2008-01-28 17:31:12

三国同盟

テーマ:遠距離タカビー女編

 

 

異性とのドキドキ話ブログと順位を確認!  

    

 

 

奥さま聞いて下さい・・・。

愚かな私を笑って下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。  

 

 

 


 

むかっ

「おらおらぁ!いきがってんじゃねーぞ!こらぁ!」

 

むかっ 

「なんだ?てめぇ?一回殺してやろうか?」

 

むかっ 

「黙れっ!新入り野郎がぁ!!」



   

 

 

 

 

慌てて私が食堂ロビーに駆け込むと、入り口近くにある自動販売機の前

で2人の男が床に倒れ込んでもつれています。どう見てもケンカです・・・。


  

 

 

 

むかっ

「こらぁ、てめぇふざけんてじゃねーぞぉ!!」

 

むかっ 

「てめぇこそ、なめてんじゃねーぞ!!こらぁ!!」

 

 

「遠州H松の“天邪鬼”をなめんなよ!?こらぁ」

 

 

「そっちこそ志摩の海の男を甘く見んじゃねーぞ!?」





 

 


よく見ると殴り合っている片方の男は、先ほど玄関で会ったばかりの新規

入寮者ケンイチでした。彼が口にした「天邪鬼」という暴走族の名前は、私

も“蛇の道は蛇”でよく知っていました。本拠地はH湖から少し山のほうに

入った小さな町なのですが、とにかくケンカが強いことで有名です。地元

の夏祭りでは至るところでいつも乱闘事件が起きていて、必ずこのチーム

のメンバーが絡んでいるという噂でした。規模はさほど大きくはないのです

が、他チームとの抗争では百戦百勝。その攻撃力は近県の誰もが一目を

置いている少数精鋭のグループです。どうやらケンイチはその「天邪鬼」に

所属しているようです。

 

一方の男はおそらく居残り組でしょう。「新入り」とケンイチのことを呼んでい

たところで想像がつきます。「志摩の海の男」と言うだけあって、の身体は

筋骨隆々で全身が浅黒く日焼けしています。ケンイチの体格はさほど大きく

立派なものではありません。体力だけを見れば圧倒的に後者の勝ちです。

 

しかしケンカとは体力だけで勝敗が決まるほど簡単なものではありません。

人間は本能的に痛みへの恐怖心があります。その恐怖心をいかに抑えて

相手を攻撃し続けるかが勝敗の分かれ目です。少しでも恐怖心を思い出し

てしまうと、不思議なことに一気に身体は動かなくなります。さらに人間を

実際に殴るのはけっこう難しい作業なのです。相手を本当に殴り殺してしま

っては、自分が凶悪犯罪者になります。致命傷にならぬよう、重傷を負わせ

ぬように、相手の戦意を削ぐことが肝要です。殴る強さや殴る場所、それを

よく知っていないと、殺し合いじゃない普通のケンカではまず思うままには

身体が動きません。やはり場慣れしていることが一番大事なのです。

 

そういう意味では、私の親友Y崎は天才的な部分がありました。実際に

手を出す前に相手が萎縮してしまうことがほとんどで、本当の力勝負に

なったケンカは数えるほどでした。その横でうろちょろしていた私自身も、

「門前の小僧が習わぬ経を読む」ではありませんが、彼の真似をしている

うちに、ある程度の実戦的なテクニックを身に付けることができていました。

 

ケンカは最初の一撃が一番大事です。ほとんどの場合はそこで勝負が

決まります。最初の一撃を効果的に繰り出すことが出来れば、ほとんど

の場合、相手が戦意を喪失します。胸ぐらを掴む人がいますがあれは

大間違い。もしも掴むなら髪の毛です。後頭部の髪の毛を掴んでしまえ

ば、相手はかなりひるみます。さらに顔が下向きになるので前が見えな

くなり不利になるのです。そこに一撃膝蹴りを食らわせてしまえば、ほぼ

相手が1人ならば勝ちです。もしも睨み合いになったならば、先に相手の

顔に頭突きをすれば、勝負は決まるでしょう。実際のケンカでドラマの

ように長時間お互いに殴り合うなんてことは滅多にないのです。考えて

もみてください。ボクシングでのデビュー戦は3回戦ボーイと呼ばれて、

第3ラウンドまでの試合です。3分を3回です。休憩を挟みながらでも

たった合計9分しか試合をしないのです。それでも選手はスタミナぎり

ぎりで、試合後は息が上がっています。それほど殴り合いとは疲れる

ものなのです。

 


 

 

 

  

爆弾

バシッ!バシッ!バシッ!

 

 

 

 

 

「おらっ!どうした!?あん!?おら!?おら!?」

 

汗 

「う・・・う・・・」

 

 

「おらっ!おらっ!おめぇ、口ほどにもねぇな!!」

 

 

 

 

 

 

ケンカはすぐに一方的な展開になりました。うつ伏せになって丸くなっている

相手の上に、ケンイチは馬乗りになって背中を何度も殴りつけています。

相手の男は完全に防戦一方になってしまいました。大きな体格差を、慣れ

によって見事にカバーしたケンイチの勝ちでした。


  

 

 

 

あせる

「おい・・・!もうやめとけよ」

 

 

「あぁん!?」

 

 

「S山・・・だっけ?もういいだろ、そのへんでさ」

 

DASH!

「うん?・・・あぁ・・・そうだな・・・」

 

 

  

 

  

  

 

私が止めに入るとケンイチは素直に従いました。かなり冷静にケンカをして

いたことが伺えます。興奮状態ならばこう簡単には動きを止められません。

まるで殴り飽きたような退屈な表情で、馬乗りになっていた相手の身体の

上からゆっくりと離れました。

  


 

  

 

 

 

「ったく・・・もうなめた口利くんじゃねーぞ??あん?」 

 

  

「・・・・・・」 

 

むかっ 

「わかったのかよ?」

 

 

「わかったよ・・・(苦渋)

 

 

「大丈夫か?おまえ?」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「骨まではイッてないよな?」

 

 

「俺はそんな下手な殴り方はしねーよ(苦笑)

 

 

「だろうな・・・かなり場慣れしてるっぽいもんな(苦笑)

 

 


  

 

 

 

場が収まりそうになったとき、急に相手の男がむくっと起き上がりました。

 

 

 

 

 

  

むかっ

「てめぇは何者なんだよ!?関係ねーだろ!!」

 

 

「あぁ!?」 

 

むかっ 

「このパーマ野郎には負けたけどな、おめぇにまでなめられる覚えはねーぞ!?」

   

「おいおい・・・止めに入ってやったのにその言い草かよ・・・」

 

 

「誰も頼んでねーだろうが!!」 

 

汗 

「かなりみっともねーぞ、おまえ・・・」

 

むかっ 

「やんのかぁ!?こらぁ!?」

  

 

「やんねーよ、ばか(苦笑)

 

 

「だいたい、おめぇ・・・どこの誰なんだよ!!」

   

 

「っていうか・・・おまえこそ誰だよ・・・ったく、だせーなぁ(苦笑)」

 

 


 

 

 

 

確かに私に負けたわけではありませんから、この男の言い分もわからなく

はないですが、この状況でこの言動はあまりに情けないことこの上無しです。 

私は本気で相手にする気さえありませんでした。そもそもあいては相当体力

を消耗しています。万が一ケンカになったら私のほうが確実に有利でしょう。

ケンイチは横で成り行きをニヤニヤしながら無言で眺めています。




 


 

「俺はなぁ・・・志摩から来たハヤトだ!覚えとけ!!」

 

 

「あ・・・本当に志摩半島出身のお方だったんだね(苦笑)

 

 

「おまえこそ・・・どこの野郎なんだよ!?」 

 

 

「俺??俺は・・・地元のつまんないやつ。○○っていうんだ。よろしく」 

 

 

「地元??」

  

 

「ああ、この町の人間だよ・・・それが何か?」 

  

DASH! 

「・・・なんで地元のやつがわざわざこんな寮に入ってんだよ??」

  

 

「色々事情があんだよ。おまえには関係ないけどな」

 

 

「そのパーマ野郎とは・・・なんで知り合いなんだよ!?」

 

 

「パーマ野郎??・・・ああこの男・・・S山のことね」

  

DASH! 

「S・・・山・・・っていうのか」

 

 

 

 

  


上半身だけ起こして床に腰を下ろしているハヤトは、S山という名前を

心に刻み込むように復唱して、ケンイチのほうをじろりと睨みました。

睨まれたケンイチは当然黙ってはいません。 

 

  

  

 

 

むかっ 

「なんだ?まだやんのか?こらっ!」

 

 

「まぁまぁ・・・そう過剰に反応しないでもいいじゃん」

 

 

「だって、こいつが睨んでくるからよぉ」

 

 

「悔しくて見てるだけじゃん。許してやれよ・・・大人なんだからさ」

 

 

「なんでお前ら知り合いなんだ?今日入った新入り同士だろ?」

 

 

「うーん・・・特に知り合いってワケでも・・・」

 

 

「俺らは今日から仲良しこよしのお友達だよ。文句あっか?」

(勝手に決めるなよ) 

 

「おまえ・・・S山も・・・この地元のやつなのか?」

 

 

「遠州H松だってさっき言っただろーが。おまえ頭悪いな(笑)

 

 

「じゃ・・・なんで地元のこいつと仲良いんだよ!?」

  

むかっ 

「こいつじゃねーよ。○○だよ」

  

  

「・・・(困惑)・・・なんで○○とS山は親しいんだ?」 

 

  

「さっき会ったばっかだよ。軽く話しただけ(苦笑)

 

 

「はぁ?・・・会ったばっかりだぁ??」

   

 

「そうだよ?悪いか?」 

 

音譜   

「俺と○○とは部屋がお隣なんだよな。だから仲良しこよし♪」

(この言い回し・・・気に入ったらしい)


「そっちのおまえ・・・○○も・・・地元のゾクとかに入ってんのか?」

  

 

  

 

 

ハヤトは急に私の身の上について興味を持ち始めました。

 

 

 

  

 

 

「俺??そんなに気になるか??」

 

汗 

「気になるっつーか・・・(汗)

 

 

「別に隠すつもりはなかったけど・・・ゾク、入ってるよ」

 

目 

「え!?○○、そうなのか?聞いてねぇよ」

 

 

「だってまだ言ってねぇもん(笑)

  

 

「そりゃそうだ(笑)」 

  

   

「・・・どこだよ」

 

 

「黒孔雀っていうおとなしい古臭いチームだよ(苦笑)

 

音譜 

「おお!有名どころじゃん!!直接知り合いはいねーけど知ってるよ!!」

 

 

「・・・そんな有名なゾクなのか?」

 

 

「おお!!このへんじゃ一番有名だろ!!」

 

 

「・・・そうなのか??」 

(私のほうを見る) 

 

「そうだな・・・人数だけは多いからな」

 

 

「うち・・・天邪鬼よりはずっと大きいだろ」

 

 

「ケンカはそっちのほうがずっと強いじゃん(苦笑)

 

汗 

「おまえら・・・すげぇ仲間に囲まれてたんだな・・・(落胆)

 

 

 

  

  

 

急にハヤトは黙り込んで下を向いてしまいました。

 

  

 

   

 

 

「どうした?別に俺はゾクなんてもう関係ないぞ?引退したようなもんだし」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「もしかしておまえビビってんのかぁ??」

 

 

「・・・・・・」

   

 

「おい・・・まじでゾクとか関係ないしさ。気にするなよ」

 

 

「・・・・・・」

  

   

 


  

 

いかつい見た目とは裏腹に、表情を固くして少し怯えているような

様子になっています。ハヤトは思ったよりも臆病な性格のようです。

こういう展開は私の望むところじゃありません。助け舟を出すことに

しました。 

 

  

 

 

 

「あのさ・・・ここって受験のための寮だろ?」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「だからゾクとか仕返しとか一切ないからさ・・・この話やめない?」

 

 

「ははは・・・ちげーね。俺だってH松からはさすがに仲間は呼べねーや」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「もっかい言うけど、俺・・・○○っていうんだ」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「仲良くしようぜ。なっ?ハヤト!」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「S山も・・・いいよな??」

 

 

「ケンイチでいいよ・・・俺の呼び方は」

 

 

「ああ・・・じゃあケンイチもいいよな??」

 

 

「俺が一番強いってことでいいなら問題ないよ」

 

 

(苦笑)いいよいいよ・・・おまえが最高だよ」

 

 

「じゃあ俺は問題なし♪」

 

 

「ハヤト・・・も・・・いいよな??」

 

あせる 

「・・・・・・(頷く)

 

 

 

  

 

 

黙って頷いたハヤトはむくりと起き上がり、突然頭を下げました。

 

 

 

 

  

汗 

「すまん・・・最初にガツンとやろうと思って調子に乗った」

   

 

 

 

 

  

この男も意外に素直な人物のようです。こういう素直さを私は嫌いじゃ

ありません。むしろ好感を持ってしまいます。

 

 

 

  

 

「ストレス溜まる生活だしさ、見たところ俺たちってけっこう荒っぽいしさ」

 

 

「だな・・・おとなしく受験勉強ばっかりやるタイプには見えねーな」

  

 

「この機会に仲間になっちゃおうよ」

 

 

「俺・・・2年目の浪人だけど・・・」

 

 

「そんなの関係ないじゃん・・・年上だけどタメ口でいいよな?」

 

あせる 

「うん・・・そっちさえいいなら」

 

 

「はい、決まり!じゃあこれから俺の部屋でちょっと話そうぜ」

 

 

  

  

 

  

急に機嫌を良くしたケンイチがハヤトと私を自室に招きました。私は

この学生寮の実際の雰囲気などを早めに知っておきたかったので、

先に1年間をここで過ごしているハヤトから情報を得られるのは願って

もない話でした。もしかするとケンイチにも同じ狙いがあったのかもしれま

せん。

  

ケンイチの部屋に入ると既に荷物はきれいに整理されていました。意外

にマメな性格のようです。ケンイチが持ち込んだらしきラグマットの上に

3人は車座になり話し始めます。


ハヤトの出身高校は隣県にある、それなりの有名校とのこと。そしてこの

学生寮には歴史的に毎年大量の卒業生が入るそうです。ハヤトの高校

は進学組と就職組がくっきり半分に分かれるらしく、就職組も1年間は

ダメもとでこの寮に入って大学受験にチャレンジする者が多いとのこと。

海のそばにある高校なので漁師などの子供が多く、海の男らしい肉体

と、少々荒っぽい気性を持った者が多数この寮に入ると言います。

  

ハヤトは高校時代はいわゆる“番長格”だったようで、この寮内でも

同じ高校の出身者に幅を利かせつつ、圧倒的多数派の大将として

好き放題に仕切っていたようです。ケンイチと最初にトラブルになった

のも、最初に自分の立場を優位にしておこうとの目算があったという

ことでした。 

 

 

 

 

  


「悪かったな・・・俺らみたいのが入ってきちゃってさ」

 

 

「そうだな(笑)・・・ハヤトの地位危うし・・・だもんな」

 

 

「同じ高校のやつらにはこれからも偉そうにはさせねぇよ」

 

 

「だ・か・ら!そういうくだらない意地は捨てろって!」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「目的間違ってるよ、ハヤト」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「ま、男が何百人もいれば色々とあるのは分かるけどな」

 

 

「・・・うん、そうかもな」

 

 

「・・・・・・」

 

 

 

  

 


何かを考えるように黙っていたハヤトが急に口を開きました。

 

 

 

 

 

 

「おまえら・・・マジで来年、大学に受かろうと思ってるか??」

 

 

「・・・ああ・・・そうだけど??」


  

「思ってちゃ悪いか??」

 

 

「だったら・・・すぐにここは出たほうがいいぞ」

 

DASH! 

「は??」

 

DASH!

「なんでだ??」

 

 

「ここにいちゃあ、絶対に大学なんて受かりっこねぇよ」


 

  


 

 

今回はここで締めさせて頂きます。

またのご来訪を心よりお待ちしております。

 

 

だって・・・悔やむことばかりですから・・・。

 

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