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2008-06-29 16:00:27

迫るY美の肉体美に筆者は飲み込まれるのか!?・・・次回更新予告です。

テーマ:次回更新予告

※7/2 未明00:50再再追記

今帰宅しました。疲れ果ててます。明日午前に最後の

作業をしますので、大変申し訳ないですが昼頃アップ

とさせて下さいませ。本当にごめんなさい。眠いです。



※7/1 14:16再追記

予想よりも本業が忙しく更新作業の詰めができません。

帰宅してからのアップになります。深夜になると思います。

疲労度によっては、明朝以降に延期することありえます。

著しく遅れますことを心よりお詫び申し上げます。

今日お休みになられる前か、明日お目覚めの折に覗いて

みてくださいませ。最悪でも午前中には何とかします。




※6/30 15:45追記

本日は更新致しません。早めにお知らせしておきます。

更新は明日になる予定ですが早い時間か遅い時間か

まったく不明です。明日ということは確かです。はっきり

しなくて申し訳ありません。



    

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奥さま・・・次回更新予告です。 

  



大変長らくお待たせ致しました。やっとの思いで次回本編を

ほぼ完成までこぎつけました。後はプライベートの合間を見て

仕上げをするだけです。もう少々お待ち下さい。すぐですから。

正確なタイミングが判明次第いつも通り追記でお知らせします。

次回「唐突な誘惑」をお見逃しなく・・・。  


 

以下は次回抜粋です。


 

----------------------------------------------------  


 

 

「嫌なの?」

 

 

「えっ!?」

 

 

「私の身体じゃ不満なの?」 

 

 

 

-----------------------------------------------------

 

ではすぐにまたお会いしましょう。 

 

 


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2008-06-26 15:19:34

【連載閑話】グッドウィル廃業について・・・宗教について・・・バブルについて・・・ついでにお店紹介

テーマ:筆者一口メモ

   

    

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奥さま・・・筆者一口メモです。

 


タイトル未設定

最初に書いちゃうと本編はあと数日で完成アップ予定です・・・。

今回の一口メモは、色々な要素がひっちゃかめっちゃかになった

ほぼ日記風。エグい内容も含まれてはいますがお許しを。

   

先にお詫びしてしまいます。既に何度も公言してしまっている通り、

本業のポジションが少々変わったことで著しく忙しくなってしまった

ことと、相変わらずしつこく粘着質に続く変な人からの中傷攻撃で

ちょっと連載に嫌気が差していたのは事実です。

 

私が一口メモである悪名高い宗教のことをチクチク皮肉ったりする

のが悪いのかもしれませんが、公開しないで削除した攻撃コメント

は数知れません。まぁ悔しいのだろうなぁ。他に楽しみがない方々

なのでしょうから。私はどんなに立派な方だろうとも、ある特定の

宗教に没頭している人のことをまったく尊敬しません。評価もしま

せん。ぶっちゃけ軽蔑さえしてしまうかもしれません。

UFO

「だったら宗教家はどうするんだ?」と問われそうですが、高名な

お坊様だとか神主様だとか神父様だとか牧師様って、仕事として

きっちり祭礼儀式などを仕切ってくれますが、けっこう別の宗教に

ついても勉強しているし、俗っぽい話題にも楽しく乗ってくれます。

むしろ中途半端な宗教家とか金儲け主義の宗教家・・・もっと簡単

に言っちゃえば新興宗教系の方々に変な人が多いですよね。その

宗教以外認めない・・・そんな空気をぴりぴり発しているようです。


あ、これは日本国内での話です。外国では気候や風土、歴史だっ

て全然異なりますから事情は当然まったく別。例えばイスラム圏

の方々がアッラーを深く信仰するのは当然だと思いますし、キリス

ト教圏の人々が十字を胸の前で切る仕草をするのは別に悪いとは

思いません。

 

ただ、この日本の現状のシステムと教育で育った大人が、特定の

宗教に傾倒して狂ったように勧誘しまくったり、財産を捧げているの

は滑稽にしか見えないのです。S学会、RK会、T教、P教、S苑など

に知人がハマっていますが、周囲は引きまくりですね。怖い怖い。

UFO 

一昨年ですが、亡き父が眠る先祖代々の墓を、父の故郷でもあった

ある山奥から都市部へと移しました。地方にお住まいの方ならばおわ

かり頂けると思うのですが、一言で墓を移すといっても古い土地だと

色々とややこしいことがあります。まずうるさい親族を黙らせないと

いけない。さらに近隣の縁者たちも黙らせないといけない。土地の

長老の許しを得なくてはいけない。一族の本家筋の当主にも認めて

もらわなければいけない。他の檀家さん(お寺の)にも伝えなければ

いけない。気が遠くなるような折衝が数年間続きました。

 

なぜこんな苦労をして墓を移したかと言えば、足腰が弱った母親が

父に会うために通うには遠すぎるからです。しかも母親にとってその

墓のあった場所はまったく親しみのない場所。当然祭主である私に

とっても無縁の土地です。どんどん過疎が進み街自体が崩壊しつつ

ある場所。そんなところに墓を置いておくならば、母親の住む家から

も近く、東京からも新幹線ですぐに行ける場所に移そうというプランに

なったわけです。だって・・・下手をしたら私の妻まで死後そこに入る

可能性だってあるのですから。もちろんそんな古臭いことはさせない

つもりでいますが。


我が家は代々臨済宗妙心寺派というけっこう古臭い鎌倉仏教系の

檀家です。墓を移す時にも同じ系列の場所を探す必要がありました。

そして一昨年やっといい場所を見つけて移設に成功したというわけ。


今は私の代理で細かい仏事は母がやってくれています。母は私と

違ってまだ少々保守的なので、以前の山奥にある寺のお坊様とは

縁を切らずに、そのまま法事には足代を出して来てもらっています。

ゆくゆくはそんな縁も切っちゃうつもりではいますが、そのお坊様が

はっきり言って軽蔑の対象だったりします。

 

母と私とお坊様がタクシーの中で会話していました。


坊「息子さんは今どちらにお住まいで?」

私「東京なんです。だからおつとめもサボりがちでお恥ずかしいです」

母「私はいまどきそういうもんだと思ってますのよ」

坊「しかしアメリカにいる方も熱心におつとめしてはりまっせ」

母「・・・・・・」

私「・・・・・・」


要するにどこに住んでいようがしっかり仏事をやって、自分を呼んで

金を支払いなさいと暗にほのめかしているのです。馬鹿な坊主です。

「できる範囲でやらはったらよろしいんです」とでも無難に言っておけ

ば私の信頼感も勝ち得たのに。儲け主義の言葉で自滅ですね。 

 

私「まぁ人それぞれですから今後私なりにやるつもりです」

坊「そうですか。最大限協力させてもらいますさかい」

私「そのあたりも含めてじっくり検討します」

坊「・・・・・・」


中途半端な宗教家はだめですね。 



UFO

話は変わって時事ネタ。日雇い派遣最大手だったグッドウィルがつい

に廃業を決定しました。グッドウィルは、親会社グッドウィルグループ

が旧コムスンを買収する前の稼ぎ頭で、元々はグッドウィルの本体

とでもいう会社です。私はこのニュースを複雑な心境で眺めています。

 

というのは、私は東京に出てきてからの様々な人脈のなかで、いわゆ

る“ヒルズ族”という方々の一部とは個人的に知り合いだったりします。

グッドウィルも経営陣のなかに懇意にしている人物が含まれています。

誰とまではもちろん申しませんが、一時期は彼の総資産は数十億円

以上になっていたでしょう。正直なところ、おとなしくサラリーマンをやっ

ている私にしてみれば眩しすぎる存在だったのが彼でした。それが・・・

不祥事発覚後たった1年ちょっとで廃業とは・・・。世の中本当にわかり

ません。実際似たような事例が私の身の回りの人物にたくさん起きて

いるのです。人生はわかりません。

 

少し本編のネタ晴らしになってしまいますが、私はバブル真っ盛りの

時代に、東京で大学生活を過ごしました。高校時代が高校時代でした

から、大学に入ったからといって素直に勉学に勤しむような私ではあり

ません。詳細は割愛しますが、恥ずかしくなるくらいに遊びまくりました。

当時時代の最先端の街だった六本木を、生意気にも肩で風を切るよう

にして歩き回り、怪しげな裏勢力とも懇意にしたりしたものです。当時

流行していたディスコ(マハラジャ、キング&クイーン、エリア、シパン

ゴ、ちょっと遅れてゴールド、ジュリアナ)などは全部無料で顔パスに

なる怪しい学生集団で幹部を務めていたりして、ちょっと勘違いした

若者だった頃があります。グッドウィルの彼もそういう活動のなかで

知り合った人物でした。

 

時代はどんどん変わりますね。当時大暴れしていた連中たちの多く

は、現在超一流企業の管理職になっています。昔の悪行を会社に

教えてやろうかなどとイタズラ心を持ったり持たなかったりですが、

みんな家庭を持って幸せに過ごしています。

 

学生の頃は無料で入店させてもらうためにペコペコ頭を下げていた

ディスコの黒服さんたちは、その世界に残っていれば高級レストラン

の支配人とかオーナーだったりします。もちろん現在はちゃんと金を

払う客ですから、相手がペコペコしてくれます。居酒屋の店長になっ

ていたのを見つけたり、パチンコ屋さんの店長さんだったりする人も

います。いまだにクラブなどで“プロデューサー“という怪しい名刺を

持ち歩く人もいますが、みんなかつての輝きはないですね。

 

当時必ず起きていた揉め事の最後の仲裁を依頼していた裏の大物

さんもこの数年間でずいぶんお亡くなりになってしまいました。実に

悲しいことです。時代がどんどん変わっていくのを感じます。

UFO 

時代が変わるといえば妻と私の「思い出の場所」もどんどん消えて

いくのです。初対面でランチした高級イタリアンの店も閉店して久しい

ですね。さらに初デートで行った高級寿司屋も支店を残して本店は

閉鎖されてました。規模縮小だそうです。2軒目の店で私が激しく妻

を口説いたおしゃれなバーもいつしか潰れちゃっていました・・・。

一番ショックだったのは結婚披露宴の2次会をやった場所。さすがに

披露宴自体はコテコテの伝統的な場所で盛大にやったので今も盛況

のようですが、2次会の会場が昨年消えました。

 

青山にあった「コパ東京」という“ブラジルシェラスコ”レストランです。

元々は「サバス東京」という名前で、私たちがパーティーをする直前

に色々あって名前が変わりました。牛・豚・鶏などなど美味しいお肉

をこんがりローストした塊りから好きなだけたらふく肉を切ってもらっ

て食べる店です。かつてはブラジル出身のJリーガーのたまり場で、

ラモスさんもお子さんと一緒にしょっちゅういらっしゃってました。

知り合いの大学生たちが「肉食べたい」と言うと、焼肉ではなくそこ

に連れて行くのが私の流儀でしたが(安くつくから:笑)昨年の春に

最後に行った直後に閉店してしまったのです。ショック!!!!


この店は都心でアクセスもよく、店も広く、費用もリーズナブルで、

VTRを映写する設備もあり、生バンドセットも一式ああったので、

2次会は好き放題の企画ができました。即席筆者バンドで演奏を

無理やり聞かせたり、友人が作った映画を流したり、バブル時代の

曲を流してダンスタイムなんてやってみたり・・・。全部ありものの

設備でできちゃったのです。理想的な店だったのに・・・。何よりも

料理の味が美味しい。思い切り肉を食べたい時は絶対にここでした。


しかしこの店の精神は生き残っていました。ネットで見つけて先日

妻とともに同じスタッフが経営するシェラスコレストランに行ってきま

した。スタッフの方はちゃんと私たちのことを覚えていてくれて昔の

話に花が咲きました。


東京にお住まいの方。ちょっと郊外のマニアックな場所にあります。

店の名前も「コパ」のままです。味もそのまま。値段もリーズナブル。

電車でのアクセスも便利ですし、近隣にコインパーキングも多い。

下に店の紹介記事URLを貼り付けておきます。小規模な店なので

ぜひ電話で予約の上、行ってみてください。絶対に満足できますよ。

肉嫌いの人は地獄ですが・・・(笑)


http://gourmet.yahoo.co.jp/0007546230/P089461/



まとまりのない文章ですが今回は以上です。

UFO

なお本編は少しずつ仕上がっていて週末を目標に作業しています。

連載はたぶん続けます。嫌がらせにもめげません。

今度嫌がらせばかりをまとめた記事をアップしますね。

 


   

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2008-06-19 10:16:26

まだ彼氏がいるのに

テーマ:遠距離タカビー女編

   

    

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奥さま聞いて下さい・・・。

愚かな私を笑って下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。  

  

 


  

 


「あ・・・Y美ちゃん」

 

 

 

 

 


3階の窓から私たちを大声で呼んでいるのはY美とK子でした。隣には

R菜の姿も見えます。Y美とK子が大声を上げたので、他の窓から覗い

ていた女子生徒たちは一斉に窓から乗り出して、声のする方向に首を

伸ばします。






音譜

「○○く~ん!来てくれたんだ!」

 

 





私は大声で返事をするほどの度胸がなかったため、両腕を頭の上で

大きく伸ばして丸を作りました。「YES」のサインのつもりです。

 

  

 

 

  

クラッカー 

「ちょっと待っててっ!今すぐそこ行くからっ!」

 

クラッカー 

「ケンイチも待っててっ!」

 

 

  

  

 

 

Y美とK子はそう叫ぶと、窓からひょいっと首を引っ込め姿を消しました。

しばらくすると正門の奥にある玄関から、息を切らせながら走ってくる

彼女たちの姿が現れました。R菜だけは少しゆっくり後ろからついて

来ます。自分担当の男がいないので気合が入らないのかもしれません。


Y美とK子は脇目も振らず校門を飛び出して、道路を横断して来ます。

 

 

 

 

 

あせる

「おいおい、車も走ってるんだぞ・・・危ねーなぁ(嘆息)

 

 

 

  

 

 

彼女たちは左右を見ての安全確認などは一切しませんでした。しかし

幸いにもその瞬間は車が通行していなかったためことなきを得ました。 

R菜はゆっくり小走りなのでまだ校門を出ていません。  

 

 

 

 


DASH!DASH!DASH!DASH!

「ハァ~、ハァ~、ハァ~、ハァ~・・・」


DASH!DASH!DASH!DASH!

「ハァ~、ハァ~、ハァ~、ハァ~・・・」

 

 

 

  

 


彼女が私たちの目の前に着いたときには既に息が上がった状態。

すぐに言葉を発することもできず、膝に両手を突いて下を向き

ただ呼吸を整えるのに必死です。

 

 

  





(苦笑)馬鹿だな・・・そんなに焦らないでもいいのに」

 

DASH!DASH! 

「だ、だって・・・ハァ、ハァ・・・早くしゃべりたかったんだもん」

 

 

 

 

 

 


奥さま・・・お恥ずかしい話ですが私はY美のこの返事を聞いて胸が

きゅんとなってしまいました。これだけ素直に自分の気持ちをぶつけ

られると、ただでさえ好印象で見ていた女性ですからとてつもなく

可愛らしく感じてしまいます。もしも人目がなければこの瞬間にも

抱きしめてしまっていたかもしれません。

 

しかし私たちは既に注目の的となっていました。目前にある校舎の

窓という窓から、大勢の女子生徒たちが乗り出すようにこちらの動き

を興味深そうに見ています。ここで私がY美を抱きしめれば間違いなく

大歓声を浴びるのでしょうが、私は残念ながらドラマの中の役者では

ありません。ごく普通の一般人が感じるように「こんな衆人環視の場所

で、まとも話なんてできないな・・・」と思っていたにすぎません。

 

 

 

 

 

 

「R菜はやけにゆっくり今頃来たな(笑)

 

 

「だって・・・私の担当さん、今日いないじゃん(渋々)

 

 

「ちょっとワケありでね。今回は俺らだけ。ごめん」

 

 

「いいよ。別に私は彼らと付き合うつもりとか全然ないし」

 

 

「ははは・・・そっか、残念」

 

 

 

  

 



呼吸が乱れていないR菜とケンイチが会話している間に、Y美とK子

は、やっと話ができる状態に回復したようです。


 






「ね、ね、これからどうするの?」

 

 

「そうよ、そうよ。遊びに行こうよ♪」 

  

汗

「今から!?いきなりだな・・・」

 

 

「いきなりなのはそっちでしょ!!・・・校門で待ち伏せしてたんだから」

 

あせる 

「それは言い返せない・・・ごめん」

 

 

「でも・・・私は何となく今日○○くんが来てくれるような気がしてたんだ♪」

 

 

「ほんとかよぉー。調子良すぎじゃねーの??(苦笑)

 

むかっ 

「ほんとだもんっ!」

 

 

  

 

 


ほっぺたをふくらませて少し不機嫌そうに答えたY美は最高にキュート

です。私は自分がこの女性にどんどん惹かれて行くことを実感しつつ

ありました。

 

 

 




「R菜も遊びに行けるでしょ?」

 

 

「ごめん、私今日マジでバイトなんだぁ・・・4人でイチャついてきなよ♪」

 

 

「そっかぁ~・・・じゃあ仕方ないね」

 

 

「今度、あの大阪弁のやつらも連れてくるからみんなで行こうぜ」

 

 

「うん・・・そうだね。私はこれで・・・」

 

  

 

 

 


R菜は少し寂しそうに駅の方向に向かって一人で歩き始めました。

 

 

  

 

 

合格

「R菜ちゃーん!可愛いよっ!」





 

 

ケンイチが唐突にそう叫ぶと彼女も振り返りました。

 

 

 

  

 

合格

「ケンイチくんもかっこいいよっ♪」

 

 

  

 


そう言ってにっこり笑ったR菜は、小走りになって視界から消えて

行きました。

 

 

 



むかっ

「ケンイチっ!ちょっと八方美人じゃないのぉ!?」

 

 

  



お目当てのケンイチがR菜を褒めたのでK子が少々不満顔です。

 

 

 

 

 

「だって彼女だけ寂しそうで可哀想だったじゃん」

 

 

「うん、俺もそれは思った。」

  

むかっ 

「だからって口説くようなこと言わないでよっ!」

 

あせる 

「おいおい・・・K子、おまえ妬いてんのかよ!?」

 

むかっ 

「そんなんじゃないわよっ!!」

 

 

「確かにその顔は妬いてるわね、K子」

 

むかっ 

「ちょっとY美まで何言い出すのよっ!」

  

 

「おいおい、ケンイチとK子ちゃん・・・なんだか怪しいな(苦笑)

 

 

「・・・・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「・・・・・・」

  

汗汗 

「あれ?俺・・・なんかまずいこと言った??ごめん」

   

  

「とりあえず、ここは目立つから場所変えようぜ」

  

汗 

「そ、そうだな・・・(当惑)

 

 

「カラオケでも行くか?」

  

汗   

「まだ時間も早いし、気分的にはちょっとヘビーだなぁ・・・(汗)

 

 

「じゃ、私んちおいでよ♪」

 

 

「Y美ちゃんの家?」

 

 

「うち自営だし、深夜まで家族帰ってこないから」

 

 

「いいのか!?」

 

 

「あ、Y美んちは大丈夫♪私もしょっちゅうお邪魔してるから」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「じゃあ・・・行ってみるかな」

 

あせる 

「おい、ケンイチ!(困惑)

 

 

「いいじゃねーか・・・変な場所行くよりは気楽でいいだろ?」

  

 

「そうよ、○○くん。ぜーんぜん遠慮しないでいいよ♪」

 

汗 

「・・・う・・・ん(困惑)

 

 

 

 

  

 

私はこの早い展開に気持ちが付いていけていませんでした。仮にも

会ったばかりの女性の自宅に男性の私たちが家族に黙って上がり

込むことが、ちょっぴりマナーに反するように感じたのです。

 

 

  

 

 

「○○くん、変に気を遣わなくてもウチは平気」

 

あせる 

「でも、確かお父様が厳しいんだよね!?」

 

 

「先にお母さんが帰ってくるし、お父さんは夜遅いから大丈夫」

 

 

「でも・・・」

 

 

  

 

 

 

何となく気が進まなかったのですが、話の流れは変わりませんでした。

私たちはそこから歩いて行ける距離にあるY美の自宅を目指して歩き

始めました。



  


(中略)


 

  

 

15分ほどゆっくり歩くと木造モルタル作りのコーポのような2階建ての

建物に辿り着きました。ここがY美の自宅だということです。

 

 

 

 

 

 

「2階は他人に貸してるけど、1階は全部ウチが使ってるの」

 

目 

「え!?家主さんなの?」

 

 

「ウチの本業は居酒屋なんだけどここの家賃収入もあるみたい」

  


「すごい・・・恵まれた生活だなぁ」

 

 

「でも古くて汚い部屋なんだけどねぇ・・・」 

 

 

「いやいや、十分だろ」

 

 

  

 

 


確かに、私が高校時代に一人で暮らしていたアパートに比べれば

はるかに新しくきれいな建物でした。1フロアに同じ大きさの部屋が

4つあり、2階建てですから合計8部屋あることになります。

 

 

  

 

 

 

「あの左端の部屋を私が使ってるんだ」

  

目  

「専用の独立部屋があるんだ・・・すごいな」

 

 

「ご飯だけは右端の親のところで食べることになってるけど・・・」

 

 

「ふーん・・・」

 

 

 

  

 


私の家庭も独特の形態をとっていますが、Y美の家庭も少々風変わり

なシステムを採っているようです。

  

私たちが言葉を交わしながら歩いている後ろから、ケンイチとK子は

なにやらひそひそ内緒話をしながらゆっくりついてきます。

  

  

 

  



「とりあえず上がってよ。ここにぼーっと立ってても近所迷惑になるし」

 

 

  



Y美が促すのにしたがって、K子、ケンイチ、そして最後に私の順番で

彼女の部屋へと入って行きました。

 

 

 

 

音譜  

「へぇ・・・きれいにしてるんだね」

 

 

「やだっ!○○くん、あんまりじろじろ見ないでよ」

 

  

「けっこう広いなぁ・・・何畳あるの?」

 

 

「8畳と6畳の2部屋だよ♪」

 

 

「それだけの広さを一人で使ってるのかぁ・・・贅沢だな」

 

  

「親が持ってる不動産だからね・・・ありがたいとは思ってる」

  

 

「いい親だなぁ・・・」

 

 

「とにかく適当に座ってよ」

 

 

 

 



私たちは今の中央にある小さなテーブルの周りに腰を下ろしました。

Y美は冷蔵庫を開けてコーラとウーロン茶の大きなペットボトルを

持って来ました。

 

 

 

 

 


「紙コップでいいよね!?」

 

 



  


そう言うと紙コップの束から人数分を要領よく抜き取り、それぞれに

配ります。

 

 

 

 

 

 

「いつも紙コップなの?」

 

 

「うん・・・洗い物出ないし、捨てればいいから楽なんだよね」 

 

 

「もったいなくない?」 

 

 

「紙コップ安いし、洗剤とか水道のこと考えれば意外に経済的だよ」

 

 

「そういうもんかな・・・」

 

 

 

  

 


目の前にコーラとウーロン茶のボトルが置いてありましたが、私たちは

全員がコーラのボトルを手にとって各自が紙コップに注ぎました。 

 




 


「ねぇ、ケンイチ・・・ちゃんと言ってよ!?」

 

 

「・・・ちょっと待てよ、うるせぇな」

 

むかっ 

「そんな言い方ないでしょう?(不満)

 

DASH! 

「だから今から言うから待ってろって」

 

 

「なんだ??ケンイチ・・・なんか内緒話でもあったのか??」

 

汗 

「いや・・・そういうわけじゃねーけど・・・」

 

音譜 

「まさかこんなことになるとはねぇ・・・私もびっくりだよ♪」

 

あせる 

「なんだなんだ?知らないのは俺だけか?」

 

 

「○○くん、まだ聞かされてないんだね」

 

むかっ 

「・・・おい、ケンイチ・・・なんだってんだよ!?」

 

 

「・・・・・・(当惑)

 

むかっ 

「おいおい、今さら隠しごとはないんじゃねーのか!?」

 

汗 

「いや・・・隠してたわけじゃ・・・(汗)

 

 

「おい、早く教えろよ。仲間はずれはつらいぞ」

 

 

「・・・・・・」

 

むかっ 

「おいっ!」

 

 

「・・・ちょっと言いそびれてたんだけどな」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「黙ってて悪かったけどな・・・」

 

むかっ 

「前置きなげぇーよっ!!早く言え」

 

 

「うん・・・実はな」

 

 

「・・・・・・」


ラブラブ 

「ケンイチ・・・さっさと言っちゃえばいいじゃん!!」 

 

 

「るせーな、わかってるよ」

 

 

「いや、ケンイチが言いにくいっていうことなら無理しないでもいいぞ」

 

汗 

「いや、言うよ言うよ(慌)

 

 

「・・・・・・」

 

 

「あのな・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「こないだ・・・俺とな・・・」

 

 

「うん・・・」

 

 

「K子がな・・・」

 

 

「う・・・ん・・・」

 

 

「付き合うことになったんだ・・・」

 


げげ!ねこ
「へっ!!??」

 

 

「だから・・・俺と・・・K子は付き合ってるんだよっ!!」

 

 

「・・・・・・(絶句)」

 

 

「黙ってて悪かった」

 

 

「ウソだろ??」

 

 

「ホントだよ!!」

 

 

「Y美ちゃん、これ・・・ホント?」

 

 

「どうやらホントみたい」

 

 

「・・・・・・(絶句)

 

 


  

 

 

奥さま・・・いったいぜんたいどういうことでしょうか。私たちはつい2日前

の深夜に会ったばかりなのです。

 

 

 

 

 


「おい、ケンイチ・・・それっていつ決まったことなんだ??」

 

 

「おとといの晩・・・いや、昨日の早朝か・・・」

 

 

「1人で消えて昼に帰ってきた・・・あのときか?」

 

 

「ああそうだ」

 

 

「私とR菜はケンイチくんとK子を残して先に帰ったんだ」

 

 

「あっ・・・(納得)

 

 

「・・・やっと状況を察してくれたか?」

 

 

「おまえら・・・あの日・・・」

 

 

「・・・・・・(赤面)

 

 

「あぁ・・・あぁ・・・そういういことかぁ・・・(納得)

 

 

「・・・・・・」

 

 

「やけに早い展開だな、おい」

 

 

「いいの!!私たちお互いに一目惚れなんだから♪」

 

 

「はぁ~(ため息)・・・すごいね、こりゃ」

 

 


 

 


要するにケンイチはハンニバルでK子を初めて見たときに一目惚れした

のでした。急に私たちとは別行動をとったのは、その気持ちと衝動を抑え

られなくなったのでしょう。K子を追いかけて私たちの前から消えたわけです。

あの時点で私たちを一緒に連れて行っては、ここまで早い展開はなかった

でしょう。








「あっ!!わかったぞっ!!」

  


「なんだよ・・・なにがわかったんだよ・・・」

 

 

「おまえ・・・だから必要以上にぶち切れたのか、あの夜」

 

 

「うっ・・・(図星)

 

 

「あいつらがK子ちゃんをしつこく口説いてたから・・・切れたんだろ」

 

 

「う・・・ん・・・」

 

 

「なるほど・・・そういうことなら、けっこう共感できるな」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「ただやみくもに暴走したわけじゃなかったんだな」

 

 

「・・・まぁ・・・な」

 

 

「すまん、ケンイチ・・・事情知らずに説教じみたことまで言っちゃったよ」

 

 

「いや、俺もおまえに詳しいことを伝えなかったからな」

 

 

「だって、急なことだし・・・どうせかっこ悪くて言いにくかったんだろ?」 

 

 

「ああそうだ。言うきっかけを失ってた」

 

 

「可愛いとこあるじゃん(苦笑)

 

 

「うるせぇ(苦笑)

 

 

 

 



頬を赤らめながら下を向くケンイチは今までに見たことのない純朴さ

を醸し出していました。どうもこの男はつかみどころがありません。

真面目なのか不真面目なのか計りかねるところがあります。


  

 

 

  

 

「ねぇ、ケンイチ!2人でどっか行こうよ♪」

 

 

「あ!?うん・・・そうだな・・・行くか」

 

 

「おいおい・・・待てよ、来たばっかじゃねーか(当惑) 

 

 

「いや、おまえらも2人きりのほうがいいだろ」 

 

 

「今日はそんなつもりじゃねーって!!」

 

 

「おまえがそのつもりなくても・・・Y美ちゃんは違うみたいだぞ(笑)

 

 


 

 



そう言われてY美の方を振り向くと、先ほどのケンイチのように頬を

赤らめて下を向いてしまっています。

 

 

 

 

 

 


「とりあえず俺たちは行くわ」


  

  

 

 


そう言うと、ケンイチはそそくさとK子の手をとって、一緒に部屋から

出て行ってしまいました。おそらく妙な気を回したのでしょう。

 

部屋には恥ずかしそうに下を向いているY美と私だけが取り残され

てしまいました。互いに言葉を発するきっかけを失い、変な沈黙が

続いています。

  

 

 

 

 

「すごいね、ケンイチたち」

 

 

「うん、そうだね」

 

 

「うまく行くといいね、あの2人」

 

 

「うん、そうだね」

 

 

「なんだか・・・妙な気を遣いやがって・・・困っちゃうよね」

 

 

「うん、そうだね」

 

 

「・・・なんか照れちゃうね」

 

 

「うん、そうだね」

  

 

 

 


なにを言っても「うん、そうだね」しか返事がありません。これでは

会話が膨らむはずもなく、互いの緊張感はいっこうに解けません。

 

 

 

 


「・・・・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

  

 


私も言葉に詰まってしまい、完全に部屋の中は静寂に支配されて

しまいました。2人が呼吸する音だけが聞こえます。しかもそれは

徐々に荒々しく速いテンポで発せられるようになってきました。私も

少々エロチックなことを考えてしまいましたが、Y美も同じことを考え

ていたようです。







「○○くん・・・」

 

あせる 

「な、なに??」

(ドギマギ・・・) 

 

「あのさ・・・」

 

 

「うん・・・」

 

 

「私たちも・・・付き合えないかな?」

 

 

「・・・だってY美ちゃん、まだ彼氏がいるじゃん」

 

 

「・・・だったら」

 

 

「・・・・・・」

 


色っぽいネコ
「今から私とエッチしない??」

 

    

   

 



今回はここで締めさせて頂きます。

またのご来訪を心よりお待ちしております。

 

 

だって・・・悔やむことばかりですから・・・。

 

 

   

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