あらゆる植物に含まれる天然成分を使った超強力接着剤が誕生-。北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市)の金子大作助教は24日、同大で記者会見し、植物から取り出した「カフェ酸」という分子などを化学反応させ、強度が既存の瞬間接着剤の約2倍となった新接着剤の開発に成功したと発表した。
 「カフェ酸」はサツマイモや麦の茎など食用以外の部分にも含まれ、石油由来の製品に比べ、人体や環境に対して優しいのもメリット。
 金子助教によると、新接着剤は金属やプラスチック、炭素など幅広い材質で使用が可能。表面が滑らかなガラス同士などでも強力に効果を発揮するという。耐熱性にも優れ、自動車のエンジン付近などでの利用が考えられるが、高コストが課題で、現時点で市販すれば、価格は既存商品の約10倍程度になるという。 

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