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2008-05-29 07:34:06

ついにケンイチが明かす過去の傷・・・次回更新予告です。

テーマ:次回更新予告

※5/31 14:50再追記

時間がないので取り急ぎご連絡します。今日は更新しません。

明日昼頃までには更新しておきます。ぜひ明日お目にかかり

ましょう。ご挨拶抜きで事務的な物言いで申し訳ありません。



※5/30 15:20追記 

遅くなっていて申し訳ありません。この週末には必ず更新します。

大変お手数ですが週末お手すきの折にお立ち寄り下さいませ。

本日いっぱいの更新はございません。



  

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サーチ  

 

 

   

奥さま・・・次回更新予告です。

  

ここ最近の極めてマイペースな更新姿勢をお許しくださり、本当に

ありがとうございます。現状の実生活スケジュールとモチベーション

では現状が精一杯の作業になっています。あとしばらくはこのまま

お許し願えればと思います。

 

次回「ケンイチの秘密」がやっと完成間近です。更新予告を申し

上げる段階までこぎつけました。どうかお見逃しなく。



以下は次回抜粋です。



-----------------------------------------------------



   

「あんまり会ったばっかの女に入れあげると・・・落とし穴があるぞ」

 

 

「んだよ・・・落とし穴って」




-----------------------------------------------------



では、またすぐお会いしましょう!!

  

    

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2008-05-26 11:07:34

【連載閑話】国旗国歌法の隠れた目的

テーマ:筆者一口メモ


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奥さま・・・筆者一口メモです。

 

  

目

前回長くなって途中で中断した続きの「噂話」です。今回は日本のお話。

 

ここでもかつて触れた覚えがあるのですが、「国旗国歌法」についての

まことしやかな噂です。いや・・・噂というよりはおそらく真実に近いのだ

と私は思っています。

てんびん座

1999年に施行された「国旗及び国歌に関する法律」には、賛否がある

ことはもちろんよく知っています。私からしてみれば正常な国家として、

国旗と国歌くらいしっかり定める法律があってしかるべきだと思ってい

ますし、それを教育現場でちゃんと教えるのは至って普通のことだと

考えています。

 

これに反対している人がいるのは知っています。比較的左寄りの考え

をしている人は極端にこの法律を嫌っていますよね。戦前の軍国主義

のイメージがあるから嫌だとか、国から強制されるのは変だとか、そう

いう論理がほとんどだと思います。ただしそんな意見がまかり通ってし

まう不思議な国は日本だけかもしれません。嫌なら自分で新しい国旗

と国歌を提案して、ルールに従って法律を通せばいいのです。国旗や

国歌を定めていること自体が気に入らないって言うならば、定めない

ことを法律化してルールどおりに大多数の賛同を得ればいいのです。


国旗国歌法に反対する人の言い分でもっとも多いのは・・・「国旗とか

国歌はその国に住んでいる人が自然に愛するもので、誰かから強制

されるものではない」という論法。理想としてはそうでしょうけど私として

はあまり現実的じゃないなぁ・・・と思える論法。

てんびん座

ところがこの理想論がまったく通用しない事態になりつつあるのが実は

日本だったりします。今回の本題はここから。

 

国旗や国歌を教育現場を始め、あらゆる公式の場で重要視する国家

といえばアメリカ合衆国。日本とアメリカが密接な関係なせいもあるで

しょうが、アメリカの国歌を知っている日本人も多いでしょう。なぜアメ

リカがあれほど国旗と国歌を重視するか・・・。それは天皇陛下のような

絶対的な統合の象徴となる存在がないからです。イギリスのように女王

陛下が存在しないからです。さらに国家として成立した歴史自体が浅く、

様々な人種と民族が国民として混在しているからです。

 

日本人の常識で言えば、「日本人」というイメージは東洋人で黄色人種

で日本語がぺらぺらで、さらには何となく共通の感覚を持っているような

人々を指します。日本語が話せなかったり感覚が少しずれているような

人は、仮に同じ黄色人種でも「日本人」というイメージでは考えません。

国籍が日本人だとしても、ヨーロッパ系白人を「日本人」というイメージ

では考えません。国籍にかかわらず「外人」というイメージでとらえがち

なのが現実だと思います。あくまで現実論です。


だから日本では、国旗や国歌が長期間法律化されていないままでも

ちゃんと国家として機能し続けてこれたのです。これは日本の特殊性

がかなり影響しているでしょう。他国から攻められる歴史的経験が極端

に少なく、民族的にも極めて均一化しています。さらに大韓民国のよう

に戦争状態だったり深刻な紛争を抱えていたりしませんから、対外的

な緊張感が皆無だったこともあります。

てんびん座 

ではなぜ当時の自民党小渕政権はこの法律をかなり強硬に施行した

のでしょうか。単に右翼的・保守的な思想からのことだったのでしょうか。

 

私がこのブログでも以前触れたことですが、日本の年齢別人口構成

は破滅への道を着実に歩んでいます。このまま少子高齢化が進めば

確実に労働者人口が激減し、高齢者ばかりが増え、国家財政も年金

も絶対に破綻することは目に見えています。どんなに制度改革などを

したって、絶対的に人口構成比率がいびつなのですから正常な状態

に戻すことはほぼ無理です。そんな魔法はありません。

 

欧米諸国では日本よりも先に少子高齢化が進み(特にイギリスで)、

移民政策を積極的に取り入れました。発展途上国から一定の条件

でせっせと若い移民を受け入れたのです。そのおかげで人口構成

比率はかなり改善しています。ただし移民系の国民が職にあぶれた

りして暴動を起こすなどの問題も起きていますから、現在は移民政策

を慎重に見直している最中と言っていいでしょうか。

 

日本はそうした移民政策を一切とっていません。難民でさえ受け入れ

をほぼ拒んでいる状態。いまだ日本は経済大国の一角にかろうじて

踏み止まっていますから、日本で働き、日本に永住したいと考えてい

る外国人は多いのです。それをいっさい受け入れていないのが実情

です。

 

犯罪対策や文化的軋轢など、乗り越えなくてはならない課題はたくさ

んありますが、日本が将来も一流国であり続けて、日本人がある程度

高水準の生活を継続するためには、移民政策しかないといっても過言

ではありません。しかしこれを読んでいる方にも多いでしょうが、保守的

な人々にとって見れば、肌の色が違う人物が日本人として隣人になる

ことに強い抵抗感を持っているのも事実です。

てんびん座 

しかし日本はそんな悠長なことを言っている状況ではなくなりつつあり

ます。そして、興味深い人物がここ最近やたらと移民政策を積極的に

様々な場面で発言しています。自民党の元幹事長・中川秀直氏です。

 

彼が政治家としてどういう評価なのかはこの際ここでは割愛します。

ちょっと前の愛人スキャンダルで悪いイメージで見ている方も多いで

しょう。私もあまり好きな政治家ではありませんが、彼は自民党内で

それなりの重鎮でもあります。旧森派は近い将来確実に中川派として

生まれ変わるでしょう。

 

中川氏がそういう発言を繰り返すということは、そのバックには大勢

の同じ意見の政治家が存在するということです。もっと言えば同じ

考え方の官僚たちがいるということでしょう。じゃないと発言自体が

自身の命運を左右する政治家が堂々と言葉にするはずがないの

です。

 

移民は難民と違い、受け入れる国家が自由な裁量で選べます。都合

が悪くなったら自由に受け入れをストップしたり再開したりもできます。

だから年齢制限もでき、日本語能力も強制でき、職業的なスキルまで

も必須条件として掲げることも可能なのです。


日本の行政は裏で確実に移民政策を進める方針で固まっています。

今は世論の醸成をまっているところでしょう。看護師など特殊な職業

に限り、インドネシアなどから労働力を受け入れる話が進んでいます。

これが発展すれば移民受け入れでしょう。

てんびん座 

さてここで問題なのが国家アイデンティティ。日本人として受け入れる

からには日本という国家を愛してくれないと困るのです。従来の日本

人と歩調を合わせてくれないと困るのです。

 

そこで重要になってくるのが国旗と国家です。外国からの移民がまさ

か急に天皇陛下を尊崇するわけはありません。まずは日の丸と君が

代に忠誠心を誓ってもらわないとならなくなります。じゃないとまとまる

ものもまとまらない。日本が国家として体をなさなくなります。

 

そもそもプロパーの日本人が国旗や国家を重視していなかったとした

ら、移民だって同じ道を辿るでしょう。つまり移民受け入れの前の段階

で確実に日の丸と君が代を自然な形で尊重する状態にしておかない

といけないのです。


そういう意味で9年前の国旗国歌法の施行。けっして右翼的な考えで

の法律ではなかったのです。

 

そして大物政治家が堂々と移民政策を口にし始めたということは、近い

将来に少しずつ移民を受け入れることになるはずです。まだ今ならば

日本も少しは魅力が残っていますが、もっと没落してしまってからでは

誰も移民を希望しないという事態になりかねません。そうなってしまって

は終わりです。実は待ったなしの状況なんですね。



以上です。


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2008-05-22 14:11:11

ケンイチの暴走

テーマ:遠距離タカビー女編


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奥さま聞いて下さい・・・。

愚かな私を笑って下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。  

 

 

 




深夜になって寮の自室に帰った私。、翌日は昼頃まで爆睡して

しまいました。不慣れなナンパと、予想外のトラブルなど肉体的

にも精神的にも疲れ果てていたのです。目覚まし時計をかけな

いままだったので、まだ若かった肉体はひたすら惰眠をむさぼり

ます。よほどのことがない限り目は覚めません。


やっとのことで私が目を覚ましたのは隣室から聞こえる物音の

せいでした。勢いよく扉を開け閉めして、ガサガサ壁際で何かを

動かす音が、私を深い眠りから現実世界へと呼び戻したのです。

目を開けると窓の外は快晴。明るい春の日差しが差し込んでいま

す。夜中はそのままカーテンを閉めないまま眠りに就いてしまった

ので、日光は広い窓全体から差し込み、かなり室温は高くなって

います。半身を起こした私は、かなり自分が寝汗をかいていること

に気づきました。


 

 

 

 

あせる

「うわー気持ちわりぃ・・・シャワー浴びてぇなぁ・・・」

 






私は起き上がりながら汗でびしょびしょに濡れたタンクトップを脱ぎ

捨てて、上半身裸になってカーテンと窓を開けました。外から新鮮な

空気が流れ込み私の体を通り過ぎていきます。汗ばんでいたせいか

心地良い涼しさを堪能できました。

 

 

 

 

  

音譜

「生きかえるな、これは♪」

   

  

   

  

   

   

私は爽快な涼しさに浸りきってしばらく目をつぶりたたずんでいました。

 


  

 

  

音譜 

「汗が乾けば夕方の入浴時間まで・・・我慢できるかもな」 

 

  


  

 

 

目をつぶったまま半身を外に乗り出して、自堕落なことを考えていた私。

突然自分の名前を呼ぶ声で我に返りました。

 

 






「おい!○○!裸でなーにうっとり陶酔してんだよ!?」

 

 

 

  

 


つぶっていた目を開けると、左隣の部屋から同じように半身を乗り出し、

こちらを向きながら笑っている顔が見えました。ケンイチです。

 

 


 

 

目 

「ケンイチっ!?」

 

 

「へへへ・・・1人でニヤニヤして気持ち悪いぜ♪」

 

むかっ 

「お前・・・ゆうべあれからどこ行ったんだよ!!」

 

 

「へっへへ・・・内緒内緒(笑)

 

むかっ 

「それはないだろー!どこ行ったかくらいは教えてくれたっていいだろ?」

 

 

「とりあえずこっちの部屋に来いよ、ここじゃ誰が聞いてるかわかんねーし」

 

 

  

 

 



私はそう言われて、ふと周囲の棟を見渡してみました。確かにいくつかの

窓が開いていて、こちらの様子を窺っているのがわかります。大声を出し

ている私たちも悪いのですが、いかにも盗み聞きしている様子はあまり

気持ちのいいものではありません。

 

 

 

  

 



「かぎ開いてるからこっち来いよ、○○」

 

 

「おう!わかった!!」

 

 

 

 

 

 

 

私は裸だった上半身に、寝間着代わりのよれよれのTシャツを着てから

ケンイチの部屋に向かいます。何といっても隣ですからあっという間です。

そもそも私が眠りから覚めたのは隣の部屋でケンイチがごそごそする音

がうるさかったからです。そんな薄い壁で仕切られた部屋同士ですから

移動に時間がかかるはずがありません。

 

隣の部屋をのドアを開けると、ケンイチは例のごとく床に敷いたラグマット

の上にあぐらをかいて座っていました。

 

 

 


 



「よぉ!○○くん!おはよう!」

(すました感じで) 

むかっ 

「おはようって・・・お前・・・もう、昼過ぎだぞ」

 

 

「だってお前は今起きたばっかなんだろ?(ニヤリ)

 

汗 

「・・・なんでそんなこと知ってんだよ!?(汗)

 

 

「その寝ぐせと顔つき見れば誰でもわかるだろ(笑)

 

あせる 

「そ、そっか・・・(汗)

 

 

「結局俺は忙しくてゆうべから一睡もしないままだったよ」

 

DASH! 

「・・・どこで何やってたんだ?」

 

 

「うーん・・・どうしようかな」

 

むかっ 

「んだよ・・・言わねぇ気かよ。ここまで呼んどいて」

 

 

「いやいや・・・お前には言うよ。隠すつもりはない」

 

 

「じゃあ早く言え」

 

 

「他のやつらには言うなよ!?」

 

 

「他のやつらって・・・ハヤトとかのことか?」

 

 

「そう。やつらは口が軽そうでそのへんは信用ならん」 

  


「俺は信用できるって言うのかよ・・・(苦笑)

 

 

「口は堅そうだからな・・・女にも妙に堅いけどよ(ニヤリ)

 

汗 

「女に・・・堅いのかな・・・俺って」

 

 

「堅いだろ、どう見ても」

  

 

  

 


奥さま・・・当時の私は、徐々に自分自身が惚れっぽい“恋愛体質”である

ことに薄々気が付き始めていました。ですから「堅い」というケンイチの

言い分には少し違和感を覚えました。それほど硬派なつもりもなかった

からです。


 

 



 

「それなりに・・・女とも遊んできたつもりなんだけどなぁ」

 

 

「でも簡単に相手は選ばないんだろ?きっと○○は」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「惚れるにしても、なにかと理屈をつけるタイプだよな、○○は」

 

あせる 

「そ、そうかなぁ・・・」

 

 

  

 

 

 

確かに今から考えてみればケンイチの言うことはもっともなのです。私は

恋愛体質・・・つまり惚れっぽいのは確かなのですが、その気持ちをすぐに

行動に移すことは滅多にありません。色々理屈をこねくり回して、自分が

相手に惹かれていく理由を自分自身で納得しないと気持ちを口外しない

面がありました。逆に言えば筋さえ通ってしまえばすぐに恋愛感情を抱き

行動に移してしまう危ういところがあることも否定できません。 

   

 


  

 


「ゆうべはな・・・2つの目的があって単独行動をとらせてもらったんだ」

 

 

「2つの目的・・・!?」

 

 

「1つは○○の復讐のため・・・2つめは俺自身の本能のため・・・」

 

DASH! 

「俺の復讐!?なんだよ、それ!??」

 

 

「俺さ・・・まだ会ったばっかだけどさ・・・お前のこと気に入ってんだよな」

 

 

「・・・そりゃどうも(苦笑)・・・大変光栄なことで」 

 

 

「って言っても俺は男には興味ないからな、O田みたいに」

 

 

「・・・そんなことはわかってるよ(苦笑)

 

 

「○○・・・お前、かなりいいやつだよな」

 

 

「・・・お褒めいただき光栄です(苦笑)ちょっと気持ち悪いけどさ」

 

 

「だから俺としてはお前の味方でいたいわけよ」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「お前を攻撃するやつは放置できないってワケだな」

 

DASH! 

「・・・ケンイチ、お前まさか!?」

 

 

「おやおや!?○○、おぬし・・・勘がなかなか鋭いな

 

 

「お前・・・まさかやつらを・・・!?」

 

 

「やつらって誰のことだ!?(口笛)

 

むかっ 

「とぼけるんじゃねーよ!!」

 

 

「だって、俺まだ何も言ってねーもん」

  

DASH!  

「ケンイチ・・・まさか手を出したのか?やつらに・・・」

 

 

「さぁーねぇ??どうだったかなぁ??(口笛)

 

汗 

「お前・・・余計なことを・・・」

 

 

「余計なことなんて言うなよ・・・せっかく・・・」

(やっぱり手を出してたんだ・・・:汗) 

 

「どれくらい痛めつけたんだよ!!」

 

 

「何そんなに怒ってんだ!?」

 

むかっ 

「いいからっ!!どの程度とっちめたのか言えって!!」

 

汗 

「うーん・・・なんだかなぁ(困惑)


  

 

 

 


予想外に私が怒り出したので、ケンイチは本当のことを言い出しにくく

なってしまったようです。少し口ごもって言葉が続かなくなりました。 

 

  

 

 

  


「あいつらはな・・・確かに下っ端の弱いやつだけどな・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「俺のいた黒孔雀の敵チームの・・・関係者かもしれないんだぞ!?」 

 

 

「・・・・・・」

 

 

「もう黒孔雀には迷惑かけられないんだよ!!俺は!!」

  

 

「・・・・・・」

    

  

「俺がこの寮に入ってることだって内緒にしてんだっ!!」

  

 

「・・・・・・」

     

  

「もしもケンイチのやったことのせいで揉め事に発展したらどうすんだ!?」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「ケンイチの気持ちはありがたいけどな・・・」


  

「・・・・・・」

 

 

「お前はこの土地の・・・地元の微妙な力関係なんて全然知らないだろ??」

 

汗 

「まぁ・・・それはそうだな(渋々)

 

 

「だったら・・・もっと慎重に動けよっ!!」

 

 

「・・・・・・」

 

  

「・・・どれくらい痛めつけたのか正直に全部言ってくれ」

(少し声のトーンを落として) 

 

「わかったよ・・・言うよ」

 

 

  

 

 


ケンイチはまるで叱られた幼稚園児のように口を尖らせながら少しずつ

語り始めました。  


 

 

 

 

 


「あれから、お前たちと別れてから・・・街の中心部まで走って行ったんだ」

 

 

「・・・うん」

 

 

「最初の目的は・・・K子だけを改めて誘い出すつもりだったんだよな」

 

 

「・・・そんなことだろうと思ったよ(苦笑)

 

 

「しばらく走ったらK子たち3人組がゆっくり歩いてるのに追いついた」

  

 

「うん・・・」

 

 

「つまり、彼女たちはあれから家に帰らないで街をうろついてたわけだな」

    

  

「・・・それで?」


 

「まっすぐ家に帰ると思ってたからさ、ちょっとムカついたんだよな、俺」

 

 

「・・・あっちにはあっちの都合があんだろーが(呆)

 

 

「でもよ・・・案の定、お前に絡んでたやつらもいたんだよ、そこに」

 

 

「やつらが・・・!?」

 

 

「そう。お前がいなくなったのをいいことに、まーたチョッカイだしてやがった」

 

汗 

「マジか・・・(汗)

 

 

「もちろん彼女たちはまともに相手してなかったんだけどな」

 

 

「・・・ならいいじゃん(安堵)

 

 

「でも・・・お前に捨てぜりふ残して逃げた男が・・・ちょっと許せねーだろ?」
 

 

「まぁ・・・確かに男らしくはないよな」

 

 

「K子たちも見たところかなり迷惑そうだったしさ」

  

 

「それで・・・?」

 

汗 

「それでさ・・・(汗)」  

 

汗  

「・・・やっちゃったのか(汗)

 

汗 

「・・・やっちゃいました・・・すまん、早まったかもしれない」

 

 

「どんな感じで・・・!?」

  

 

「男2人の耳を掴んでビルの隙間に連れ込んだ・・・」

 

 

「・・・で??」

 

 

「あとは急所以外をひたすら殴ったかな・・・あんまり覚えてないけど」

 

 

「急所を避ける冷静さはあったんだな・・・(苦笑)

 

 

「それは・・・軽いケンカの常識だろ。もうクセになってるからな」

 

 

「どれくらい痛めつけたんだよ」

 

 

「逃げて帰れる程度の体力は残しておいてやった」

 

 

「K子ちゃんたちは一部始終を見てたのか?」

 

 

「いや・・・男同士の話し合いだから見るなってきつく言っといた」

 

 

「でも盗み見くらいはするだろ・・・普通なら」

 

 

「少し離れたとこにあるカフェに・・・先に行っててもらった」

 

 

「なるほど・・・そこは抜かりないわけだな」

  


「やつらは・・・許してやったらさっさと走って逃げてったよ」


  

「なんか・・・言ってなかったか?」

 

汗 

「それなんだよ・・・○○・・・(汗)

 

 

「やっぱりなんか言ってたのか?」

 

 

「お前がさっき対立チームうんぬんとか言ってただろ?」

 

 

「うん・・・」

 

あせる 

「それ聞いて・・・正直“やばい”って俺自身さっき思ったんだよな」

 

 

「・・・なんで!?」

 

 

「どうやら俺も黒孔雀の仲間だと思われたっぽいんだよな」

  

叫び 

「・・・・・・(絶句)

(最悪のパターンだ) 

 

「“極走会をなめんなよ、黒孔雀の犬が!”とか言われたんだよ」

 

汗 

「・・・おいおい・・・それってかなりやばいだろ(汗)

 

 

「しかも・・・あいつら、元々Y美の顔とか知ってたっぽいんだよな」

  


「・・・どういうことだ?」

 

 

「Y美の今の彼氏って極走会の下っ端なんだろ?」

 

 

「確かにそう言ってたな」

 

 

「俺が殴った連中って・・・どうもさらにその下っ端っぽいんだよな」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「先輩筋の彼女だって知ってて口説いてたみたいなんだよな」

 

 

「そんなことまで・・・なんでわかったんだ?」

 

 

「俺がやつらに近づいてくときに聞こえた言葉が・・・そんな感じだった」

  

  

「間違いないのか?」

 

 

「たぶん、間違いないと思う

  

   

「・・・やってることもあり得ないけどやつらだけど・・・人間関係めちゃくちゃだな」

  

  

「極走会って上下関係・・・厳しくないのか?仮にもゾクだろ??」

 

 

「俺との揉め事以来、ちょっとした混乱状態だとは・・・噂で聞いてる」

 

あせる 

「・・・だから下克上もありなのか」

 

 

「そうかもしれない・・・」

 

 

「覚えてろよ・・・とか叫んでたからな・・・」

 

DASH! 

「ケンイチ・・・まさか俺らがこの寮に住んでることはバレてないだろうな?」

 

 

「大丈夫・・・だけどY美の彼氏と知り合いなら、そっち方面から漏れないかな?」

 

 

「彼女は大丈夫だろ・・・さすがに」

 

 

 

  


そう言いながら、私は得体の知れない嫌な予感を禁じえないでいました。



 

 

今回はここで締めさせて頂きます。

またのご来訪を心よりお待ちしております。

 

 

だって・・・悔やむことばかりですから・・・。

 

  

 

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