火を切りました。

 

 

 

 

 

音譜 

「何か用??」

 

 

 

  

 

 

小首を傾げて少し微笑みながら話す彼女。私は思わず胸がキュンとなるの

を感じました。この感覚は久しぶりです。忘れそうになっていましたが、私は

そもそもが恋愛体質なのです。和風美人が先に声をかけてくれたおかげで、

ほぼ金縛り状態だった私の呪縛が急に解けました。

 

 

 

 


汗  

「あ・・・あの・・・コンバンハ!!(必死)  


 

 

  



おいおい、よりによって繰り出すせりふが「コンバンハ」とは・・・。情けない。




今回はここで締めさせて頂きます。

またのご来訪を心よりお待ちしております。

 

 

だって・・・悔やむことばかりですから・・・。

  

 

   

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