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2005-08-31 09:20:35

少しずつ明らかになり始めるMの裏事情

テーマ:ストーカー編

奥さま聞いて下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。

 

 


 

 

 

 

 

 

ゆっくりと運転手に歩み寄った婚約者は言いました・・・。

 

 

 


 

 

 

 


「色々とご面倒お掛けしました・・・。本当にありがとうございます」

婚約者は深々と運転手に頭を下げました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「黙ってみてたけどお嬢さん、いい度胸してるねぇ・・・惚れ惚れだね」 

 

 

「・・・いえ・・・そんなことないですよ・・・」

(ちょっと照れてる)

 

 

「いや・・・たいしたもんだ。びっくりだよ。私の娘も顔負けだ・・・」

(よほど娘さんが好きらしい)

  

  

「そんな◇◇さんのお嬢さんには絶対にかないませんですって・・・」

 

 

「いや、いい対決を見させてもらいましたよ・・・入場料払おうかな」

(微笑みながら)

 

「お恥ずかしいところお見せしちゃいました・・・」

 

 

「2人はちゃんと送り届けるから安心して下さい。明日休みだからね・・・」

 

 

「すいませんが・・・お願いします・・・お疲れなのに・・・」

  

「あとは・・・あのお兄さんの度胸次第かな・・・?」

 

 

「・・・そうですよねぇ・・・」

 

 

「なるべくフォローはするけどさ・・・」

 

 

「多分、何とかするとは思いますよ・・・あの人だって今回くらいは」


「そう信じてるけどねぇ・・・」

 

 

 

 

 

  

  

運転手と婚約者2人揃って私の方をチラリと見ました。

  

覗き見クロ   

何だか私に2人でプレッシャーをかけているような感じです。

知らないうちに2人の間には妙な信頼関係が出来ているようです。

なぜか私は仲間外れにされた気分・・・。

 

 

たまらず私は無理に会話に割り込みました。 

 

 

 

 

 

 

慌てるインコ  

「とにかく・・・これで君はうまく蚊帳の外になったから・・・」 

 

「あら!ちゃんと気付いてたんだ・・・」 

 

 

「んだよ・・・まったく・・・いくら俺でもそれくらいはさぁ・・・」

 

 

「じゃあ、よろしくね・・・本当に私はあなたから連絡を待つ身だから」

 

 

「ん?・・・うん・・・わかった・・・任せてくれぃ」

(やっぱり連絡絶つってのは本気なんだ・・・) 

  

  

「別に・・・あなたはMさんを選んだっていいんだよ・・・?」

 

 

「ばか!そんなことはありえないって!冗談でも言うなって!」

 

 

「そうだといいけど・・・とにかくちゃんと彼女の心の中を探ってあげてね・・・」

 


「心の中・・・ね・・・。なんか事情ありそうだもんな・・・」


 

「うん・・・私・・・以前似たようなこと言うコ・・・見たことあるの」

 

 

「似たような?」

 

 

「すぐに “死ぬ” っていうコ・・・」

 

 

「そんなやつ他にもたくさんいるのか?ひぇー!!??」 

 


「たくさんはいないよ・・・たまたま私の職場関係でね・・・」

 

 

「そうだよな・・・たくさんあんなのがいたんじゃ日本は滅びるよな・・・」

 

 

「そういう冗談はやめなさいってば」

 

 

「ごめん・・・とにかく君は似たような事例を経験済ってことか・・・」

   

  

「うん・・・だから私、“死ぬ” ってせりふ聞いて妙に落ち着いちゃったんだ・・・」

 

 

「なるほど・・・どーりで冷静なはずだ・・・」 

  

 

「きっと・・・彼女・・・何かあなたが知らない心の闇があるよ・・・」

 

  

「心の闇・・・か・・・」

 

 

「それをちゃんと探り出せば・・・解決も早いと思うよ」

 

 

「なかなか難しそうだな・・・」 

 

 

「嫌なら別にあの美人でセクシーなMさんと結婚してもいいのよ?」

 

 

「いや・・・やりますやります!頑張ります!捨てないで下さい」

 

 

「うふふふ♪・・・捨てられるのはどっちだかわかんないなぁ・・・」

 

 

「そういうこと言うなって・・・!」

 

 

「とにかく・・・あなた次第だからね・・・」

 

 

「俺次第か・・・まずはK田のことだなぁ・・・」 

 

 

 

 

 

 

 

 


運転手はそばでニコニコしながら私たちの会話を聞いています。

その表情に、私は20代半ばで亡くした父のことを一瞬ダブらせました。

私がこの運転手から感じている何とも言えない不思議な安心感は

きっと父親の姿を重ねているからでしょう。確かに体格や雰囲気は

非常に似ています。私は父親っ子でしたから・・・。



 

 

  

・・・とそこで、

コンビニの自動ドアが開く音がしました。Mがこちらへ戻ってきます

 

 

 



 

 

 

 

走るウマ

「じゃ!私・・・彼女とはもう話すこと無いから行きますね!!」

 

 

「おう!おやすみ!」

 

 

「お嬢さん・・・暗いから気をつけなさいよ」

 

 

「大丈夫です!近所だから・・・。じゃ!失礼します!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言って婚約者はMが戻る前に反対方向に走りだし、家路に

つきました。1回だけ振り返って軽く会釈をして暗闇に消えて

いきました。彼女の髪のシャンプーの匂いだけが残っています。


 

 

 

 

 

 

   


 

「婚約者さんは・・・帰ったんですか?」

 

 

「ああ・・・帰った」

 

 

「○○さんはどうするんですか?」

   

 

「家に帰るよ・・・何ならそこから君は俺の車で送るよ・・・」

 

 

「いや・・・2人とも私がちゃんと送るから安心して下さい」

 

 

「いや・・・でも・・・」

 

 

「明日明後日2連休だからね・・・大丈夫ですよ・・・」 

 

 

「・・・じゃあ、こっからは料金取って下さい。じゃないと頼めないっス」

 

 

「いいって・・・」

 

 

「いえ・・・これはまじでお願いします。俺にもプライドがあるので・・・」

 

 

「そうかい・・・?じゃ・・・あ・・・商売させてもらおうかな・・・」

 

 

「そうして下さい。それくらいの稼ぎはありますから・・・」

 

 

「そうだね・・・。わかりました。・・・とにかく寒いから車に乗りましょう」

 

 

「・・・はい!」

 

 

 

 

 

 

 


 

私とMは再びタクシーの中に乗り込みました。

今度は冷静になっていた私・・・。さすがにMと隣になるのを避けて

助手席に乗り込みました。Mは1人でゆったりと後部座席です。

 

 

 


これからタクシーはまず私の家に向かいます。往路ほど飛ばさない

ので、帰りは1時間くらいかかるでしょう。その間にうまくMから事情を聞き

出せればいいのですが・・・



・・・とそこへポケットの中の携帯が3回震えました。メール着信です。

行きの車中でマナーモードに設定しておいたので、私しか気付きません。

私はこっそり携帯を開いてメールを確認しました。




婚約者からです・・・。

 

 

 


 

  

  

  

“私・・・本当はすごく不安だよ。あなたがMさんを好きにならないか

 本当は不安だらけです。私は変わらずあなたを好きです。今回は

 あなたを信じて待っています。あと・・・Mさんとの直接対決の時、

 本当は怖くて膝がガクガク震えていました。長いダウン着てたから

 脚が隠れて分からなかったでしょ?今頃になって思い出して怖く

 なってきました。でも家に着いて少しほっとしました。あなたも気を

 つけてね。おやすみなさい\(^.^)/”

  
 

   

 

    

  

  
 

やはり婚約者も普通の女の子でした。スーパーマンじゃなかったようです。

何となく・・・ちょっと安心した私でした・・・。


 

 

 

 

  

「じゃあ忘れ物ないかい?車出すよ!」

 

 

「OKです!」

 

 



 

 



タクシーは再び来た道を戻り始めました。

 

 

 

Mは泣きながらトイレに駆け込んだはずなのに、いつの間にか

しっかりメイクを整えています

 

 

でも・・・表情が少し柔らかくなったのは間違いなく実感出来ます

おそらくトイレで思いっきり泣いたのでしょう。1回泣くとすっきり

してしまうことってありますよね?多分その効果でしょう。

もちろん婚約者の作戦が効を奏したこともあるでしょう。

 

 

婚約者が宿題に出した「Mの心の闇」を何とか探らなくてはいけません

K田との因縁をMから自発的に話すように仕向けねばなりません。

間違いなくMの豹変の根っこはそこにある気がするのです。 

 

 

 

私はどういう言葉をかければいいのかしばらく考えました。

Mもさっきまでの威勢の良さは消えて黙って窓の外を見ています

運転手は例のごとく職人風に黙って運転しています。

  

 

 

 

 

ふと私はまったく関係ないことを思い出しました。 

 

 

 

 

 

 

 

慌てるインコ

「あ!そうだ・・・M・・・ちゃん・・・返すものがあるんだ」

 

 

「・・・・・・?」

 


 



 

 

 

 

Mは不思議そうに私の顔を見ました。


 

 




  

 

 

「これ・・・こないだの4万円・・・必要ないから・・・」 

 

 

「・・・どういうことですか?」 

 


「うん・・・返すよ・・・アレは俺のおごりで構わないから・・・」 

 

 

「でも・・・私が無理にお願いしたんですから・・・」

 

  

「いや・・・前日にパチンコで儲かったしね・・・」 

(まったくの嘘)

 

 

「でも・・・」 

 

 

「つーか・・・俺は君からオゴってもらうほど貧乏じゃないよ」
  

 

「でも・・・色々と他にお金がかかるでしょうし・・・」 

(そういう気遣いが出来るならストーカーするなよ) 

  

 

「この年齢差でこれを受け取ったら俺が恥だろ?わかってくれよ・・・」 

 

 

「・・・・・」

  

  

「ほんとに・・・受け取ってくれないと俺がすご~く困るから・・・」 

 

 

「だって・・・今までは・・・」 

 

 

「ん??・・・今まで??」

 


「・・・・・・」

(目に涙が浮かぶ)


 

「どうしたの・・・?おい?平気か・・・?」

   

  

「うっ・・・うっ・・・うわぁぁぁぁぁ---ん・・・ひっく、ひっく」

(顔に似合わず激しく不細工な泣き声)

 

 

 

 

  

 


 

 

 

いきなり泣き出したM・・・。いったいどうしたのでしょう?

 

 

  

 

続きは次回にさせて頂きます。

次回からMの思わぬ予想外の過去が明らかになります。 

 

 

懲りずにこの情けない話を読みにお越し下さい。

心よりお待ちしています。

 

 

 

  

だって・・・妻には言えませんから・・・。

 

 


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※今回はブログ探検はお休みします。   

いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-08-30 00:12:38

婚約者の狙いとは・・・・

テーマ:ストーカー編

奥さま聞いて下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。


 

 

 

 

 

 

 

「勝手に死ねば?」

 

 

 

 

 

  

 


 

緊迫した場面で婚約者が発した思わぬ一言に一瞬その場は

凍りつきました。私はもちろん、冷静だったはずの運転手さえも

言葉を失っています。言われた本人のMでさえ、思わぬ逆襲に

遭って呆気にとられている様子です・・・。

 

  

 


 


 

 
 

 

「死にたいなら勝手にすればいいじゃん、わざわざ予告しなくても」

 

 

「・・・・!!・・・本当に死にますから!」

 

 

「どうぞ!ご勝手に♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


奥さま・・・最初にMと口論になったときの婚約者の怒りは

どこかへ消え去ってしまい、何だか妙に冷静になっています

女性って怖い!修羅場で強い!

欲求爆発ゾウ  

 

 


 

 

 

 

 


「そんなに欲しければ○○君だってあなたの自由にしていいよ」

(しかも何を言い出すのだぁ~:筆者涙)
 
 
「え・・・・!?」

 

 

「あなたが死のうがどうしようが私にはまったく無関係だから・・・」

 

 

「・・・・え・・・・あの・・・・」 

 

 

「私は用事は済んだし、寒いからもう帰る。あとはご自由に・・・」


 

「・・・どういうこと・・・ですか??」

  


「だ~か~ら~!!私はあなたとは関係ないの!わかる?」

 

 

「え・・・だって・・・○○さんとあなたは・・・」 

 

 

「あなたが○○君を好きなのは勝手だもん・・・私は関係ないよ」

 

 

「でも・・・あなたがいるから・・・私は・・・」 

 

 

「あなたの気持ちと私の存在はまったく別次元でしょ?」

 

 

「それは・・・」 

 

 

「それともなに?私がいるかいないかであなたは好きか嫌いか変わるの?」

 

 

「・・・いえ・・・それは・・・ないですけど・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

覗き見クロ  

婚約者の思わぬ激しい逆襲に、Mは圧倒されてしまい何も言い返せない

ようです。私にも婚約者の意図がまだ分かりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

「私・・・もう面倒だからあとは○○君に任せることにしたよ・・・」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「私は帰るから、あとは2人で勝手に良く話せばいいんじゃない?」

 

 

「・・・いいんですか・・・?」

 

 

「その結果・・・○○君があなたを選ぶなら文句なんか言わないわよ」 

 

 

「・・・え・・・?」 

 

 

「○○君さえその気ならいくらでも別れます。あなたみたいにゴネないよ」

(きっぱり)

 

  

「・・・別れてくれるんですか・・・?」 

 

 

「・・・だから、それを決めるのは○○君だってば・・・」

 

 

「・・・・・・」

  


「いいじゃない・・・どうせ少し嫌われちゃったのは気付いてたんでしょ?」

 

 

「・・・それは・・・・」

 

 

「あなただって馬鹿じゃないんだから・・・あれだけ嫌がらせすれば

 嫌われちゃうことくらいわかってるんでしょ?気付いてるんでしょ?」

 

 

「・・・・・・」 

  


「自分でも分かってるけど止まらないんでしょ?」

 

 

「・・・・・・」 

 

 

「どうしようもなくて困ってるんでしょ?」 

 

  

「・・・なんで・・・?」 

 

 

「さっきの話聞いててね・・・同じ女だから、勘かな・・・分かる気がする」

 

 

「・・・・・・」 

   

  

「とりあえず私は○○君が結論出すまで一切連絡しないからさ・・・」

(え・・・?そうなの・・・?)


  

「え・・・!?」 


 

「ゆっくり口説き落とせばいいじゃん、私は怒らないから・・・」

(この人すごいこと言ってるんですが・・・:筆者涙)

   

  

「ほん・・・とに・・・それで・・・いいんですか・・・?」

 

 

「あなたさっき・・・私に○○君と別れろって言ったわよね?」

 


「・・・はい・・・言いました・・・けど・・・」

 

 

「でも・・・私の気持ちを変えるのが無理なことくらいわかるわよね?」

 

 

「それは・・・」 

 

 

「私は○○君が好きよ。これは変わらない。いくらあなたでも変えられない」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「でも、あなたを選んでも文句は言わない・・・自分を押し付ける気はない」

 

 

「・・・それって・・・」

 

 

「オイシイ話だと思うけどなぁ・・・今のまんま確実に嫌われて行くよりも」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「あなたにもチャンスが出来たんだよ!?あなたの自由なんだよ!?」 

 

 

「・・・確かに・・・それは・・・ありがたいですけど・・・」

(言いながらカッターナイフをカバンに入れる) 

 

 


 
 

 

 


 

何だか私の意思を無視して女性だけでどんどん話が進んでいきます。

さすがに私も黙って聞いていられなくなりました。
  
     

 

 

 

 

 


 

 

慌てるインコ  

「ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと・・・・俺の意思はどうなるの?」

 

 

「あなたはこれからMさんと私をじっくり比べればいいんじゃない?」

 

 

「だって・・・そんなことしなくても・・・」

 

 

「私の存在に関係なく・・・Mさんのことをしっかり見て決めるの!」 

 


「・・・・?」

(なんでこんなにMの肩持つの?)

  

 

「Mさんとしっかり話して・・・すべて分かった上で決めればいいの!」


 

「・・・・??」
 

 

「私はその判断にはまったく無関係だから・・・どういう結果でもいいから・・・」 

 

 

「あ・・・!!」

 

 

 

 


 

 
 

私はやっと気付きました・・・。

婚約者の深い深い狙いにようやくうっすら気付いたのです・・・。


 

 

 

 
 

 

  
 
  

「そういうことかよぉ・・・」

(心の声) 

 

 

 

 

 


 
 

タイトル未設定   

私はやっと気付きました。婚約者は素晴らしい機転を利かせていたのです

この時の状況は、私とMの問題だけではなく、婚約者も絡む複雑な問題

なっています。特にMの異常行動は婚約者の安全を脅かすものでした

  

 

私は自分の心配をするのと同時に婚約者の心配もしなくてはなりません。

婚約者はとっさに私の負担を減らした上に、Mに気持ちの余裕を持たせて

平常心を取り戻させようとしていたのです。

 

  

さらに、先ほどの私との会話で、Mの変貌にはどうやらまだ私たちが知らない

事情がありそうなのがわかりました。そこを私がしっかり聞き出して、異常行動

の根本を封じることを期待してるのでした。すごい!婚約者!頭いい!

(これだけ詳しい意図は後日あらためて聞いたのですが・・・)

 

 

 

 

 

  

  

  

  

 

「私はもう目的はしっかり果たしたんだよね・・・」 

 

 

「ん・・・?目的・・・?」

 

 

「あなたが昨日の夜に裏切っていないってことはちゃんとわかったし・・・」

 

 

「ああ・・・うん・・・それはね」 

 


「あなたに私の気持ちはちゃんと伝えたし・・・あれ?さっき聞こえたよね?」

 

 

「Mに言ったせりふだよね?聞こえたことは聞こえたけど・・・」

(ちょっと照れる)

  

  

「じゃあ直接言います。私はあなたを愛してます!」


 

「あ・・・いえいえ・・・ありがとうございます・・・」 

(面と向かって言われるとさらに照れる) 

   

 

「だからあとは2人で何とかしてよ、私は帰るから・・・ね?」

 

 


 

 


 



 

そう言って彼女はコンビニ店内の時計を中腰で覗きました。

 

   

 

 

 

 

 


 

    

「もう2時になっちゃうじゃない・・・あ、さん・・・言い忘れたけど」


 

「・・・はい?」

 

 

「あなた・・・分かってるよね?このチャンスの生かし方・・・」

 

 

「え・・・?生かし方・・・?」 


 

「今度ストーカーみたいなことしたら・・・絶対に嫌われるよ」

 

 

「あ・・・・」 

 


「しつこい電話とか突然の訪問とか妙な手紙とか・・・下着とか・・・」 

 


「・・・・・・」

 

 

「アレは・・・ほんっとに逆効果だからね!可能性ゼロになるよ!」

 

 

「・・・あの・・・」

 

 

「な~に?」

 

 

「○○さんのこと好きじゃないんですか・・・?」 

 

 

「好きだってば。言ったでしょ?それはさっきはっきりと・・・」

  


「・・・じゃあ・・・なんで・・・?」

 

 

「あなたと○○君のことに関わりたくないの!あなたが○○君を好き

 なのは、あなたの勝手!私の気持ちも私の勝手!あとは彼次第

 でしょ?ごちゃごちゃ言っても何も変わらないもん。面倒は嫌なの!」

 

  

「・・・でも・・・私・・・○○さんもらっちゃいますよ・・・」

  

   

「○○君があなたを好きになればそれでいいわよ。ご自由に!」

 

 

「・・・私・・・本気ですよ!」 

   

 

 

  

 

 

 

 

そう言ってMはコンビニの中にあるトイレへと走って行ってしまいました。 

少し泣いているようです。なぜ泣いているのかは不明・・・。

  

  

ただし、婚約者との会話の最中にカッターナイフの刃を引っ込めて

カバンに入れたのは確かですし、先ほどまでの「死ぬ死ぬ攻撃」は

影を潜めているので、最悪の状況は脱したようです。

婚約者の意表を突いた逆襲は成功したようです。

 

  
 

その隙に婚約者は離れたところに立つ運転手の方へ歩み寄りました。


 

 


 

 

「色々とご面倒お掛けしました・・・。本当にありがとうございます」

婚約者は深々と運転手に頭を下げました。

 

 

 

 

 
今回は少し短いのですが・・・更新が遅れるよりはいいと思いますので
・・・続きは次回にさせて頂きます。



これからMの異常行動の背景が徐々に明らかになります。

またのお越しを心よりお待ちしています。

 


だって・・・妻にはまだ言えませんから・・・。

 

 


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~セキララ性活~

以前から何度かこっそり訪問して読んでいるブログです。

名前の通り、ちょっぴりエッチな内容も含まれていて

読んでいるうちにニヤニヤしてしまうと怖いので職場では

絶対読めません。自宅でこそこそ読んでます

大変夫婦仲の良い家庭の奥さまが、仲良しぶりを堂々と

日記にしているのですが、かなりフィジカルタッチが好きな

ご夫婦の様子で、たまにすごいことやってます(笑)

ずっとこういう夫婦でいられたら幸せですね。

私も見習わなくちゃ。性的表現が苦手じゃない奥さまは

試しにいかがですか



 

いいね!した人  |  リブログ(0)
2005-08-28 11:14:41

婚約者の予想を超えた逆襲とは!?

テーマ:ストーカー編

奥さま聞いて下さい・・・。

そして私を叱って下さい・・・。


 

 




走るウマ

「別れてくれないなら・・・・私死にます・・・遺書も残します」

 

 

 

   

 


 

 

突然とんでもないことを言い出したM・・・。

   


寒い12月の深夜に行われた異例の3者対談は予想通り

波乱の幕開になりました。

 

 

事実上の立会人は個人タクシー運転手の◇◇さん・・・。

彼は敢えて少し離れた位置に立っています

 

 

私の隣に婚約者が立ち彼女と対峙するようにMが背筋を

伸ばして立っていますMは車内で化粧を直したせいか

妙に眉と唇が際立っています

 

 

確かにきれいな顔立ちと言えばそうなのですが、荒い息遣い

血走った目をぎらぎらさせているその姿は暗闇で見るとちょっと

したホラーの主役並みの恐怖感を醸し出します

しかも冒頭のせりふ・・・。 

 

 

まさか「死にます」発言なんて古典的な展開になるとは、そこに

いる誰もが想像さえしていなかったので、しばらく重苦しい沈黙が

闇を支配しました。誰も口を開きません・・・。

 

タイトル未設定  

寒い冬は空気が乾燥しているので音波が伝わりやすいとどこかで

聞いたことがあります。現場は住宅街の中のコンビニ駐車場です

から、深夜はほとんど人も通らず静寂に包まれるのですが、沈黙

している私たちの耳には遠くの幹線道路を通るトラックの音がかすか

に届きます。


  

 

 

  

  

  

でも・・・一番大きな音はMの荒い息遣いです。


 

  


 

 

 

 

 

  

「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 


 

 


 

 

興奮しているせいか呼吸が速くなっていて、Mの口から白い息が

機関車のように吐き出されています。普通にしてれば美人なのに・・・。



 

パクパク魚  

最初に口を開いたのは運転手でした。

 

 

  

 

 

 

 


 

 

「お嬢さん・・・簡単に死ぬの生きるのなんて口に出しちゃだめだよ・・・」

 

 

「でも・・・私・・・本気ですから!はぁ、はぁ、はぁ・・・」

  


 

 

 

  

 

 



貫禄のある運転手が優しく諭すように言っても聞き入れません。


  

続いて情けない私自身が話しかけました。

 

 

 

 

 

  

 

 

 

慌てるインコ  

「あの・・・さ・・・そういうタチの悪い冗談はやめようよ・・・死ぬとかさ・・・」 

(今から考えればあの表情で冗談を言うはずがない!) 

 

 

「私・・・本気ですよ・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 

 

  

 

 

 


 

 

まったく会話が成立しません。 


 

 

一同は次の手を考え付かないまま、またしばらく沈黙が続きました

聞こえるのは少しだけ落ち着いてきたMの呼吸音だけ・・・。

  
 

 

 

 

  

  

 

 


「あの・・・さ・・・なんでそんなに俺なんかに執着するの・・・?」

 

 

「だって愛してるんだから仕方ないじゃないですか!はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 

「ちょ、ちょ、ちょっと待った!まず呼吸を整えよう!!」 


 

「・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 

「俺と一緒に息を吸って入ってみて・・・頼むから・・・言うことを聞いて」 


 

「・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 

「はい!吸ってぇ・・・・はい!吐いてぇ・・・・はい!その調子!・・・」

 

 
「はぁ・・はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・・・・はぁ・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

  

 

 

 
 

   

 

タイトル未設定   

少しずつMの呼吸が回復してくるのが分かりました・・・

私がなぜこの時、彼女の呼吸にこだわったかというと、過換気症候群

を恐れたからです。過換気症候群をご存じない奥さまのために少し

ご説明しておきます。過度のストレスや神経性の疾患などで呼吸回数

が極端に増えて、体内に酸素を取り込み過ぎるために起こる症状です。

痙攣を起こしたり、意識障害に陥ったりする怖い症状なのです。なぜ私

がこの症状を知っていたかと言いますと、実は私自身が過去の辛い体験

の際に過換気症候群を起こしたことがあり、その記憶がその瞬間に蘇った

のでした。「辛い体験」については後日、「トラウマ女」編で触れることになる

と思います(予定)。

  

  

 

 

  

 
 

 

  

   
「よーし、よーし・・・その調子・・・落ち着いてからゆっくり話そう」

 

 


 


  

 

 

   

  

私とMのやり取りを見ている婚約者と運転手は何も言わず見ています。


 

  

 


 

 

 

 


「もう1回聞くけど・・・なんで俺みたいなおっさんにこだわるの?」

 

 

「・・・おじさん・・・なんかじゃないです・・・」 

 


「だって・・・Mちゃんは俺よりも一回りは若いだろ?」 

 

 

「年齢なんか関係ないです・・・それに○○さん・・・若いですから・・・」

 

 

「いや・・・ありがたいけど・・・それにしてももっと若いヤツいるだろ」

 

 

「私・・・あんまり若い人・・・嫌いです・・・」

 

 

「いや・・・すごく若くなくても・・・20代後半くらいとかさぁ・・・」 

 

 

「私・・・○○さんとかK田さんくらいの歳の人がいいんです・・・」 

 

 

「・・・!?・・・・K田・・・・?」

 

 

「あ・・・30代の男の人がいいっていう意味です・・・!!」

(しまった・・・という表情を一瞬見せました) 

  
 
「俺の同期のK田と何か関係あるの?そういえばK田も・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


私は思い出しました。以前会社帰りに回転寿司屋に入ったときのこと

K田は確かにMのことをよく知っているようでした。確かにMは社内でも

評判になるくらいの美人ですが、K田の口調は間違いなくそれ以上の

ことを知っている含みがありました。確か彼はこう言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『あの女には気をつけたほうがいいぞ・・・』

 

 

 


  

 

 

 



まるでK田はMを個人的によく知っているかのような口ぶりでした

私も彼の態度を怪しんでいたので、後日あらためて問い詰めようと

して、結局そのままになっていました

    



 

 

  
 
 
 
 

 
「なぁ・・・Mちゃん・・・K田と何かあったの・・・?」

 

 

「何もないです!関係ないです!やめて下さい!」

  


「いや・・・でも・・・いきなりあいつの名前が飛び出したからさ・・・」 

 

 

「たまたま思いついたから出しただけです!本当に関係ありません!」

 

 

「・・・うーん・・・でもちょっと不自然だよ・・・君もK田も・・・」

 

 

「・・・!?・・・K田さん・・・何か言ったんですか??」

  


「いや・・・特には・・・ただ君のことよく知ってる口ぶりだったから・・・」

 

 

「同じ社内なんですから当然じゃないですか!勘繰るのはやめて下さい!」 

 


「そうか・・・そうなら仕方ないけどさぁ・・・・」 

 

 

「これ以上変なこと言うなら・・・私・・・ここで死にますよ!」

 

 

「・・・!!・・・いや!!もういい・・・悪かった・・・やめてくれ・・・」

(やばい!せっかく落ち着かせたのに・・・)

 

 

「・・・・・・」 

 

 

 


 

 


  


 


どう見ても間違いなくK田との間には何か裏がありそうです。でもこれ以上

この話題を突っ込むと、またMが逆上してしまうので、とりあえずその場

は引き下がりました。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

  

  

「たださ・・・君はついこないだまでは・・・全然違ったじゃん・・・」 

 

 

「・・・・」

 

 

「確かに仲は良かったけど・・・全然こういう感じじゃなかったよね?」

 

 

「・・・・」

 

 

「ここ1週間で急に変わったじゃん・・・。それは何でなの?」

 

 

「それは・・・」 


 

「まさか・・・俺のことをここ1週間で急に好きになったとか?」 

 

 

「・・・・」 

 

 

「普通は・・・そんなことはありえないだろ?・・・子供じゃないんだし」 

 

 

「・・・・」 

 

 

「だから・・・君の方で最近何か変わったことがあるんじゃない?」 

 


「・・・・」

 

 

「俺は・・・何も変わってないんだし・・・急にカッコよくなるはずないし」

 

 

「・・・やめて下さい・・・」 

 


「うん・・・?」

 

 

「・・・それ以上はやめて下さい・・・」

(低い声で)

 

 

「いや・・・だって・・・」 

 

 

「それ以上私を責めるならここで死にます!遺書だってあるんだから!」 

  

  

「責めてなんかないよ・・・!」

 


「死にます!死んじゃいますから・・・!」

(また表情が般若に戻る) 



「おい・・・そればっかり言うのはやめろって!」

 

 

「ここにある遺書にはちゃんと○○さんの名前も書いてますから!」 

 

 

「脅しかよ・・・マジでふざけるのはやめろ!」 

 

 

「本気ですよ!・・・はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 

「おい・・・マジで・・・」

  

 

「はぁ、はぁ、はぁ・・・私・・・本気です!・・・はぁ、はぁ、はぁ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 


再び感情を高ぶらせてしまったMはカバンの中からカッターナイフ

取り出して自分の手首に当てました。今から考えるとあまりに古典的で

ベタな行動です。しかもカッターナイフで手首を切ったとしても、その場

ですぐに死ねるはずがありません。

 

 

でも・・・緊迫した現場で刃物を見せられた私は急な出来事にすっかり

驚いて取り乱してしまいました。だいたい・・・死ねないとしても手首を

切ってしまえばそれなりの重傷を負うのは確実です。

 

 

 

  


 


 

 

  

   

「おい・・・やめろ!やめろって!馬鹿なマネはよせって!」

 

 

「私・・・本気です・・・私と付き合ってくれないと死にます!」

 

 

「お嬢さん・・・馬鹿なことはやめてちゃんと話をしなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに黙っていられなくなったのか運転手が久しぶりに口を挟みます

しかし私も運転手も相手が刃物を持っているだけにウカツに近寄れません。

軽率に取り押さえようとして、Mが勢いで自分を傷つける可能性もありますし、

こちらだって振り回されたカッターナイフで思わぬ怪我をするかもしれません。

  

   

 

 

  

 

  
しばらくお互いが睨み合って動かない“こう着状態”になりました

 

 

 


  

 

 

その場では誰も動きません・・・。言葉も発しません。

聞こえるのはMの荒い呼吸音だけ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ・・・」
  
 
 

 
 

 

 

 

  

 


・・・と、そこでいきなり大きな声で発言をしたのは思わぬ人物

なんと!それまで黙って見ていた婚約者が・・・

とんでもない言葉を発したのです!!!!!

  

 

 

   

   

  

   

 

   

    

   

  

 

「勝手に死ねば?」

 

  

 

 

 

  

 

 

 

  

  

げげ!ねこ  

な、な、な、何を言い出すんでしょうか、この人は???

 

 

 

 

 

続きは次回にさせて頂きます。

またのお越しをお待ちしています。



だって・・・妻本人には言えませんから・・・。


 

 

 

※ブログ探検はしたんですが、その部分を書くと更新が

 遅れるので次回に回しますね。

 

 

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