養生訓(ようじょうくん)
皆様、こんばんは。
本日も昼間の気温とはうって変わり、
夕方から夜になると随分と寒くなりますね〜
明日から一週間は寒さが増すようですので、
皆様、くれぐれもご自愛ください。
さて、本日は33番目の”養生訓”を
紹介させていただきます。
《気血の流通は健康のもと》
㉝気血の流通は健康のもと
陰陽の気は天にあって、
おのずから流動して停滞しないから、
春・夏・秋・冬の年間の四時(季)が
うまく行なわれ、万物がよく生成する。
もし陰陽の気がかたよって、
停滞するようなことがあると、
流動の道がふさがって、冬は暖かく
夏は寒くなり、大風・大雨などの
天変となって凶害が起こる。
人の身体に於いてもまたそうである。
気血がよく流通して滞りがないと、
気が強くなって病気にならない。
気血がよく流れないと病気になる。
その気が上に停滞すると頭痛や眩暈となり
中に滞ると心臓病や腹痛となり、また腹が
つかえて張り、下に滞ると腰痛や脚気となり
さらに淋疝(疝気など)や痔瘻などの病となる。
故にしっとりと養生をしようとする人は、
できるだけ元気が停滞しないように
することであろう。
【引用資料】
貝原 益軒著 伊藤 友信訳
養生訓 全現代語訳 (講談社学術文庫)
東洋医学の世界では古来より、
『気(き) 血(けつ) 栄(えい) 衛(え)』
という言葉があるのですが、
『気』というのは生命エネルギーの総称で、
飲食物などからから得たエネルギーと
宇宙からのエネルギーとが結びつき
生命現象を起こすことをいいます。
『血』とは血液やリンパ液・組織液などの
人間の体液全体の総称のことをいいます。
『栄』とは栄養を補給することをいい、
血液の循環や栄養状態のことをいいます。
『衛』とは生体の防衛システムのことで、
生体の自然調節機能を指します。これは
所謂、恒常性(ホメオスタシス)を意味し、
人間に本来的に備わっている自然治癒力を
あらわしています。
これら『気 血 栄 衛』を好循環させる為に
経穴や経絡を刺激する事で体内の気を高め
病気や怪我を治癒させる事ができるのです。
これは”内気功療法”とも呼ばれています。
『気 血 栄 衛』という言葉を、
今の我々が使っている言葉に置き換えると
『自律神経』となりますが、この自律神経を
正常に機能させる事こそが『健康』の為には
必要不可欠なのです。
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